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日本の声優 (1952-2022) ウィキペディアから
滝沢 久美子(たきざわ くみこ、1952年8月21日[5][注 1] - 2022年6月11日[4])は、日本の女性声優。81プロデュース所属[3]。東京都出身。既婚。
芝居好きの両親のもと、3人兄妹の末っ子として育つ[7]。滝沢自身も芝居が好きで、新国劇や松竹新喜劇が東京に来たときは、欠かさず見に行っていた[7]。女優の宮城まり子が出演した舞台を観劇し、当時小学校低学年だったにもかかわらず、その演技の素晴らしさに感動して泣いた[7]。
子供の頃は周囲に心配されるほどの引っ込み思案な性格だったが、中学生の頃に「自分を変えたい」と演劇部に入部する[7]。最初は道具作りの進行報告すらできなかったが、舞台で脇役を演じるようになり、高校ではシェークスピア劇などの出演を経て、「人前で堂々とスピーチをして、校内の評議会委員長に選出されてしまうほど」になったという[7]。
品川高等学校(現:品川女子学院高等部)[8]を卒業後、専門学校に通っていたが東放学園の声優募集を見つけ、「演劇部の延長のような気持ち」で応募した[7]。1年間学んだ後、先生の紹介で劇団ぐるーぷえいとに所属する。芝居をたたき込まれて、舞台に立つようになる。ぐるーぷえいとには7年近く在籍した[7]。同時に声優業も行い、『風船少女テンプルちゃん』では主演を務めたが、その時点ではまだ声優になるつもりはなかった。しかし続けていくうちに、「声の仕事の奥深さ」に気づいたという[7]。
その後、ぷろだくしょんバオバブ[1][9]を経て、81プロデュース所属となった[3]。
アニメデビュー当時はかわいらしい声を出していたが、1997年時点では母親役、姐御的な役で知られていた[9]。
声優になっていなかったら珠算塾の先生かアルバイトをしながら、旅行を重ねていたと語る[2]。
後任 | 役名 | 概要作品 | 後任の初担当作品 |
---|---|---|---|
戸田恵子 | リーガン・マクニール | 『エクソシスト2』 | 『エクソシスト 信じる者』 |
太字はメインキャラクター。
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