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日本の脚本家。作家。エッセイスト ウィキペディアから
岡本 克己(おかもと かつみ、1930年2月3日 - 2002年4月11日[3])は日本の脚本家。作家。エッセイスト。大学卒業後放送局と契約し、ラジオドラマの脚本や番組の企画に携わる。その後は数多くのテレビドラマの脚本を執筆し、1980年代からは主に2時間サスペンスの脚本を多く手掛けた。作詞家の岡本おさみは実弟[4]。
鳥取県米子市に生まれる。1953年、早稲田大学卒業時に早稲田大学坪内博士記念演劇博物館の戯曲募集で自作「木枯」が入選する[5]。1954年から5年間ニッポン放送と契約し、番組の構成やラジオドラマの脚本を手掛け、1959年にフジテレビ開局前の試験放送ドラマ『億万長者』でテレビドラマの脚本家としてデビューする。その後は時代劇やホームドラマなどの脚本を執筆し、1969年、脚本を手掛けた『走れ玩具』が芸術祭優秀賞を受賞。1970年と1971年に東映配給のアニメーション映画『海底3万マイル』、『魔法のマコちゃん』の脚本を手掛ける。1972年には、毎日放送で放送されたテレビドラマ『絆』(きずな)で再び芸術祭優秀賞を受賞した。
1980年代以降は『牟田刑事官事件ファイルシリーズ』、『浅見光彦ミステリー』『森村誠一の終着駅シリーズ』など、主に2時間ドラマの脚本を数多く手掛けた。存命中は日本脚本家連盟理事長を務め[2]、日本映画製作者連盟にも所属していた[6][7]。
また、初めて小説として書き下ろしドラマ化された『幸福の断章』や『愛と喝采と』などの著作があり、ほかに劇団テアトル・エコーが出演した舞台の脚本なども手掛けている[5]。
月曜ワイド劇場(テレビ朝日)
火曜サスペンス劇場(日本テレビ)
土曜ワイド劇場(テレビ朝日)
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