TOPPANホールディングス
TOPPAN株式会社、TOPPANデジタル株式会社などを傘下に置く持株会社 ウィキペディアから
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TOPPANホールディングス株式会社(トッパンホールディングス、英: TOPPAN Holdings Inc.)は、日本の総合印刷会社。国内印刷業界2強(当社と大日本印刷)の一角で、世界最大規模の総合印刷会社である。2023年9月までの商号は凸版印刷株式会社(とっぱんいんさつ、英: TOPPAN INC.[3])。 日経平均株価の構成銘柄の一つ[4]。
本社・小石川ビル(印刷博物館を併設) | |
種類 | 株式会社 |
---|---|
機関設計 | 監査役会設置会社[1] |
市場情報 | |
略称 | 凸版、TOPPAN、トッパン |
本社所在地 |
日本 〒112-8531 東京都文京区水道一丁目3番3号 北緯35度42分32.7秒 東経139度44分29.8秒 |
本店所在地 |
〒110-8560 東京都台東区台東一丁目5番1号 北緯35度42分2.9秒 東経139度46分41.4秒 |
設立 |
1908年6月4日 (凸版印刷株式会社) |
業種 | その他製品 |
法人番号 | 7010501016231 |
事業内容 | エレクトロニクス、IC、データベース、パッケージ、マーケティングほか |
代表者 |
代表取締役会長 金子眞吾 代表取締役社長兼CEO 麿秀晴 代表取締役兼副社長執行役員兼COO 坂井和則 |
資本金 |
1049億8600万円 (2021年3月31日現在)[2] |
発行済株式総数 |
3億4970万6240株 (2021年3月31日現在)[2] |
売上高 |
連結: 1兆4669億3500万円 単独: 8166億2000万円 (2021年3月期)[2] |
営業利益 |
連結: 587億8900万円 単独: 62億0700万円 (2021年3月期)[2] |
経常利益 |
連結: 580億5300万円 単独: 357億3400万円 (2021年3月期)[2] |
純利益 |
連結: 837億5400万円 単独: 789億7500万円 (2021年3月期)[2] |
純資産 |
連結: 1兆4531億6400万円 単独: 1兆0906億1300万円 (2021年3月31日現在)[2] |
総資産 |
連結: 2兆3635億0300万円 単独: 1兆8126億9200万円 (2021年3月31日現在)[2] |
従業員数 |
連結: 52,401人 単独: 10,730人 (2021年3月31日現在)[2] |
会計監査人 | 有限責任あずさ監査法人[2] |
主要株主 |
日本マスタートラスト信託銀行(信託口) 10.16% 日本カストディ銀行(信託口) 5.73% 日本生命保険 4.36% 東洋インキSCホールディングス 2.76% 第一生命保険 2.66% 従業員持株会 2.08% 講談社 1.95% 凸版印刷取引先持株会 1.73% SSBTC CLIENT OMNIBUS ACCOUNT 1.45% 日本カストディ銀行(信託口5) 1.36% (2021年3月31日現在)[2] |
主要子会社 | #関係会社参照 |
関係する人物 |
足立直樹(元社長) 降矢祥博(元副社長) 金子眞吾(代表取締役会長) 大久保伸一(代表取締役副社長執行役員) |
外部リンク | https://www.holdings.toppan.com |
大蔵省印刷局でエドアルド・キヨッソーネの部下だった木村延吉と降矢銀次郎が出資者を募ったのが始まり。社名の「凸版」は創業当時、最新鋭であった銅凸版印刷技術(別名・エルヘート式凸版印刷)を前面に出すためにつけられたものである。
「印刷テクノロジー」をベースにした「情報コミュニケーション事業分野」、「生活・産業事業分野」および「エレクトロニクス事業分野」の3分野にわたる幅広い「拡印刷」事業活動を展開。
最近は、従来の印刷だけでなく、印刷技術を応用したデジタル画像処理やエレクトロニクス製品にも力を入れており、カラー液晶に使用される液晶カラーフィルタ、半導体製造の原板となるフォトマスクを取り扱っている[5]。特に液晶用カラーフィルタの生産高は世界首位[6]。ICタグを用いたソリューションサービスにも積極的。またインターネット関連では、地図情報サイトの草分けである「Mapion(マピオン)」を事業会社化し、NTT東日本とともに株式会社サイバーマップ・ジャパン(現・株式会社ONE COMPATH:完全子会社)を設立した。2005年(平成17年)10月、Eビジネス事業部門の元となったコンテンツ流通配信サービス「bitway」(ビットウェイ)を、事業会社として独立させ、株式会社ビットウェイ(現・株式会社BookLive)を設立。
上記のようなデジタル技術を使い、観光客誘致・地方再生の支援ビジネスを「旅道」(TABIDO)の名称で展開。東京・丸の内にその拠点を置いている[7]。
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会オフィシャルパートナー(印刷サービス)に決定。また、ラグビーワールドカップ2019のトーナメントサプライヤーに決定。ラグビー日本代表、スーパーラグビーの日本チームもサポートすることになった。
2022年からは、浦和レッドダイヤモンズのトップパートナー(スポンサー)として、ユニフォームの背面下部分に「TOPPAN」のロゴを掲示する。
2023年に、1900年の創業以来初めての社名変更を発表。2023年10月に持株会社体制への移行にあたり、持株会社の商号を「TOPPANホールディングス株式会社」に変更。持株会社の傘下には、「TOPPAN株式会社」「TOPPANエッジ株式会社」「TOPPANデジタル株式会社」を設立。
また同年にグループ理念「TOPPAN's Purpose & Values」を制定。Purposeを「Breathing life into culture, with technology and heart./人を想う感性と心に響く技術で、多様な文化が息づく世界に。」と設定[8][9]。
トッパン印刷株式会社は、ロシアのウクライナ侵攻を受け、国際的な市場撤退の呼びかけにもかかわらずロシアでの事業を継続していることから批判を受けています。同社はロシアでの活動に関する公式声明を発表しておらず、これが利害関係者の間で倫理的な懸念を引き起こしています。トッパンは反腐敗フレームワークや紛争鉱物調達ガイドラインといった方針を導入しましたが、ロシアでの存在が引き続き注目を集めています。擁護団体は、進行中の地政学的危機の中での決定に関する透明性と説明責任の欠如を指摘しています。[10]
2021年4月1日から、新たな企業広告「すべてを突破する。TOPPA!!! TOPPAN」を開始。大泉洋と成田凌を起用し、テレビCMや交通広告、Web広告などを展開。CMの演出は大泉洋主演映画『騙し絵の牙』も手がけた吉田大八監督が務める。社名にある“印刷”の仕事にとどまらない会社の事業領域を伝え、社内外に向けて「すべてをTOPPA(突破)する会社」というブランディングを進めることが狙い。[25][26]
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