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日本の作詞家、作曲家、音楽プロデューサー、ゲームクリエイター、実業家 (1970-) ウィキペディアから
志倉 千代丸(しくら ちよまる、1970年7月3日 - )は、日本の作詞家、作曲家、音楽プロデューサー、ゲームクリエイター、実業家。株式会社CHIYOMARU STUDIO代表取締役社長、株式会社エムファイブ代表取締役社長、株式会社アミュレート代表取締役会長、株式会社INVISION代表取締役会長。
しくら ちよまる 志倉 千代丸 | |
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生誕 |
1970年7月3日(54歳)[1] 日本・埼玉県戸田市 |
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代表作 |
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取締役会 |
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音楽家経歴 | |
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担当楽器 | ギター |
レーベル | 5pb.Records |
株式会社MAGES.代表取締役会長、ル・アイド芸能株式会社代表取締役会長、株式会社ドキドキグルーヴワークス取締役、株式会社クラスジャパン学園取締役。株式会社ドワンゴ取締役、学校法人角川ドワンゴ学園元理事(〜2019年6月)を歴任。
埼玉県戸田市出身。父はミュージカルぼーいずのリーダーである志村としお[2]。兄は音楽プロデューサー兼ゲームプロデューサーの富士丸翔[3]。名前の由来は、生まれた当時父志村としおがNHKでレギュラーがあり、テレビ局の名前から名付け様としたが、NHKを名前には付けられない為、生まれた当時NHKが千代田区内幸町にあった為、千代田区から千代丸と名付けられた。
小学生の頃からBASICでプログラムを組み、自作ゲームを雑誌に投稿していたが、この頃は音楽には興味がなかった[4]。
中学生時代にBOØWYの影響でバンド活動を始める。当時はドラムを担当しながら、作詞・作曲・編曲を全てを自身で行い、次第に曲作りだけをしたいという思いが募っていった[5]。並行してプログラミングも続けており、この頃の「昼はプログラミング、夜はバンド活動」という厨二病(本人談)生活が後の活動につながっていく。
高校卒業後、日本電気株式会社(NEC)の子会社にプログラマーとして入社し、「ISDN」プロジェクトチームに研究員として配属されるも、急に先輩に叱られたので心が折れ、7ヶ月で退社しゲーム業界へ[6]。
音楽家として自立することを考え、ゲーム好きであったことからゲーム音楽に可能性を見出し、ヒューマン株式会社にプログラムにも強い作曲者として採用される[5]。『ファイヤープロレスリング』『フォーメーションサッカー』『クロックタワー』シリーズなどの作曲に関わり、同社の『爆走デコトラ伝説』の演歌で名前が知られる様になる。その後に退社。須田剛一とはヒューマン時代からの仲。
サイトロン・デジタルコンテンツに属し、音楽プロデューサーとして磯江俊道らと共にKIDより発売されているゲームや、その他様々なメーカーの楽曲を手がける他、水樹奈々や小倉優子、村田あゆみへの楽曲提供、『NOVAうさぎのうた』や数々の人気声優ユニットを世に送り出している。
AKB48のメンバーが出演する公共広告機構(現:ACジャパン)とNHKとの共同キャンペーンCM「3Rで地球を救おう」に楽曲を提供した。
東京・池袋のテーマカフェ「王立アフィリア魔法学院」、名古屋の「王立アフィリア・ダイニング」のプロデュースを手がけ、同店のテーマソングなども発表している。
2005年4月にサイトロン・デジタルコンテンツ取締役兼総合プロデューサーを辞職して、株式会社5pb.の立ち上げに参加し代表取締役社長に就任。
2008年4月より桃井はることラジオ『THE WORKS』(FM NACK5)のパーソナリティとして出演している。
2011年6月にAG-ONEと5pb.が合併して発足した株式会社MAGES.の代表取締役社長に就任。
2011年12月よりつんく♂と共同で、『AKIHABARAバックステージpass』をプロデュースしている。
2013年12月の株式会社ドワンゴによるMAGES.の完全子会社化(それまでは旧AG-ONEの流れからドワンゴと文化放送との合弁)に伴い、後にドワンゴの執行役員に、2014年10月1日にはドワンゴグループとKADOKAWAグループの経営統合(KADOKAWA・DWANGO→カドカワ→(新)KADOKAWA)による経営方針変更により、ドワンゴ取締役に就任。2015年4月1日付でMAGES.代表取締役会長に就任。
カドカワ系の角川ドワンゴ学園が運営する2016年開校のN高等学校に創設以前から深く関与[7]。2019年6月まで理事を勤めた[8][9]。
2019年7月12日にはCHIYOMARU STUDIOを通じてMBOによりMAGES.の全株式を取得して独立させ、社長に再任[10]。
2020年4月3日付で株式会社コロプラがCHIYOMARU STUDIOの持つ発行済全株式を全取得し完全子会社化した[11]。これに伴い、同年10月25日には志倉が会長に就任[12]。
2023年1月4日、任期満了に伴い同日付でMAGES.の会長職を退任し、同社エグゼクティブプロデューサーに就任[13]。
宮村優子と共に結成したバンド「loose@rouse」ではギターを担当。KIDの『想い出にかわる君 〜Memories Off〜』のテーマ曲、『インモラル・インパルス』を手がけた。声優としても活躍し、自ら楽曲提供したKIDの『想い出にかわる君 〜Memories Off〜』の飛田扉役や、トンキンハウスの『D→A』シリーズではイフリース・アージェント役、さらに乙女ゲーム『硝子の森』では主役を務めた。文化放送を中心としたラジオでは、いくつかの番組でパーソナリティを務めた。
レトロPCゲームオタクであり、企画原案を担当したゲームには往年のPCゲーム、周辺文化へのオマージュがみられる。また『STEINS;GATE』のスピンオフ作品、『STEINS;GATE 変移空間のオクテット』でその趣味が遺憾なく発揮されており、英単語でのコマンド入力、LINE&PAINTの再現、FM音源のエミュレートなどマニアックな作りになっている。
グランド・セフト・オートシリーズのファンでもあり、好きが高じてグランド・セフト・オートVを自らが代表を務めた5pb.から日本向けPC版販売の権利を獲得したことを明かしている[16]。
影響を受けたゲームデザイナーに『スナッチャー』の小島秀夫、『テトリス』のアレクセイ・パジトノフを挙げている[17]。『スナッチャー』および「メタルギア」・「メタルギアソリッド」シリーズの小島秀夫との共同企画が進行中[18]で、Twitter上での交流も盛んである。また、「300人委員会」と称するiPhoneやPCを使った配信を行い度々ファンと交流している。
志倉の楽曲によく見られる特徴として、Bメロを16小節にするなどといったサビを盛り上げる要素(志倉曰く『テトリス』)や、二段構成のサビがある[19]。そのため志倉の曲はメロが長い楽曲が多い。
歌詞は予めその楽曲のストーリー性などを書いたリリックノートと照らし合わせながら書き起こす為、独特の世界観が見られる。こそあど言葉やカタカナ表記の英語などの表現が多いのも特徴である。逆に、歌詞に一人称が使われているものは少なめである。
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