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日本のテレビ番組(2003-) ウィキペディアから
『吉田類の酒場放浪記』(よしだるいのさかばほうろうき)は、BS-TBS(旧・BS-i)でTBSスパークル(旧・TBSビジョン)との共同製作により、2003年9月1日から毎週月曜日の21:00 - 22:00(JST)に放送されている日本の旅・バラエティ番組。吉田類の冠番組。ステレオ放送、文字多重放送を実施している。
吉田類の酒場放浪記 | |
---|---|
ジャンル | 旅番組 / バラエティ番組 |
出演者 | 吉田類 |
ナレーター | 河本邦弘 |
オープニング | 高田漣「ほろ酔いの王国」(2024年9月30日 - ) |
エンディング |
エイモス・ミルバーン 「Bad.Bad Whiskey」 「One Scotch,One Bourbon,One Beer」 「Just One More Drink」 |
製作 | |
製作 |
TBSスパークル BS-TBS |
放送 | |
放送局 | BS-TBS (旧 BS-i) |
映像形式 | 文字多重放送 |
音声形式 | ステレオ放送 |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 2003年9月1日 - 現在 |
放送時間 | 月曜日 21:00 - 22:00 |
放送分 | 60分 |
回数 | 1,000 |
公式サイト | |
番組年表 | |
関連番組 | おんな酒場放浪記 |
特記事項: 2008年3月まで『グッドライフ』枠内で放送 放送回数は2021年2月22日現在[1] |
イラストレーター・俳人であり、酒に造詣の深い吉田類の冠番組。東京近郊を中心に、基本として日本各地の酒場を紹介する番組である。
吉田は当番組の開始に際して、「ただ飲んで、酔っぱらうよ」と宣言。ロケの最中には、「自分が飲もうとする酒に、あらかじめ水を混ぜておく」といった演出や「最初に訪れた酒場で気分が盛り上がったまま、次の酒場へ向かう」といった態度を控えながら、本人曰く「酒場の間合い」を守ることを当初から心掛けているという[2]。このようなスタンスは視聴者や関係者から長年にわたって好評を博していて、『おんな酒場放浪記』という関連番組の誕生に発展したほか、BS-TBS以外のBSデジタル民放局でも『酒場放浪記』シリーズのようなロケ番組が相次いで制作されている。
2008年3月までは『グッドライフ』内で放送されていたが、同枠の終了に伴って、翌月4月から単独番組へ移行。2009年4月からは、基本として月曜日の21時台に放送されている。
2023年9月で、放送の開始から20年に到達。放送21年目に突入した同月4日放送分までの通算放送回数は1143回で、その間にロケで訪れた酒場は1121軒に及んでいる。また、2023年には番組史上初めての海外ロケを、「放送20周年の特別企画」として台湾で実施した[2]。
番組は1本15分(CM込み、後述)。
紹介する「酒場」は基本的には個人経営の居酒屋であるが、割烹風のいささか高級な店のほか、屋台、食堂、焼肉店、角打ち(つまみを出しその場で立ち飲みさせる酒店)など雑多な種類を取り上げている。バー、スナックの類は扱わない(バーは立ち寄りで訪問する場合あり)。
エイモス・ミルバーンの以下の3曲のうちいずれかが使用される。
すべてBS-TBS(旧 BS-i)での放送時間
2004年10月から2011年3月まで行われていた過去の回の再放送。
2018年4月よりParaviで過去放送分(2015年よりTBSオンデマンドで配信されていたものを移管)を定額制見放題で有料配信している(直近の最新エピソードについては、放送終了後の月曜22:00から)。また、TBS FREE・TVer・GYAO!にて最新話限定で無料配信を行っている。
番組の人気・知名度上昇が顕著となった2010年以降、長時間のスペシャルや通常放送枠の4本目で放送される「特別編」が度々制作されている。放送日・時間はいずれも初回放送時のもの。
番組放送21年目を迎え、オープニング曲を高田漣によるオリジナル曲『ほろ酔いの王国』のレコーディングの様子と対談を放送[7]。
BS-TBSでは、2010年12月31日から2011年1月1日にかけて『年またぎ酒場放浪記〜吉田類とカウントダウン〜』を放送したことを皮切りに、このタイトルによる「年越し番組」を2023年度(2023年 - 2024年)まで編成。大晦日(12月31日)の23時59分50秒から10秒間は新年へのカウントダウン、元旦になった瞬間(1月1日の0時)からは吉田・スタッフ・訪問先の酒場の常連客などによる樽酒の鏡開きの模様を放送している。
実際には全編を通じて生放送を実施しておらず、過去のレギュラー版の再放送や、新たに収録したロケ企画を中心に構成。カウントダウンや鏡開きのシーンについても、年末に収録を済ませていた。ちなみに、2012年度(2012年 - 2013年)の『年またぎ酒場放浪記』では、番組史上初めて6時間もの放送枠を確保していた[注釈 10]。
2013年 - 2014年(12月31日21:00 - 1月1日1:00)は、大分県、熊本県、長崎県の3県をまたぎ、坂本龍馬がたどった道のりを歩みながら居酒屋を訪れる「九州横断!龍馬の足跡をたどる&樽酒鏡開き」(#578-584)を放送した。
2014年 - 2015年(時間同上)は、「開創1200年・四国お遍路歩き旅&樽酒鏡開き」というタイトルで編成。四国八十八か所遍路巡礼をしながら、四国の居酒屋を巡る様子(#637-643)を伝えた。
2015年 - 2016年(時間同上)は、「生誕300年 蕪村を訪ね京都をさまよう&樽酒鏡開き4時間スペシャル」というタイトルで編成。吉田が「心の師」と仰ぐ与謝蕪村が一時居を構えた京都から歴遊した丹後まで、蕪村の足跡を辿りながら呑み渡る様子、それに恒例の新年カウントダウンと樽酒鏡開きの模様が放送された。今回は番組中で『おんな酒場放浪記』の傑作選も放送された。これとは別に12:00-19:00に「大晦日スペシャル」も放送され、年越しの特番としては、中断2時間をはさむ11時間のマラソン放送が実現した[8]。
2016年 - 2017年の年越し特番は、本編を再放送だけに充てたうえで2時間枠(12月31日23:00 - 1月1日1:00)に縮小。その一方で、翌々日(1月2日)は月曜日であったことから、3時間スペシャルとして「世界遺産熊野へ!古道歩き酒めぐり」を放送した。
2019年 ー 2020年(12月31日21:00 - 1月1日1:00)は、「神秘とファンタージーあふれる岩手列車旅」というタイトルで編成。岩手県の各地を列車で旅しながら居酒屋を巡る様子(#929 - #934)を伝えた。これで、放送開始から16年で47都道府県全て制した。
2020年 - 2021年(時間同上)は、「絶景!温泉・酒!歌人・若山牧水がめぐった日本ロマンチック街道の旅」というタイトルで編成。歌人の若山牧水が生涯巡った日本ロマンチック街道で静岡県、長野県、群馬県の3県の居酒屋を巡る様子を放送した(#987 - #992)。
2021年 - 2022年(時間同上)は、「大自然と歴史の魅力が溢れる!高知列車旅&樽酒鏡開き」というタイトルで編成。吉田の故郷である高知県を列車で旅し、居酒屋を巡る内容を放送した(#1045 - #1051)。
2022年 - 2023年(時間同上)は、「~姫路・倉敷・尾道・岩国へ!西国街道300キロ 城めぐり酒蔵めぐり&樽酒鏡開き4時間スペシャル~」というタイトルで編成。西国街道の兵庫県姫路市から倉敷、尾道、岩国の城や居酒屋を巡る内容を放送した(#1103 - #1108)。
2023年 - 2024年(時間同上)は、「~酒は愛!飲んで、食べて、冬の東北めぐり~」というタイトルで編成。吉田が東日本大震災(2011年3月11日発災)の被災地を福島県いわき市から海岸沿いに岩手県宮古市まで北上しながら、福島県内(いわき市・浪江町)、宮城県内(気仙沼市)、岩手県内(釜石市・宮古市)の老舗酒場や酒蔵を飲み巡った映像を放送した。「年またぎ酒場」には、2023年10月から『おんな酒場放浪記』の「酒場おんな」に加わった日比麻音子(TBSテレビアナウンサー)が出演。日比が『おんな酒場放浪記』へ初めて出演した回(レギュラー起用前の2023年3月31日に放送された「よいの日スペシャル」)や、当該回のロケ先であった東京都江戸川区の「酒場 山城屋」で同年内に収録された「鏡開き」の映像を放送した後に、視聴者からのリクエストを基に選ばれた「もう一度見たい放送回」の映像を流していた。なお、12月31日の本編直前(19:00 - 21:00)には、『祝20周年初海外スペシャル 台湾グルメで乾杯!』(2023年9月4日本放送)の映像に未公開シーンを追加した「再編集版」も放送[9]。
2024年 - 2025年には、前年度(2023年 - 2024年)まで『年またぎ酒場放浪記』を編成していた大晦日の深夜に『ヒロシのぼっちキャンプ』の「年またぎ4時間スペシャル」が組まれたことに伴って、2025年の元日(19:00 - 20:54)に『吉田類の酒場放浪記 元日2時間スペシャル』を放送する予定[10]。『元日スペシャル』については、吉田による伊勢神宮への参拝を兼ねた酒場ロケ企画や、(後日に発表される)スペシャルゲストとの「新春サシ飲み対談」を放送することが告知されている。
2019年12月1日に『BS5局で生放送!鶴瓶&安住の放送局漫遊記』で当番組に訪問。落語家の笑福亭鶴瓶、TBSの安住紳一郎アナウンサーが吉田とトーク、20時30分のグランドフィナーレでは、反町理(フジテレビ報道局解説委員長)、徳光和夫、おかゆ、ナイツなど豪華出演者が集結した。
いずれも、出版元はTBSサービス
いずれも、販売元はよしもとミュージックエンタテインメント[注釈 11]
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