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福井県のマスコットキャラクター ウィキペディアから
Juratic(ジュラチック)は、福井県のマスコットキャラクター。恐竜をモチーフにしており、同県における「公式恐竜ブランド」としている[1]。
2014年2月14日に、ラプト、サウタン、ティッチーの3体のキャラクターが福井県とジュラチック王国と姉妹関係を締結したという設定で誕生[2]。デザインは日清食品のチキンラーメンのマスコット「ひよこちゃん」などを手掛けた中野シロウ[2]で、福井県で発掘された恐竜にちなんでいる[2]。
2015年2月17日には、追加の17体のキャラクターを発表[2][3]。追加キャラクターは福井県の17市町(2015年時点)をイメージしたものとなっている[3]。この追加キャラクター群も中野シロウがデザインを手掛けており[3]、キャラクターのデザインは福井県内の各市町を実際に訪問して制作した。
「Juratic」は恐竜の時代を表すうえで一番有名な「ジュラ紀」を表す「Jurassic」と、「〜のような」の「チック」を合わせた造語であり、「恐竜のような」キャラクターという意味である。
ここでは、Juraticを使用した商品展開などについて記載する。以下の項目以外については公式サイトを参照。
カバヤ食品の食玩シリーズ「ほねほねザウルス」で、福井県立恐竜博物館とのコラボレーションとして2016年に第1弾を発売[4]。第1弾は2か月間で約16万個を完売する[4]人気を得て、2017年に第2弾[4]、2018年に第3弾を発売した。福井県外の企業とのコラボレーションでは最大の製造金額となっている[2]。
2017年3月1日に、福井銀行のインターネットバンキングの支店「ジュラチック王国支店」を開設[5]。スマートフォンの専用アプリで口座開設できるのが特徴となっている[5]。詳細は福井銀行インターネット支店 ジュラチック王国支店を参照。
2017年10月31日からキッズステーションにおいてテレビアニメ『ジュラチック』の放送を開始[6][7][8][9]。全26本のミニ番組で放送時間が1分程度[8]、14本がキャラクターによるアニメ、12本が実写映像の番組となっている[6][9]。自治体によるキャラクターのアニメ化は全国初[7]。複数年の放送で、2017年度の当初予算に500万円を計上している[7]。
2018年に、福井県越前市出身のシンガーソングライターせりかながJuraticのテーマソング「dinosaur」をリリース[10][11]。同年2月13日に全国発売された[11]。
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