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『まりかセヴン』は、伊藤伸平による日本の漫画作品。『漫画アクション』(双葉社)の2010年10月19日号より不定期連載されていたが、第8話(連載通算14回目分)より無料ウェブコミック「Web漫画アクション堂」に移籍、さらに同サイトが「WEBコミックハイ!」と合併しリニューアルした「WEBコミックアクション」にて定期連載されていた。2015年4月24日配信分の32話後編で連載終了[1]。
通常、連載2回分で1話の構成で話が展開されている(ただし、第3話および第15話は1回、第10話および第18話は3回構成になっている)。
各話のタイトルは、ウルトラQ、ウルトラマン、ウルトラセブンなどウルトラシリーズのエピソードタイトルや、東宝の怪獣映画の題名をモチーフにしている。
作者の伊藤が、(巨大化する)「女子変身ものを描きたかった」[# 1] と述べているとおり、『ありそうでなかった「巨大変身ヒロイン」漫画』と称している作品[# 2]。女子が変身・巨大化する作品は他にもあるが、本作では特撮としての正当・王道を意識して描かれており[# 1]、巨大特撮ヒーロー作品を意識した臨場感で描かれるまりかセヴンと怪獣の戦闘や、コメディタッチで描かれる日常的な光景から醸し出される往年の特撮番組のおおらかな作風など、特撮への愛情が感じられる[# 3][# 4]。また、特撮作品に慣れ親しんだ日本が舞台であることから、まりかセヴンを視認した自衛隊員が「ヒーローっぽい」と発言するなどのメタフィクション的描写は、“特撮の国ニッポン”を再認識させると評される[# 4]。
さらに本作は、パロディが多分に含まれていることも特徴[# 3][# 4]で、これまでの特撮作品に似通ったタイトルである「ひみつの湖[2]」や「三大怪獣!地上最大の決戦!![3]」、他作品を彷彿とさせる台詞[4] なども多い。加えて、球体の回収用デバイスを見た登場人物が「ナニモンボール」と感想を漏らしたり、まりかセヴンの手に装着されたアイテムを見て「何トラブレスレット」と突っ込むなど、前述のメタフィクション的要素を逆手に取った場面も描かれている。
ごく普通の女子高生である三條まりかが住む町を怪獣が襲う。怪獣を撮影しようとする憧れの先輩・田子ノ浦と一緒に町に出たまりかは何者かに操られるように町中を走り、気が付くと怪獣並みの大きさの巨人に変身して怪獣と戦うことになる。まりかはひょんなことから、東ヤ-20a星雲からやってきた宇宙人セヴンと融合してスーパーヒロイン・まりかセヴンとして宇宙から来た怪獣と戦うことになってしまっていたのである。やがて変身してもマイペースなまりかをよそに、彼女を巡って自衛隊が動きだし、田子ノ浦やセヴンの思惑も絡んでいくことになる……。
話数 | タイトル | 初出 | 登場怪獣・宇宙人 | あらすじ | 単行本 |
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1 | 「まりかセヴン参上!」前編・後編 | 漫画アクション2011年10月18日号・ 2010年11月1日号 |
ゴリアデス | 突如出現し街を破壊する怪獣ゴリアデス。高校で事件に遭遇したまりかは内なる声に導かれて怪獣に接近し巨人に変身する。セヴンと名乗る宇宙人とともにセヴンストライカーで無事怪獣を倒すことができたが、変身後の写真に写ったひざの裏側の形でセンパイに正体が知られてしまう。 | 第1巻 |
2 | 「人形使いと牛丼」前編・後編[26] | 漫画アクション2011年1月18日号・ 2011年2月1日号 |
宇宙寄生体カリウス | 都内で無銭飲食事件が頻発、牛丼屋でセヴンと話し合いを行っていたまりかとセンパイも食い逃げの現場に遭遇する。寄生体カリウスの仕業と睨んだセヴンの機転でカリウスは一斉に宿主の体を放棄、合体巨大化するが、対するまりかは大の虫嫌いであった・・・。 | |
3 | 「ひみつの湖」[2] | 漫画アクション2011年5月10日号 | プレシウス | 茨城県北部竜神湖にUMAが出現したという情報をつかんだセンパイは、まりかとその親友サエを伴って調査に赴く。情報は釣り客の減少に悩む土産物屋の主人が流した嘘だったが、本当に湖から怪獣プレシウスが出現してしまう。ブレイドに変身するまりかであったが、その瞬間をサエに目撃され正体を知られてしまう。 | |
4 | 「大きい鳥をみた」前編・後編[27] | 漫画アクション2011年8月2日号・ 2011年8月16日号 |
テラバーン・マズル星人 | セヴンにとっても想定外の存在、怪鳥テラバーン。その正体がマズル星人の商品であることを見抜いたセヴンは、変身して怪鳥と星人に戦いを挑むが空を飛ぶ相手に苦戦する。一方、自衛隊も怪獣やブレイドに対して手を打つべく本格的に動き出していた・・・。 | |
5 | 「まりかとセヴン」前編・後編 | 漫画アクション2011年10月18日号・ 2010年11月1日号 |
ベベルギウス | センパイの2ちゃんねるを利用した工作により、『まりかセヴン』の名が世間に定着。その行為は自衛隊情報部がまりか達の秘密へとたどり着く結果へと繋がった。自分の力を見せつけた後、改めて自衛隊との共闘を提案するセヴン。そしてその口からついに怪獣出現の真相が語られる。 | 第2巻 |
6 | 「南海の大決闘」前編・後編[28] | 漫画アクション2012年1月24日号・ 2012年2月7日号 |
グランケ | 怪獣目撃の情報が相次ぐ六畳島近海に、海上自衛隊の駆逐艦隊と共にやって来たまりか達。鈴森少佐の過去が明らかになるなどの騒ぎの中、怪獣グランケが出現。変身するまりかであったが、彼女が泳げないなど様々な要素が重なり、想像以上の苦戦を強いられてしまう。 | |
7 | 「宇宙怪獣がこんなにカワイイわけがない」前編・後編[29] | 漫画アクション2012年4月3日号・ 2012年4月17日号 |
デスガイラ(地球名ニャンゴロス) | 湾岸地区に現れた怪獣デスガイラ。その第二形態のあまりの愛らしさにまりかは戦意喪失、市民達もその虜になり自衛隊の攻撃を断固として阻む。保護か抹殺かで世論が真っ二つに分かれる中、鈴森少佐はまりかにデスガイラの危険性と、中国とアメリカが日本へ向けて軍事行動を開始したことを教える。思い悩んだ末にまりかの起こした行動は・・・。 | |
8 | 「まりかセヴンは二度死ぬ」前編・後編[30] | Web漫画アクション堂2012年5月1日・ 2012年5月15日 |
バルギブロス | 湾岸地区に出現した怪獣バルキブロス、それはセヴンが捕獲した怪獣の中でも特に手強い存在だった。一敗地に塗れ、セヴンもまりかを『庇った』ため、かなりの損傷を負ってしまう。打倒バルキブロスの特訓も大した効果を見せない中、バルキブロスが石油コンビナートに迫り来る! | |
9 | 「人間そっくり[31][32]」前編・後編 | Web漫画アクション堂2012年6月12日・ 2012年6月26日 |
液体金属生命体メギルダ | 都内に夜毎現れる光る痴女、それは好物の金属と情報を求める液体金属生命体メギルダの変身であった。センパイの思考と情報を手に入れたメギルダ達は、自らが地球を支配することを宣言し、まりかセヴンそっくりに合体変身する。取材に来ていたTV局の協力のもと、『情報』を電波で発信してメギルダを一網打尽にする作戦が開始される。 | 第3巻 |
10 | 「逆襲のマズル星人」前編・中編・後編 | Web漫画アクション堂2012年7月10日・ 2012年7月24日・ 2012年8月14日 |
グテプラケネス・ マズル星人 |
前回で大々的に恥をかかされたサエは、センパイがいる限りまりかとは行動しないことを宣言する。マズル星人の新商品グテプラケネスと戦うまりかセヴンだが、セヴンすら情報を持ってないことと、まりかがサエとの事で悩んでることが重なり苦戦する。サエかセンパイかで悩むまりかにセヴンは、どちらかを選ぶならセンパイを選ぶべきだと薦める・・・。 | |
11 | 「三大怪獣!地上最大の決戦!!」前編・後編[3] | Web漫画アクション堂2012年9月11日・2012年9月25日 | ナジャス・ジライヤー・デスガイラ | 海水浴を楽しむまりかとサエの前にヘビ型怪獣ナジャスが出現する。同じころ、都内にはカエル型怪獣ジライヤーが出現した。ジライヤーを海岸に誘導し戦わせる作戦がとられるが、ナジャスと戦闘を始めたまりかセヴンはナジャスの尾から毒を受け、倒れる。ジライヤーの唾液によりナジャスの毒を中和し、ナジャスとジライヤーをまりかセヴンは二本のセヴンソードをクロスさせて投げる新必殺技まりかフライングクロスソードで倒した。 | |
12 | 「まりかSOS」前編・後編 | Web漫画アクション堂2012年10月9日・2012年10月23日 | ガルムンガ |
セヴンはまりかの身体運動機能の制御データを蓄積するため、高校の体育祭に参加していた。そこにガルムンガが出現。ガルムンガの強さは並みであったが、まりかの運動不足が人並はずれていたため、突然筋肉痛に襲われ、戦闘不能となる。自衛隊によるミサイルはガルムンガが発する超低周波によって破壊された。これを見たセンパイは、もう一発の誘導弾の発射を提案。ミサイルは再び破壊されるもののその際に発した超低周波によりまりかセヴンの筋肉痛が完治し、セヴンストライカーによって倒すことができた。 |
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13 | 「700kcal を突っ走れ!」前編・後編[33] | Web漫画アクション堂2012年11月13日・2012年11月27日 | モルバリク | 東京湾に暴食怪獣モルバリクが出現。モルバリクはセメントを主食とし、ビルなどを食い荒らした。 体重に関するセヴンの心無い発言により出撃を拒否していたまりかであったが、モルバリクがビルなどを大量に食べてもやせているのを見て一転して出撃。 しかしモルバリクは背中から生えたコンクリートのトゲを発射し、セヴンストライカーや自衛隊の攻撃を防御。センパイの発案により空きビルの中に潜み、ビルごと食われることで体内からモルバリクを破壊した。 | 第4巻 |
14 | 「怪獣秘宝館」前編・後編[34] | Web漫画アクション堂2012年12月25日・2013年1月16日 | ガライバ | まりか達のハイキング先の怪獣秘宝館に展示されていた破損した怪獣回収デバイスからガライバが出現。自衛隊の攻撃が始まる前に報告を受けていた米軍は物量作戦で攻撃を開始。大量の無人攻撃機と巡航ミサイルを投入するが効果はあがらなかった。センパイの発案によりまりかセブンはガライバを水源地に落とす作戦を実行。米軍の援護も受けて水中に落ちてひびの入ったガライバはトマホークで破壊された。 | |
15 | 「宴会は誰れのために」[35] | Web漫画アクション堂2013年1月29日 | なし | 鈴森少佐の発案で膝見縄温泉で怪獣関係者の慰労会が開かれた。名前が判明していなかった登場人物の名前が多数判明した。宴会は怪獣出現の報を受けて解散となったが、この怪獣が何であるかは不明。 | |
16 | 「まりかが来りてカニを炊く」前編・後編[36] | Web漫画アクション堂2013年2月12日・2013年2月26日 | ギガザ | 怪獣ギガザが出現。前後左右に高速で移動しまりかセヴンの攻撃を翻弄する。さらに強酸性の泡を吐いて、まりかセヴンを倒した。自衛隊の攻撃もギガザの機動性や泡により効果はあがらない。鈴森少佐は気力のないまりかを説き伏せることに成功し、泡の出口からセヴンストライカーをうちこみ、ギガザは倒された。 一方、制限区域内で遺品のメディアを収集していたジャーナリストの牧野は情報部に追われながらまりかセヴンの戦いを目撃、政府が秘密にしている怪獣戦闘の真実を知るのであった。 | |
17 | 「東京氷河時代」前編・後編[37] | Web漫画アクション堂2013年3月12日・2013年3月26日 | ブリザードン | 東京湾が凍りつくほどの寒波が襲来。その原因は冷凍怪獣ブリザードンであった。悪天候のために自衛隊の攻撃が著しく困難である中、まりかセヴンに期待がかかったが、まりかも人一倍の冷え性であったために活動できなくなっていた。鈴森少佐はセンパイの「冷凍怪獣は熱に弱い」との助言によりナパーム攻撃を行うが、逆効果であった。 まりかセヴンは防衛技術研究所で浦沢が極秘に開発していた冷凍光線銃を使って攻撃。怪獣から熱エネルギーをすいとることで弱らせ、最後にフライングクロスソードで倒した。 | |
18 | 「ISSから来た男」前編・中編・後編[38] | Web漫画アクション堂2013年4月19日・2013年5月10日・2013年5月24日 | ブローダ(本体・鳥怪獣) | 人工衛星が日本上空で次々と消滅、セヴンも知らない鳥怪獣が暴れ回る中、ISSから宇宙飛行士三波洋が緊急帰国する。彼のもたらした情報により、鳥怪獣の正体が浮遊怪獣ブローダの捕食器官であることが判明。スペースデブリ発生の危険性などで攻撃を仕掛けられない状況の中、ブローダのISS接近の危険性が高まり宇宙ステーション補給機“こうのとり”でまりかを宇宙空間に送り込む。『ガ壱號作戦』が功を奏しブローダは倒された。鈴森少佐は三波にモーションをかけるが、彼にはISSに婚約者がいて無事に結婚することができた。 | 第5巻 |
19 | 「ダイヤモンドが永遠に!?」前編・後編[39] | Web漫画アクション堂2013年6月7日・2013年6月21日 | ガリヤスタ | 東京湾に結晶怪獣ガリヤスタが出現。火に弱いというセヴンの情報により焼夷弾による攻撃が有効と思われたが、セヴンが漏らした炭素の結晶という言葉で司令室の全員がダイヤモンド怪獣であることに気づき、欲にかられて攻撃を中止してしまう。さらに一般人に情報が漏れ、ダイヤを求めて結晶化される被害者が続出。唯一正気を保っていたまりかは司令室(除く鈴森少佐)を説得し怪獣を燃やすことを決意。セブンストライカーは屈折して効果がなかったが、接近戦で振り回したセヴンソードが偶然怪獣を突き刺し、怪獣はほとんどが燃え尽きた。燃え残ったダイヤモンドは復興予算に組み入れられたとみられる。 | |
20 | 「ドキッ!スク水だらけのプール開き」前編・後編[40] | Web漫画アクション堂2013年7月5日・2013年7月19日 | マキューア | まりかの高校上空に液体怪獣マキューアが出現。まりかを除く水泳授業中の全員がマキューアに体を乗っ取られる。マキューアはさらにスプリンクラーを通じて校内全体を支配する。まりか以外にもセンパイも被害を受けていなかった。二人は脱出を図るが、マキューアは乗っ取られた生徒を利用して肉弾戦を開始。セヴンはそれを利用し逆にマキューアの拡散を防ぐことにする。さらに現場近くにいた鈴森少佐もマキューアに乗っ取られ、強敵となる。まりかとセンパイは家庭科室から調達した食塩をマキューアの核があるプールに投げ込むことに成功。苦しみプールから飛び出したマキューアを高熱放射で蒸発させた。 | |
21 | 「留年寸前ゾーン」前編・後編[41] | Web漫画アクション堂2013年8月2日・2013年8月19日 | ダルード、ステラゴン、デスガイラ | 怪獣と戦うために出席日数が足りず全科目赤点だったまりかは、留年を避けるために夏休みに補習授業を受けていた。しかしその授業中にも怪獣は出現。ダルードとステラゴンを授業と小テストの間の休み時間に倒す綱渡り状態になった。ダルードは防御力が高く、ステラゴンは口から強力な光線を発射するため苦戦する。自衛隊による仲たがい作戦は失敗するが最終的にダルードの甲羅による防御を逆に利用した攻撃で撃破することに成功し、さらに留年も回避できた。ただ、センパイが考え無しに放ったデスガイラはその後も森を食べ続けた。 | |
22 | 「恐怖の磁力線」前編・後編[42] | Web漫画アクション堂2013年9月6日・2013年9月20日 | ザンジバル | 強力な磁力線を発するザンジバルが出現。磁力線は周囲の通信や電力を途絶したため、怪獣の出現情報が自衛隊の司令部にまったく届かない状況になった。おおまかな位置は特定できたが、電子制御による正確な攻撃はできない。怪獣の発する磁力線でセヴンとの会話もできなくなり、まりか単独で変身する。怪獣は背中のレールガンで遠距離攻撃をするため近づけない。戦車の肉眼による砲撃で一時的に磁力線が弱まった瞬間を狙って接近、セヴンソードで怪獣は倒されるが、その光景を見守る謎の美少女と黒猫に気づく者は誰もいなかった・・・。斬矢シュレディンガー昴登場。リト登場。 | 第6巻 |
23 | 「黒い追跡者」前編・後編 | Web漫画アクション堂2013年10月4日・2013年10月18日 | コングレン | 都内に火焔怪獣コングレンが出現し、周囲を火の海に変える。出撃したまりかセヴンはまりかが夏風邪を引いたためにまったくかなわない。そこに突然猫耳の人型巨大宇宙人が出現。セヴンはその宇宙人がシュヴァルツ=メルダーといい、宇宙の賞金稼ぎで敵であるという。セヴンは免疫機能を一時的に抑えて体調を回復するが、それは同時にまりかの生命を危険にさらすことであった。しかしそれでも苦戦してしまう。シュヴァルツは必殺技シュヴァルツクーゲルブリッツを発射し、怪獣を退治。変身を解いて高熱に苦しむまりかの横に美少女と黒猫が現れ、謎の言葉を残す。シュヴァルツ=メルダー登場。 | |
24 | 「炎の転校生」前編・後編[43] | Web漫画アクション堂2013年11月1日・2013年11月15日 | ビエラ | まりかのクラスに「斬矢シュレディンガー昴」が転校し、美人でスポーツ万能・成績優秀なためたちどころにクラスの人気者になる。実は彼女はシュヴァルツ=メルダーの人間態であり、米軍の工作で編入したのであった。ビエラの出現によりまりかは現場に急行するが、鈴森少佐から攻撃をシュヴァルツに任せるように要請される。セヴンはその要請を無視するが、シュヴァルツと共闘せず足を引っ張り合う。その後まりかの説得によりようやく共闘して怪獣を倒せた。怪獣退治後に現れた昴をまりかは心配をするが、センパイは膝の裏の映像からシュヴァルツと昴が同一人物であることを見抜く。 | |
25 | 「変身少女と(関西弁しか)喋らない猫。」前編・後編[44] | Web漫画アクション堂2013年12月6日・2013年12月20日 | モバイガ | クリスマスプレゼントを探しに街に出たまりかは、ファミレスで親しげに談笑するセンパイと昴を目撃する。実は二人はシュヴァルツのフィギュアの商談をしていたのだが、まりかは完全に誤解をした。次の朝、体育倉庫にまりかを連れ込んだ昴は電磁パルスでセヴンを無効化・まりかを拘束し、出現したモバイガに単独で向かう。シュヴァルツは剣で触手を切断するが、急速に復元する触手の針に刺され、毒に侵されてしまう。一方、センパイは電磁波の異常を探してまりかを発見する。変身したまりかセヴンは、シュヴァルツや自衛隊の援護を受けて真上から接近、セヴンストライカーでモバイガを退治する。 | |
26 | 「飾りじゃないのよ猫耳は」前編・後編[45][46] | Web漫画アクション堂2014年1月10日・2014年2月7日 | バグモン | 文化祭で猫耳メイド喫茶を出店していたまりかのクラスでは、まりかと昴が人気萌えメイドの首位を争っていた。同じころ、大蜘蛛怪獣バグモンが出現。大量の幼体が街にあふれ出た。自衛隊は火炎放射でほぼ殲滅したが、巨大な成体が地中から出現したため敗走。首位争いを優先させ出撃を拒んでいたセヴンと昴のもとに怒った鈴森少佐が乗り込み、強制出撃。変身したまりかセヴンとシュヴァルツはバグモンの張った網にとらわれ、苦戦。バグモンの成体は二人の必殺技の合わせ技で倒したが、体内現れた無数の幼体を二人で踏みつぶし退治を完了。二人が高校に戻ると二人を抜いて鈴森少佐がトップ指名になっていた。 | 第7巻 |
27 | 「必殺!バレンタイン・キック」前編・後編[47] | Web漫画アクション堂2014年2月21日・2014年3月7日 | バリアント | バレンタインデーの前日にオーブンが壊れ困っているまりかに、昴は一緒にチョコを作ることを提案。昴はまりかとサエを拉致し、米軍基地内にあると思われる住居に連れ込む。同じころ有刺怪獣バリアントが都内に出現。昴とまりかはオスプレイで出撃するが、10分で戻らないとクッキーが焦げるために3分で怪獣と戦う必要が生じた。バリアントは電磁バリアですべての攻撃を跳ね返すため苦戦するが、ヘリに乗っていたセンパイが怪獣の頭上にバリアのない領域があることを発見。「必殺!バレンタインキーック!!」で退治した。次の日、まりかはセンパイに「まりかセヴンチョコクッキー(特大)」を渡し、昴はまりかにチョコを渡した。 | |
28 | 「まりかセヴン対暗黒大怪獣」前編・中編・後編[48][49] | Web漫画アクション堂2014年4月18日・2014年5月9日・2014年5月23日・2014年6月6日 | パラゾイド | 派遣社員根室は、怪獣が訪問先の商社を破壊する現場に遭遇する。怪獣は会社を一つ破壊すると忽然と消滅。翌日再び怪獣が出現、今度は勤務先を破壊されつつも生き延びた根室であったが、その心は絶望に支配されていく。上条大尉とセヴンは根室を訪問、セヴンがストレスをかけるとパラゾイドが出現。パラゾイドは根室の体を乗っ取り、驚異的な体力を示し逃走。セヴンはパラゾイドの正体に気づき、街を破壊し始めたパラゾイドの影と戦うが、パラゾイドの影は破壊できない。一方昴はパラゾイドが憑依した根室を発見、人間大のシュヴァルツとなり、パラゾイドの分離に成功。本体を破壊する。事件解決後、かつての勤務先の跡地で重機を操作する根室の明るい姿があった。 | |
29 | 「雨の午後はヤバいの」前編・中編・後編[50] | Web漫画アクション堂2014年7月4日・2014年7月18日・2014年8月8日 | エレゴラス | 山間部にエレゴラスが出現し、電気設備を破壊してエネルギーを吸っていた。目撃情報がなく緊急怪獣速報がない中、センパイは独自の情報で怪獣の出現を探知した。エレゴラスは街中に降りてきたが、中継映像を見たまりかは、そのヘラクレスオオカブトに似た姿形から虫アレルギーを発症出撃を拒否する。何とか説得され戦闘を始めたが、やはり虫であることに気づき、心を閉ざす。センパイの声で目を覚ましたまりかは戦闘を再開。エレゴラスとともに庄和排水機場に転落する。狭い空間に苦戦するが、エレゴラスの放電角をセヴンソードで破壊することに成功。その後まりかエレクトリックサンダーで過充電にし、エレゴラスを倒した。 | |
30 | 「俺を継ぐもの」前編・中編・後編[51] | Web漫画アクション堂2014年8月22日・2014年9月5日・2014年9月19日・2014年10月3日・2014年11月7日 | レリカー星人 | センパイは街中で理想のひざの裏を持つ少女と遭遇する。実はそれはレリカー星人が見せた幻だった。レリカー星人はセンパイと融合しまりかセヴンの情報をテロリストに漏えいすることで地球人同士を戦わせ、地球の地上げを図る。センパイの人望がなく人質としての価値がないと判断したレリカー星人は巨大化するが、逆にセンパイの意識に支配されていく。レリカー星人の中にセンパイがいるため攻撃をためらうまりかだったが、シュヴァルツからフィギュアの契約を聞かされて激高したまりかがセヴンストライカーを発射、レリカー星人を倒した。 | 第8巻 |
31 | 「怪獣ウォッチ」前編・中編・後編[52] | Web漫画アクション堂2014年11月21日・2014年12月19日・2015年1月23日 | グラビラー・パズゼア星人 | 突然巨大タンカーが空中に巻き上げられ、反重力怪獣グラビラーが現れた。兵器として開発されたが失敗作だったためパズゼア星人に遺棄されたものだった。グラビラーがダウンしたのを待って攻撃を開始したまりかセヴンだったが、防御力が大きいため歯が立たない。そのとき、パズゼア星人から装着する新兵器を渡される。操作が難しい兵器だったが、槍型に変形した際にグラビラーの角を破壊、その後鞭状になった兵器を使ってグラビラーを倒した。兵器はモニターとすることでセヴンの所有になった。 | |
32 | 「まりかセヴン暗殺計画」前編・中編・後編[53][54] | Web漫画アクション堂2015年2月20日・2015年3月6日・2015年3月20日・2015年4月3日・2015年4月24日 | タマミ・暗殺機人タマミネーター・グライブ星人 | 地球の再開発をたくらみその邪魔になる地球人類とまりかセヴンの抹殺を企てるグライブ星人は人間サイズのロボット「タマミ」をつれ、女子小学生そっくりの宇宙服でまりかと昴を襲う。自衛隊や米軍情報部も加わり乱戦になるが、宇宙服を破壊されたグライブ星人はタマミに乗り換え、巨大化して暗殺機人タマミネーターになる。タマミネーターの発する光線兵器を受けたまりかセヴンは倒れ、エネルギー障壁フィールド[55] に閉じ込められる。セヴンはエネルギーが切れるとまりかとともに消滅するため、分離することを提案する。一方、廃棄された宇宙服の解析からグライブ星人の円盤の位置が特定され、ピンキーパンチで攻撃を開始。円盤がダメージを受けたために障壁フィールドが消え、動作が不安定になったタマミネーターをまりかセヴンが倒した。最後にシュヴァルツによって円盤が破壊された。 |
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