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毎年秋から冬にかけて開催される、日本の大学サッカーチームのトーナメント大会 ウィキペディアから
全日本大学サッカー選手権大会(ぜんにほんだいがくサッカーせんしゅけんたいかい、英語: All Japan University Championship, All Japan University Football Tournament[1])は、日本の大学サッカーチームにおけるトーナメント大会。毎年秋から冬にかけての時期に開かれる。通称、インターカレッジ(インカレ)。主催は全日本大学サッカー連盟と日本サッカー協会。
競技 | サッカー |
---|---|
開始年 | 1952 |
主催 |
全日本大学サッカー連盟 日本サッカー協会 |
チーム数 | 28チーム |
加盟国 | 日本 |
前回優勝 | 明治大学(4回目) |
最多優勝 | 早稲田大学(12回) |
日本サッカー協会理事の小野卓爾により、全国レベルの試合機会に恵まれなかった地方や下位の大学チームへの門戸開放を趣旨とした選手権大会として朝日新聞社の後援を得て創設されたが、関東・関西のリーグ戦ならびに東西学生蹴球対抗王座決定戦をこそ重要であるとするリーグ至上主義の声も根強く、特に関西協会の賛同を得られず関西の有力校の参加がないまま「第1回全国大学サッカー大会」として1953年1月2日から6日にかけて東京の明治神宮グラウンドで自由参加制によるオープントーナメントとして開催したが、第1回大会は4チームが棄権した。
第2回からは正式に「選手権大会」として開催されたが、関西上位勢の参加は第8回まで待たねばならなかった。その間には東北学院大学などの地方勢の活躍も見られるようになった。
第14回まで自由参加制をとっていたが、参加校の増加および各地域での大学リーグの開始により、第15回から各リーグ戦を予選代わりにした各地域代表によるトーナメントに変更された。
2020年は新型コロナの影響で中止。代わりに32チームによるトーナメントとして、「#atarimaeni CUP サッカーができる当たり前に、ありがとう!」を開催する[2] が、本大会の回数にはカウントされず。
大会の開催期間は当該年度12月中と1月中に歴代何度か変更されている(後述決勝戦記録を参照のこと)。
出場校としては毎年各地の秋季に行われる大学リーグ終了後の上位入賞校(秋季リーグ戦のみ、あるいは年間通算成績によるなど、リーグにより適応条件が多少異なる)が参加する。各地域の出場枠数は幾度かの変遷を経ているが、2003年度の52回大会までは出場全校による完全トーナメントとなっていたが、2004年度・第53回からは予選リーグと決勝トーナメントの2本立てに変更になった。また同時に、以前は関東地域での集中開催だったが、地域性を考慮に入れて開催地域を全国に分散して行うようになり、これに伴い開催期間も12月から1月(決勝戦だけ1月)の間となった。なお2022年度(第71回)は決勝のみ2023年1月1日に国立競技場で実施予定である。
またかつては決勝戦では全日本大学女子サッカー選手権大会決勝戦も同時開催されていた。
第1回は「全国大学サッカー大会」、第2回以降は「全国大学サッカー選手権大会」であったが、現在は「全日本大学サッカー選手権大会」となっている[3]。
自由参加制。会場は東京都内の諸会場。
地域大学サッカー連盟より選出された全16校によるトーナメント戦を行う。会場は関東各地の諸会場。
地域大学サッカー連盟より選出された10校と総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント優勝校、開催地代表または推薦校1校の全12校によるトーナメント戦を行う。ただし、第30回大会は記念大会のため全16校に拡大。
下記地域大学サッカー連盟より選出された全16校によるトーナメント戦を行う。
下記地域大学サッカー連盟より選出された全32校によるトーナメント戦を行う。
関東地区を9校、関西地区を4校に変更する。
下記地域大学サッカー連盟より選出された28校によって行う。
下記地域大学サッカー連盟より選出された24校によって行う。
下記地域大学サッカー連盟より選出された16校によって行う。
下記地域大学サッカー連盟より選出された24校によって行う。
出場チームが28に拡大。関東東海関西などの第1代表および総理杯優勝のシード6チームはグループステージから。残り22チームは予選から出場。
一発勝負の1回戦を勝ち抜いた10チームがグループステージに進出し、4組に分かれて行うGS上位2チームが決勝トーナメント進出。また1回戦敗退の10チームにJUFA推薦の2チームを加えた12チームで強化ラウンドを行う。
大学名 | 優 | 準 | 優勝年度 | 準優勝年度 |
---|---|---|---|---|
早稲田大学 | 12 | 7 | 1955,1966,1972,1973,1974,1978,1986,1991,1993,1994,2007,2012 | 1952,1956,1961,1982,1992,1996,2006 |
筑波大学 | 9 | 4 | 1954,1956,1968,1971,1979,1980,2002,2003,2016 | 1995,1999,2000,2008 |
中央大学 | 8 | 7 | 1957,1959,1960,1962,1965,1980,1992,2008 | 1953,1954,1958,1964,1966,1967,1971 |
駒澤大学 | 7 | 3 | 1995,1997,2001,2004,2005,2006,2021 | 1994,2003,2018 |
国士舘大学 | 4 | 6 | 1982,1996,1998,1999 | 1984,1990,1997,2001,2002,2013 |
明治大学 | 4 | 3 | 1958,2009,2019,2023 | 1957,1963,2011 |
大阪商業大学 | 4 | 3 | 1977,1983,1984,1985 | 1970,1972,1974 |
法政大学 | 3 | 9 | 1970,1976,2018 | 1959,1960,1973,1975,1977,1978,1979,2007,2017 |
順天堂大学 | 3 | 2 | 1987,1988,1989 | 1983,2005 |
慶應義塾大学 | 3 | 0 | 1961,1963,1969 | |
東海大学 | 2 | 4 | 1988,1990 | 1986,1987,1989,1991 |
日本体育大学 | 2 | 2 | 1975,1981 | 1976,2016 |
関西大学 | 2 | 1 | 1967,2010 | 1968 |
大阪体育大学 | 2 | 0 | 1985,2013 | |
流通経済大学 | 2 | 0 | 2014,2017 | |
立教大学 | 1 | 3 | 1953 | 1962,1965,1969 |
中京大学 | 1 | 1 | 2000 | 2010 |
関西学院大学 | 1 | 1 | 2015 | 2014 |
桐蔭横浜大学 | 1 | 1 | 2022 | 2019 |
東京大学 | 1 | 0 | 1952 | |
日本大学 | 1 | 0 | 1964 | |
専修大学 | 1 | 0 | 2011 | |
福岡大学 | 0 | 3 | 1998,2009,2012 | |
阪南大学 | 0 | 2 | 2015,2021 | |
東北学院大学 | 0 | 1 | 1955 | |
東京農業大学 | 0 | 1 | 1981 | |
同志社大学 | 0 | 1 | 1993 | |
立命館大学 | 0 | 1 | 2004 | |
新潟医療福祉大学 | 0 | 1 | 2022 | |
京都産業大学 | 0 | 1 | 2023 |
年度 | MVP | ベストGK | ベストDF | ベストMF | ベストFW |
---|---|---|---|---|---|
2012[4] | 富山貴光 (早稲田) | 松澤香輝 (早稲田) | 山地翔 (早稲田) | 清武功暉 (福岡) | 岸田和人 (福岡) |
2013[5] | 山本大稀 (大阪体育) | 村上昌謙 (大阪体育) | 坂本修佑 (大阪体育) | 國吉祐介 (大阪体育) | 澤上竜二 (大阪体育) |
2014[6] | 鈴木翔登 (流通経済) | 中島宏海 (流通経済) | 湯澤聖人 (流通経済) | 小幡元輝 (関西学院) | 呉屋大翔(関西学院) |
2015[7] | 井筒陸也 (関西学院) | 上田智輝 (関西学院) | 米原祐 (関西学院) | 森俊介 (関西学院) | 出岡大輝(関西学院) |
2016[8] | 中野誠也 (筑波) | 阿部航斗 (筑波) | 小笠原佳祐 (筑波) | 西澤健太 (筑波) | 北川柊斗(筑波) |
2017[9] | 守田英正 (流通経済) | 新井栄聡 (流通経済) | 武藤友樹 (法政) | 新垣貴之 (流通経済) | 立花歩夢(流通経済) |
2018[10] | ディサロ燦シルヴァーノ (法政) | 吉田舜 (法政) | 星キョーワァン (駒澤) | 紺野和也 (法政) | 上田綺世 (法政) |
2019[11] | 蓮川壮大 (明治) | 早坂勇希 (桐蔭横浜) | 眞鍋旭輝 (桐蔭横浜) | 安部柊斗 (明治) | 佐藤亮 (明治) |
2021[12] | 荒木駿太 (駒澤) | 松本瞬 (駒澤) | 猪俣主真 (駒澤) | 江口稜馬 (阪南) | 宮崎鴻 (駒澤) |
2022[12] | 山田新 (桐蔭横浜) | 桃井玲 (新潟医療) | 中野就斗 (桐蔭横浜) | オナイウ情滋 (新潟医療) | 寺沼星文 (桐蔭横浜) |
2023[13] | 中村草太 (明治) | 上林豪 (明治) | 井上樹 (明治) | 福井和樹 (京都産業) | 食野壮磨 (京都産業) |
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