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日本のギタリスト、歌手、音楽プロデューサー (1954-) ウィキペディアから
高見沢 俊彦(たかみざわ としひこ、1954年〈昭和29年〉4月17日 - )は、日本のシンガーソングライター、ギタリスト、音楽プロデューサー、小説家。本名及び筆名は髙見澤 俊彦(読み同じ)。
高見沢 俊彦 | |
---|---|
出生名 | 髙見澤 俊彦 |
別名 |
髙見澤 俊彦(筆名) Takamiy 王子 ポール・マッカーサー |
生誕 | 1954年4月17日(70歳) |
出身地 | 日本・埼玉県蕨市 |
学歴 |
明治学院大学文学部中退、 後に同学名誉学士称号授与 |
ジャンル |
ヘヴィメタル ハードロック ロック |
職業 |
ギタリスト シンガーソングライター |
担当楽器 |
ボーカル ギター ベース フラットマンドリン バンジョー ピアノ キーボード シンセサイザー |
活動期間 | 1973年 - |
レーベル |
ビクター音楽産業 (1974年 - 1975年) F-LABEL (1979年 - 1994年) Zeit (1994年 - 1997年) EXPRESS (1997年 - 2003年) EXPRESS・Virgin Music (2003年 - 2013年) EMI Records Japan (2013年) Virgin Music(2014年 - ) |
共同作業者 |
ツェッペリン・ジュニア・スペシャル Confidence THE ALFEE FANTA(2012年まで) |
公式サイト | THE ALFEE |
著名使用楽器 | |
所持数が512本(2015年6月24日現在)と非常に多いので、本文参照 |
埼玉県蕨市出身[1]。蕨市立南小学校、蕨市立第一中学校、明治学院高等学校卒業、明治学院大学文学部英文学科中退(2014年3月、同学より「名誉学士」称号を授与)。身長174cm。血液型はA型。ニックネームは主に「takamiy」、「王子」。「takamiy」の愛称は、LOVE LOVE あいしてる内で、篠原ともえが呼んだことに由来する。
『THE ALFEE』の2代目リーダー(1982年以降。初代は坂崎幸之助)。
BE∀T BOYS のメンバーとしてはポール・マッカーサーを名乗る。
蕨市立第一中学校時代はバスケットボール部に所属し、3年時は主将として活躍した。
明治学院高等学校に進学後は、「ツェッペリン・ジュニア・スペシャル」というバンドで、レッド・ツェッペリンやディープ・パープルなどに傾倒し、そのハイトーンボーカルを買われてコピーバンドのボーカルを担当していた。同校の同期の一人に桜井賢がいた。当時、高見沢はD組に所属、桜井はF組に所属していたため、ディープ・パープルのD、フォークのFと話題にされることがある。
1973年、桜井や明治学院大学に進学した坂崎幸之助の誘いでアルフィーの前身コンフィデンスに参加、同時期に映画『二十歳の原点』のサントラに参加する。コンフィデンスは演奏で参加することはなかったが、高見沢が「コンフィデンス」名義で「夜」の作詞を担当している(歌は四人囃子)。
1974年、コンフィデンスは「アルフィー」の名で、高見沢自身がリードボーカルを担当する「夏しぐれ」でデビューすることとなり、その際ディレクターより「第二の赤松愛」と評された。しかしながら自分たちがグループとしての音楽性や信念を持たずに周囲に流されるままデビューしたことに端を発した、レコード会社による一方的なレコード発売中止などの挫折(詳しくはTHE ALFEEの項を参照)を経て、高見沢が同じ事務所に所属していた大野真澄に師事するなどして作曲・編曲・作詞方法を学び、その後は大野にアドバイスを受けながらオリジナル曲を作り、ライブハウスで発表するようになる[2]。現在、THE ALFEEのソングライティングにおいてのイニシアチブは彼が主に持っている。まだ売れなかった頃は東京メトロ半蔵門線(現在の名称)の工事現場でアルバイトもしていたという。
1979年、キャニオンレコードから、アルフィーの再デビューシングル『ラブレター』を発売。この作品以降、ほとんどの作品の作詞・作曲を高見沢が担当する。
1982年、アルフィーが行ってきたフォーク路線から、高見沢主導のロックバンド路線へ転向。それに伴い、高見沢がリーダーとなる。
1989年、作家山川健一の書き下ろしで、「高見沢俊彦」を主人公とする小説『蜂の王様』が発表され、一部のファンの間で物議を醸す。
1991年、アルフィーとしての活動を半年間休止し、ロンドンでレコーディングされた初めてのソロ・アルバム『主義-ism:』を発売(「いずむ」と発音されることが多い)。コンサートツアーも実施した(第1期ソロプロジェクトと呼ばれている)。このアルバムは、スティーブ・ヒレッジ、デビッド・モーション、マイク・ヴァーノン、マーティン・ラシェントの4人のプロデューサーを立てて製作された。比較的ポップな曲調ではあるが、ロンドンを意識してか随所にアンビエントな要素がうかがえる。帰国後のインタビューで、アラン・パーソンズからもプロデュース承諾の返事をもらったがレコーディングがすでに進行していて逆に断ってしまったと話している。
1995年9月27日、『the ALFEE MEETS dance』を発表した。デイブ・ロジャースのプロジェクトで、デイブと妻のドミノのボーカル、高見沢はトータルプロデュースとギターでの参加であった。 当時のフライヤーやCDジャーナル等では、「こぶしを上げずに腰を振れ」というキャッチコピーが記載されていた[3]。
2001年、PlayStation 2のソフト、『こもっち』にキャラクターデザインを提供した[4]。
2002年、虹の翼2002に参加し、「翼をください」をリリースした。
2004年3月1日、Zepp Tokyoにてソロイベント「私立高見沢高校 春@百花繚乱雷舞祭 和魂洋才」が開催された。ラストナンバーでは、未発表曲の「君に贈るLOVE SONG」が演奏された(2023年現在、未CD化)。
同年4月17日、高見沢の50歳の誕生日にさいたまスーパーアリーナで行われたバースデーコンサートのステージ上で、坂崎・桜井から終身リーダーの称号を贈られた。
同年、9月23日、中野サンプラザでのソロイベントの「高見沢俊彦のロックばんSprecial 私立高見沢高校雷舞映画祭〜神髄〜、Back To The Basic」が行われた。第一部は、ドキュメンタリー映画「高見沢俊彦-Back To The Basic-」の上映、第二部は、山石敬之とのアコースティックライブであった。
2005年、「日本におけるドイツ年」を記念して東京国立博物館と神戸市立博物館で開催された「ベルリンの至宝展〜よみがえる美の聖域」のイメージキャラクターを務め、テーマ曲「Berlin Calling」、サブテーマ曲「Berlin Rain」を収録したミニアルバム『Berlin Calling』を発売した。
2007年、16年ぶりのソロ・アルバム『Kaleidoscope』が発売され、それに先立ち、ソロとしては初のシングルとなる「千年ロマンス」(作詞:綾小路翔)が発売された。また、コンサートツアーも行った。このツアーより、第2期ソロプロジェクトと呼ばれる。
2008年、前年に引き続き再びソロ活動を行い、シングル「月姫」(作詞:Anchang)をリリース。ツアーでは前年に参加したドラムのそうる透に加え、吉田太郎も参加し、ツインドラムでコンサートツアーを行う。
同年、映画『レス・ポールの伝説』にコメントを寄せた。DVDソフトに記載の文章でも確認可能。
2009年、ヴィジュアル系のロックフェス「V-ROCK FESTIVAL '09 幕張メッセ」のスペシャルゲストとして参戦した。このフェスティバルに出演したことによって高見沢は「ついにヴィジュアル系に認定された!」と自身のラジオ番組『TBSラジオ 高見沢俊彦のロックばん』で宣言した。出演したライブは、V-ROCK FESTIVAL '09の主催者によって全世界に配信された。
2010年、それまでのソロ活動名義を本名から、自身の愛称でもあるTakamiy(タカミー)に改名。
2013年、2007年より毎年開催された第2期ソロプロジェクトについて、同年にて終了することが発表された(2014年のTHE ALFEEデビュー40周年の活動に専念するため)。
主題歌「仮面の宴」を提供したアニメ映画『ガラスの仮面ですが THE MOVIE 女スパイの恋! 紫のバラは危険な香り!?』に、声優として出演した。
同年11月、全国の映画館でシネマライブ『Takamiy Melodic Metal History 2007 - 2013「鋼鉄天使の宴」』が公開された。ナレーションも自身が務めた。
※『ドラえもん』主題歌とウルトラシリーズ主題歌を両方歌ったアーティストは高見沢だけである。(『ドラえもん』の主題歌は『THE ALFEE』として歌唱)。後に、『Final Wars!』にてTHE ALFEEとしてもウルトラシリーズの主題歌を担当。
2014年3月、母校の明治学院大学で「名誉学士」の称号を授与された(明治学院大学独自の制度であり、法的な大学卒業とは異なる)。
2015年、2年振りのソロ活動の再開によるシングル「誘惑の太陽」のリリースとソロライブの「Takamiy 2015夏限定 復活バケーション!」の開催が発表された(第3期ソロプロジェクト)。EDM (Electric Dance Metal) のキャッチフレーズの下に、ライブではポン!ポン!との名称のグッズが使用された。パシフィコ横浜で行われたライブ最終日のアンコールで、武部聡志がゲスト出演し共演した。またMCでは古くからのエピソードが語られた(ライブ映像作品で視聴可能)。
同年12月、アルバム「高見沢俊彦プロデュース ウルトラヒーローソング列伝」が第57回レコード大賞の企画賞を受賞した。
2016年2月、Bunkamuraオーチャードホールにて行われたビルボードクラシックス主催の「INNOVATION CLASSICS TOMOMI NISHIMOTO×TOSHIHIKO TAKAMIZAWA」に出演し、指揮者の西本智実と共演した。
同年6月、The Venturesが、高見沢により提供された楽曲「Tokyo Lonely Night」を含むアルバム『HITS & NEW』をリリースした。
同年8月、ビルボード東京で連続3日間、ソロ名義で「真夏の夜の夢:Takamiy 3Days」と題して、各日2ステージ合計6ステージ公演を行った。本公演のチケットは、オークションサイトやチケットショップ等において、高い所で10万円を超えた所も出る。
2017年2月東京、3月大阪で、再び西本と競演し、「billboard CLASSICS INNOVATION CLASSICS 2017 TOMOMI NISHIMOTO x TOSHIHIKO TAKAMIZAWA」が行われた。
同年、戸籍上の表記でもある髙見澤俊彦名義で作家活動を始め、8月より『オール讀物』に初の小説「音叉」が連載された。
2018年10月、TAKAMIY JEWEL「ヴェルサイユ フルール・ド・リス ネックレス」が発表された。
同年年12月、「オール讀物1月号」より、小説第2作「秘める恋、守る愛」掲載の連載が開始された。
2019年2月22日より公開の映画「翔んで埼玉」の劇中、埼玉を代表するひとりとして揚げられた大凧に高見沢の写真が使用される。しかし、写真のみの出演でありノーギャラであったと2020年3月に行われたソロライブのMCで語った[5]。
同年3月3日、サンマリノ共和国より、主に芸術文化の分野における貢献を認められた人物を対象とする『聖アガタ勲章』の「Cavaliere ufficiale (Knight Officer)」を贈られた[6]。同地に『Vigna di Takamiy』という葡萄畑を所有しており、収穫された葡萄で高見沢のワインブランド「CAVALIERE」を生産している。
同年5月、日本テレビ系ズームイン‼サタデーの「プロ野球熱ケツ情報」のオープニングタイトル曲を制作(未CD化)。
同年7月、Player2019年8月号の紙面で、同年はTHE ALFEE45周年の活動に専念するため、ソロ活動を行わない旨を表明した(p.37より)。
2020年2月14日・15日、中野サンプラザでソロライヴ「Takamiy 2020 Metal Valentine's Day」が開催された。ラストナンバーでは、未発表曲の「おくりもの」が演奏された(2022年2月23日、THE ALFEEのオリジナルアルバム『天地創造』でCD化)。グッズのパンフレットには、同名の短編小説が掲載された。
2021年2月22日、「オール讀物3月・4月合併号」より、小説第3作「特撮家族」掲載の連載が開始された。
ギタリストとしての高見沢を語る上で、特筆すべき点は独特のアーミングである。高見沢の場合、音程の上げ下げの幅が大きく速い独特の音色を多用する。また細かく速いアームヴィブラートも、ソロのエンディングなどで多用する。テレビ番組で共演している浅倉大介は取材[8]で「ボクなりの解釈だと、ある意味シンセサイザーに近い。」「(高見沢さんは)ベーシックなプレイもされると思うけど、ソロになると、ギター本来の枠にとらわれないようなところがある。」と語っている。
ギターソロでは、以前は起承転結のはっきりと作曲されたメロディアスなソロが多かったが、1990年代後半以降は、アドリブでインプロヴァイズしたフレーズ、手癖的な運指での5連符や7連符など不規則なフレーズを用いることが多い。
レコーディングでは1959年製ギブソン・レスポールスタンダードをメインに、1961年製ストラトキャスター、1958年製レスポールカスタムなどヴィンテージギターをふんだんに使用している。かつてこれらはライヴでも頻繁に使用していたが、ダメージを懸念し、年々持ち出す機会は減っている[9]。また、坂崎同様、テリー中本のカスタムメイドアコースティックギター"Terry's Terry"を2本所有している。
ESPで製作するギターはアルダーボディ、メイプルネック+ローズ指板、フロイド・ローズ(ライブではファインチューナーをビニールテープで固定している)セイモア・ダンカン製ピックアップを基本スペックとする。ダンカンはフロイドローズ向けにポールピース間ピッチの広いTB(Trem Bucker)シリーズを用意しているが、高見沢は敢えて標準シリーズを使用している。低めの弦高を好む。最近はEMGのピックアップを好んでいるようで、2010年頃から様々なギターに装備されている。2017年には、新シグネイチャーモデル「SNAPPER TAKAMIY Custom」が発売された。SNAPPER-CTM24-FRをベースにしたギターで、ヘッドはリバースタイプ。ピックアップはSSH配列でセイモア・ダンカン製、ブリッジにはフロイドローズ向けのTB(TB-16・The 59/Custom Hybrid Trembucker)を搭載している。 またステージで使用されるギターは、ボリュームやトーンのコントロールが不用意に手に当たることで音色やボリュームが変わってしまわないよう、回路をバイパスしてダイレクト出力に変更している(市販されているモデルについては回路のバイパスは行われていない)。近年では後述する「エンジェルギター」等のように、ピックアップセレクタースイッチ以外のコントロールを排除した、完全なダイレクト出力のギターも増えている。
2011年、ロックリッジサウンドジャパンより、高見沢が監修に関与した真空管アンプ搭載のスピーカー、ギターアンプとギター出力専用ドライバーを備えた「Jam Tube」がリリースされた。iPadやiPodとも連動し、出力される音源とライン接続の楽器を演奏しながら利用することが可能。
エフェクターは一時はシンプルにしようと考えたというが、現在はラックに組み込んだエフェクターが巨大なクローゼットのようにステージ横に積み上げられる。複数のギターをステージで使い分けるため、ワイアレスシステムを含め、必然的に複数の系統で鳴らすため、巨大なラックとなっている。新しいエフェクターを見つけると、何らかの形で取り入れる傾向が強い。イーブンタイド社のウルトラハーモナイザーや、デジテックのワーミーなどがそれである。レコーディングで効果的に使用したり、ライブでは突拍子もない音を出したり、劇的な効果を与えてギターソロを盛り上げるファクターとして使用するが、本人としては基本的にアンプで音を作るのが理想だという。またジミ・ヘンドリックスが使用していたVOX製ワウ・ペダルを所有しており『とんねるずのみなさんのおかげでした』で披露したこともある。
アンプはマーシャル、Peavey5150、ハイワット等、ハードロックに適したものを使用している。
1990年代後半以降のライブでは、エレクトリックアコースティックギターとのハウリングを防ぐため、アンプを使用せず、マーシャルの流れを汲む"Bogner"(ボグナー)のキャビネットをエフェクターと組み合わせて使用している。
他のアーティストシグネチャーモデルへの造詣も深い。ジミー・ペイジ、エリック・クラプトン、ジェフ・ベック、ブライアン・メイ、ロイ・ブキャナン、アルヴィン・リー、ニール・ショーン、ピート・タウンゼント、ジョン・サイクス、エドワード・ヴァン・ヘイレン、ジェームズ・ヘットフィールド、カーク・ハメット、ジミー・ウォレス、ゲイリー・ムーア、ドン・フェルダー、デイヴ・ギルモア、ジミ・ヘンドリクス、ザック・ワイルド、バケットヘッド、The Ventures、加山雄三等のシグネチャーモデルも使用している。
高見沢は世界でも有数の変形ギター愛好家である。オリジナル変形ギターの代表作にFLYING-Aシリーズや、ANGELシリーズがある。一番新しいANGELは、2014年のアリーナツアーで初登場の「Ultimate Archangel」である(2014年12月現在)。
ヴィンテージギターや一般的なギターを含めた所有ギターは2012年7月中旬の時点で487本[10]、彼がコレクションしているギターの写真集も発売されている。
2015年6月には、所有ギターの数が500本を越えたことをラジオで明かされている。
NHK教育の番組『金曜かきこみTV』の「タカミーギターデザイナー」というコーナでは、視聴者からギターのデザインを募った。高見沢本人がグランプリを決定し、グランプリに輝いた「わんこそばギター」が実際に作られ、2006年春にNHKホールでのコンサートで披露された。また2009年夏のイベントにて、初めて演奏で使用された[11]。
『堂本兄弟』の中で、堂本剛に「ギター持っていっていいよ」と発言したこともある。現に番組で堂本光一は「Sapphire Rose」、剛は白のストラトを使っている場面が見られる。また、高見沢は2人それぞれにESP製のギターをプレゼントした。「堂本一問一答」コーナーでは、「今までのギターで一番いらないと思ったもの」として、「ネックが四本のギター(前述のFour Neck Trump)」という答えが出た。また、本人曰く、「かなり重い」とのこと(演奏している自分の姿を見て「重そう」と発言していた)。
自宅にはギターを置いておらず[12]、専用の倉庫にて保管している[13]。
渋谷にあるESPの店舗にTHE ALFEEのコーナーがあり、前述の変形ギターが多数展示されているが、ESPとエンドースメント契約している海外のアーティストが皆「凄いなこれ…」と絶句しているという。またCDのプロモーションで来日した元レッド・ツェッペリンのジミー・ペイジがヴィンテージギターを探しに来店した折に、これらの変形ギターを見て興奮し、エンジェルギターなどを持ってスタッフに記念写真を撮影させて帰って行ったという。後に高見沢本人にこのことを伝えた際、熱烈なファンであった彼は感激していた。[要出典]
テレキャスター、フライングV、トム・アンダーソン、ポール・リード・スミス、レスポール、ジャクソン他ヘヴィメタル系ギターなど、ステージで主に使用するギターが変わる。ちなみにテレキャスターがメインになったきっかけは、『とんねるずの生でダラダラいかせて!!』の収録で、左手の指を負傷した際、自宅で何となく負傷した人差し指以外で弾いていた際に「テレキャスターの良さを見直した」ことから。
スクールライブショーにて彼のギターの製造工程が紹介された(ただし、本人は出演しておらず字幕にて彼のモデルであることが紹介されるにとどまった)。
1980年代後半以降、数々のアーティストに楽曲提供、プロデュースを行っている。また、ドラマやアニメなどの音楽監督も行っている。また、ytv・日本テレビ系列テレビアニメ「ヤッターマン」主題歌「ヤッターマンの歌」を2009年4月から同年9月の放送終了の前の週まで担当した。
大のバスケットボール好きであり、コンサートツアーにもボールとゴールを持ち歩いていた時期があった。1990年代中盤からは「YOYOGI BELLS」という自身のチームも所有していた。
中学3年生の時、バスケ部主将を務めていたが、県大会予選で1点差で3位入賞を逃し、バスケに挫折。高校進学を機にバスケから遠ざかり、当時は「不良の音楽」とされていたハードロックに傾倒することになる(『夢さがし』『ドリームジェネレーション』より)。なお、このことに対して親はもちろん猛反対していたが、親の反対を押し切り、エレキギターを購入してハードロックバンド活動をしていた。
1994年には、横浜アリーナで行われたNBAの開幕戦では、アメリカ国歌をギターで演奏した(この縁から、NBAシリーズの変形ギターが登場している)。また、同年から、バスケットボール雑誌『ダンクシュート』で「AIR HORDAN」というコラムを連載している。
2006年4月30日には、有明コロシアムにて、日本プロバスケットボール「bjリーグ」の初代王者決定戦のファイナルセレモニーで君が代を演奏した。
MacintoshやiPod、iPhone、iPadなど、Appleの製品を愛用しており、毎日コミュニケーションズの月刊誌『Mac Fan』において「高見沢俊彦のApple ism」という連載を持っている(2007年5月号までのタイトルは「高見沢俊彦のPowerBook主義」)。また、2007年9月号では表紙を飾った。所有するPowerBookなどノート型Macには、オリジナルの装飾が施されたものが多く、2009年現在愛用しているMacBook Proには金箔が貼ってある。iPodやiPhoneは、新機種が出る度に購入しており、歴代のほぼすべてのモデルを所有している。また、ゼロハリバートンが1個だけ製作したギターケースも所有している。なお、愛着のあるマシンはなかなか手放せないとのことで、過去に使用した機種の多くは手放さずに保管しているようである。
動物などのキャラクターデザインが得意である。自身のサイト内の「Takamix Land」では、犬のポチ、猫のタマ、ウサギのシロヒコ(本人に似ている)など、多数の可愛いオリジナルキャラクターが活躍している。また、1998年には、立川商工会議所の「多摩都市モノレール開通記念事業」のキャラクター「ハートを運ぶカワセミ君」のデザインも手がけた。2008年には親交の深いTHE 3RD PLANETのオリジナルキャラクター「プラミン」をデザイン。シロヒコの友達と言う設定になっている。2010年には出身地埼玉県蕨市の市制50周年を記念して新キャラクター「エンジェルわらぶー」を制作した。
日本史が好きで、特に織田信長が好きである。2007年7月20日放送の『笑っていいとも!』のテレフォンショッキングに出演したえなりかずきによると、信長について、1時間熱く語れるほどだという。翌日の同番組出演時には、「革新的・革命的なところ」が好きな理由、と答えた。
映画好きで、観たい映画があると、ツアー中の地方のシネコンに出向くことがよくある。
2007年、ロックばんのラジオ内で、『コードギアス 反逆のルルーシュ』の第1期とR2(第2期)を視聴し、DVDを購入したと発言。ちなみに、紅蓮というKMFがお気に入りである。
2008年、阿修羅像の大ファンということで、みうらじゅんが会長を務める「阿修羅ファンクラブ」の「ミスター阿修羅」に就任。「阿修羅ファンクラブ」公式ソングに「愛の偶像(ラブ・アイドル)」が決定(『Kaleidoscope』収録。「国宝 阿修羅展」においてCD販売も行われている。)。
2010年、9月10日のNHKスタジオパークからこんにちはに出演した。
以前「けいおん!を毎週見ている」と記載されていたことに対し、本人が2011年5月1日放送のロックばん内で否定した。元々、ウィキペディアなどネット上の噂はあまり興味がないようで、他人にプリントアウトしてもらったものを見て、この噂を知ったという。
料理は全くせず、2007年7月28日放送の『チューボーですよ!』で初めて料理(キムチチャーハン)を作った(チャーハンにのせる目玉焼きを作る際、熱したフライパンのへりで卵を割ろうとし、他の出演者に止められた)。
また、おにぎりを作ろうとして炊飯器に直接手を突っ込んで軽い火傷を負い、「熱い、熱っちーぃ!」と絶叫するシーンが野外イベントのDVDパンフレットに収録され、さらに『新堂本兄弟』で暴露された。なお、料理ではないが、テレビのトーク番組中に酢橘を剥いて食べてしまったことがある。この他にも「靴の中にカセットテープを入れたまま1週間気付かなかった」「飛行機の付属品のイヤホンが耳の中に入ったままであることに気付かず、聞こえが悪くなったと勘違い」「全身緑色の服を着て山手線(当時は車体全体が緑色)に乗り、ドアに頭を挟まれた」などのエピソードがライブやバラエティ番組でしばしばネタにされており、KinKi Kidsからは「ド天然」と言われている。
2013年から放送されているラジオ番組「THE ALFEE 終わらない夢」では、
等の天然ぶりを発揮してしまい、桜井や坂崎に突っ込まれることもしばしばある。
シルバーや黒のマニキュアをしていることが多い[17]。衣装の一部として愛用しており、自分では塗れないためヘアメイクが塗っている。
ヴィジュアル系バンドVersaillesと親交が深い。
両親は教員(父親は中学校の校長)で高見沢自身も大学時代に教職課程を受講していたので、本人はTHE ALFEEをやっていなかったら英語の教師をやっていた可能性があると話しているという。英会話は苦手だが、英語の読み書きは得意ということを自身のラジオ番組で話したことがある。父は高見沢が誕生した際、「元気な男の子に育つように“金太郎”と名付けよう」としていたと母から聞いたことがあるいう[18]。
他の二人とは違い、公の場で眼鏡・サングラスを常時かけているわけではない。50代になったころからはテレビ出演で薄い色のサングラスを着用することが多くなっている。一方、かつてはシングルやアルバムに使用される写真で眼鏡やサングラスを着用する姿が見られたが、近年ではこれらの写真はほぼ素顔のままで撮影されている。
ALFIE時代の当時はフォークバンドとして売り出されたために地味な外見で、雑誌に載っていた自分の写真にショックを受けたことから派手なファッションを始めたという。それを吉田拓郎に「お前、王子みたいだな」と言われたことが王子キャラのきっかけとなり、古希を迎えた現在もそのスタイルを貫いている。
『ドラえもん』小学館コロコロ文庫版 3巻(1994年)の解説を担当している。
幼少期より『ゴジラ』シリーズの大ファンであり[19]、2017年にオープンした「ゴジラ・ストア Tokyo」の名誉店長を務めている。2018年10月には「シン・ゴジラ」(2016年公開)をイメージした「ゴジラギター」を披露した[20]。2019年には「ゴジラ・ギター覚醒バージョン」として同デザインのギターを限定5本(受注生産)で発売[21]。2024年、「ゴジラ-1.0」(2023年公開)の公開を受け、新たなゴジラギターの製作を考えていたところ、そのことを耳にした映画監督の山崎貴が直々にデザインを描き、高見沢がMCを務める「高見沢俊彦の美味しい音楽 美しいメシ」に出演した際に手渡した[22]。
元々はギタリスト同士の飲み仲間。ここから発展して2007年から2015年のソロプロジェクトでは、ツアー、レコーディングでサポートプレイヤーとして高見沢を支えていた。メンバーは以下の通り。
※ツインドラム編成
※アンコールのみのゲスト出演
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