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南青山少女歌劇団(みなみあおやましょうじょかげきだん)は、11歳から18歳までの少女のみで構成された劇団である。略称として南少(なんしょう)。表記としてMSK(エムエスケー)を使う場合もある。2001年より活動休止中。
劇団の所在地が東京都港区南青山にあったことから名付けられた。
1990年に芸能事務所スペースクラフトのプロジェクトとして開始され、放送局のTBSとレコード会社のファンハウス(現・アリオラジャパン)が後にプロジェクトに加わり、劇団発足。同年8月に旗揚げ公演『天使の拍手が聞こえる街』(堤泰之演出)上演。
演出家・謝珠栄が初演出を行なった作品が、同劇団の公演『夏・遠い願いを抱いて~夢を信じて~』(1992年、日本青年館)であった。ミュージカル公演が主な活動で、アイドルグループとして、CDやビデオの発売やテレビの出演も行った。公演の模様はTBSテレビ、末期にはMXテレビの『主人公 NANSHO』で放映されていた。
スペースクラフトグループの単独プロジェクトになった頃より、劇団としてマンパワーに明確な不足が目立ち始めた。宝塚歌劇団出身の橘沙恵をプロデューサーに迎えるなど立て直しを図ったが、2001年8月の公演以降、実質的な活動休止状態に入った。
団員は不定期の公募オーディションで選ばれた。オーディション毎に、1期生から8期生まで存在した。妹グループとして「Nansho Kids」(ナンショーキッズ)があった(後述)。
Nansho Kids(ナンショーキッズ)は、南青山少女歌劇団(南少)の妹グループである。ミュージカル公演が主な活動だった南少とは多少方向性が異なり、アイドルグループ的側面が大きい。現在は活動休止状態。
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