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横山光輝による日本の漫画 ウィキペディアから
『バビル2世』(バビルにせい)は、横山光輝の作による漫画。および、それを原作としたアニメ作品である。
バビル2世 | |
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ジャンル | 少年漫画・SF漫画 |
漫画:バビル2世 | |
作者 | 横山光輝 |
出版社 | 秋田書店 |
掲載誌 | 週刊少年チャンピオン |
レーベル | 少年チャンピオンコミックス |
発表号 | 1971年28号 - 1973年47号 |
巻数 | 全12巻 |
漫画:バビル2世外伝 恐怖の予言の巻 | |
作者 | 横山光輝 |
出版社 | 秋田書店 |
掲載誌 | 月刊少年チャンピオン |
発表号 | 1973年5月号 - (読み切り) |
漫画:その名は101 | |
作者 | 横山光輝 |
出版社 | 秋田書店 |
掲載誌 | 月刊少年チャンピオン |
レーベル | 少年チャンピオンコミックス |
発表期間 | 1977年 - 1979年 |
巻数 | 全5巻 |
漫画:バビル2世 ザ・リターナー | |
原作・原案など | 横山光輝(原作) |
作画 | 野口賢 |
出版社 | 秋田書店 |
掲載誌 | ヤングチャンピオン |
レーベル | ヤングチャンピオンコミックス |
発表号 | 2010年6号 - 2017年3号 |
巻数 | 全17巻 |
アニメ:バビル2世 | |
原作 | 横山光輝 |
キャラクターデザイン | 荒木伸吾 |
音楽 | 菊池俊輔 |
製作 | NET、東映 |
放送局 | NET系列 |
放送期間 | 1973年1月1日 - 1973年9月24日 |
話数 | 全39話 |
アニメ:バビル2世 | |
原作 | 横山光輝 |
監督 | 牛草健 |
キャラクターデザイン | 嶋津郁雄 |
アニメーション制作 | ベガエンタテイメント |
製作 | テレビ東京メディアネット、 円谷映像、ベガエンタテイメント |
放送局 | テレビ東京、他 |
放送期間 | 2001年10月5日 - 2001年12月28日 |
話数 | 全13話 |
OVA:バビル2世 | |
原作 | 横山光輝 |
監督 | まつもとよしひさ |
脚本 | 並木敏 |
キャラクターデザイン | 荒木伸吾、姫野美智 |
音楽 | 石田勝範、平野たかよし |
製作 | ティーアップ、J.C.STAFF |
発売日 | 1992年 |
話数 | 全4巻(各巻30分) |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | 漫画、アニメ |
ポータル | 漫画、アニメ |
『バビル2世』は『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)に1971年7月5日号から1973年11月12日号まで連載された[1]。全121話であり、他に『別冊少年チャンピオン』1973年5月号掲載の読切1話がある[2]。超能力者であるバビル2世と、世界征服を企む超能力者のヨミとの死闘を描いたものであり、その内容から全4部作+読切1話で構成されているといわれている[2]。横山光輝のSF作品としては、超能力者を扱った『地球ナンバーV7』から2年超ぶりであった[1]。当時は劇画全盛で横山も全くSF作品を描かなかったが、本作のヒットで再びSF作品を描き続けることとなった[1]。
当初は10回連載の予定であり、バビル2世とヨミがヒマラヤで戦い、雪崩に呑み込まれて終了する予定であった[1]。ところが連載開始とともに人気が上昇したことから、長編連載に変更された[1]。
1972年12月18・25日号にはアニメ化決定と紹介された[3]。1973年1月1日よりNET(現:テレビ朝日)系列でテレビアニメが開始されて人気がさらに上昇し、アニメを見た女性ファンが『週刊少年チャンピオン』を買うことにより発行部数が増える現象が生じた[4]。アニメ人気により雑誌連載もカラー頁や増頁掲載が増え、1973年2月5日号はテレビ放映記念として80頁が掲載された[4]。
アニメ版も人気が過熱して当初予定より延長され、再放送も度々行われたことから、1979年には大阪を中心に「バビル2世ファンクラブ」が結成された[4]。
横山は自身の好きな作品と聞かれると、必ず『バビル2世』と答えていた[5]。
はるか昔、地球に不時着して帰れなくなり住み着いた宇宙人・バビル。彼が残した遺産・バベルの塔と三つのしもべを受け継いだ超能力者・浩一が、世界征服を企む悪の超能力者・ヨミと戦う物語。
5000年前、宇宙人・バビルは宇宙船の故障により地球に不時着した。彼はその科学力と自らの超能力によって時の権力者を動かして巨大なバベルの塔を建設させる。当初の目的は故郷に救助信号を送るためであった。しかし科学的知識に乏しい地球人は、一瞬のミスから完成直前の塔の大半を破壊してしまう。
故郷へ帰ることをあきらめて地球人と結婚したバビルは、破壊されたバベルの塔を子孫に託そうと決心する。彼は宇宙船の機器をもとに、いつの日か生まれるであろう自分と同じ体質を持つ子孫を探し出す装置と三つのしもべを作り上げた。この遺産を受け継ぐ人間が自分の2世になるのである。バビルは自分と同じ超能力をもった子孫にそれを託すことができるのを幸せだと考えた。
超高性能コンピュータが管理しており、かつてバビルが宇宙を旅していた時の記録に加え、5000年間の地球上の様々な出来事を記録している。普段は人工砂嵐を起こしてその所在を隠している。
催眠ライト・レーザー砲・ミサイルなど多彩な武装を持っており、主の命令、またはコンピューターの自動判断により外敵に対して使用する。それでも侵入された場合、広く迷路のような塔内に仕掛けられた数々の罠で侵入者を撃退する。その上武装やコンピューターなどの塔内設備を破壊されても自動修復する機能を持っており、バビル2世に超能力者としての教育を施す装置や、傷ついたバビル2世を癒す治療装置も完備している。アニメ第1作のみ「バビルの塔」と呼ばれる。
はるか昔に塔の外壁に1か所だけ裂け目ができており、該当箇所は修復されずに残っているため、武装を無力化などされるとそこから侵入されてしまう可能性があるのが唯一の難点。
『バビル2世 ザ・リターナー』では、オーバーテクノロジーの固まりであるコンピューター本体から情報を読み出し一部管理するのに、現代の既存のコンピューターなどの機材(アラブ系のペーパーカンパニーを利用して購入した)を利用しているとされている。
なお、第1作において声を担当した声優は数人おり、初期は井上真樹夫(第6話)なども演じていたが、中盤以降は山田俊司と矢田耕司[注釈 1]による、独特のカン高い声による「コンピュータ音声」に固定された。
初代バビルが残した遺産であり、2世を主として命令には絶対服従する。原作において、2世と同質のテレパシー能力を持つヨミの命令も受け付けてしまう弱点が露呈。以降、ヨミのいる場所ではしもべを呼べなくなり(2世とヨミの命令が拮抗すると行動不能に陥る)、苦しい戦いを強いられる。
バビル2世とヨミの用いた超能力を記載。バビル2世はヨミと異なりエネルギー吸収能力も持っている。
バビル2世やヨミの超能力は強力だが、決して無限ではない。使えば使うほど威力は増していくが、同時に激しい疲労を起こすようになり、キャパシティの限界を超えて急激に力を消耗すると老化現象をおこす。
ヨミは自身の死の経験からバビル2世よりも早くこのことに気づき、自分なりに考えた上で「ただ普通の人間が何年もかかって使うエネルギーを、一瞬にして使うことができるだけ」「いくら水量が豊富な井戸でも、めちゃめちゃに水をくみ上げれば枯れてしまう、それと同じこと」との推論を出していた。
バビル2世は超能力を使った後の激しい疲労について塔のコンピュータに理由を訊ねるが、制限が掛けられているらしくコンピュータは答えない。彼は第3部最後の戦いで超能力を使い果たしたヨミの姿を見て、ようやくその答えを知ることになる。
第3部に登場。アメリカの宇宙衛星にくっついて地球に飛来したミクロの知的生命体(ウイルス)。生物に寄生して成長し、最後にはその生物を支配する。ウイルスに侵された生体が近くを走り抜けただけで空気感染するほど感染力は強く、繁殖力も非常に高い。
このビールスは過去の地球でも猛威をふるったことがあり、死者の復活やドラキュラ伯爵・狼男など多くの魔人伝説を生んだ。かつて宇宙人・バビルも宇宙旅行中にこのビールスと出会っており、バベルの塔のコンピュータにその時の記録が残っていた。ビールスに感染した人間は皆血を吐いて倒れ絶命するが、その中でビールスに耐えられる体力と相性の良さを持った者は「ビールス人間」として復活する(通常の人間だと、復活できるのは30%前後の確率)。 感染後は超人的な体力・知力や、銃で撃たれた程度ではみるみるうちに傷口が塞がる異常なほどの再生能力の他に、テレキネシスや火炎放射といった超能力を発揮し、数人で手をつなげばつなぐほど超能力が増していく。
また、他の動物に感染して復活する場合もあり、作中では「ビールス犬」「ビールス牛」も登場している。犬や牛などに感染した場合は手を繋ぐ必要はなく、一斉に集中することで超能力を増していた。
死亡したヨミを復活させ、その超能力を数倍に増す。ヨミはビールスと特に相性が良かったらしく、「ビールスの力は得るが、支配に対しては抵抗し自我を保つ」「自ら作り出したビールス人間を統率し、手足のように命令を下す」という、ある意味理想の状態を作り出していた。このような共存を成功させたのは、作中ではヨミだけである。反対にバビル二世は同じ超能力者でも相性が悪く、一般人と比べればはるかに発症が遅かったものの、感染した時は他と同じように血を吐いて倒れ、意識を失い危篤状態となった。それを見たバベルの塔が即座に治療装置にかけたために一命は取り留めた。
しかし、ニンニクのエキスに非常に弱いという欠点があり、そのためニンニクが群生している地球では、過去でも繁殖を阻まれていた。一度でもこのエキスを注入された生物はビールスに対して抗体ができるらしく、以降は二度と感染することがなくなる。ビールス生物がエキスを注入されると、たちまち死滅して元通りの死体に戻るか、死体も崩れて跡形もなく消滅してしまう。
1971年から1973年にかけて『週刊少年チャンピオン』に連載された。単行本全12巻。ストーリーは幾つかの区切りがあり、その内容から全4部作+読切1話で構成されているといわれている[2]。第1部から第3部までは連載時に特に記されていないが、第3部では「暗黒魔王の巻」というサブタイトルがつけられた[3]。また第106話(第3部の最終話、1973年7月23日号)の最終ページには、「構想も新たにバビル2世第四部が33号よりはじまります」と書かれている[6]。
『その名は101』(そのなはワンゼロワン):1977年 - 1979年、『月刊少年チャンピオン』連載。単行本全5巻。
アメリカの研究施設に収容されていた山野浩一(本作ではじめてフルネームが判明した)は、自分の提供していた血液が人々を助けるためではなくCIAの超能力工作員を作り出すことに使われていたことを知り、嵐の夜に脱走する。浩一はコンピューター登録番号である『101』のままにワンゼロワンと呼ばれ、CIAに命を狙われる中、自分の血によって生まれた超能力工作員を抹殺していく。
本作では新たに浩一の血を輸血された人間(適応者)や動物が超能力者になる場合があるという設定が生まれた。浩一の血には、治癒効果があり、脱走した後も、負傷した人々に輸血していた。ピストルやナイフによる流血シーンなどバイオレンス描写は前作以上にハードで、主人公のエスパー戦士としての側面が強調されている。前作とは異なり浩一の内面描写が増え、卑劣な敵への怒りや憎しみをあらわにするシーンが多い。また恋愛描写も描かれ、浩一と恋に落ちる工作員として王銀鈴が登場する。
浩一の別名として「バビル2世」が挙げられ、ヨミが登場し、3つのしもべの存在も触れられるものの、本作は物語の終盤まで『バビル2世』本編とはリンクしないという異色の完結編である[注釈 6]。作者によると単純な『バビル2世』の続編ではなく、主人公のその後に焦点を当てたかったと語っている。
上記のように、第4部に納得がいかなかったために改めて書かれた完結編であり、そのため、内容は第3部からの続きになっている。しかし、後に単行本化されたこの第4部は第3部の続きとして収められたため、結果的に本作は『バビル2世』のパラレルストーリーのようになってしまった。
『バビル2世』は当初、連載は3か月程度で完結する予定だったという。しかし、あまりの人気に2年半もの長期連載となり、何度倒されてもヨミが復活するというパターンが繰り返された。
横山光輝は後年、ムック[7]のインタビューで「バビル2世と三つのしもべの関係は『西遊記』の三蔵法師とお供の孫悟空らをイメージして作った」と語っている。
この作品を描いた理由については「アメリカンコミックでは超能力者を主人公にした作品があるのに、日本にはまだなかったから」と答えている[注釈 7][注釈 8]。
また、バビルがヨミを倒した後の人生がどうなったかを質問され、「きっと孤独な、寂しい人生を送ったんだと思いますよ」と答えている。『その名は101』を描いた理由については「バビル2世という作品に愛着があったから」とも答えている。
バビル2世 (第1作) | |
---|---|
ジャンル | テレビアニメ |
原作 | 横山光輝 |
企画 |
斎藤侑(第1 - 5話) 高見義雄(第6 - 39話) |
脚本 | 雪室俊一ほか |
演出 | 田宮武ほか |
声の出演 |
神谷明 大塚周夫 野田圭一 山口奈々 野村道子ほか |
音楽 | 菊池俊輔 |
オープニング | 「バビル2世」(水木一郎、コロムビアゆりかご会) |
エンディング | 「正義の超能力少年」(水木一郎) |
国・地域 | 世界各国 |
言語 | 日本語 |
製作 | |
プロデューサー | 宮崎慎一、小沢英輔 |
編集 |
花房三郎 古村均 鳥羽亮一 |
制作 | NET、東映 |
放送 | |
放送チャンネル | NET系列 |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 1973年1月1日 - 同年9月24日 |
放送時間 | 月曜19:00 - 19:30 |
放送枠 | テレビ朝日系列月曜夜7時台枠のアニメ |
放送分 | 30分 |
回数 | 39回 |
NET(現:テレビ朝日)系列で1973年1月1日から9月24日まで毎週月曜日19時00分から19時30分に放送。全39話。
最新科学装備のバビルの塔(漫画版におけるバベルの塔)に住む正義の超能力者バビル2世が悪の超能力者ヨミの陰謀を粉砕するために三つのしもべとともに戦うという基本設定は同じ。これに加えてアニメ独自の事件が起きる。
原作との最大の違いは、主人公・浩一がバビル2世となったため、幼少時から10年間育ててもらった叔父母の古見一家と心ならずも別れたという設定である。浩一にほのかな恋心を抱く従姉妹(古見夫妻の娘)由美子が浩一を探すのだが、毎回、現場にたどり着く直前に浩一は次の戦いに備えてその地を去るために逢えないというすれ違い描写が物語を盛り上げた。
第27話以降は舞台とサブキャラクターを一新し、主人公の服装も変わった。バビル2世は北海道のワタリ牧場の居候として平和な生活を営みながら、復活したヨミと戦うという展開になる。
正副主題歌・BGMとも、全曲が菊池俊輔による。なお、第37話における『魔犬ライナー0011変身せよ!』(音楽:山下毅雄)など、他の作品から適宜BGMの流用もされている。
話 | サブタイトル | 脚本 | 演出 | 作画監督 | 美術 | 放送日 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 五千年前からの使者 | 雪室俊一 | 田宮武 | 荒木伸吾 | 浦田又治 | 1973年 1月1日 |
2 | 恐怖の岩石巨人ゴーリキ | 安藤豊弘 | 1月8日 | |||
3 | 暗黒の帝王ヨミ | 雪室俊一 | 明比正行 | 木暮輝夫 | 横井三郎 | 1月15日 |
4 | 三つのしもべたち | 安藤豊弘 | 宮崎一哉 | 1月22日 | ||
5 | これがテレキネシスだ! | 雪室俊一 | 岡崎稔 | 我妻宏 | 浦田又治 | 1月29日 |
6 | 危機一髪! バビルの塔 | 安藤豊弘 | 田宮武 | 江藤文男 | 横井三郎 | 2月5日 |
7 | もうひとりの司令官 | 雪室俊一 | 明比正行 | 伊藤英治 | 2月12日 | |
8 | 悪魔の秘密基地 | 安藤豊弘 | 古沢日出夫 | 石黒育 | 浦田又治 | 2月19日 |
9 | 恐怖のロッキー山脈 | 辻真先 | 岡崎稔 | 我妻宏 | 土田勇 | 2月26日 |
10 | 必殺ロボット・バラン | 雪室俊一 | 宮崎一哉 | 木暮輝夫 | 横井三郎 | 3月5日 |
11 | アンドロイド2段攻撃 | 安藤豊弘 | 田宮武 | 荒木伸吾 | 伊藤英治 | 3月12日 |
12 | ロボット電送マシンX1 | 辻真先 | 明比正行 | 江藤文男 | 土田勇 | 3月19日 |
13 | 人工衛星をとり戻せ | 雪室俊一 | 岡崎稔 | 我妻宏 | 浦田又治 | 3月26日 |
14 | 危うし!! 怪鳥ロプロス | 安藤豊弘 | 宮崎一哉 | 木暮輝夫 | 土田勇 | 4月2日 |
15 | ノートルダム発狂事件 | 辻真先 | 古沢日出夫 | 石黒育 | 伊藤英治 | 4月9日 |
16 | 幻の100兆円 | 雪室俊一 | 田宮武 | 荒木伸吾 | 勝又激 | 4月16日 |
17 | まっくらやみの挑戦 | 佐々木勝利 | 江藤文男 | 浦田又治 | 4月23日 | |
18 | 口笛を吹く悪魔たち | 辻真先 | 山口康男 | 岡田敏靖 | 伊藤英治 | 4月30日 |
19 | マンモスゴリラの襲撃 | 安藤豊弘 | 茂野一清 | 白川忠志 | 5月7日 | |
20 | 戦慄の宇宙大作戦 | 宮崎一哉 | 木暮輝夫 | 土田勇 | 5月14日 | |
21 | 赤ちゃんは超能力者 | 雪室俊一 | 田宮武 | 荒木伸吾 | 伊藤英治 | 5月21日 |
22 | 深海のカニロボット | 安藤豊弘 | 佐々木勝利 | 江藤文男 | 福本智雄 | 5月28日 |
23 | 死霊からの招待 | 辻真先 | 茂野一清 | 伊藤英治 | 6月4日 | |
24 | 永遠の都凍れるゾロウ | 山口康男 | 岡田敏靖 | 6月11日 | ||
25 | 死のV号作戦 | 雪室俊一 | 古沢日出夫 | 石黒育 | 土田勇 | 6月18日 |
26 | 総攻撃バビル2世 | 安藤豊弘 | 田宮武 | 荒木伸吾 | 伊藤英治 | 6月25日 |
27 | 新たなる闘い | 雪室俊一 | 山口康男 | 岡田敏靖 | 土田勇 | 7月2日 |
28 | 黄金のアミーバ | 辻真先 | 佐々木勝利 | 江藤文男 | 伊藤英治 | 7月9日 |
29 | 死を呼ぶギター | 安藤豊弘 | 宮崎一哉 | 石黒育 | 7月16日 | |
30 | ロボット使いの暗殺怪人 | 茂野一清 | 木暮輝夫 | 土田勇 | 7月23日 | |
31 | 死霊の馬ブルーペガサス | 雪室俊一 | 田宮武 | 荒木伸吾 | 伊藤英治 | 7月30日 |
32 | ダスト・デビル死の灰作戦 | 辻真先 | 佐々木勝利 | 江藤文男 | 土田勇 | 8月6日 |
33 | どくろ魔女の恐怖 | 安藤豊弘 | 宮崎一哉 | 菊池城二 | 伊藤英治 | 8月13日 |
34 | 夏に降る雪の狩人 | 辻真先 | 山口康男 | 岡田敏靖 | 土田勇 | 8月20日 |
35 | 狂った女王蜂 | 雪室俊一 | 宮崎一哉 | 石黒育 | 伊藤英治 | 8月27日 |
36 | ヨミの秘密兵器ゴーリキ2号 | 安藤豊弘 | 茂野一清 | 木暮輝夫 | 下川忠海 | 9月3日 |
37 | 謎のイプシロン星人 | 辻真先 | 田宮武 | 荒木伸吾 | 土田勇 | 9月10日 |
38 | 東京地下占領作戦 | 雪室俊一 | 勝間田具治 | 江藤文男 | 伊藤英治 | 9月17日 |
39 | 必殺! バビル2世対ヨミ | 安藤豊弘 | 山口康男 | 岡田敏靖 | 9月24日 |
この節の加筆が望まれています。 |
本作は『東映まんがまつり』内で、2本が上映されている。
2001年10月5日から12月28日までテレビ東京の深夜アニメ枠で放送された。全13話。主人公の浩一の苗字が神谷に変更され、病院経営者である古見泰造に遠縁の子という名目で育てられたという設定になっている。原作をベースとしているが、オリジナル要素が強い一作となっている。2002年2月22日から7月26日にかけて、テレビ東京メディアネットよりDVDが全6巻で発売。
話 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 放送日 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 選ばれし少年 | 増田貴彦 | 牛草健 | 嶋津郁雄 | 2001年 10月5日 | |
2 | 大いなる遺産 | 釘宮洋 | 吉田俊司 | 佐藤真二 | 10月12日 | |
3 | 暴走する悪意 | 鹿島典夫 | 宮田奈保美 | 10月19日 | ||
4 | 新たなる覚醒 | 鈴木卓夫 | 真野玲 | 青井清年 | 10月26日 | |
5 | ポセイドン発動! | 荒木憲一 | 石山タカ明 | 三宅網太郎 | 嶋津郁雄 | 11月2日 |
6 | 絶望の街 | 増田貴彦 | 嶋津奔 | 太田博光 | 長森佳容 | 11月9日 |
7 | バベルの塔攻防戦 | 荒木憲一 | 岡尾貴洋 | 岡村正弘 | 11月16日 | |
8 | 激突! バビル2世対ヨミ | 増田貴彦 | 寺本幸代 | 桜井木ノ実 | 11月23日 | |
9 | 禁断の最終兵器 | 嶋津奔 | 吉田俊司 | 嶋津郁雄 | 11月30日 | |
10 | 密林の悪魔 | 青木新一郎 | 桑原周絵 | 12月7日 | ||
11 | 邪神復活 | 荒木憲一 | 鹿島典夫 | 三宅網太郎 | 服部益実 | 12月14日 |
12 | 崩壊! バベルの塔 | 増田貴彦 | 桃瀬まりも | 寺本幸代 | 桜井木ノ実 | 12月21日 |
13 | 五千年の願い | 嶋津奔 | 牛草健 | 嶋津郁雄 | 12月28日 |
テレビ東京 金曜27:10枠 | ||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
コスモウォーリアー零
(2001年7月6日 - 9月28日) |
バビル2世
(2001年10月5日 - 12月28日) |
フィギュア17 つばさ&ヒカル
(2002年1月11日 - 3月29日) |
1992年にティーアップの制作により創美企画からOVA化された。VHSのみ全4巻(各巻30分,計120分)。テレビアニメ放送後の2002年11月22日にパイオニアLDCからDVD-BOXが発売されている。2017年4月4日にはHappinetからBlu-rayが発売。 ASIN B00006S254
原作の第2部までのストーリーを抜粋し、最終決戦部分はオリジナルストーリーとしている。この作品では、ヨミは平気で部下を使い捨てにするキャラクターとして描かれており、声はTV1作目を担当した大塚周夫の息子である明夫が担当している。
『バビル2世 ザ・リターナー』は原作:横山光輝、漫画:野口賢による漫画作品。
『ヤングチャンピオン』(秋田書店)にて、2010年6号(同年2月発売)から2017年3号(同年1月10日発売)まで連載された。
本編、「その名は101」の両方の設定を引き継いでいる。本編の40年後の現代が舞台で、バビル2世はアメリカに宣戦布告し、現代兵器・近未来兵器を駆使するアメリカ軍と壮絶な戦闘を繰り広げる。老いた伊賀野が官房長官として登場するほか、五十嵐、古見由美子、アニメ版の27話以降のワタリ牧場のユキらも40年経過した姿で登場している。また地球破壊プログラムを担った『マーズ』との対決と共闘というクロスオーバーや『魔法使いサリー』、『コメットさん』のキャラクターがスター・システム的に登場する。
ロプロスとポセイドンが化石様の装甲をまとった巨人(生物兵器)であり、旧支配者のロプロスとポセイドンを旧神であるバビル1世が封印したことになっているなどクトゥルフ神話への言及もある。
この節に雑多な内容が羅列されています。 |
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