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日本の将棋棋士 ウィキペディアから
池永 天志(いけなが たかし[1]、1993年4月20日[1] - )は、日本の将棋棋士。小林健二門下[1]。棋士番号は314[1]。
小学生1年生のとき、父親が将棋の本を買ってきた事が、将棋を始めたきっかけ[1]。
三段リーグには第47回(2010年上期)から参加。第48回と第51回では降段点が付いてしまい、第55回と第59回には「あと1勝で昇段」を経験するなど(最終的な順位はそれぞれ6位と4位)、厳しい状況が続いた。
そして参加から16期目となった第62回三段リーグ(2017年下期)では好調を維持し、自身最高の成績である14勝4敗の2位で、四段昇段(プロ入り)を決めた。
プロ入り前の2017年に行われた第14回詰将棋解答選手権では、藤井聡太に次ぐ2位を記録した[2]。
デビュー年度の2018年は、5月14日の第8期加古川青流戦2回戦で里見香奈に勝ち、プロ棋士として公式戦初勝利を果たす。そして2019年度は第9期加古川青流戦を勝ち抜き、決勝戦へ進出。 服部慎一郎三段との決勝三番勝負を2勝1敗で制し、一般棋戦の初優勝を決めた。
2020年度は年齢制限で最後の参加となった第51期新人王戦にて勝ち進み、決勝でも齊藤優希三段を相手に2連勝して、2回目の棋戦優勝を果たした。第33期竜王戦では6組の昇級者決定戦を制し5組へ昇級すると、第62期王位戦では予選を突破して、初の王位リーグ入りを決めた(2勝3敗で白組陥落)。
2021年度は第34期竜王戦にて5組ランキング戦の決勝に進出し、4組へ昇級した。そして第63期王位戦では2年連続のリーグ入りを果たし、4勝1敗で白組優勝。挑戦者決定戦に進出するも豊島将之に敗れ、藤井聡太王位への挑戦はならなかった[3]。
開始 年度 |
順位戦 出典[10] |
竜王戦 出典[11] | ||||||||||||||||
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期 | 名人 | A級 | B級 | C級 | 期 | 竜王 | 1組 | 2組 | 3組 | 4組 | 5組 | 6組 | 決勝 T |
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1組 | 2組 | 1組 | 2組 | |||||||||||||||
2018 | 77 | C249 | 6-4 | 32 | 6組 | -- | 2-2 | |||||||||||
2019 | 78 | C223 | 7-3 | 33 | 6組 | -- | 5-1 | |||||||||||
2020 | 79 | C209 | 6-4 | 34 | 5組 | -- | 4-1 | |||||||||||
2021 | 80 | C216 | 7-3 | 35 | 4組 | -- | 1-2 | |||||||||||
2022 | 81 | C215 | 7-3 | 36 | 4組 | -- | 4-1 | |||||||||||
2023 | 82 | C210 | 7-3 | 37 | 3組 | 1-1 | 4-0 | |||||||||||
2024 | 83 | C208 | 38 | 2組 | -- | |||||||||||||
順位戦、竜王戦の 枠表記 は挑戦者。右欄の数字は勝-敗(番勝負/PO含まず)。 順位戦の右数字はクラス内順位 ( x当期降級点 / *累積降級点 / +降級点消去 ) 順位戦の「F編」はフリークラス編入 /「F宣」は宣言によるフリークラス転出。 竜王戦の 太字 はランキング戦優勝、竜王戦の 組(添字) は棋士以外の枠での出場。 |
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