福井銀行
福井県福井市にある地方銀行 ウィキペディアから
福井県福井市にある地方銀行 ウィキペディアから
株式会社福井銀行(ふくいぎんこう、英: The Fukui Bank, Ltd.)は、福井県福井市に本店を置く地方銀行。福井県内では福銀が通称として使用される。マスコットは、オーバーオールがポイントの「ふくちゃん」。キャッチコピーは「いつも、いつでも、いつまでも」。
2020年に竣工した福井銀行本店 | |
種類 | 株式会社 |
---|---|
機関設計 | 指名委員会等設置会社[1] |
市場情報 | |
略称 | 福銀 |
本社所在地 |
日本 〒910-8660 福井県福井市順化一丁目1番1号 北緯36度3分47.2秒 東経136度13分2.0秒 |
設立 | 1899年(明治32年)12月19日[2] |
業種 | 銀行業 |
法人番号 | 9210001003641 |
金融機関コード | 0147 |
SWIFTコード | FKUIJPJT |
事業内容 | 預金業務、貸出業務、有価証券売買業務、投資業務、為替業務など |
代表者 |
林正博 (取締役兼代表執行役頭取) |
資本金 |
179億6500万円 (2020年3月31日時点)[3] |
売上高 |
単体:325億2700万円 連結:407億2900万円 (経常収益、2020年3月期)[3] |
経常利益 |
単体:25億4600万円 連結:34億1300万円 (2020年3月期)[3] |
純利益 |
単体:18億5300万円 連結:21億4000万円 (2020年3月期)[3] |
純資産 |
単体:1150億3400万円 連結:1237億5900万円 (2020年3月31日時点)[3] |
総資産 |
単体:2兆9421億100万円 連結:2兆9510億1900万円 (2020年3月31日時点)[3] |
従業員数 |
単体:1312人 連結:1806人 (2022年3月31日時点) |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 |
明治安田生命保険 5.75% 福井銀行職員持株会 3.68% 日本生命保険 3.27% 住友生命保険 3.17% 日本マスタートラスト信託銀行(信託口) 2.24% (2019年3月31日時点)[4] |
主要子会社 | #関連会社参照 |
外部リンク | https://www.fukuibank.co.jp/ |
株式会社福井銀行のデータ | |
---|---|
法人番号 | 9210001003641 |
店舗数 |
96店 (国内本支店・出張所) |
貸出金残高 | 1兆5,861億29百万円 |
預金残高 | 2兆803億32百万円 |
特記事項: (2016年3月31日時点) |
福井県や県内のほぼ全て市町村、国立大学法人福井大学などの指定金融機関である。福井県内でのシェアは約40%であり、福井県の第一地方銀行である。
福井県内でのシェアとしては、預金が43.8%、貸出金が38.7%となっており、いずれも県内でトップシェアである(平成27年度)[要出典]。また、福井県内に本社を置く企業において、福井銀行をメインバンクとする企業のシェアが約45%となっている(2020年、帝国データバンク調べ)[5]。
福井銀行は、1899年(明治32年)に地元福井で繊維業を営む者たちが、福井県の繊維業のさらなる発展を目的として、各々資金を出し合って設立された銀行である(資本金30万円)。現存する地方銀行の設立過程としては、国立銀行を前身としたものが多い(七十七銀行、八十二銀行など)が、福井銀行はこうした国立銀行を前身とした設立過程ではないため全国でも稀有な例として知られている[注釈 1]。
2016年5月、福井市順化1丁目に所在する旧館と新館からなる本店の新築計画を明らかにした。発表によれば現本店を取り壊し、新本店を建設する間は、同市今市町にある福井銀事務センターを本店各部署の仮オフィスとして暫定的に使用。総事業費は90億~100億円程度を見込み、2018年度中に着工。当初は2020年春の完成を目指すとしていたが[6]、当初の予定より遅く同年12月7日に業務を開始した[7][8]。なお、本店の隣には、北國銀行(石川県金沢市)の福井支店が2020年11月に移転している[5][9]。
2016年10月に福井銀行と福井新聞社が共同で企画・発行している電子マネーのカード「JURACA」が、福井県の県民カード第1号に認定された[注釈 2]。
福井県内では、池田町以外の全市町に75店舗の支店を有する(池田町は役場にATMを設置)。
福井県以外にも、石川県に10店舗(前述の小松支店は福邦銀行小松支店も入居)、富山県に4店舗、京都府・滋賀県に2店舗(前述の舞鶴支店は高浜支店の店舗内店舗)、東京都・愛知県・大阪府にあわせて3店舗を有している。営業店とは別にタイ王国の首都バンコクに駐在所を構えている。現在の店舗については「福井銀行 店舗・ATM検索」を参照。
また、本店、支店などの営業店のほかに、本部機能を集約させた福銀センタービルがあり、その他にも事務処理センターなどを有している。さらに、営業店とは別に「ナチュラプラザ」(福井市開発)というローンや保険の相談ができる店舗もある。このほか2016年12月には、店舗再編の一環による営業体制の効率化などを目的に「ふくぎんKuruza(クルーザー)」と名付けた移動店舗を導入した[45]。
さらに、エリア制を採用しており、エリア統括店を中心に営業を行っている。以下がエリアとエリア統括店である。
東京、大阪市、愛知県名古屋市、京都市ではエリア制をとっていない。
2009年(平成21年)1月、NTTデータ地銀共同センターへ移行した[46][47]。
同行のATMでは、「FITネットATM」により、北國銀行・富山第一銀行のキャッシュカードの入出金については自行扱いとなり、利用可能時間帯は入出金とも完全無料である。ただし、3行以外が幹事行の共同利用自動機店舗並びにコンビニATMについては対象外。2006年(平成18年)4月3日より提携3行間との相互入金の取り扱いを開始した。
なお、法人カードは当行と北國銀行の間の相互利用のみに限られる。
同行は2006年(平成18年)11月22日より、セブン銀行と提携してATMサービスを開始した[48]。提携当初は平日日中の出金手数料を無料としていたが、現在は入金と残高照会のみ無料で、ジュラチック王国支店の口座とセブン銀行との共同設置ATMを除いて、終日110円から220円の出金手数料がかかる。また、イオン銀行開業と同時に提携を行い、福井・イオン両銀行相互にATMの利用が可能となっている。イオン銀行では法人カードは利用できない。
2007年(平成19年)10月より福井ふるさとネットサービスとして、同行、福邦銀行と県内5信用金庫(福井、越前、武生、敦賀、小浜)の7金融機関の個人カードを持つ顧客は、各金融機関が設置しているCD・ATMでの残高照会と現金引出において手数料完全無料(時間外手数料・提携手数料を無料)になっている。また、これに福井県JAバンクも遅れて参加している。
また、2021年(令和3年)1月には、福井県内の第二地銀である福邦銀行の子会社化を目指していることが報道された[49]。
個人・法人カードによる入金・出金・カード振込の取扱で、カード入金に限り終日無料となる。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.