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毎年度功績を残した将棋棋士などに日本将棋連盟から与えられる賞 ウィキペディアから
将棋大賞(しょうぎたいしょう)は、毎年度功績を残した将棋棋士などに日本将棋連盟から与えられる賞である。第1回の表彰は1974年に行われた。
1967年から行われている囲碁の棋道賞にならって1974年に創設され、主催は雑誌『将棋世界』だった[1]。
記録部門の賞以外は翌年度初めの4月1日頃に選考委員によって決定・発表され、その模様は『将棋世界』誌に掲載される。個人賞は各タイトル戦を主催する社の記者の代表等10数名。名局賞、升田幸三賞は東京将棋記者会の代表数名と棋士代表数名で選考会が行われる。
各賞の受賞年は「前年度の記録・活躍」が対象となる。
1.個人賞(選考委員による選考)
2.記録部門(成績により決定)
3.優れた対局内容に対する賞(選考委員による選考)
4.その他の賞(選考委員による選考)
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回 | 年 | 最優秀 棋士賞 | 特別賞 | 優秀 棋士賞 | 敢闘賞 | 勝率 一位賞 | 最多 勝利賞 | 最多 対局賞 | 連勝賞 | 新人賞 | 最優秀 女流 棋士賞 | 優秀 女流 棋士賞 | 女流 最多 対局賞 | 東京 記者会賞 |
51 | 2024 | 藤井聡(4) | なし | 伊藤匠 | 丸山 | 藤井聡(6) .852[注 1] |
伊藤匠 藤本 51勝 |
伊藤匠 69局 |
佐々大 15連勝 |
藤本 | 福間(14) | 西山(3) | 加藤桃(2) 52局 |
小林健 小山怜 |
50 | 2023 | 藤井聡(3) | なし | 渡辺明(9) | 羽生 | 藤井聡(5) .828 | 藤井聡(5) 53勝 | 服部 68局 | 渡辺和(2) 18連勝 | 服部 | 里見香(13) | 西山(2) | 西山 65局 | 田中寅 中田宏 |
49 | 2022 | 藤井聡(2) | なし | 渡辺明(8) | 菅井 | 伊藤匠 .818 | 藤井聡(4) 52勝 | 藤井聡(2) 64局 | 渡辺和 20連勝 | 伊藤匠 | 里見香(12) | 西山 | 伊藤沙(4) 53局 | 桐山 |
48 | 2021 | 藤井聡 | なし | 渡辺明(7) | 豊島(2) | 藤井聡(4) .846 | 藤井聡(3) 永瀬(初) 44勝 | 永瀬 67局 | 澤田 14連勝 | 池永 | 里見香(11) | 山根 | 加藤桃 43局 | 杉本昌 |
47 | 2020 | 渡辺明(2) | 木村一 | 豊島 | 永瀬 | 藤井聡(3) .815 | 藤井聡(2) 53勝 | 佐々大 67局 | 永瀬(3) 15連勝 | 本田 | 里見香(10) | 伊藤沙(2) | 伊藤沙(3) 46局 | 高橋和 |
46 | 2019 | 豊島 | なし | 渡辺明(6) | 広瀬(2) | 藤井聡(2) .849 | 佐々大 46勝 | 広瀬 64局 | 渡辺明 15連勝 | 大橋 | 里見香(9) | 渡部 | 伊藤沙(2) 36局 | 伊藤果 |
45 | 2018 | 羽生(22) | 藤井聡 | 菅井 | 豊島 | 藤井聡 .836 | 藤井聡 61勝 | 藤井聡 73局 | 藤井聡 29連勝 | 藤井聡 | 里見香(8) | 伊藤沙 | 伊藤沙 41局 | 森雞 |
回 | 年 | 最優秀 棋士賞 | 特別賞 | 優秀 棋士賞 | 敢闘賞 | 勝率 一位賞 | 最多 勝利賞 | 最多 対局賞 | 連勝賞 | 新人賞 | 最優秀 女流 棋士賞 | 女流 棋士賞 | 女流 最多 対局賞 | 東京 記者会賞 |
44 | 2017 | 佐藤天 | 加藤一 | 羽生(4) | 久保(2) | 斎藤慎(2) 青嶋 .750 | 千田 48勝 | 千田 佐々勇 65局 | 豊島 青嶋 12連勝 | 八代 | 里見香(7) | 上田 | 室谷(2) 40局 | 森信 |
43 | 2016 | 羽生(21) | なし | 渡辺明(5) | 佐藤天 | 斎藤慎 .769 | 佐藤天 41勝 | 佐藤天 59局 | 佐藤天(2) 15連勝 | 斎藤慎 | 里見香(6) | 室谷 | 室谷 33局 | 淡路 |
42 | 2015 | 羽生(20) | なし | 糸谷 | 郷田(3) | 菅井 .796 | 菅井 43勝 | 豊島 56局 | 横山 13連勝 | 千田 | 甲斐 | 香川 | 清水(3) 37局 | 佐藤義 |
41 | 2014 | 森内(2) | なし | 羽生(3) | 郷田(2) | 村山慈(2) .767 | 羽生(14) 42勝 | 羽生(12) 62局 | 永瀬(2) 12連勝 | 大石 | 里見香(5) | 甲斐(2) | 香川 34局 | 滝 |
40 | 2013 | 渡辺明 | 羽生(2) | 羽生(2) | 中村太 | 永瀬 .786 | 羽生(13) 51勝 | 羽生(11) 68局 | 中村太 15連勝 | 永瀬 | 里見香(4) | 上田 | 中井(2) 38局 | 石田和 |
39 | 2012 | 羽生(19) | なし | 渡辺明(4) | 郷田 | 中村太 .851 | 羽生(12) 豊島(2) 44勝 | 羽生(10) 63局 | 永瀬 18連勝 | 菅井 | 里見香(3) | 清水(3) | 清水(2) 55局 | 勝浦 |
38 | 2011 | 羽生(18) | なし | 久保(2) 渡辺明(3) | 広瀬 | 佐藤天 .795 | 羽生(11) 43勝 | 渡辺明 58局 | 佐藤天 17連勝 | 豊島 | 里見香(2) | 甲斐 | 中井 清水 30局 | 佐伯 |
37 | 2010 | 羽生(17) | なし | 久保 | 木村一 | 豊島 .763 | 豊島 45勝 | 久保(2) 61局 | 阿久津 13連勝 | 戸辺 | 里見香 | 清水(2) | 上田 岩根 36局 | 谷川女流 |
36 | 2009 | 羽生(16) | 中原 | 渡辺明(2) | 久保 | 宮田敦 .757 | 久保 49勝 | 久保 73局 | 金井 11連勝 | 佐藤天 | 清水(13) | 里見香(2) | - | 大内 |
35 | 2008 | 羽生(15) | なし | 佐藤康 | 深浦 | 村山慈 .783 | 羽生(10) 44勝 | 羽生(9) 62局 | 佐々慎 佐藤和 13連勝 | 村山慈 | 清水(12) | 矢内 | - | 真部 |
34 | 2007 | 佐藤康 | なし | 羽生 | 渡辺明(2) | 阿久津 .776 | 佐藤康(2) 57勝 | 佐藤康(2) 86局 | 糸谷 14連勝 | 糸谷 | 矢内(2) | 里見香 | - | コンピュータ 将棋協会 |
33 | 2006 | 羽生(14) | なし | 森内 渡辺明 | 佐藤康 | 佐藤紳 .787 | 渡辺明 41勝 | 羽生(8) 62局 | 羽生(5) 18連勝 | 佐藤紳 | 矢内 | 千葉 | - | 瀬川 |
回 | 年 | 最優秀 棋士賞 | 特別賞 | 優秀 棋士賞 | 敢闘賞 | 勝率 一位賞 | 最多 勝利賞 | 最多 対局賞 | 連勝賞 | 新人賞 | 最優秀 女流 棋士賞 | 女流 棋士賞 | 女流 最多 対局賞 | 東京 記者会賞 |
回 | 年 | 最優秀 棋士賞 | 特別賞 | 殊勲賞 | 技能賞 | 敢闘賞 | 勝率 一位賞 | 最多 勝利賞 | 最多 対局賞 | 連勝賞 | 新人賞 | 最優秀 女流 棋士賞 | 女流 棋士賞 | 東京 記者会賞 |
32 | 2005 | 羽生(13) | なし | 渡辺明 | 佐藤康(5) | 山崎 | 近藤正 .822 | 羽生(9) 60勝 | 羽生(7) 78局 | 近藤正 14連勝 | 阿久津 | 清水(11) | 中井(3) | 河口 |
31 | 2004 | 森内 | なし | 久保 | 深浦 | 渡辺明 | 深浦 .761 | 森内(2) 46勝 | 森内(2) 64局 | 山崎(2) 22連勝 | 田村 | 清水(10) | 中井(2) | 二上 |
30 | 2003 | 羽生(12) | 谷川(3) | 丸山(2) | 森内(3) | 佐藤康 | 山崎 .745 | 羽生(8) 50勝 | 羽生(6) 74局 | 山崎 16連勝 | 渡辺明 | 中井(6) | 石橋 | 西村 |
29 | 2002 | 羽生(11) | なし | 郷田(4) | 佐藤康(4) | 森内 | 木村一(2) .836 | 木村一 61勝 | 木村一 73局 | 佐藤康(2) 17連勝 | 松尾 | 中井(5) | 清水 | 加藤一 |
28 | 2001 | 羽生(10) | なし | 丸山 | 藤井猛(2) | 久保 | 羽生(7) .764 | 羽生(7) 68勝 | 羽生(5) 89局 | 羽生(4) 14連勝 | 山崎 | 清水(9) | 斎田 | 有吉 |
27 | 2000 | 羽生(9) | なし | 藤井猛 | 丸山 | 鈴木大 | 木村一 .797 | 丸山(2) 50勝 | 谷川(5) 丸山 68局 | 丸山(3) 18連勝 | 堀口一 | 石橋 | 中井 | 関根茂 関根紀 |
26 | 1999 | 羽生(8) | 村山聖 | 佐藤康(2) | 藤井猛 | 郷田(2) | 行方 .778 | 藤井猛 43勝 | 藤井猛 羽生(4) 谷川(4) 59局 | 久保 14連勝 | 木村一 | - | 清水(8) | 加藤博 |
25 | 1998 | 谷川(5) | なし | 屋敷 | 佐藤康(3) | 郷田 | 郷田 .762 | 郷田(2) 48勝 | 郷田(2) 63局 | 屋敷 15連勝 | 真田 | - | 清水(7) | 内藤 |
24 | 1997 | 羽生(7) | 清水 女流 | 三浦 | 森内(2) | 屋敷(2) | 鈴木大 .757 | 阿部隆 47勝 | 谷川(3) 阿部隆 63局 | 鈴木大 14連勝 | 鈴木大 | - | 清水(6) | 木村徳 |
23 | 1996 | 羽生(6) | 羽生 | 郷田(3) | 佐藤康(2) | 森雞 | 羽生(6) .836 | 羽生(6) 丸山 深浦 46勝 | 深浦 66局 | 丸山(2) 17連勝 | 行方 | - | 清水(5) | 丸田 |
22 | 1995 | 羽生(5) | 谷川(2) | 郷田(2) | 森下(2) | 深浦(2) | 久保 .810 | 羽生(5) 郷田 52勝 | 郷田 71局 | 丸山 24連勝 | 丸山 | - | 清水(4) | 長谷久 |
21 | 1994 | 羽生(4) | 米長 | 佐藤康 | 森内 | 深浦 | 井上慶 .756 | 佐藤康 50勝 | 佐藤康 71局 | 佐藤康 15連勝 | 深浦 | - | 清水(3) | 蛸島 |
20 | 1993 | 羽生(3) | なし | 郷田 | 佐藤康 | 村山聖 | 羽生(5) .782 | 羽生(4) 61勝 | 羽生(3) 78局 | 羽生(3) 22連勝 | 郷田 | - | 中井(4) | 大山 |
19 | 1992 | 谷川(4) | 大山(4) | 森内 | 森下 | 羽生(2) | 森内 .797 | 森内 63勝 | 森内 79局 | 中田宏(2) 18連勝 | 中田宏 | - | 清水(2) | 加藤治 |
18 | 1991 | 谷川(3) | なし | 森下 | 小林健 | 屋敷 | 森下 .757 | 森下 56勝 | 森下 74局 | 中田宏 16連勝 | 佐藤康 | - | 林葉(6) | 五十嵐 |
17 | 1990 | 羽生(2) | 二上 | 米長 | 南 | 森下 | 羽生(4) .757 | 羽生(3) 53勝 | 羽生(2) 71局 | 羽生(2) 15連勝 | 屋敷 | - | 林葉(5) | 佐瀬 |
16 | 1989 | 羽生 | なし | 島 | 森雞 田中寅 | 南 | 羽生(3) .800 | 羽生(2) 64勝 | 羽生 80局 | 羽生 18連勝 | 森内 | - | 中井(3) | 廣津 |
15 | 1988 | 谷川(2) | なし | 南 | 塚田泰(2) | 羽生 | 羽生(2) .820 | 羽生 50勝 | 高橋道 68局 | 神谷 28連勝 | 森下 | - | 清水 | 高柳 |
14 | 1987 | 高橋道 | 大内 | 福崎 | 塚田泰 | 中村修 | 羽生 中田宏 .741 | 谷川(2) 47勝 | 谷川(2) 76局 | 塚田泰 22連勝 | 羽生 | - | 中井(2) 林葉(4) | 山本武 |
13 | 1986 | 谷川 | 大山(3) | 中村修 | 高橋道 | 塚田泰 | 富岡 .740 | 谷川 56勝 | 谷川 86局 | 南(2) 15連勝 | 富岡 | - | 中井 | 渡辺東 花村 |
12 | 1985 | 米長(3) | 加藤治 | 桐山(2) | 有吉 | 中村修 | 有吉 .746 | 加藤一(2) 有吉 島 44勝 | 加藤一 77局 | 有吉(2) 20連勝 | 島 | - | 林葉(3) | 金子 |
11 | 1984 | 米長(2) | 谷川 | 森安秀(2) | 桐山 | 田中寅(2) | 田中寅(4) .688 | 桐山 45勝 | 森安秀(2) 74局 | 小野修 10連勝 | 高橋道 | - | 林葉(2) | 荒巻 |
10 | 1983 | 中原(5) | なし | 谷川 | 内藤(2) | 桐山(2) | 南 .769 | 中原 52勝 | 中原 82局 | 南 15連勝 | 南 | - | 林葉 | 角田 |
9 | 1982 | 加藤一 | なし | 森安秀 | 谷川(2) | 田中寅 | 田中寅(3) .763 | 森安秀 46勝 | 森安秀 71局 | 加藤一(2) 12連勝 | 中村修 | - | 蛸島(2) | 原田 |
8 | 1981 | 二上 | なし | 加藤一(3) | 勝浦 | 桐山 | 田中寅(2) .723 | 米長(2) 55勝 | 米長(6) 88局 | 有吉 13連勝 | 小林健 | - | 山下 蛸島 | 松下 |
7 | 1980 | 大山(2) | なし | 木村徳 | 谷川 | 淡路 | 福崎 .786 | 大山(4) 53勝 | 大山(3) 74局 | 伊藤果 12連勝 | 福崎 | - | - | - |
6 | 1979 | 米長 | なし | 加藤一(2) | 田中寅 | 石田和 | 田中寅 .714 | 米長 47勝 | 米長(5) 69局 | 青野 15連勝 | 谷川 | - | - | - |
5 | 1978 | 中原(4) | なし | 加藤一 | 森安秀 | 花村 | 森安秀 .792 | 淡路 43勝 | 米長(4) 淡路 65局 | 大内(2) 14連勝 | 淡路 | - | - | - |
4 | 1977 | 中原(3) | なし | 森雞 | 加藤一 | 真部 | 森雞 .745 | 加藤一 42勝 | 米長(3) 62局 | 大山 加藤一 森雞 坪内 田中寅 10連勝 | 田中寅 | - | - | - |
3 | 1976 | 中原(2) | 大山(2) | 桐山 | 松田茂 | 大内 | 青野 .745 | 大山(3) 48勝 | 大山(2) 73局 | 石田和 13連勝 | 青野 | - | - | - |
2 | 1975 | 中原 | 大山 | 大内 | 米長 | 熊谷 | 桐山 .756 | 大山(2) 48勝 | 大山 米長(2) 75局 | 大内 14連勝 | 真部 | - | - | - |
1 | 1974 | 大山 | 木村義雄 | 板谷進 | 内藤 | 原田 | 中原 .721 | 大山 39勝 | 米長 67局 | 中原 12連勝 | 森安秀 | - | - | - |
回 | 年 | 最優秀 棋士賞 | 特別賞 | 殊勲賞 | 技能賞 | 敢闘賞 | 勝率 一位賞 | 最多 勝利賞 | 最多 対局賞 | 連勝賞 | 新人賞 | 最優秀 女流 棋士賞 | 女流 棋士賞 | 東京 記者会賞 |
「升田幸三賞」および「升田幸三賞特別賞」は、新手、妙手を指した者や、定跡の進歩に貢献した者に与えられる。第22回(1995年度)から創設。「新手一生」を座右の銘とした升田幸三の名にちなんで制定された。
受賞者はプロとは限らず、アマチュアでは第31回特別賞の立石勝己と第50回の嬉野宏明、奨励会三段では第35回の今泉健司と第38回の星野良生、第47回ではコンピュータ将棋ソフトのelmoが受賞している。
※印を付した戦法は、受賞年よりかなり以前から知られていたものである。
対象の1年間で最も優れていると認められた対局に贈られる賞で、勝者と敗者の両対局者が受賞する。第36回からは名局賞特別賞、第46回からは女流名局賞が合わせて創設された。名局賞特別賞は棋士・女流棋士の対局が対象となる。
最初の2回(第34、第35回)では、前年の1月 - 12月の対局が対象であったが、第3回からは4月 - 3月の年度区切りとなった。
回 | 名局賞 | 名局賞特別賞 | |||
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対局者 | 受賞局 | 対局者 | 受賞局 | ||
第34回 | 先 ●羽生善治 三冠 後 ○谷川浩司 九段 | 第64期順位戦 A級プレーオフ (2006年3月16日) |
- | - | |
第35回 | 先 ○深浦康市 八段 後 ●羽生善治 王位 | 第48期王位戦 七番勝負第7局 (2007年9月25日-26日) |
- | - | |
第36回 | 先 ●羽生善治 名人 後 ○渡辺明 竜王 | 第21期竜王戦 七番勝負第7局 (2008年12月17日-18日) |
該当無し | ||
第37回 | 先 ●佐藤康光 九段 後 ○久保利明 棋王 | 第35期棋王戦 五番勝負第5局 (2010年3月30日) |
先 ○児玉孝一 七段 後 ●金井恒太 四段 | 第68期順位戦 C級2組9回戦 (2010年2月2日) (千日手指し直し[注 2]) | |
第38回 | 先 ○広瀬章人 六段 後 ●深浦康市 王位 | 第51期王位戦 七番勝負第6局 (2010年9月1日 - 2日) (千日手指し直し[注 3]) |
先 ●藤井猛 九段 後 ○森内俊之 九段 | 第69期順位戦 A級7回戦 (2011年1月13日) (千日手指し直し[注 4]) | |
第39回 | 先 ●丸山忠久 九段 後 ○渡辺明 竜王 | 第24期竜王戦 七番勝負第4局 (2011年11月24日-25日) |
該当無し | ||
第40回 | 先 ○羽生善治 二冠 後 ●渡辺明 王座 | 第60期王座戦 五番勝負第4局 (2012年10月3日) (千日手局・指し直し局)[注 5] |
先 ○里見香奈 女流名人 後 ●上田初美 女王 | 第39期女流名人位戦 五番勝負第5局 (2013年2月27日) | |
第41回 | 先 ●中村太地 六段 後 ○羽生善治 王座 | 第61期王座戦 五番勝負第4局 (2013年10月8日) (千日手指し直し局)[注 6] |
先 ○三浦弘行 九段 後 ●久保利明 九段 | 第72期順位戦 A級9回戦 (2014年3月7日) | |
第42回 | 先 ○羽生善治 王座 後 ●豊島将之 七段 | 第62期王座戦 五番勝負第5局 (2014年10月23日) |
先 ○牧野光則 五段 後 ●都成竜馬 三段 | 第46期新人王戦 2回戦 (2015年1月22日) | |
第43回 | 先 ○渡辺明 棋王 後 ●佐藤天彦 八段 | 第41期棋王戦 五番勝負第4局 (2016年3月21日) |
先 ●羽生善治 名人 後 ○阿部健治郎 六段 | 第41期棋王戦 挑戦者決定トーナメント 準々決勝 (2015年10月28日) | |
第44回 | 先 ○佐藤康光 九段 後 ●深浦康市 九段 | 第75期順位戦 A級8回戦 (2017年2月1日) |
先 ●上田初美 女流三段 後 ○里見香奈 女流名人 | 第43期女流名人戦 五番勝負第5局 (2017年2月22日) | |
第45回 | 先 ●渡辺明 竜王 後 ○羽生善治 棋聖 | 第30期竜王戦 七番勝負第4局 (2017年11月23日-24日) |
先 ○藤井聡太 五段 後 ●広瀬章人 八段 | 第11回朝日杯将棋オープン戦 本戦決勝 (2018年2月17日) | |
先 牧野光則 五段 後 中尾敏之 五段 | 第31期竜王戦 6組ランキング戦 (2018年2月27日/持将棋局[注 7]) | ||||
第46回 | 先 ○羽生善治 竜王 後 ●佐藤天彦 名人 | 第76期名人戦 七番勝負第1局 (2018年4月11日-12日) |
先 ●渡部愛 女流二段 後 ○上田初美 女流四段 | 第45期女流名人戦 女流名人リーグ (2018年6月7日) | |
第47回 | 先 ●豊島将之 王位 後 ○木村一基 九段 | 第60期王位戦 七番勝負第7局 (2019年9月25日-26日) |
先 ●藤井聡太 七段 後 ○広瀬章人 竜王 | 第69期王将戦 挑戦者決定リーグ7回戦 (2019年11月19日) | |
第48回 | 先 ○藤井聡太 七段 後 ●渡辺明 棋聖 | 第91期棋聖戦 五番勝負第1局 (2020年6月8日) |
先 ○藤井聡太 王位・棋聖 後 ●松尾歩 八段 | 第34期竜王戦 ランキング戦2組準決勝 (2021年3月23日) | |
第49回 | 先 ●豊島将之 竜王 後 ○藤井聡太 王位・叡王・棋聖 | 第34期竜王戦 七番勝負第4局 (2021年11月12日-13日) |
- | 該当無し | |
第50回 | 先 ○羽生善治 九段 後 ●藤井聡太 王将 | 第72期王将戦 七番勝負第2局 (2023年1月21日-22日) |
先 ○藤井聡太 竜王 後 ●増田康宏 六段 | 第16回朝日杯将棋オープン戦 本戦2回戦 (2023年1月15日) | |
第51回 | 先 ○藤井聡太 竜王・名人 後 ●豊島将之 九段 | 第71期王座戦 挑戦者決定戦 (2023年8月4日) |
先 ●永瀬拓矢 王座 後 ○藤井聡太 竜王・名人 | 第71期王座戦 五番勝負第4局 (2023年10月11日) |
回 | 女流名局賞 | |
---|---|---|
対局者 | 受賞局 | |
第46回 | 里見香奈 女流王位 渡部愛 女流二段 | 第29期女流王位戦五番勝負[注 8] (全4局、2018年5月9日 - 6月13日) |
第47回 | 先 ●里見香奈 女流王座 後 ○西山朋佳 女王・女流王将 | 第9期女流王座戦五番勝負第4局 (2019年12月4日) |
第48回 | 先 ●里見香奈 女流四冠 後 ○西山朋佳 女流王座 | 第10期女流王座戦五番勝負第5局 (2020年12月14日) |
第49回 | 先 ●里見香奈 女流名人 後 ○伊藤沙恵 女流三段 | 第48期女流名人戦五番勝負第2局 (2022年1月23日) |
第50回 | 先 ○里見香奈 女流王座 後 ●加藤桃子 女流三段 | 第12期女流王座戦五番勝負第5局 (2022年12月23日) |
第51回 | 先 ●里見香奈 白玲 後 ○西山朋佳 女流三冠 | 第3期白玲戦七番勝負第2局 (2023年9月9日) |
タイトル戦における成績が顕著な棋士に贈られることが多いが、第16回(1988年度が対象)には、羽生善治が無冠の五段であるにもかかわらず受賞している。同年度羽生は、史上初の記録4部門独占、歴代名人4名を破ったNHK杯戦を含む4棋戦優勝などの活躍をした。
創設年度の関係で大山康晴の受賞回数が少ないものの、大山は50歳代で最多勝利賞・最多対局賞・連勝賞を記録し、第7回(1979年度が対象)には56歳で最優秀棋士賞を受賞している。2023年度時点においても、50歳代で記録部門に年度1位の実績を残しているのは大山だけである。
記録4部門(勝率一位、最多勝利、最多対局、連勝)の4賞を独占したことがあるのは、羽生善治(通算4回)と藤井聡太の2名である[注 9]。
4部門独占を含む3部門以上の同時受賞を達成した棋士は以下の通りである。
なお、4賞全てで1回以上の受賞を達成したのは以下の7名。
(以上、歴代記録の順位は2023年度終了現在)
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