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日本の男子プロゴルフメジャー大会 ウィキペディアから
日本プロゴルフ選手権大会(にほんプロゴルフせんしゅけんたいかい)は、毎年開催されている日本プロゴルフ協会主催の日本の男子プロゴルフメジャー大会(公式戦)の1つ。
日本最古の歴史と伝統を誇るこの大会は1926年に大阪毎日新聞社主催の「全日本ゴルフ・プロフェッショナル卅六ホール・メダルプレー争覇戦」として創設され、当初は6人だけで大阪府三島郡春日村(現・茨木市)の茨木カンツリー倶楽部で開かれた。優勝は宮本留吉選手。第5回(1930年)まではストローク形式だったが、第6回(1931年)〜第28回(1960年)まではマッチプレー方式(途中太平洋戦争のため1941年と1943年~1948年は休止。再開初戦となった1949年の第17回はストローク形式)であった。第29回(1961年)からストロークに戻した。
この大会からラリー・モンテス、戸田藤一郎、林由郎、陣清水、中村寅吉、河野光隆、島田幸作、青木功、尾崎将司、中嶋常幸、デビッド・イシイ、倉本昌弘、丸山茂樹、片山晋呉など日本のゴルフ界をリードした名選手を多数輩出し、名実ともに日本プロゴルフ界の頂点を極めるビッグトーナメントになった。
この大会は以前は毎年7月から9月の間に開催されていたが、1992年以降は日本プロゴルフマッチプレー選手権(2003年終了)と時期を入れ替え、毎年5月(2009年・2014年は6月、2016年は7月)に4日間72ホールズストロークプレーで開催。2019年より開催時期を再び7月に移行することになった。但し2022年は8月に開催されている。毎年開催する都道府県及びゴルフ場を変えて行う「サーキットトーナメント方式」を採用している[注釈 1]。競技は日本オープン選手権同様、54ホールで成立となっているが、2004年は悪天候と荒天の影響で54ホールに短縮された。なお、天災などの事情で日曜日までに72ホール決着出来ない場合は翌日(月曜日)にも開催する場合がある[2]。
優勝者には、PGA優勝杯と文部科学大臣杯が授与される。また向こう5年間の日本ゴルフツアー機構の公認試合(メジャー大会含む)に無条件シード出場ができる。
2019年現在、賞金総額1億5000万円、優勝賞金3000万円[3]。
2010年大会から2017年大会まで、本大会の冠協賛社として日清食品が就き、「日本プロゴルフ選手権大会・日清カップヌードル杯」として開催されていた[4]。優勝者にはカップヌードル10年分(3650杯)が副賞として贈られていた。また、開催に当たっては、各ホールのティーマークがカップヌードルをかたどったものに付け替えられていた。
2018年大会以降についてはメインスポンサーはつかないものの、複数社のスポンサードによりサポートする形になる[4]。
大会のテレビ中継は後述の通り長らく日本テレビ系などで中継されてきたが2024年からはBSフジで中継する。日本国内の男子のプロゴルフメジャー大会(公式戦)ではテレビ中継を開始して以降初めて地上波で中継しない大会となった。
2020年の開催は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止された。
2023年までは日本テレビで中継していた。
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