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くりぃむしちゅーがパーソナリティを担当していたラジオ番組 ウィキペディアから
『くりぃむしちゅーのオールナイトニッポン』は、ニッポン放送の深夜放送オールナイトニッポンで、お笑いコンビのくりぃむしちゅー(上田晋也、有田哲平)がパーソナリティを担当していたラジオ番組である。
くりぃむしちゅーの両者は、この番組の開始まで『知ってる?24時。』『進研ゼミ高校講座Presents 目からウロコ!24』を担当しており、一部コーナー・スタッフの引継ぎ、リスナーの声を番組内に取り入れる構成、学校名を明記した投稿が見られたことなどから分かるように、『くりぃむしちゅーのオールナイトニッポン』はこれらの後継番組としての要素を多く持っていた。またこの番組は、2人の役割分担が明確で(身勝手且つやりたい放題に振舞う有田、必ず損な役割を押し付けられそれに対してツッコんだり「カリカリ」する上田)、時には漫才のようなトークが繰り広げられた(本人たち曰くこの番組は「クソぶっかけ番組」)。iTunesポッドキャストの"トップPODCASTS"でも1位になるなどの人気番組であった。2016年からは復活特番が行われている。
時報直後は、主に以下のようなパターンから始まる。
その他、モノマネや時事ネタ、特別企画などで入るパターンもある。
オープニングは基本的に有田が主導していた。基本的には「フリートーク」であるが、全体の構成や展開を意識したものも多い。この部分がポッドキャストで配信(「くりぃむしちゅーのオールナイトニッポン"電話が鳴るまで"」1回につき約30分)されるので、非常に長いものとなっている。
オープニングトークの定番となっていたパターンは以下の通り。
以上のように厳密に区別できない場合もある。
有田が韓国旅行により放送をサボった際は、上田と後輩芸人の寿司(現・コトブキツカサ)が務めた。そのお詫びで、有田が上田に「1回だけサボっても良いよ」ということになったが、結局上田が好きなボクシングの試合DVDを見ながら行った。
タイトルコール方法の変遷〜有田からリスナーへ、そしてまた有田へ〜
Amoureux Solitaires , Zip a doo wah , Amicalement Vorte , Mona Lisa , Je ne sais pas dire oui , I'll expose you
この節の加筆が望まれています。 |
くりぃむしちゅーや多くのタレントの“創作美談”を募集し、「意外にもそんなハートフルな一面あったんだ…」と世間に思わせることでイメージアップを図ろうという非常にヤラしいコーナー。 上田はこのコーナーに「もっと、リアリティーがほしい。」などと積極的な姿勢を見せる。リアリティーのないものは「クソつきパンツ」らしい。評価の基準は、ダメなものから順に「クソつきパンツ」→「パンツ」→「美談」といった順番である。
『有田哲平の魂のリクエスト!』に投稿してきた「森ぷにすけ」というラジオネームから有田が着想を得、コーナー名のみ明示して投稿を募集。当初のコーナー名は『ぷにすけのコーナー』。その後3月25日のこのコーナーに「山田パチェコ」というラジオネームのリスナーから投稿があったことから、コーナー名が『ぷにすけ・パチェコのコーナー』に変更された。
「『ぷにすけのコーナー』とはどんなコーナーなのかを送ってもらう」という趣旨であり、具体的なコンセプトなどについては番組側からは一切明示されなかったため、徹頭徹尾脈絡のない意味不明な文章、俳句、「上田の母からの手紙」、構成に工夫を凝らしていたり美談を装っていたりするネタ文章、ぷにすけのおかしなアルバイトの顛末記などが次々と投稿されることになった。そういった多彩なネタのほとんどに「ぷにすけ」が登場するが、必ず登場させなければならないと決まっているわけではない。
このコーナーにおける上田は、『魂のリクエスト!』『スターダストNIGHT』等における場合と同様、有田やネタに苛立ちの表明と罵倒を繰り返す存在となっている。有田はネタを読み上げると、上田に「何ぷにですか」と評価を数値化することを求め、嫌々ながらも上田が下した評価にあわせ「では何パチェですね」と締める(たとえば上田が「2ぷに」と評価すると、「では8パチェですね」と締める。このように、「ぷに」と「パチェ」の数値の合計が必ず10になるように評価される)。なお、「ぷに」と「パチェ」がどういった価値を表しているのかは一切明示されていない。後には、「ぷに」「パチェ」に続いて、「晋也上田のハンパねぇ質問」(後述)に「スポーツとスパッツの違いがわかりません」という投稿があったことをきっかけに「スパッツ」という単位も使われるようになったが、こちらもどういった評価を示すのかは一切明かされなかった。
コーナーの最後に有田が「MVP」(MVぷにパチェ)を選定するが、どのネタも「ぷに」と「パチェ」の合計が10であるため差がつかず、毎回MVPは「なし」だった。このことに上田が怒るのも定番の流れとなっていた。
BGMは西村由紀江の「いつまでも」
2008年7月1日の放送で、上田が親交のある長渕剛と食事に行ったエピソードを披露。上田が、そこで出されたキュウリを螺旋状に切った刺身のつけ合わせを食べるべきか迷っていたが、長渕が食べているのを見て会話の間に食べることにした。その際、長渕が「おぉ~、お前もこういうの食うのか。」と話した。それを聞いた有田が長渕の口真似で「おめぇも螺旋も食うのか」とギャグを挟んだ。ここから着想を得て開始されたコーナーである。
「長渕が日常生活で言ってそうなフレーズ」を募集しているという体だが、もちろん「長渕が言わなさそうなフレーズ」を募集している(後述するコーナー「長州有力(ありき)の今しかないぞ! 俺たちの時代だ!!」と同じ趣旨)。コーナー開始にあたり、長渕本人の許可は得ていない模様。上田は長渕への体面もあり、笑いながらも嫌がっている。
OPトークにて、有田の初心に戻るといった考えから始まったメール相談コーナー。リスナーの素朴な悩みを有田がFMラジオのDJ風に読み上げるというものだった。しかし、有田が下品なラジオネームを伏せて相談を読みだしたため、その度に上田がラジオネームを発表するよう有田に要求し、有田が架空の趣味の話などをした後に、ラジオネームを紹介して次の相談に行くというパターンが繰り返された。はがきの募集はしていたものの、結局一度きりであった。
タイトルコールBGM:UEFAチャンピオンズリーグ・アンセム
ネタ読みBGM:アンセム-2002 FIFA World Cup 公式アンセム
葉書が採用されると「ガネック」と「ニッポン放送のタイムテーブル」、メールが採用されると「ガネックじゃない何か」が送付される。
(正式タイトル:映画キングコングプレゼンツくりぃむしちゅーのオールナイトニッポンリスナーが選ぶ2005年芸人MVP)
順位 | 芸人名 | 票数 |
1位 | レイザーラモンHG | 325票 |
2位 | 次長課長 | 128票 |
3位 | 長州小力 | 96票 |
4位 | カンニング竹山 | 95票 |
5位 | オリエンタルラジオ | 77票 |
6位 | ほっしゃん。 | 56票 |
7位 | スピードワゴン | 52票 |
8位 | 猫ひろし | 48票 |
9位 | 南海キャンディーズ | 40票 |
10位 | おぎやはぎ | 35票 |
10位 | 東貴博 | 35票(実質無効) |
アンタッチャブル アンガールズ まちゃまちゃ ヒロシ タカアンドトシ ペナルティ レギュラー 安田大サーカス ますだおかだ など・・・
順位 | 芸人名 | 票数 | 部門賞 |
1位 | レイザーラモンHG | 815票 | 年間2005年総合MVP◎ |
2位 | 次長課長 | 376票 | 最多ゲスト出演賞◎ |
3位 | 長州小力 | 263票 | パフォーマンス賞 |
4位 | オリエンタルラジオ | 259票 | 最優秀新人賞 |
5位 | カンニング竹山 | 167票 | ピンで敢闘賞○ |
6位 | タカアンドトシ | 135票 | ベスト漫才賞 |
7位 | 南海キャンディーズ | 121票 | ナイスコンビ賞○ |
8位 | おぎやはぎ | 115票 | 年間期待外れで賞 |
9位 | 土田晃之 | 75票 | ベストバイプレイヤー賞○ |
10位 | 劇団ひとり | 69票 | 最優秀演技賞 |
2006年4月中旬放送。ババアはほんっとにババアだなぁ参照。
前の週の放送で、有田が「上田の記憶力をテストする」という名目でラグビー部の話を上田に振ったことがきっかけで、ラグビー部の話題となる。黒瀬先生・まさきよ監督・ぷ(中瀬)・な先(中村先輩)といったラグビー部の人々にまつわる事件について2人が話したところリスナーから大反響のメールが殺到した。 これに調子に乗った番組スタッフは、本来ゲストを招くはずの翌週のスペシャルウィークをゲストを呼ばず、とにかくラグビー部の話一本にした。
上田に第一子となる子供が生まれたときに、オールナイトで公表するつもりだったのだが先に『おしゃれイズム』で発表してしまったので、せめてもの償いとリスナーから募集した。候補は色々あがったが(たとえば、上田素股、上田ピーピーピー子、上田デリヘル、上田千都里など)、上田が妻にリスナーの意見を持っていくのが遅すぎたため、結局(番組内であがった候補からは)使われなかった。ちなみに、上田の妻の受けが最もよかった名前は「千都里」であったという。
2007年6月12日放送。お金に困っているリスナーのビンボーアピールを聞いて、上田が自腹で1万円をプレゼントしていく企画。ゲストは麒麟。
証言した関係者
2008年夏に有田のダイエット挑戦企画が再び敢行され、毎週の放送日ごとに計量していたが、またもや目標値に達することができず失敗。リスナーからの意見を募った上で、有田に計3つの罰ゲームを課すことが決定する。(基本的に有田を養護することが多いリスナーだが有田のあまりに情けない結果を受けてかこの時はほぼほぼ有田へ厳しい意見が寄せられていた。)だが、罰ゲームを実行する段階になっても有田が異様にゴネたため、結果的に上田も参加することになり、有田7、上田3の比率でくじ引きを行い、被執行者を決めてから実行することに。1回目は「局部がエネルギッシュになるドリンクを飲んで2時間生放送(有田)」、2回目は「低周波治療器を着けて2時間生放送(上田)」、それに続くトリとして、本項目の罰ゲームは決行された。
「大御所ゲスト」とは、世界一受けたい授業で共演している堺正章。自らの新譜の宣伝を兼ねての出演だった。罰を受けるのは有田に決定。堺を放送が流れない部屋に待機させたうえで、当日のオープニング内で「パネェ質問」を選考[4]。結局上田の選考により、以下の質問が選ばれた。
そして堺をスタジオに迎え 、フリートークに混ぜる形で有田はパネェ質問を決行。堺はその度に「ちょっと、表へ出ろ」「俺はキュウリでも民芸品でもないよ」などと語気を強めて発言[5]。有田は呂律が回らなくなるほど怯えてしまったばかりか、冗談企画に「のせられていた」ことを知らされた堺から、お詫び代わりといわんばかりに、上田すら知らなかった事実を白状させられることになる(脚注欄参照)。後にこの番組の放送直後のオールナイトニッポンエバーグリーン(11月4日放送分)にて、当番組の常連ハガキ職人であるRNせんずりが悪ノリで送った「アンコーさんは民芸品についてどう思いますか」という質問メールが読まれている。悪ノリが他の番組にまで及んだことから、次週の放送で「人様に迷惑をかけるな」と上田がRNせんずりを叱った(はみずり事件)。
(コメント出演、電話出演を除く)
最初から特別番組として放送されるケースと、くりぃむしちゅーが春休み、夏休み、秋休み、正月休みで休む時に代役として起用されるケースがある。
2015年11月、初代AD鈴木(ビーチ)の結婚式のお祝いコメントを撮影するために石川がくりぃむしちゅーの元を訪れたところ、「リスナーだったっていうスタッフから番組で話した事について聞かれるが、全く覚えてないから誰かまとめサイトとかを作ってほしい」と言われ、「じゃあ番組本作りますか」と返すと「あーじゃあ作って!」と言われ、番組終了から7年以上経ったのにもかかわらず番組本作成の動きがある事を『石川・ホンマ・ぶるんのBe-side Your Life』で石川が明かした。
その後、2021年4月9日に番組本が発売されることが明らかにされた[6]。レギュラー放送終了から実に12年以上経って番組本が出版されるのは極めて異例である。
この本が発売されると発表されると、発売される前の段階で「Amazon」の売れ筋ランキングにおいて、全体の1位に輝いた[7]。また、「Amazon」のサブカルチャー部門においては、数週間にわたって1位を獲得した[7]。この為、大反響に加え、予約が好調に推移していることから、発売の発表から3日で重版が、発表から10日でさらに再重版がされることがそれぞれ決まった[7]。そして、2021年4月9日に発売され、この時点で発行部数が累計で2万部を超えた[8]。
金曜1部枠で放送。一夜限定で番組が復活することが2016年6月6日に発表された。番組内では熊本地震を受け月1回のチャリティートークライブを開催することを発表[10]。「ツッコミ道場! たとえてガッテン!」(お題は「幻の最終回対決」と称して対戦が行われなかった最終回と同じく「DAIGO」、「木下優樹菜」)、「有田哲平の魂のリクエスト!」のコーナーが放送された。
レギュラー放送時以来となる火曜1部枠で放送[11]。「スターダストNIGHT」からスタート。「ガッテン」等のコーナーとあわせ、レギュラー時にもゲスト出演の経験があり、当時「ピコ太郎」ブームに乗っていた古坂大魔王がコメントを寄せたほか、直近のトークライブ予定の告知も行われた。しかし裏番組を担当している爆笑問題太田光は、自身の番組と被せられたことに不満があった[12]。有田の結婚発表の直後であったため、その話題も多かった。
月曜1部枠で放送。翌月に地元・熊本でトークライブを行うことを発表。
オールナイトニッポン放送開始50周年記念『お笑いラジオスターウィーク』企画として金曜1部枠で放送[13]。
『お笑いラジオスターウィーク2020』企画として火曜1部枠で放送[14]。164回目のレギュラー放送という設定であり、「今でもレギュラーでやっているんですけど。2年半くらい、星野源さんがピンチヒッターでやっていただいている。」という有田に対して上田は「ピンチヒッターの幅が長すぎない? あっちの方が多いよ」とツッコんだ[15]。前回の放送からは2年ぶり、火曜1部枠での放送は4年ぶりとなった。コーナーは「ガッテン」が行われ、上田チームが勝利。「有魂リク」も行われた。
上記番組本のヒットを受けて、水曜1部枠で放送[16]。これまでの特番同様、「165回目のレギュラー放送」の設定で放送された。
『オールナイトニッポン55周年記念 オールナイトニッポン55時間スペシャル』の企画として13:00 - 15:00に第166回目のレギュラー放送。18年目に突入[17]。
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