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『インディ・ジョーンズ/若き日の大冒険』(インディ・ジョーンズ わかきひのだいぼうけん)は、1992年からABCで放送されたアメリカのテレビシリーズ。
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インディ・ジョーンズ 若き日の大冒険 The Young Indiana Jones Chronicles | |
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別名 | The Adventures of Young Indiana Jones |
ジャンル |
Action Adventure |
原作 |
Characters by ジョージ・ルーカス フィリップ・カウフマン |
原案 | ジョージ・ルーカス |
企画 | ジョージ・ルーカス |
出演者 |
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ナレーター | ジョージ・ホール |
テーマ曲作者 | ローレンス・ローゼンタール |
作曲 |
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国・地域 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
シーズン数 | 2 |
話数 | 28 (plus 4 TV films) (各話リスト) |
製作 | |
製作総指揮 | ジョージ・ルーカス |
プロデューサー | リック・マッカラム |
撮影監督 | デヴィッド・タッターサル |
撮影体制 | Single-camera setup |
製作 |
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配給 | Paramount Domestic Television |
放送 | |
放送チャンネル |
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映像形式 | 16 mm film (1.33:1 aspect ratio) |
音声形式 | Dolby Stereo |
放送期間 | 1992年3月4日 | - 1993年7月24日
放送時間 | 約45分/エピソード |
現代のアメリカで老いたインディ・ジョーンズが、考古学者になる前の少年時代・青年時代の冒険譚を物語るという趣向の作品である。本来歴史教育の教材としてスタートした企画であることから、毎回当時の実在の偉人や有名人が「ゲスト出演」しており、エピソード中に何らかの形でインディに関わるという流れで制作されていた。冒頭は現代の老インディが過去を振り返る、メインに若き日のインディのエピソード、最後は現代の老インディの語りで終わるという流れであった。
1908年、父ジョーンズ教授に連れられてエジプトに向かった幼いインディは、ジャッカルの黄金の頭像と考古学者ハワード・カーター、トーマス・エドワード・ロレンス(いわゆる「アラビアのロレンス」)が関わる人生最初の大冒険をした。その後も冒険を続けたインディは義侠心からメキシコの革命家パンチョ・ビリャの革命軍に参加するが、メキシコの戦いは自分の戦いではないこと、革命が救うべき民衆を苦しめていることに気づいて、「全ての戦争を終わらせる戦争」第一次世界大戦への参加を決意する。
過酷な戦場でインディは実戦部隊から諜報部へと転じ、ある時はシャルル・ド・ゴールと共に捕虜になったり、ある時はマタ・ハリとつかの間の恋に落ちたり、ある時はレーニンの革命組織に潜入したりするが、ついに戦争は終わる。しかし、パリ平和会議にアーノルド・J・トインビーとともに参加したインディは、「全ての戦争を終わらせる戦争」がただの次の戦争の火種作りでしかなかったことを知る。そして革命にも戦争にも冒険にも幻滅したインディは、シカゴ大学で普通の学生になって本格的に考古学を勉強することを決意するが、それでもなおルームメイトのエリオット・ネスや学資稼ぎのバイトをめぐる冒険の日々は続く。
※括弧内は日本語吹替
役名 | 俳優 | Chapter | |||||||||||||||||||||
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The Early Years | The War Years | The Years of Change | |||||||||||||||||||||
01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | ||
ヘンリー・“インディアナ”・ジョーンズ・ジュニア | コーリー・キャリアー (8 – 10歳頃) |
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ショーン・パトリック・フラナリー (16 – 21歳頃) |
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ハリソン・フォード (50歳頃) |
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ジョージ・ホール (93歳頃) |
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ヘンリー・ジョーンズ・シニア | ロイド・オーウェン | ||||||||||||||||||||||
アンナ・メアリー・ジョーンズ | Ruth de Sosa | ||||||||||||||||||||||
ヘレン・マーガレット・シーモア | マーガレット・タイザック | ||||||||||||||||||||||
レミー・ボードワン | ロニー・クットゥール | ||||||||||||||||||||||
トーマス・エドワード・ロレンス | ジョゼフ・ベネット (若い頃) | ||||||||||||||||||||||
ダグラス・ヘンシュオール | |||||||||||||||||||||||
アーネスト・ヘミングウェイ | ジェイ・アンダーウッド |
セオドア・ルーズベルト、T・E・ロレンス、ムスタファ・ケマル・アタテュルク、ノーマン・ロックウェル、シャルル・ド・ゴール、レオ・トルストイ、ウィンストン・チャーチル、アーネスト・ヘミングウェイ、マンフレート・フォン・リヒトホーフェン、パウル・フォン・レットウ=フォルベック、ジョージ・パットン、アル・カポネ、パブロ・ピカソ、フレデリック・セルー、ゾフィー・ホーエンベルク、マタ・ハリなど有名、無名に関係なく歴史上の人物をほとんどのエピソードで登場させている。
著名な俳優や女優によるゲスト出演(架空の人物または歴史上の人物を演じる)は以下の通り。
本作は、テレビ朝日系列の金曜21時台の枠でのテレビドラマは『ハングマンGOGO』以来となったが、本格的なドラマ枠の再開ではない。これは、前年、1992年9月まで放送されていた「素敵にドキュメント」がやらせ疑惑(詳細当該項参照)により打ち切られたため、同10月-12月の単発枠「金曜ファミリープレゼント」に引き続き、新番組が始まる1993年4月までの一時的なつなぎ番組として放送されたものが本作である。
この為、アメリカ側で制作された全エピソードは放送されておらず日本では全体の半分ほどが未放映であった。日本での放送時には序盤に資料映像を交えた歴史の解説パートが挿入されており、21時台の放送時間の尺に合わせて一部のシーンをカット編集したものが放送された。また番組のEDには、青年インディ役の主演のショーン・パトリック・フラナリーが歌う『あくなき挑戦 - Johnson Was A Snowball Who Loved The Beach (1993年、ポニーキャニオン)』も流されていた。
後にアメリカ側で2時間枠で制作放映された第30話にあたる「ピーコック・アイの秘宝」が日曜洋画劇場で放映された。また深夜枠でも、金曜21時台に放送されたものが再放送されたが、序盤の資料映像の解説パートはカットされており、吹き替え収録済みで未放映エピソードだったパリ編が併せて放送された。
テレビ朝日系列での放映終了後の1993年4月から、日本国内でテレビ放映されたものと未放映だったパリ編を含めたVHSビデオシリーズの全8巻がポニーキャニオンよリリースされた[2]。このビデオ版はテレビ放映の際にカットされたシーンを全収録したノーカット完全版であり、字幕スーパー版と吹き替え版それぞれリリースされていた。
このVHSビデオ版は放映順の収録ではなく下記の収録で発売され、冒頭も資料映像の解説パートではなくアメリカでの放映と同じくその回のダイジェストが映像が原語のまま流れ、巻末に次巻収録のエピソードの予告と、前述の『あくなき挑戦』をバックにエンドロールという構成となる。また、ビデオ・キャンペーンクイズとして鈴木杏樹が出題するプレゼントクイズも収録されていた。
その後2000年にはビクターエンタテインメント/CIC・ビクタービデオより『アドベンチャーズ・オブ・ヤングインディ・ジョーンズ』というタイトルでVHSビデオ版が発売。こちらはジョージ・ホール演じる老インディのパートが全面カットされ、ショーン・パトリック・フラナリー演じる青年インディのパートのみで再編集・構成し直したものである。
くわしくはen:List of The Young Indiana Jones Chronicles episodes参照。なお、構成は現行版のものであり、エピソードが製作順・放映順ではなく作品中の時系列に沿った順番に変更されて再構成され、中には新規作成エピソードや本国での未放映エピソードも含まれている。
系列は当時の系列。
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