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西鉄バス筑豊株式会社(にしてつバスちくほう)は、福岡県の筑豊地方で路線バス・観光バス事業を営む西日本鉄道(西鉄)の分離子会社。本社所在地は福岡県飯塚市片島二丁目19番1号。
種類 | 株式会社 |
---|---|
本社所在地 |
日本 〒820-0068 福岡県飯塚市片島二丁目19番1号 北緯33度38分40.5秒 東経130度41分2.9秒 |
設立 |
1988年2月17日 (嘉穂交通株式会社) |
業種 | 陸運業 |
法人番号 | 3290001045426 |
事業内容 |
一般乗合旅客自動車運送事業 一般貸切旅客自動車運送事業 |
代表者 | 代表取締役社長 髙畠巧 |
資本金 | 4,900万円 |
純利益 |
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総資産 |
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従業員数 | 149名(2024年4月1日現在) |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 | 西日本鉄道 100% |
外部リンク | https://www.nnr.co.jp/bus_chikuho/ |
当初は一部の不採算路線を子会社に移管する形であったが、その後筑豊地区の西鉄バス路線は篠栗支社の受託分と本社、田川支社の筑豊特急受託を除いて子会社直営となり、また子会社同士の合併も進められて現在に至る。
筑豊地区の人口減少やマイカー、バイク、自転車の普及、近年の乗務員不足などで路線廃止が続いているが、一方でイオンモール直方の開業に合わせ路線を延長の上本数を増やすなど、売上確保のための努力も続けている。
福岡県鞍手郡鞍手町が運行するコミュニティバス「鞍手町すまいるバス」の運行も受託している。
特定自治体内の西鉄グループ路線バスを自由に乗降できる「得パス」及び「ワイドエコルカード」「伊都エコルカード」「ひるパス」「ひるパスロング」については、運行事業者が西鉄バス筑豊であっても利用対象の自治体内であれば利用可能である。
利用できる路線と対象区間は次のとおり。
また、西鉄バス北九州一日フリー乗車券については、発行当時は対象区間内であっても西鉄バス筑豊の運行する路線では利用できなかったが、現在では対象区間内であれば利用できるようになった。なお、北九州市や中間市では上記路線しか運行されていない地区もあることから、当該区間の住民に配慮し、2008年頃から上記路線が北九州市内を運行中に限り、一日フリー乗車券が販売されている。
田川自動車営業所から後藤寺自動車営業所に変更。
運行している市町村は以下の通り(高速・特急バスのみ運行している地域は除く)。
直方支社担当。2009年4月1日より西鉄バス筑豊の自社路線となった。他の高速路線と違って九州自動車道福岡インター付近での渋滞があっても古賀インター・国道3号線・福岡都市高速(香椎東ランプ経由)への迂回運行は実施しない(高速青柳・高速立花山に停車するため)。
2010年3月1日のダイヤ改正で、若宮インターチェンジ、直方パーキングエリアには停車しなくなった。2012年3月17日のダイヤ改正より一部の便が筑鉄直方バス停(筑豊電気鉄道筑豊直方駅)まで運行されるようになった。2013年4月1日のダイヤ改正で、再び若宮インターチェンジ、直方パーキングエリアに停車することになったが、2016年3月26日のダイヤ改正で直方〜筑鉄直方間が廃止となった。
都市高速・国道201号・八木山バイパスを経由し福岡市の中心部である天神と飯塚市・田川市・香春町を結ぶ特急バス路線である。約10 -15分間隔で運行する。田川支社・飯塚本社・西鉄福岡高速営業所の担当。
かつては九工大飯塚キャンパス発着・新飯塚行き深夜特急・特急でんえもん号・坂の下発着は飯塚本社のみ、直行は田川支社のみ担当していたが、2017年4月1日のダイヤ改正で九工大飯塚キャンパス発着も田川支社、直行も飯塚本社が数本担当するようになった。さらに2018年3月17日改正からは西鉄バス・博多営業所も担当が入った(後に福岡高速営業所に移管している)。近距離高速バス用の車両で運行する。田川支社担当分のみ翌朝の天神発便に使用するため、博多営業所および博多バスターミナル向かいのおたふく駐車場での夜間停泊があった。後藤寺バスセンター廃止に伴い、2016年10月1日改正でこれまでの後藤寺バスセンター発着は西鉄後藤寺営業所および福岡県立大学構内発着に変更された。2021年10月1日改正で筑豊(急行)福岡線が廃止されたため、急行のみ停車していた庄内鳥羽・見立・弓削田に新たに停車する。八木山バイパスが片側1車線のため事故や立ち往生で通行止めになると八木山峠経由で迂回運行を行う。
かつては終日にわたり県道607号線経由便があったほか、国道201号線旧道をほぼ走破し天神~飯塚~田川~行橋を結ぶ行橋営業所担当便が1日数便運行されていた[3]。また日祝日に限り上山田発着(飯塚 - 上山田間も現行の大隈車庫担当・23番系統と同一のルートで特急運行)が運行されていたこともあった。2017年3月24日までは天神~飯塚~坂の下間の特急も運行されており、その名残として2020年9月30日までは平日朝のみ飯塚BT発坂の下行の特急(経路上の全てのバス停に停車)が運転されていた。2018年3月17日のダイヤ改正までは深夜バスも存在し、この深夜バスのみ県道607号線経由で、同道路上の篠栗町中心部にあるバス停3か所に停車していた。
路線名は筑豊(急行)北九州線[4]。元々は小倉(砂津) - 直方・飯塚間を結ぶ急行であった(砂津 - 黒崎間は22番と同じルート)。当時は高速バスタイプの車両が使われていた。時期によっては直方発着便で青急行色の市内急行路線仕様車を使用していた。
後に現在のルートに短縮され、当時の直方交通に路線を移譲した際、使用車両も中型を中心とした一般路線車に変更された。2016年3月26日のダイヤ改正で直方側の始発停留所が現行の直方バスセンターから直方駅前ロータリーへ変更となった。また一部の便は直方(特急)小倉線の間合いで近距離高速バス車両で運行されるようになった。直方バスセンター跡地がローソン西鉄バス直方店に建て替えられたことに伴い、2018年4月5日ダイヤ改正で直方側の始発停留所が直方バス停に戻り、路線名も直方・黒崎線になっている。
(西日本鉄道飯塚第二自動車営業所併設)
2021年10月1日現在の路線(太字は終点・始発停留所)
大隈車庫廃止に伴い運行を引き継いだ。2021年10月1日に「碓井・大分坑線」から改称。
大隈車庫廃止に伴い運行を引き継いだ。
大隈車庫廃止に伴い運行を引き継いだ。引継ぎ当初は田川支社が上山田まで回送で送り込みを行っていた。
飯塚市内の商店街や大規模商業施設を巡回する路線。2023年8月19日より運行開始。当初は土日祝日のみの運行であったが、2024年10月1日より火曜日も運行されている。運賃は大人200円、小人100円の均一運賃となっている。
宇美町巡回バス「ハピネス号」から転用された日野・リエッセが専用車として使用される。
最終便のみ昭和通一丁目・カホテラスを経由せず、ゆめタウン飯塚で折り返す。
2022年4月1日現在の路線(太字は終点・始発停留所)
(西日本鉄道田川第二自動車営業所併設)
2023年10月1日現在の路線(太字は終点・始発停留所)
ここでは西鉄バス筑豊および西鉄バス遠賀が発足した2001年(平成13年)8月1日以降に廃止されたバス路線を対象とする(以前に廃止された路線は可能な限り西暦を表示)。なお、バス停や施設等の名称は廃止当時のものとする。
特急:小倉 - 直方線
都市高速・国道200号経由で北九州市小倉と直方市を結ぶ路線。近距離高速バス用の車両で運行する。直方支社担当。かつては飯塚バスセンターまで運行していたが、2011年4月1日付で直方バスセンター - 飯塚バスセンター間が廃止され、同時に西鉄バス筑豊の自社路線となった。また、北九州高速4号線が日本道路公団管理の一般有料道路だった1991年までは、高速バスとして運行されていた。
※平日の始発便のみの運行
筑豊(急行)福岡線
田川(特急)黒崎線
田川(急行)小倉線 ※黒崎経由
田川(快速)小倉線
西鉄後藤寺~中谷線
いずれも2023年10月1日ダイヤ改正で廃止[12]。代替措置として春日橋・後藤寺小学校・平松・中央町・南大通りの各停留所には筑豊特急を停車させる事で存置している。
※JR九州上山田線代替路線 行先番号80,81,82,83系統
(西日本鉄道篠栗第二自動車営業所併設)
西鉄からの管理委託車及び譲渡車が中心である。これらは西鉄と同一塗装で、譲渡車についてはロゴがグループロゴとなっている(一部グループロゴが無い車両もある)。
以前は子会社独自で導入した車両には独自塗装が施されており、嘉穂交通はクリーム色地に山吹色と緑色の帯、添田交通はクリーム色地に緑・水色・ピンク色のアーチ型模様の帯、直方交通→西鉄バス遠賀は白地に赤・水色の波状模様の帯であった。西鉄バス筑豊発足後はこれらの色の車両の新規導入はなくなり、車体更新の際に西鉄色に変更されたり、経年により廃車されたりして減少している。旧嘉穂交通色については2007年までに消滅し、直方交通→西鉄バス遠賀色、添田交通色も既に消滅している。
2024年に一般路線車としては初の他社からの移籍車が導入された。(西武バスから PDG-RM820GANが移籍し西鉄社番は6050)
車内放送の音声合成装置は、福岡地区(西日本鉄道、西鉄高速バス・福岡、西鉄バス二日市、西鉄バス宗像など)と同じである。
大型車として、三菱ふそうエアロクィーン・エアロエース、日野セレガHD、いすゞガーラHDが配置されている。(一部は西鉄バス二日市より譲渡車) 中型車は、いすゞガーラHD-9が配置されている。
以前は大半を前身の嘉穂交通と添田交通が購入または西鉄より譲受したものだったが、一部西鉄バス遠賀からの引継車や西鉄観光バスからの譲受車も存在した。またスペースアローRPは、中古導入した富士重工業ボディ車も存在した。(現在は廃車済み)
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