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TBSラジオの深夜放送枠 ウィキペディアから
『JUNK(ジャンク)』は、2002年4月1日からTBSラジオをキーステーションに、JRN系列局で放送されている深夜放送のラジオ番組放送枠である。2005年4月1日放送分までは「Junk」表記が使われた。
お願い:一社提供番組や冠スポンサー番組ではありませんので、スポンサーの記述はしないで下さい。 |
JUNK | |
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ジャンル | バラエティ番組 |
放送方式 | 生放送/録音 |
放送期間 | 2002年4月1日 - |
放送時間 | 火 - 土曜 1:00 - 3:00(月 - 金曜 25:00 - 27:00)(120分) |
放送局 | TBSラジオ |
ネットワーク | JRN、ラジオ関西 |
パーソナリティ |
【月】伊集院光 【火】爆笑問題〈田中裕二・太田光〉 【水】山里亮太(南海キャンディーズ) 【木】おぎやはぎ〈小木博明・矢作兼〉 【金】バナナマン〈設楽統・日村勇紀〉 |
公式サイト | 公式サイト |
特記事項: 開始から2003年9月26日までは24:00 - 25:00枠・25:00 - 27:00枠の2枠に分けて放送(24:00枠については、地方ネット局は27:00からの放送だった)。 各曜日の番組内容については各記事を参照。 |
それまで同局で放送されていた平日24時台(ネット局では27時台)の『Be@t B@by!!』と、25時台の各曜日で独立・分離した番組編成だった旧『UP'S〜Ultra Performer'S radio〜』枠(2000年3月までのUP'S枠と同じ、25:00 - 27:00の枠)を一番組に統合・2部制となる形でスタートした。
同番組では当初、2部制の形態を取っていたが、系列局の中で25時台にニッポン放送の『オールナイトニッポン』をネットしている放送局では25時台の『JUNK』は未ネットで、旧『Be@t B@by!!』枠の番組のみを引き続きネットしていた。
2003年9月29日からは27時台に2002年4月から関東ローカルで放送されていた兄弟番組の『B-JUNK』が全国ネットに昇格し、この番組からネット局がTBSラジオとの同時ネットに変更された。そして2005年4月4日からリニューアルされ2008年9月26日までは『JUNK2』を放送、この日をもってTBSラジオとネット局との同時ネットは廃止となり、代わって2008年9月29日からは再リニューアルされ『Be@t B@by!!』同様TBSラジオのみ24時スタート、ネット局は27時スタートの『JUNK ZERO』となり2010年4月2日まで続いた。
2006年4月4日より放送中のJUNK全番組でポッドキャスト配信を開始した(後述参照)。2007年2月には、番組内の企画で動画共有サービスYouTubeを使いスタジオ映像を配信するなど、新たな試みが行われている。
2008年9月26日までは番組終了間際には27時開始であった『JUNK2』のジャンクションが挿入されていた(火曜日『爆笑問題カーボーイ』のみ流れていなかったが、それは原則録音放送のためと考えられる。また、他の曜日も収録だった場合はジャンクションが流れなかった)。2008年9月29日からは後番組がTBSラジオのみ『OTTAVA con brio』、ネット局は『JUNK ZERO』と異なっている状態から、ジャンクションは廃止された。
2008年12月には「JUNK座談会スペシャル」と称して、JUNK全パーソナリティー全員が参加した特別番組をTBSオンデマンド等で有料のストリーミング配信を行った。
2009年7月6日よりABCラジオでネット開始。ネット局が増えるのはJUNKがスタートしてから初めての出来事である。
2009年12月26日には『JUNK年末スペシャル 有馬記念座談会』と題して深夜帯ではない午後8時(20時)から1時間放送された。
2010年春改編にて、TBSラジオは「積極的に新規リスナー獲得を目指す」方針[1] により、水曜から金曜の3番組(『雨上がり決死隊べしゃりブリンッ!』『アンタッチャブルのシカゴマンゴ』『加藤浩次の吠え魂』)を終了、また『JUNK ZERO』まで続いた『JUNK』を冠した1時間枠を廃止。同年4月7日から『水曜JUNK 山里亮太の不毛な議論』を開始[2]、4月8日から『火曜JUNK ZERO おぎやはぎのメガネびいき』が木曜JUNKに移動、4月9日から『月曜JUNK ZERO バナナマンのバナナムーン』が『金曜JUNK バナナマンのバナナムーンGOLD』に改題し移動、4月10日から土曜の同時間帯に新設の『JUNKサタデー』枠に『エレ片のコント太郎』が水曜JUNK ZEROから移動した[3]。なお、TBSラジオにおいて25:00 - 27:00放送の同一冠深夜番組枠に土曜日が追加されたのは、『パックインミュージック』第1部が1972年4月8日をもって土曜枠を廃止して以来、38年ぶりの出来事である。なお、この際の改編以降パーソナリティの交代が1度もない。
2011年3月11日・12日ならびに14日 - 18日は東北地方太平洋沖地震に関する報道特別番組のため休止。全番組が休止するという事態は初めてとなる(ただし14日以降は、パーソナリティー側の要望で、各曜日の担当パーソナリティーが特別番組の冒頭で生出演し、番組休止の旨の告知及び被災しているリスナーへの激励の言葉を述べた)。ネット局もそのまま報道特別番組を放送。本来、関西地区のJRNの報道番組のネット受け・送り出しはMBSラジオの担当[4] となっているため、ABCラジオ経由でJRNの報道特別番組が流れるのは異例である。
2014年4月改編でABCラジオが、自主制作番組を復活させたことにともない、2014年3月28日(金曜日)にABCラジオでの番組ネットを終了。再び全国4局ネットに戻ったが、2015年4月1日(水曜日)より神戸のラジオ関西(CRK)のネットが開始され、再び関西を含める全国5局ネットになる。 『JUNKサタデー』枠についてはスタートからネット局がなくTBSラジオローカルだったが、2019年4月より琉球放送でネットが開始された。その後、2021年3月をもってJUNKサタデー枠が廃止となった。
2017年4月にTBSラジオの平日深夜の帯番組として最長放送記録を保持していた『パックインミュージック』の15年という記録を更新し、『JUNK』が最長寿番組となっている。2022年4月には放送20周年を迎えた。
2005年4月1日放送分まで、時報後すぐに流れるオープニングソングや、一部のCM枠前のサウンドステッカー(ジングル)の作曲はTHE ALFEEの高見沢俊彦によるものであった。
2005年4月4日放送分より、オープニングソングがリニューアルされた。当時は共通のテーマソングの後に、『JUNK』『JUNK2』各放送枠で異なるタイトルコールがなされていた。『JUNK ZERO』のオープニングソングは、若干異なるものが採用された(最後に放送枠のコールが流れるのは同様。金曜のみ「JUNK ZERO Friday Special」とコール)。
2023年2月6日放送分からJUNK20周年のイベント開催に合わせ、オープニング曲が当番組のために書き下ろされた東京スカパラダイスオーケストラの「JUNK or GEM」に変更されている。
いずれも英語によるタイトルコールが入っており、初代は「TBS RADIO Presents JUNK!! 〇〇JUNK!! (「MONDAY JUNK!!」のように〇〇には各曜日が入る)」、後の2代はジングルの最後に単に「JUNK!!」とコールする。
番組プロデューサーは開始当初、菊池健志と池田卓生であったが異動により担当が変更となり、2010年3月には池田卓生と萩原慶太郎(通称:ハギピー)の2名体制となっていた。2010年4月から2012年3月までは、池田卓生が1人で担当していた[5]。同年4月からは宮嵜守史が担当している[6]。
1組の出演者に対し、1ディレクターが固定して担当し、ディレクターの異動が他局と比較し、ほとんど無いのが特徴。
番組開始当初は、一部パーソナリティの変更がありながら、24時台が『Be@t B@by!!』の流れからアイドル・ミュージシャンがパーソナリティを務め、25時台が旧『UP'S』でのパーソナリティがスライドしての番組編成だったが、2005年4月改編以降パーソナリティからアイドル・ミュージシャンが消え、芸人・タレントのみの担当となり、一層お笑い色が強い番組内容になっている。
JUNK関連放送枠内において番組の移動が下記のように行われた。
2009年2月発売の雑誌「BRUTUS」においての「ラジオ特集」において数多くの著名人がよくチェックする番組に『JUNK』を挙げ、また『雨上がり決死隊のトーク番組アメトーーク!』(テレビ朝日系)の「黒沢ナイト」(『水曜JUNK 雨上がり決死隊べしゃりブリンッ!』のリスナーが発案した企画)の回においては、森三中・黒沢かずこが必ず聴くラジオ番組として『JUNK』シリーズを挙げている。多くのお笑い芸人が聴取していることと、また一貫して「お笑い番組」のスタイルに徹していることもあり、一定のブランドを構築しつつある。Mr.Children・桜井和寿もこの番組のファンである。
2015年10月現在、『JUNK』で最長番組なのは『伊集院光 深夜の馬鹿力』で『UP'S』や無冠時代を含めると20年。『JUNK』時代から数えると『伊集院光 深夜の馬鹿力』と『爆笑問題カーボーイ』で13年6ヶ月である。2004年9月までJUNK枠で放送していた『コサキンDEワァオ!』は『UP'S』時代から数えると『深夜の馬鹿力』と同じ9年、『JUNK』枠時代は2年半。番組自体は、タイトルを変えながら、1981年10月から2009年3月まで27年半の長寿番組であった。またJUNKサイトのトップイラストはこのコサキン2人がモデル。
2010年4月から土曜枠に限り、1時と2時の間に、時報CMが差し込まれている。
2010年8月から2015年5月(新規配信は3月で終了)までTBSラジオが運営する音声コンテンツ配信サイト「らじこん」で番組の一部が有料配信されていた。ただし『伊集院光 深夜の馬鹿力』は携帯向けのみの配信、『バナナムーンGOLD』はDVDの撮影のため他の番組に遅れて2010年9月から配信であった。
ネットスポンサーは全ネット局共通の『オールナイトニッポン』と異なり、全ネット局共通のスポンサーとは別に、TBSラジオのみローカルスポンサーも含めた混合になっている。そのため、提供クレジットもTBSラジオとネット局には別々に送信されている。読み上げは必ずTBSのアナウンサーがするため、『オールナイトニッポン』のようにパーソナリティが生で提供を読む事はない(本枠以前の番組も同様)。また、提供クレジットはオープニング後・エンディング前だけではなく、1時台終わり・2時台始めにも入る。
※ただし、2002年5月13日 - 2003年3月21日には「セインのRAIJIN JUNK ENGLISH」(セイン・カミュが英字コミック雑誌「RAIJIN COMICS」を使って役立つ英語を紹介するミニ番組。NRNフルネット局であるラジオ大阪にもネットしていた)を放送したため、この期間の0時台の放送時間は0:00 - 0:55(ネット局は3:05 - 4:00)に短縮された。
放送曜日 | 名称 | パーソナリティ | 放送方式 | 番組開始日 |
---|---|---|---|---|
月曜日 | 伊集院光 深夜の馬鹿力 | 伊集院光 | 生放送 | 1995年10月9日[7] |
火曜日 | 爆笑問題カーボーイ | 爆笑問題 | 生放送→録音(場合によっては生放送あり) | 1997年4月8日[7] |
水曜日 | 山里亮太の不毛な議論 | 山里亮太(南海キャンディーズ) | 生放送 | 2010年4月7日 |
木曜日 | おぎやはぎのメガネびいき | おぎやはぎ | 2006年10月6日[8] | |
金曜日 | バナナマンのバナナムーンGOLD | バナナマン | 2007年4月2日[9] | |
※カッコ内の番組開始年月は、同時間帯枠でのスタートから数えたもの。●印は前身の「Be@t B@by!!」と「UP'S〜Ultra Performer'S radio〜(無印も含む)」時代より継続。
ネット局の場合、正月特番や地元スポーツチームの優勝特番などによる休止あり。
※『JUNK』24時台(27時台)番組終了後、ネット局は『B-JUNK』に移行。
2002年4月からWindows Media Audio形式での番組のダイジェスト配信が行われていたが、2006年4月4日からは『TBS RADIO podcasting954』でポッドキャスト配信を行われていた。
ポッドキャストでは新たに録音した音源や、放送された番組の切り抜き音源を配信している。これまでJUNKのホームページで聞くことができた音声ファイルは、すべてポッドキャスト用の音源に切り替わった。更新は月曜-木曜は放送当日(例えば月曜の番組は火曜日のように)の昼頃、金曜日・土曜日は翌週月曜日の昼頃更新されていた。
2006年9月1日から、JUNK全番組(JUNK 交流戦スペシャルを除く)のポッドキャストに電通とサイバー・コミュニケーションズによる音声広告が付いた。開始から1か月後にすべて撤廃されたが、2009年3月9日-13日の配信分からPodcastADによる音声広告がつくようになった。
配信内容はそれぞれの曜日によって異なっている。以下がその一覧、しかし内容が変更されることもあった。
ポッドキャストは数か月間分のエピソードがダウンロードできるようになっているが、パーソナリティが吉本興業所属のタレントの番組の場合、配信期間が1週間限定となっている。つまり、最新のエピソードしか入手できないようになっていて、毎週聞くためには毎回1週間以内に更新しなければならない。また、非吉本のパーソナリティの番組にゲストとして吉本所属のタレントが出演した場合もそのエピソードは1週間限定となっていた。
2016年6月30日の『podcastin954』のサービス終了にともない、ストリーミングの『TBSラジオクラウド』に移行している。なお、2017年11月から、火曜のみ「爆笑問題のリトルカーボーイ」としてポッドキャストを復活させたが、配信元はTBSラジオではなく爆笑問題が所属するタイタンの子会社・アバンテーベになっていた。
2022年11月からTBSラジオの芸人が出演する番組のポッドキャストが配信を開始した際に、月曜以外の配信が復活している。
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