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西 靖(にし やすし、1971年7月8日 - )は、毎日放送(MBS)のアナウンサー。2022年4月1日から相愛大学共通教育センターの客員教授[1]、同年7月1日からMBS総合編成局のアナウンスセンター長を兼務している[2]。
にし やすし 西 靖 | |
---|---|
プロフィール | |
出身地 | 日本・岡山県岡山市 |
生年月日 | 1971年7月8日(53歳) |
血液型 | O型 |
最終学歴 | 大阪大学法学部 |
勤務局 | 毎日放送 |
部署 | 総合編成局アナウンスセンター |
職歴 |
毎日放送アナウンサー(1994年4月 - ) 相愛大学共通教育センター客員教授(2022年4月 - ) 毎日放送アナウンスセンター長(2022年7月 - ) |
活動期間 | 1994年 - |
ジャンル |
報道 情報 バラエティ番組 |
配偶者 | 既婚 |
公式サイト | 【MBS】西靖アナウンサー |
出演番組・活動 | |
出演中 | 厳選!月イチジャーナル |
出演経歴 |
すてきな出逢い いい朝8時 ちちんぷいぷい リアルタイム VOICE 西靖&桜井一枝のわくわく土曜リクエスト ヤングタウン日曜日 ミント! あどりぶラヂオ よんチャンTV |
備考 おかやま観光特使。『よんチャンTV』の出演期間中は、番組内限定で「MBS解説委員」という肩書を使用していた。 |
岡山県岡山市の出身で、岡山県立岡山一宮高等学校から大阪大学法学部へ進学。大学生時代までは、棒高跳の選手として陸上部で活動していた。
大阪大学卒業後の1994年に、アナウンサーとして入社。同期入社のアナウンサーに、三澤肇(現在は毎日放送報道情報局解説委員)がいる。入社当初は、「社会派アナウンサー」として報道番組の担当を希望。しかし実際は、テレビのバラエティ・情報番組や、MBSラジオの深夜番組を長らく担当。1999年10月に始まったMBSテレビ平日午後の情報番組『ちちんぷいぷい』には、放送開始1週間後の初出演を経て、同年11月から15年以上にわたってレギュラーで登場していた。『ちちんぷいぷい』では総合司会を一時担当していたが、その間に、報道系のドキュメンタリー番組(MBSテレビの『映像』シリーズなど)で随時ナレーターを務めている。
過去には、MBSテレビ制作・TBS系列全国ネットの生放送番組(『すてきな出逢い いい朝8時』→『リアルタイム』)でレギュラーを務めたほか、『おはようクジラ』(TBS制作の全国ネット番組)に近畿地方担当アナウンサーとして出演。2007年の『NHK紅白歌合戦』では、ポルノグラフィティの曲紹介の際に、白組司会の笑福亭鶴瓶から名前を紹介された[3]。また、『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ)、『きらきらアフロ』(テレビ大阪)、『MUSIC JAPAN』(NHK総合テレビ)など、他局の番組にも随時登場。2009年の元日には、『西靖&桜井一枝のわくわく土曜リクエスト』(当時出演していたMBSラジオの生ワイド番組)のパートナー・桜井一枝からの電話によって、北海道旅行中にもかかわらず桜井がパーソナリティを務めるABCラジオの特別番組に出演した。
オリコン調査『第5回 好きな男性アナウンサーランキング』の女性回答で8位にランクイン[4]。その一方で、2013年以降は、「うめきた未来会議MIQS」(毎日放送・グランフロント大阪・一般社団法人ナレッジキャピタルの共催による交流型カンファレンス)に参加している。
2014年には、4月7日(月曜日)から、『ちちんぷいぷい』の総合司会(主に「きょうの☆印」を担当)と『VOICE』(MBSテレビ平日夕方のローカルワイドニュース番組)のメインキャスターを兼務している。ちなみに『VOICE』では、2000年10月の番組開始から2005年9月まで、同期入社の三澤が初代のメインキャスターを担当。西は、「入社20年目のルーキー? ニュースはじめました」という触れ込みで、入社後初めてニュース番組のキャスターを務めている。バラク・オバマがアメリカ合衆国大統領として初めて広島平和記念公園を訪れた2016年5月27日には、「毎日放送の報道記者」としての取材を正式に認められたことから、園内の慰霊碑で催された献花式を至近距離(慰霊碑から左側に約15m離れた記者席)から取材・撮影した。
2009年時点での社内の役職は副部長。社内ではバドミントン部(部長:結城哲郎、部員:近藤亨など)、アナウンサー室内ではウクレレ部(部長:西、部員:河田直也)と写真部(部長:上泉雄一、部員:西)に所属していた。
長らく独身生活を続けていたが、2014年10月に14歳年下の一般人女性と結婚[5]。2016年8月16日に第1子(長男)[6]、2018年9月29日に第2子(次男)を授かった[7]。
なお、『ちちんぷいぷい』では、2016年4月1日で総合司会を勇退してからも、2019年3月22日(いずれも金曜日)まで主にニュースキャスターとして出演。2019年3月29日(金曜日)で『VOICE』が終了したことに伴って、同年4月1日(月曜日)からは、事実上の後継番組である『ミント!』内の関西ローカルニュースパート「Newsミント!」のニュースキャスターに事実上専念していた。
『ミント!』は2021年3月5日、『ちちんぷいぷい』は同月12日(いずれも金曜日)放送分で相次いで終了したが、メインキャスターを務める「Newsミント!」(関西ローカルニュースパート)は単独番組として3月26日(金曜日)まで放送を継続。『ミント!』の後継番組として同月29日(月曜日)から放送の『よんチャンTV』(よんチャンテレビ)では、アナウンス職のまま、毎週木曜日にニュース解説を担当している(金曜日には三澤が担当)。
その一方で、「新日本放送」時代の1959年3月1日からテレビ放送事業とラジオ放送事業を兼営してきた毎日放送は、2021年4月1日付でラジオ放送事業を「株式会社MBSラジオ」へ移管。毎日放送は移管を機にテレビ単営局へ移行したが、西はアナウンス職のまま同社の総合編成局(移管と同時に新設)へ在籍する一方で、株式会社MBSラジオが制作する番組(定時ニュースや『あどりぶラヂオ』など)にも「MBSアナウンサー」として出演している。『よんチャンTV』では「解説委員」という肩書を使用しているが、実際には通常のアナウンス業務(「Newsミント!」の終了を機に再開した定時ニュースのシフト勤務など)にも就いている。
2021年6月3日放送分の『よんチャンTV』で、妻の第3子出産に向けて、毎日放送の育児休業制度を活用することを公表した。休業は翌週(6月7日)からおよそ4ヶ月間(当初の予定では3ヶ月間)にわたっている[8]が、MBSラジオでは、休業前に収録した特別番組やCMを休業中にも随時放送。本人も休業を機に、「昭和生まれアナウンサー・西靖の育休日記 」というコラムの連載を『みんなのミシマガジン』(ミシマ社が公式サイトで公開しているウェブマガジン)内で始めている。
2021年10月4日付で、アナウンサーとして職場に復帰[9][10]。10月21日から、『よんチャンTV』への出演を再開した。その一方で、復帰後も当面は「育休日記」の更新を続けているほか、2021年度のナイターオフ期間(2021年12月 - 2022年3月)にはMBSラジオで毎週水曜日(18:00 - 20:00)に『西靖・谷口キヨコのもっと聴きたい!水曜日』のパーソナリティを担当した。
2022年には、4月1日付で相愛大学共通教育センターの客員教授へ就任。就任後は、「市民性(シティズンシップ)育成論」「共生社会論」といった教養科目の講義を担当している。その一方で、毎日放送アナウンサーとしての活動も継続。4月4日からは、後輩アナウンサー・前田春香とのコンビで『厳選!月イチジャーナル』(『月刊 ニュースなラヂオ』の後継番組として月曜日に月1回放送)のキャスターを務めている[11]。
毎日放送の人事異動に伴って、2022年7月1日付で総合編成局のアナウンスセンター長へ就任(馬野雅行の後任)。就任後も「毎日放送アナウンサー」として『厳選!月イチジャーナル』や定時ニュースなどの担当を続けているが、アナウンスセンター長としての管理業務を優先すべく、『よんチャンTV』の「解説委員」を同月28日(木曜日)放送分で勇退した[2]。その一方で、2023年には、『おそるおそる育休』(「育休日記」をベースに執筆した著書)が2月22日にミシマ社から刊行。
この節に雑多な内容が羅列されています。 |
出演当初は、火曜日にのみスタジオへ登場。2004年頃からは、リポーター・インタビュアーを務める一方で、初代総合司会・角淳一が休暇を取った場合には代理で司会を担当。2006年からは、木・金曜日の進行を任されるようになった。関西以外の一部地域でJNN系列局が同時ネットを開始した2009年4月からは木・金曜日、2011年9月15日からは水曜日でも総合司会も担当。角が同月30日放送分で卒業したことを機に、翌週(10月3日)から全曜日の総合司会を務めている。
番組の企画として、オリンピック取材に3度派遣されている。2004年のアテネ五輪では報道関係者のパスを貰えなかったため、アテネ市内の各所からFOMAのテレビ電話でちちんぷいぷいのスタジオと生中継を結んだり、市内の一般家庭のお宅にお邪魔して女子バレー日本対ギリシャ戦を観戦リポートしたりした(ただし、決してMBSが報道パスをもらえなかったわけではなく、大月勇(当時MBSアナウンサー)のみに与えられていた)。以後この企画が通例となり、2006年のトリノオリンピックでは、2月20日 - 2月24日まで、トリノからFOMA中継。2008年の北京オリンピックでも北京の街中を中心に取材を行い[12][13]、その模様は『ちちんぷいぷい』内で放送されている。
2007年夏、番組内でTBS・MBSが独占放送した世界陸上にあわせて大学以来遠ざかっていた棒高跳びに挑戦した。練習の様子も放送し、8月30日に母校の大阪大学吹田キャンパス陸上競技場で挑戦。番組内で生中継された。1回目は当初の目標である3mを成功[14]、2・3回目は3m20cmを飛んだが失敗した。
2010年1月4日からは、「西靖はどう変われば良いか」というテーマの元に「西に☆印」と題したコーナーがスタートし、視聴者からメールを募集している。
名物コーナーだった『おいしいうた』の楽曲を収録したCD『すごくおいしいうた』が2010年1月20日に発売され、同年3月末まで3万枚達成されなければCDの宣伝隊長を務めたU.K.こと楠雄二朗(くっすん)の公約で角淳一、くっすんと共に丸坊主になることを番組内で公表した。同年3月1日、CDの売り上げが3万1,110枚を達成したことから、西、角、くっすんの3人が公開形式で頭を丸め、坊主頭になった[15]。
同年3月28日放送分の『MUSIC JAPAN』(NHK総合)にはおいしいうたファミリーと共にNHKに初出演した。
同年4月14日から4月21日まで大阪・梅田の阪急百貨店うめだ本店で行われた「2010ちちんぷいぷい物産展」では、故郷である岡山県の「物産大使」に任命された。
同年6月16日、MBS創立60周年記念企画の一環として「60日間世界一周の旅」を行うことを「ちちんぷいぷい」で発表し、同年6月28日に関西国際空港を出発した。世界一周の際は阪神タイガースのユニフォーム(背番号は7月7日までは『38』、7月8日からは『39』をつけていた。彼自身の年齢と同じ数字である)を身にまとって世界中を旅し、同年8月25日に無事帰国した。帰国の際には角らが関西国際空港に出向き、バスで茶屋町のMBS本社まで向かう場面が生中継された。その間の「ちちんぷいぷい」の総合司会は木曜日は河田直也、金曜日は山中真が担当した。帰国翌日から1週間は同時間帯に編成されたMBS開局60周年記念ウィーク特別番組に毎日出演し、9月3日から正式に「ちちんぷいぷい」の総合司会に復帰した。
全曜日の総合司会に昇格してからは、番組を代表して、大阪マラソンや「未来の花束(番組完全プロデュースのシングル曲)キャンペーン隊」などに参加している。第1回大阪マラソン(2011年10月30日開催)では、フルマラソンを3時間45分38秒で完走。他方、「未来の花束キャンペーン隊」では、「オリコンウィークリーチャートで『未来の花束』が初登場で10位以内に入らなければ1日だけ“おしゃれパーマ”姿で『ちちんぷいぷい』に出る」との公約の下にキャンペーンを展開していた[16][17]。しかし、同年11月8日の同番組において、『すごくおいしいうた』と同じく14位にとどまったことが判明。罰ゲームとして、翌11月9日の放送にアイロンパーマ(アイパー)姿で出演した[18]。
2013年には、「ちちんぷいぷい夏休みスペシャルウィーク」(8月5日 - 8月9日)と連動した企画「つながれ!ご縁ザ・ワールド~万国おどろキッズ紀行~」で、「60日間世界一周の旅」以来3年振りに海外へ長期渡航。7月5日(金曜日)から1ヶ月間にわたって、故郷の岡山と縁の深いおとぎ話・桃太郎の衣装に身を包みながら、世界12ヶ国(タイ→インド→スイス→スペイン→オーストリア→ベルギー→モザンビーク→ポルトガル→ペルー→アルゼンチン→ジャマイカ→アメリカ)の「おどろキッズ」(大人が驚くような才能や特技を持つ子どもたち)を取材した。ちなみに渡航中には、「帰国後に1冊の絵本を作る」という趣向で、「おどろキッズ」を取材するたびに「将来の夢」に関する絵を描かせている。また、出発後の7月8日(月曜日)放送分から帰国翌日(8月6日)に放送の『ちちんぷいぷい夏休み 未来にご縁スペッシャル!!!』で総合司会に復帰するまでは、河田などが西に代わって総合司会を務めていた。
『VOiCE』にも出演する2014年4月7日からは、月 - 木曜日を山本浩之(関西テレビ出身のフリーアナウンサー)、金曜日のみ河田と共に進行。基本として、毎日放送報道局が制作するパート(オープニング~15:00頃および17時前・エンディング直前の「NEWS CHECK!!」)に登場していた。しかし、自身の希望で『VOiCE』メインキャスターとしての取材活動を優先するため、2015年8月からは総合司会の担当日を金曜日に限定。月 - 木曜日については、「(きょうの声)Today's VOiCE」(報道系のコーナー)にのみ、スタジオか取材先からの生中継で出演するようになった。さらに、2016年4月1日(金曜日)放送分を最後に、総合司会を勇退。翌週(同月8日)以降の金曜日には、全編の総合司会を河田に委ねる一方で、「Weekly VOiCE」という新設のコーナー(同年6月10日放送分から「Today's VOICE」金曜版)にのみ登場している。
放送開始1週間後から19年半にわたってレギュラー出演を続けていたが、2019年の4月改編で、『VOICE』とともに「Today's VOICE」が終了。このため、2018年度のレギュラー版最終放送(2019年3月22日=金曜日)で「Today's VOICE」の最終回へ出演したことを最後に、『ちちんぷいぷい』へのレギュラー出演を終えた。ただし、2019年4月以降も、2021年3月に放送を終了するまで特別企画へ随時登場。『ミント!』のニュースキャスターとして、毎日放送本社内の報道フロアから、『ちちんぷいぷい』向けにニュース速報を伝えることもあった。
いずれもナレーションを担当
以下は、MBSテレビの制作で土曜日の午前中に放送していた全国ネット番組。
これ以外にも、関連会社のMBS企画がMBSラジオへのCM出稿を募集する目的で制作した同局向けのスポットCMで、2017年頃までナレーションを務めていた。
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