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穀雨

二十四節気の一つ ウィキペディアから

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穀雨(こくう)は、二十四節気の第6。三月中(通常旧暦3月内)。

現在広まっている定気法では太陽黄経が30のとき(黄道十二宮では金牛宮の原点に相当)で4月20日ごろ。ではそれが起こるだが、天文学ではその瞬間とする。平気法では冬至から1/3(約121.75日)後で4月22日ごろ。期間としての意味もあり、この日から、次の節気の立夏前日までである。

季節の特徴

田畑の準備が整い、それに合わせて春の雨の降るころ。

穀雨とは、穀物の成長を助ける雨のことである。『暦便覧』には「春雨降りて百穀を生化すればなり」と記されている。

穀雨の終わりごろ(立夏直前)に八十八夜(立春の87日後の日)がある。

日付

定気法による穀雨の瞬間(世界時、UT)と、日本中国での穀雨日の日付は表のとおり。日本における時刻はこの表の9時間後[1][2]、中国では8時間後となり、世界時15時台の2国の日付は異なる。

さらに見る 年, 日時 (UT) ...

グレゴリオ暦

グレゴリオ暦による1583年から2499年までの日本の穀雨は表のとおり[3][4][5]

2025年の穀雨は4月20日[更新]

365日からの超過分が毎年蓄積し、4年に一度閏年でリセットされる様子がわかる(穀雨は閏日の挿入される2月末日より後のため、4で割り切れる年が先頭)。 1983年までは4月20日4月21日のいずれか(稀に4月19日)。 1984年からしばらく4月20日が続き、2020年からは4月19日4月20日のいずれか(稀に4月21日)になる。

さらに見る 年, 年を4で割った余り ...
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七十二候

穀雨の期間の七十二候は以下の通り。

初候
葭始生(よし はじめて しょうず) : が芽を吹き始める(日本)
萍始生(うきくさ はじめて しょうず) : 浮き草が芽を出し始める(中国)
次候
霜止出苗(しも やんで なえ いず) : が終わりの苗が生長する(日本)
鳴鳩払其羽(めいきゅう その はねを はらう) : 鳴鳩が羽を払う(中国)
末候
牡丹華(ぼたん はな さく) : 牡丹の花が咲く(日本)
戴勝降于桑(たいしょう くわに くだる) : 戴勝の木に止まってを生む(中国)

前後の節気

清明穀雨立夏

脚注

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