Loading AI tools
アメリカの映画作品 ウィキペディアから
『ダイ・ハード2』(原題:Die Hard 2: Die Harder)は、1990年のアメリカ映画。『ダイ・ハード』(1988年)の続編である。超高層ビルでの活躍を描いた前作から舞台を空港に移し、再び刑事ジョン・マクレーンの活躍を描いたアクション映画。当初は1作目に続いてジョン・マクティアナンが監督する予定であったが、『レッド・オクトーバーを追え!』の撮影の最中であり、スケジュールの調整がつかなかったために、レニー・ハーリンが監督を務めている。
ダイ・ハード2 | |
---|---|
Die Hard 2: Die Harder | |
監督 | レニー・ハーリン |
脚本 |
ダグ・リチャードソン スティーヴン・E・デ・スーザ |
原作 |
ウォルター・ウェイジャー 『ケネディ空港/着陸不能』 |
製作 |
ローレンス・ゴードン ジョエル・シルバー チャールズ・ゴードン |
製作総指揮 | マイケル・レヴィ |
出演者 |
ブルース・ウィリス ボニー・ベデリア レジナルド・ヴェルジョンソン ウィリアム・アザートン ウィリアム・サドラー フランコ・ネロ ジョン・エイモス デニス・フランツ |
音楽 | マイケル・ケイメン |
主題歌 | ヴォーン・モンロー 『Let It Snow! Let It Snow! Let It Snow!』 |
撮影 | オリヴァー・ウッド |
編集 | スチュワート・ベアード |
製作会社 |
ゴールデン・カンパニー シルバー・ピクチャーズ |
配給 | 20世紀フォックス映画 |
公開 |
1990年7月4日 1990年9月21日 |
上映時間 | 124分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $70,000,000[1] |
興行収入 |
$117,540,947[1] $240,031,094[1] |
配給収入 | 32億5000万円[2] |
前作 | ダイ・ハード |
次作 | ダイ・ハード3 |
脚本の原作はウォルター・ウェイジャーによる小説『ケネディ空港着陸不能』(58 Minutes)。映画では、主人公をマローン警部からジョン・マクレーンに、舞台となるケネディ空港(ニューヨーク)をダレス空港(ワシントンD.C.)に変更するなど大きく脚色している。
なお、映画第1作の原作となったのはロデリック・ソープの小説『ダイ・ハード』(原題 Nothing Lasts Forever)だが、この2つの小説に関連性はまったく無い。また、1987年刊行の『58 Minutes』は、翌1988年に邦題『ケネディ空港着陸不能』(二見書房)として日本国内でも出版され、1990年には映画の公開にあわせて『ダイハード2』に改題されて新装版が出版された。
前作、ナカトミビルのテロ事件からちょうど1年後のクリスマス。ジョン・マクレーンは妻のホリーを出迎えるため、雪の降るワシントン・ダレス国際空港にやってきた。
空港警察から駐車違反切符を切られるハプニングの後、マクレーンは怪しい男2人組を見つけたため刑事の癖で後を追い、空港内の荷物室へ侵入した2人に職務質問したところ、銃撃戦に発展する。やっとのことで1人を倒すがもう1人には逃げられてしまう。男達の装備からただ事ではないと考え、直ちに現場を封鎖して捜査を開始すべきと進言したマクレーンだったが、空港を管轄する空港警察のロレンゾ署長は、ただの物盗りの犯行として相手にせず、むしろ一年で一番忙しい日に泥棒相手に銃撃戦をやったマクレーンを罵倒する。納得がいかないマクレーンは男達の正体を探るため、ロスにいる親友の警官パウエルに死んだ男の指紋情報を送って照会してもらう。その結果、先ほど目の前で死んだ男は、2年前にホンジュラスで航空機事故により死んだとされていた元アメリカ陸軍軍曹と判明する。マクレーンは話にならないロレンゾ署長を無視して管制塔に乗り込むと、知り得た情報を基に管制部長のトルドーに事の次第を話す。だがその時突然、滑走路の着陸誘導灯が消え、計器着陸誘導装置(ILS)も作動不能に陥り、上空の旅客機が着陸できなくなってしまう。
事件を起こしたのは元アメリカ陸軍特殊部隊群のスチュアート大佐と、同じく軍人だった彼の部下達であり、その目的は間もなく護送されてくる南アメリカ、バル・ベルデの麻薬王エスペランザ将軍の奪還だった。空港の管制システムを乗っ取ったスチュアートは、自分達の目的を明かすと共に逃走用の飛行機を要求し、トルドーに余計なことをしないよう警告する。
トルドーはコード・レッド(緊急事態)を政府に連絡すると共に管制機能を復旧させるべく、主任エンジニアのバーンズとSWATを建設中の新管制塔へ向かわせ、管制機能の回復を試みる。しかし、新管制塔へ通じる通路には作業員に変装したテロリストらが待ち受けていた。一方、空港用務員から新管制塔への経路を聞き出したマクレーンだったが、時すでに遅く、テロリストらに待ち伏せされたSWAT部隊は全滅し、バーンズも負傷。ようやく合流したマクレーンの活躍でその場の敵も全滅するものの、結局新管制塔は爆破され機能回復は失敗する。スチュアート大佐は警告に従わなかった上に部下が死んだ報復として、残り燃料がわずかであった英国旅客機ウィンザー114便(ダグラスDC-8-63)に偽の管制指示と誤ったILS情報を与えて地表に激突させ、200人余りの乗客乗員全員死亡という惨事を引き起こす。その上、まだ多数の航空機が上空を旋回しており、その中にはホリーが乗るノースイースト140便(ロッキード L-1011トライスター)もあった。
やがて政府からの支援としてグラント少佐率いる陸軍対テロ特殊部隊が到着し、トルドーの軽率を窘めると共にスチュアート対策に取り組みだす。かつての教え子でもあるスチュアートのやり方を知るグラントはあえて消極策をとってエスペランザ将軍の着陸を許し、彼らが要求した航空機で高跳びする際に一網打尽にするという。その間に将軍は輸送機の中で護送兵達を殺害して、自ら操縦桿を握っていた。作戦に不満のマクレーンは単独行動をとると着陸直後の将軍の護送機に接近し、彼の身柄を抑える。が、直後に将軍の確保に現れたスチュアートらと交戦状態になり、結局、将軍には逃げられ、マクレーンも間一髪で危機を脱する。再度のマクレーンの単独行動にロレンゾ署長が激怒するが、グラントはむしろマクレーンの勇気を称えロレンゾを批判する。
ビーコン無線を使うことでテロリストらを出しぬいて上空の航空機と連絡を取ることに成功した空港側は、管制が乗っ取られたことを伝え、メンフィスやアトランタ等、近隣の空港へ向かうことなどの指示を行う。しかし、ノースイースト140便など、残り燃料が少なく、他の空港へ行けない航空機もまだ相当数残るなど完全な解決に至らない。バーンズの助言により、近くの住宅地がテロリストの拠点となっている可能性が高いことを突き止め、マクレーンはバーンズをともなって現地へ向かう。
テロリストがアジトを設けた教会の外で見張りを仕留めたマクレーンのもとへ、バーンズからの連絡を受けたグラントの部隊も合流し、激しい銃撃戦が始まる。スチュアートらが教会の裏手からスノーモービルで逃げ出したことを察知したマクレーンは、一味からスノーモービルの1台とサブマシンガンを奪って追跡するが、何故かこちらの銃撃は効かず、一方的に迎え撃たれ、またもや間一髪で助かる。一方スチュアートらはそのまま空港敷地内へ入り、準備ができた逃走用のボーイング747F貨物機へと向かい、グラントらの部隊も彼らを拘束するべく同じ航空機へ向かう。
一味から奪ったサブマシンガンのマガジンには空包が装填されていたことに気づき、全てが茶番であると悟ったマクレーンは、満身創痍になりながら何とか空港に帰り着き、空港警察に乗り込む。そしてロレンゾ署長にスチュアート一味とグラントらが空砲で撃ち合っていたことを示し、初めからグラントがスチュアートの共謀者であったことを明らかにする。事態を把握し激怒したロレンゾは空港警察全隊に出動命令を下すとマクレーンに協力し、貨物機の格納庫へと急行しようとする。しかし、ロレンゾの警察部隊はクリスマスの混雑とウィンザー114便の墜落、さらにはノースイースト140便内部からの情報漏洩(後述の「リチャード・ソーンバーグ」の項参照)でパニック状態に陥った群衆と渋滞に遮られて組織立って行動できず、またもやマクレーン一人が敵地に乗り込むこととなる。マクレーンは特ダネを探していた地元のテレビクルーに依頼し、報道ヘリコプターで滑走路へと運んでもらう。
スチュアートやグラント、エスペランザたちを乗せ、貨物機は滑走路へと動き始める。マクレーンは離陸を阻止すべくヘリコプターから貨物機の主翼に降り立ち、補助翼の可動部に脱いだ上着を挟んで操作不能にする。これに気付いたスチュアートとグラントも主翼に降りてきた結果、たちまち大格闘に。グラントを倒したものの、軍隊格闘の達人であるスチュアートには歯が立たないマクレーンは逆に翼から落とされてしまう。布を取り除き機内へと戻るスチュアート。だがマクレーンは落とされる直前、とっさに翼の燃料バルブを開いていた。滑走路に残された彼は、漏れ出た燃料へめがけてライターで点火する。炎は滑走路の燃料を導火線のように伝い、飛び立った直後の飛行機へ引火。スチュアートやエスペランザを始めとするテロリスト集団は断末魔の悲鳴を上げ爆死する。
そして航空機爆発の残火が着陸誘導灯の代わりとなり、上空に残っていた航空機が続々と着陸、無事に全機助かる。マクレーンはホリーと無事を確かめて抱き合い、駐車違反を取り消したロレンゾが見送る中、用務員マービンが運転するカートで現場を後にする。
役名 | 俳優 | 日本語吹替 | ||
---|---|---|---|---|
ソフト版[9] | フジテレビ版[10] | テレビ朝日版[11] | ||
ジョン・マクレーン | ブルース・ウィリス | 樋浦勉 | 村野武範 | 野沢那智 (岩崎ひろし) |
ホリー・マクレーン | ボニー・ベデリア | 駒塚由衣 | 吉田理保子 | 弥永和子 |
スチュアート大佐 | ウィリアム・サドラー | 大塚芳忠 | 大塚明夫 | 堀勝之祐 (白熊寛嗣) |
ラモン・エスペランザ | フランコ・ネロ | 吉水慶 | 小林清志 | 田中信夫 (丸山壮史) |
グラント少佐 | ジョン・エイモス | 大塚明夫 | 郷里大輔 | 麦人 |
カーマイン・ロレンゾ署長 | デニス・フランツ | 池田勝 | 仲木隆司 | 内海賢二 (丸山壮史) |
レスリー・バーンズ | アート・エヴァンス | 石森達幸 | 緒方賢一 | 田中亮一 (白熊寛嗣) |
トルドー | フレッド・トンプソン | 有本欽隆 | 小林修 | 石田太郎 |
マーヴィン | トム・バウアー | 沢木郁也 | 清川元夢 | 納谷六朗 (小形満) |
リチャード・ソーンバーグ | ウィリアム・アザートン | 江原正士 | 村山明 | 江原正士 |
アル・パウエル | レジナルド・ヴェルジョンソン | 麦人 | 富田耕生 | 増岡弘 (高岡瓶々) |
サマンサ・コールマン | シーラ・マッカーシー | さとうあい | 金野恵子 | 佐々木優子 |
ビトー・ロレンゾ刑事 | ロバート・コスタンゾ | 島香裕 | 安西正弘 | 島香裕 |
ガーバー | ドン・ハーヴェイ | 曽我部和恭 | 若本規夫 | 秋元羊介 |
ベーカー | トニー・ガニオス | 津田英三 | 野島汎平 | 小野健一 |
トンプソン | ピーター・ネルソン | 島田敏 | 中村大樹 | 古田信幸 |
オライリー | ロバート・パトリック | 梅津秀行 | 大滝進矢 | 中田和宏 |
シェルドン | マイケル・カニンガム | 島香裕 | 鈴木勝美 | 西村知道 |
バーク | ジョン・レグイザモ | 梅津秀行 | 伊藤栄次 | 小室正幸 |
カーン | トム・ベリカ | 小野健一 | ||
オズボーン・コクラン[4] | ジョン・コステロー | 中村秀利 | 沢りつお | 幹本雄之 |
ミラー | ヴォンディ・カーティス=ホール | 郷里大輔 | 古田信幸 | 金尾哲夫 |
ショックリー[12] | マーク・ブーン・Jr. | 秋元羊介 | ||
マルキー | ケン・ボールドウィン | 島田敏 | 相沢正輝 | 幹本雄之 |
テルフォード | パット・オニール | 大滝進矢 | 古田信幸 | |
二等軍曹 | ジェイソン・ロス=アジキウェ | 千田光男 | 伊藤栄次 | 宝亀克寿 |
ノースイースト機コーパイ | スティーヴ・パーシング | 麦人 | 喜多川拓郎 | 金尾哲夫 |
スチュワーデス1 | シェリー・ビルシング | 林原めぐみ | 種田文子 | 渡辺美佐 |
スチュワーデス2 | カーラ・タンバレリ | 山田栄子 | 塚田恵美子 | 叶木翔子 |
老女 | ジーン・ベイツ | 有馬瑞香 | 荘司美代子 | 久保田民絵 |
ウィンザー114便の機長 | コルム・ミーニイ | 千田光男 | 郷里大輔 | 小島敏彦 |
軍用機機長 | ヴァンス・ヴァレンシア | 島香裕 | 岡和男 | 幹本雄之 |
軍用機コーパイ | ギルバート・ガルシア | 沢木郁也 | 沢りつお | 立木文彦 (長谷川敦央) |
レンタカーガール | ローレン・リザラー | 林原めぐみ | 種田文子 | 小林優子 (小林優子) |
案内係 | コニー・ライロ・シーマン | さとうあい | 達依久子 | 種田文子 |
ロリンズ | チャールズ・ラニアー | 郷里大輔 | 安西正弘 | 西村知道 |
管理人 | ビル・スマイリー | 石森達幸 | 峰恵研 | |
荷物係 | ドウェイン・ハーグレイ | 大塚明夫 | 桜井敏治 | 水野龍司 |
空港アナウンス | 林原めぐみ 山田栄子 有馬瑞香 | 塚田恵美子 | 稀代桜子 | |
日本語版スタッフ | ||||
演出 | 山田悦司 | 春日正伸 | 伊達康将 | |
翻訳 | 岡枝慎二(字幕) | 平田勝茂 | 宇津木道子 | 平田勝茂 |
効果 | 佐藤良介 | 関根正治 | リレーション | |
調整 | 遠西勝三 | 栗林秀年 | 荒井孝 | |
録音 | ニュージャパンスタジオ | スタジオ・ザウルス | 東北新社MA室 | |
プロデューサー | 平瀬登久子 | 山形淳二 | 圓井一夫 | |
解説 | 高島忠夫 | 淀川長治 | ||
制作 | CBS/FOXビデオ | ムービーテレビジョン | 東北新社 | |
初回放送 | 1992年10月3日 『G洋画劇場』 | 1994年4月10日 『日曜洋画劇場』 | ||
正味 | ノーカット | 約121分 |
回数 | テレビ局 | 番組名 | 放送日 | 放送時間 | 放送分数 | 吹替版 | 視聴率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
初回 | フジテレビ | ゴールデン洋画劇場 | 1992年10月3日 | 21:03~23:24 | 141分 | フジテレビ版 | 20.4% |
2回 | テレビ朝日 | 日曜洋画劇場 | 1994年4月10日 | 21:02~23:19 | 137分 | テレビ朝日版 | 20.3% |
3回 | フジテレビ | ゴールデン洋画劇場 | 1995年7月8日 | 21:03~23:24 | 141分 | フジテレビ版 | |
4回 | テレビ朝日 | 日曜洋画劇場 | 1999年1月10日 | 21:02~23:09 | 127分 | テレビ朝日版 | 20.0% |
5回 | フジテレビ | ゴールデン洋画劇場 | 2000年4月8日 | 21:00~23:24 | 144分 | フジテレビ版 | 17.2% |
6回 | 日本テレビ | 金曜ロードショー | 2002年10月11日 | 21:03~23:19 | 136分 | テレビ朝日版 | 18.1% |
7回 | テレビ朝日 | 日曜洋画劇場 | 2005年1月30日 | 21:00~22:54 | 114分 | 16.4% | |
8回 | 2006年11月12日 | 15.6% | |||||
9回 | 日本テレビ | 金曜ロードショー | 2009年5月29日 | 10.5% | |||
10回 | TBS | 月曜ゴールデン | 2010年5月10日 | 9.0% | |||
11回 | テレビ朝日 | 日曜洋画劇場 | 2011年10月16日 | 21:00~23:10 | 130分 | 9.1% |
映画の設定では、空港はワシントン・ダレス国際空港であるが、実際の撮影は別の空港で行われた。マクレーンがコートの雪を払いながらターミナル内に入ると大きなクリスマスツリーが飾ってあり、ターミナル内の搭乗手続きカウンター付近のシーン、公衆電話のシーンなどは、ロサンゼルス国際空港の「トム・ブラッドレー」国際線ターミナルで撮影された。電話はパシフィックベル社のものであるが、当時、これは西海岸の電話会社であり、ヴァージニア州には存在しなかった。
前述のマクレーンが公衆電話の場所を尋ねるシーンで、バックにブリティッシュ・エアウェイズの手続きカウンターが写っている。また、管制塔の機能が乗っ取られ空港ターミナル内の到着案内表示板が「延着」の表示に変更され、ターミナル内が騒然とするシーンでは、Travelers Aid office等の施設の入ったロサンゼルス国際空港で象徴的な扇状になった建物が写っている。
ターミナル内は、前述の通りロサンゼルス国際空港が使用されたが、ターミナルの外のシーンは、また別の空港で行われた。ターミナル玄関前で、マクレーンの車(ホリーの母親の新車)がレッカー車で移動されるシーンや、スチュアートがホテルで体を鍛えているシーンで映っている空港管制塔は、コロラド州デンバーにあったステープルトン国際空港である。しかし、このステープルトン国際空港は、その後、1995年にデンバー国際空港に移転したために、映画で使用された当時のターミナルや管制塔は取り壊された。
この節に雑多な内容が羅列されています。 |
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.