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日本の漫画 ウィキペディアから
『あたしンち』(Atashin’chi)は、けらえいこ[注 1]の漫画作品、並びにそれを原作としたテレビアニメ作品。
あたしンち | |||
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ジャンル | 日常系コメディ漫画 | ||
漫画 | |||
作者 | けらえいこ | ||
出版社 | KADOKAWA/メディアファクトリー 朝日新聞出版(ベスト、SUPER) | ||
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掲載誌 | 読売新聞日曜版 AERA | ||
発表期間 | 1994年6月5日 - 2015年10月2日 2019年12月23日 − | ||
巻数 | 全21巻 SUPER:既刊3巻(2024年7月現在) | ||
話数 | 読売新聞版:全760回 | ||
アニメ:あたしンち(第1期) 新あたしンち(第2期) あたしンちNEXT(第3期) | |||
原作 | けらえいこ | ||
監督 | 大地丙太郎→不在→やすみ哲夫(第1期) 小倉宏文(第2期) やすみ哲夫、のなかかずみ(第3期) | ||
シリーズ構成 | 高橋ナツコ(第1期) 上田信治(第2期・第3期) | ||
キャラクターデザイン | 大武正枝 | ||
音楽 | W・M・W、桜庭統、相良まさえ(第1期) 多田彰文、中村博(第2期) W.m.W、桜庭銃、相良まさえ、多田彰文、中村博(第3期) | ||
アニメーション制作 | シンエイ動画 | ||
製作 | テレビ朝日(第1期) シンエイ動画、ADK(第1期・第2期) | ||
放送局 | 第1期:テレビ朝日ほか 第2期:アニマックス 第3期:YouTube | ||
放送期間 | 第1期:2002年4月19日 - 2009年9月19日 第2期:2015年10月6日 - 2016年4月5日 第3期:2024年6月5日 - 2024年10月5日 | ||
話数 | 第1期:全330回 第2期:全76回 第3期:全5回 | ||
映画:映画 あたしンち | |||
原作 | けらえいこ | ||
監督 | やすみ哲夫 | ||
脚本 | 両沢和幸、高橋ナツコ | ||
音楽 | 相良まさえ | ||
制作 | シンエイ動画 | ||
製作 | 「あたしンち」製作委員会 | ||
配給 | 東映 | ||
封切日 | 2003年12月6日 | ||
上映時間 | 95分 | ||
映画:劇場版3D あたしンち 情熱のちょ〜超能力♪ 母大暴走! | |||
原作 | けらえいこ | ||
監督 | 高橋渉 | ||
脚本 | 大野木寛 | ||
音楽 | 相良まさえ | ||
制作 | シンエイ動画 | ||
製作 | 「劇場版3D あたしンち」製作委員会 | ||
配給 | 東映 | ||
封切日 | 2010年11月13日 | ||
上映時間 | 43分 | ||
テンプレート - ノート | |||
プロジェクト | 漫画・アニメ | ||
ポータル | 漫画・アニメ |
1994年6月5日、読売新聞日曜版にて連載開始。2002年1月6日から2006年3月19日までは隔週連載、それ以降は毎週連載となった。基本的に、等しいサイズの長方形23コマで構成された一話完結形式である。1995年にメディアファクトリーよりコミックス化、全21巻。1996年には文藝春秋漫画賞を受賞。2002年にテレビ朝日でテレビアニメ化、2003年にアニメ映画化、2010年には3Dアニメ映画化される。2012年3月11日に読売新聞日曜版での連載が終了したが、その後2019年12月23日より掲載誌を『AERA』に変更して連載が再開され、単行本は『あたしンちSUPER』と題して2021年より刊行されている。2016年1月時点で累計部数は1200万部を記録している[1]。
物語は、よくも悪くも大雑把で節約志向の母、無口でマイペースな父、地味でオクテであり少しドジな高校生のみかん(あたし)、シャイで恋などには疎いが、ナイーブで理論派、堅実な性格の中学生の弟ユズヒコ(愛称:ユズピ、ユーちゃん)で構成された「タチバナ家」を中心に展開されている。他にも個性的なたくさんのキャラクターが活き活きと描かれている。話は連載開始直後はみかんと母をメインとした家族中心であった。しかし、連載が続くにつれて家族それぞれの人間関係が織りなすエピソードも描かれるようになっていった。
アニメ作品での物語の舞台は西東京市田無であり、一家は5階建てマンション3LDKに居住という設定である。最寄り駅である田無駅[注 2]をはじめ、西武新宿線や西武バス、関東バス、スカイタワー西東京(田無タワー)などが作中でも忠実に再現されている。
原作単行本は中国語や朝鮮語に翻訳出版されているほか、テレビアニメは韓国・台湾・香港・インドネシア・マレーシア・インドでも放送されている。
2003年10月、本作の母が経済産業省「3R推進月間キャンペーン」のポスターキャラクターに起用された[2]。
アニメ第1期最終回前日の2009年9月18日に、「あたしンちWEB公式サイト」(運営はメディアファクトリー)が立ち上がり、現在[いつ?]も『あたしンち』の企画や製作が続けられている。2015年1月30日リニューアルオープン[3]。
他にも、第一三共株式会社が製作した『あたしンちの健康』というFlashアニメが配信された。これは、『あたしンち』を舞台にした生活習慣病の誤解を解決する目的で製作された(2012年終了)。
2010年11月13日から3D映画として再び映画化されることが決定し、同年6月24日から公式サイトが公開された。
2011年4月6日の読売新聞朝刊でコボちゃんの小学校入学を記念し『コボちゃん』とのコラボレーション漫画『コボちゃンち』が掲載された。
2012年3月11日をもって日曜版での連載を終了、17年弱の歴史に幕を閉じた。終了後の2週(18日、25日)は作者へのインタビューが掲載された。
2015年10月から2016年4月まで半年間、アニマックスにて完全新作となるアニメ『新あたしンち』が放送[4]、BS朝日でも2020年12月から2021年3 月に放送された。
2019年12月、初の傑作選となる『あたしンちベスト』が朝日新聞出版から発行されることが発表、併せて同書特設サイトにて2020年から再開される新作が『AERA』で連載されることが発表された[5]。移籍に伴い、商標はKADOKAWAからシンエイ動画に譲渡された。2020年2月上旬からは作品配信サイト「note」でも掲載されることも告知されている[6]。
2020年5月、『あたしンち』公式YouTubeチャンネルを開設した。15日からアニメ作品が期間限定で順次無料公開されている[7]。2021年7月6日より公式YouTubeチャンネルにてムービーコミックの配信が開始[8]。
2002年4月19日から2009年9月19日まで、テレビ朝日他で放送。全330回。海外でも韓国・台湾・香港で放送されている(後述)。また、テレビ版放送期間中の2003年12月6日と終了後の2010年11月13日に劇場版が公開された(後述)。
2002年4月から2004年9月までは、『クレヨンしんちゃん』移動後の全国ネット枠の金曜19:30-19:54に、クロスネット局の福井放送とテレビ宮崎を除くテレビ朝日系列24局と、TBS系列のチューリップテレビ(富山県[注 4])の計25局で放送されていた。最高視聴率14.7%(初回)、平均視聴率12.5%を記録した。
2004年10月からは『ドスペ!』(単発特番枠)の開始に伴い『クレヨンしんちゃん』が再びこの枠に移動したため、同年10月16日(土曜日)に放送された『クレヨンしんちゃん』とのコラボスペシャルをもって19時枠及び全国ネットでの放送は終了し、翌週の同年10月23日からは土曜11:15-11:39のローカル枠への移動となった。なお、各局の番組編成の事情等により、これと同時に放送が打ち切り終了となった局も多かった。元々、金曜夜の放送終了後は土曜19時枠に移動し、全国ネットを継続する予定としていた(『クレヨンしんちゃん』と放送枠を交換して)。
同年11月6日放送分より字幕放送を実施[注 5]。2006年4月8日放送分(関東地区)からハイビジョン制作を開始し、サブタイトルアニメーション等も一新された。また、同じく2006年4月からBS朝日で第1話から放送が開始された。
2006年10月7日放送分(関東地区)で放送200回を迎えた。2007年3月には放送5周年を迎え、テレビ朝日がある六本木ヒルズでは放送5周年イベントを開催された。
2009年9月19日放送分(関東地区)・第330回をもって終了し、8年間の放送に終止符を打った。映像ソフト化については、VHS版がリリースされていたが、現在は全巻廃盤となっており、アニメDVD版が販売されている。Blu-ray版はリリースされていない。
放送期間 | 放送時間 |
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2002年4月19日 - 2004年9月24日 | 金曜 19:30 - 19:54(全国ネット枠) |
2004年10月23日 - 2005年4月2日 | 土曜 11:15 - 11:39(ローカル枠) |
2005年4月9日 - 2009年9月19日 | 土曜 11:20 - 11:45(ローカル枠) |
当初の監督は大地丙太郎。しかし、当時のプロデューサーとの意見の違いが原因で第5回をもって自主降板し、一時的に監督が不在となるが、第9回からは大地の師匠であるやすみ哲夫が監督を引き継いだ。
各話の流れは原作に忠実だが、23コマを1話にしようとすると尺が余ってしまう関係で、アニメオリジナルのカットやオチが追加されることが多い。また、原作のその話に登場するキャラクターがアニメ化の際キャラクターが増やされていたり、変更されていることが多い。アニメには珍しい実写の映像などを使ったりした。なお原作の最初期のみかんの部屋と学年が現在と異なっていたが、アニメ版では最初からみかんは高校2年生でユズヒコの部屋の隣という設定にされている。
第1期1話~16話までは原作に忠実に沿った展開で、キャラクターのセリフの間に長い間がたびたびあったり、背景も初期では描かれない(白色)ないし一色で表現され細部は見られないことが多かった。本編中にアイキャッチも多く使われており、その多くは白の背景に七個の点が出る演出、本作のタイトルロゴが出現し、それを進行状況に合わせて異なる人物が一人で読み上げるというものであった[注 6]。また、おまけの数も多かった。17話以降は背景の描写がなされアイキャッチも本編の各パート終了後のみに変更。2006年頃からは現代の日常生活を描かない番外編が多くなり、中でも複数回放送されたシリーズとしては、母に似た風貌の「マンマタチバナ」を主人公とした料理対決ものや、江戸時代を舞台に立花家の4人が街で起こる事件に立ち向かう話、昭和時代を舞台にした「昭和タチバナ湯ものがたり」などがある。番外編では『あたしンち』本筋の世界と名前や設定が変更されている[注 7]。
放送終了後も2024年現在まで長く再放送が行われている。 CSテレ朝チャンネルでは2024年現在まで放送時間を変えながらも再放送が行われているが、本放送時とフォーマットが異なっている[注 8]。
サイバーエージェントとテレビ朝日が運営しているインターネットテレビ局「ABEMA」の家族アニメ→みんなのアニメチャンネル(現在はファミリーチャンネルに名称変更されている)にて2016年4月11日の本放送開始と同時に再放送を開始したが、オープニングとエンディングは割愛され、本編から放送している。
2022年11月2日から2024年2月15日には千葉テレビで再放送を実施していたが、こちらの再放送では差し替えは行われておらず、注意テロップが表示されるのみである。
テレビ北海道(テレビ東京系列)以外はすべてテレビ朝日系列。
放送地域 | 放送局 | 放送終了 | 放送日時 | 備考 |
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関東広域圏 | テレビ朝日 | 2009年9月19日 | 土曜 11:20 - 11:45 | 制作局 特番などが組まれ休止することがあった。 |
山形県 | 山形テレビ | 2009年9月25日 | 金曜 16:30 - 16:53 | 2004年10月に一旦打ち切ったが、2005年5月に放送再開。2009年3月までは木曜16:00-16:30に放送していた。またアニメ終了後の2010年12月~2012年8月まで金曜夕方に再放送された。 |
近畿広域圏 | 朝日放送 | 2009年9月27日 | 日曜 6:30 - 6:55 | 現:朝日放送テレビ[注 9] 2006年4月より、土曜6時枠から移動。 テレビ朝日の放送が休止の場合は再放送になることが多く、 再放送とその前週の回は次回予告がカットされてCM枠が15秒 - 30秒長くなる。 エピソードを飛ばさず、最終回まで放送。 |
長野県 | 長野朝日放送 | 2009年10月18日 | 日曜 6:35 - 7:00 | 2007年3月までは土曜6:00 - 6:25に放送していた[69]が、 2007年4月より日曜6:35 - 7:00に移動。 |
山口県 | 山口朝日放送 | 2009年11月14日 | 土曜 6:00 - 6:25 | 2008年および2009年3月は『ドラえもん』再放送のため休止[注 10]。 |
愛媛県 | 愛媛朝日テレビ | 2009年11月15日 | 日曜 6:35 - 7:00 | 2009年3月は放送休止。枠移動前は土曜6:50-7:14枠で放送されていた。 |
岩手県 | 岩手朝日テレビ | 2010年3月28日 | 日曜 6:30 - 6:55 | 2004年10月16日のスペシャルをもって一旦終了したが、2007年3月4日より放送再開。 翌112話から1回につき2週分を放送していたが、2008年10月5日放送分から1回につき1週分の放送に変更。 2週分放送の時は枠の都合上終了前の提供バックを省略していたが、1週分放送に変わってからは通常通り放送。 再開当初は字幕放送を実施していたが、2008年2月の放送からは廃止された。 |
北海道 | テレビ北海道 | 2010年5月21日 | 月曜 - 金曜 8:00 - 8:30 | 第223話から最終回まで放送。 |
日本全域 | テレ朝チャンネル | 2013年8月23日 | 月曜 - 金曜 6:25 - 6:50 | 2011年4月15日までは金曜 8:00 - 8:25、5月16日は月曜 9:30 - 10:00。 5月22日 - 2013年3月31日は日曜 9:30 - 10:00、4月1日から現在の時間。 2013年3月までは日曜 9:30 - 10:00・月曜 19:30 - 20:00。 |
なお、上記のネット局のうち制作局のテレビ朝日のほか、系列局の山形テレビ・長野朝日放送・朝日放送・愛媛朝日テレビの5局は放送終了後、後番組として『ご姉弟物語』を放送した(長野朝日放送は打ち切り、それ以外の局は最終回まで放送)。
チューリップテレビ(TBS系列)以外はすべてテレビ朝日系列。BS朝日では第297話の途中で打ち切りとなった。
放送地域 | 放送局 | 放送期間 | 備考 |
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北海道 | 北海道テレビ | 2002年4月19日 - 2007年3月 | 当初は土曜朝7:30-7:54枠で放送されており、2005年4月より放送時間を30分繰り上げて同曜日で放送継続。219話で終了。 当初は2007年4月以降も日曜朝に放送枠を移動して継続する予定だったが、 テレビ朝日側の都合により終了、『ふたりはプリキュア』の再放送が代用された。 先述の通り、後にテレビ北海道にて残りの話が放送された。 |
青森県 | 青森朝日放送 | 2002年4月19日 - 2004年10月16日 | 10月16日のスペシャルで放送終了。 |
長崎県 | 長崎文化放送 | ||
熊本県 | 熊本朝日放送 | ||
福島県 | 福島放送 | 2002年4月19日 - 2005年3月 | 130話で放送終了。 |
新潟県 | 新潟テレビ21 | 土曜6:05-6:29枠で放送していた。 | |
中京広域圏 | メ〜テレ | 130話で定期放送終了。以降は不定期放送となったが、2005年12月を最後に放送されなかった。 | |
広島県 | 広島ホームテレビ | 130話で放送終了。 ローカル降格後は放送枠が本来の視聴者層と乖離した深夜2時台となったため定着せず、放送枠移動後半年で打ち切りとなった。 火曜の26:16 - 26:40に放送していた。 | |
静岡県 | 静岡朝日テレビ | 2002年4月19日 - 2007年4月1日 2008年4月12日 - 2008年4月19日 2008年10月4日 - 2009年3月28日 | 221話で一旦終了。 その後、2008年4月12日 - 19日には261話と262話が放送され、同年10月4日283話より再開。2009年3月28日304話で再び終了。 |
石川県 | 北陸朝日放送 | 2002年4月19日 - 2007年4月15日 | 219話で放送終了。 |
香川県・岡山県 | 瀬戸内海放送 | 2002年4月19日 - 2005年4月2日 | 131話で放送終了。 |
福岡県 | 九州朝日放送 | 130話で放送終了。 | |
鹿児島県 | 鹿児島放送 | 2002年4月19日 - 2005年9月30日 | 金曜16:35 - 17:00で放送、149話で打ち切り。 最後の放送回での次回予告と後半の提供スペースは差し替えとなったが、ミニコーナーはそのまま放送された。 |
宮城県 | 東日本放送 | 2002年4月19日 - 2006年3月 | 164話で終了、末期は休止が続いていた。 |
沖縄県 | 琉球朝日放送 | 2002年4月19日 - 2007年3月 | 2004年10月から日曜6:30-6:54枠で放送していた。2007年3月で終了。 |
大分県 | 大分朝日放送 | 2002年4月19日 - 2008年4月12日 | 2007年3月24日(第219回)までは唯一の同時ネット局だったが、2007年4月7日より土曜6:00 - 6:25の枠に移動し、 4月7日は第91回(2004年4月23日放送分)、4月14日は第92回(2004年4月30日放送分)の再放送を挟んで、 4月21日から遅れネットとなった。 2008年4月12日の第264回で放送終了、後番組に絶対可憐チルドレンを放送。 |
富山県 | チューリップテレビ | 2003年11月7日 - 2004年10月1日[70] | TBS系列 |
秋田県 | 秋田朝日放送 | 2002年4月19日 - 2007年4月11日 2007年11月14日- 2008年10月11日 | 第202話(2007年4月11日)で一旦終了し、第246話(2007年11月14日)より再開されたが、 第280話(2008年10月11日)で再び終了。 |
日本全域 | BS朝日 | 2006年4月 - 2012年3月28日 2013年1月18日 - 9月20日 | 2006年4月放送開始から2007年9月までは19:00 - 19:25、 2007年10月から2008年10月第1週までは18:00 - 18:25に放送していた。 放送開始時は4年遅れだったが地上波がたびたび休止していたのに対し、 こちらでは休止が滅多にない為遅れ日数が少しずつ短縮された。 また、野球中継などがある場合は放送時間を変更して放送。 エンディングまでCMは一切入らず実質17:19:30頃には終了し、17:25まではCMが流れていた。 ただし2010年6月頃からはAパートの最後とBパートの冒頭におまけパートが入るようになってから、間にCMが入るようになった。 2010年9月までは木曜17:00-17:25だったが、10月から水曜日に変更された。 2012年3月28日の第297回以降の放送はされず、2013年1月18日から3月29日まで金曜17:30 - 18:00→同年4月から17:30 - 17:55再放送を設けられたが9月20日の30話で再度終了した。 |
題名『아따맘마(アッタマンマ)』。
朝鮮語版題名は「あたしンち」に語感を似せたもので、特に意味はない。元々は朝鮮語で「あたしんち」という意味の「ウリチブ」とする予定だったが、日本からの要請でこのような題名になった。かつてはトゥーニバースで放送されたことがあったが、2017年7月10日からディズニーチャンネルで放送開始された他、2021年11月5日からDaekyo Kids TVでも放送開始された。
母はハン・エスク、父はオ・ヨンボク、みかんはオ・アリ、ユズヒコはオ・ドンドンとなっている。
題名『我們這一家』(私たちの家族)
母は花媽、父は花爸、みかんは橘子、ユズヒコは柚子。
台湾で東森綜合台は平日毎日、YOYOTV(旧:東森幼幼台)は毎日何回も放映しているので同じエピソードを繰り返し放映しているが、不動の人気番組となっている[71][72]。なお、花媽はなまりの強い台湾国語を話し、ときどき台湾語も話す。また初代OP・ED曲の中国語吹き替え版だけで放映されている。
題名は『我們這一家』。
母は花師奶、父は花老爺、みかんは花帶柑、ユズヒコは花帶桔。
無綫電視で放送されていた。
日付はすべて関東地区のものである。
サブタイトルには、全てではないが語尾に「っ」が使われることが多い。サブタイトルコールは原則行われるが、「おしおきします! 万屋エンジェルスっ」(2007年12月1日放送)など一部の回はサブタイトルコールがない。
テレビアニメでは、A・Bパート直後やエンディング前後(まれにオープニング直前)におまけのショートコントが挿入される場合がある。イアン・ソープや野原しんのすけ、小泉今日子、普段は予告アナウンサー役でナレーションをしている萩野志保子もこのコーナーに登場した。肖像権等の都合上、DVDやBS朝日、テレ朝チャンネル等での再放送では一部のコーナーはカットされている。一部の以下に代表的なものを列挙する。
2015年10月6日 - 2016年4月5日に、「新あたしンち」のタイトルでアニマックスにて放送された[75]。前作とは異なり、7分エピソードの3本立て構成となりおまけが廃止された。監督は小倉宏文が担当し、一部の回は原作者のけらえいこによるオリジナル脚本[注 15]で制作された。
2020年12月4日よりBS朝日『アニメA』枠にて金曜日23時から1時間枠(2回分連続)で放送を開始したが、2021年1月1日は30分枠(1回分)、1月8日以降は20分枠となり、各回の3話目と次回予告をカットした形での放送となっている。なお2020年12月25日と2021年1月1日は放送回を入れ替えて放送された。2021年3月26日を以て打ち切りとなったが、それ以降も番組編成に空きが生じた場合に不定期で放送されている。
第1期で使用されていた、語尾に「っ」を付けたサブタイトルが存在しない。
テレビアニメを期間限定で無料配信しているYouTubeあたしンち公式チャンネルが登録者100万人を達成した事をきっかけに2024年1月、YouTube等での配信アニメとして新作の制作が決定したことが発表されていた[76]。2024年5月16日には、同年6月5日から「あたしンちNEXT」のタイトルでYouTubeのあたしンち公式チャンネルから毎月5日18時30分に5ヶ月連続で配信されることが発表され、2024年9月8日時点で4話まで配信。30分枠で放送していた1期、2期とは異なり約10分の1本立て構成となる。2期同様おまけが存在しない。
スタッフ面では総監督としてやすみ哲夫、アニメーションプロデューサーとして増子相二郎が第1期以来に復帰。BGMは第1期と第2期の両方が使われている。ムービーコミック同様、シンエイ動画による製作となる。
映画は2作とも東映が配給・制作、テレビ朝日、シンエイ動画、メディアファクトリー、ADKが制作に関わる。
2003年12月6日に、テレビ朝日開局45周年記念として、母とみかんの入れ替わりを描いたアニメ映画『映画 あたしンち』が公開された。上映時間は95分。監督はやすみ哲夫。脚本は両沢和幸・高橋ナツコ。主題歌は矢野顕子[78]。東映・テレビ朝日・シンエイ動画提携作品及びテレビ朝日開局45周年記念作品でもある。初期段階のタイトルは『お正月映画 あたしンち』だった。
キャッチコピーは初期段階では「祝 ‘母’スクリーンデビュー♪ この冬タチバナ家になにかがおこる!」で公開間近では「えーっ 母とみかんが入れかわった!? どーなる? どーする?」。
テレビ放送開始前からテレビ朝日と東映との間で映画の企画は水面下で進められており[79][80]、公開前にいずれも両社は「家族みんなで楽しめる作品として、国民的アニメとして、10年20年続くシリーズにしたい」[79]と語り、第2の「ドラえもん」となるべく目標興行収入を30億円[80]と掲げた。主人公の着ぐるみ10体が全国各地の個人的イベントなど出張要請のあった場所を訪れるという異例のキャンペーンを打った[81]ものの、最終的に興行収入は9億円と目標を下回り、シリーズ化はならなかった。
テレビでは2005年4月2日(土曜日)19:00 - 20:54(JST)にテレビ朝日系列で地上波初放送されて、2007年7月7日深夜(7月8日未明)にもテレビ朝日のみで再放送された。本編のDVDは2004年4月25日発売。
海外では、台湾で2007年2月9日から上映され、香港でも2008年1月17日から上映、公開2週目にチケット売り上げ1位を記録した。
ある嵐の日、母とみかんは雷に打たれたショックでお互いの体が入れ替わってしまった。何とか元に戻ろうとするが、何度やってもうまくいかない。そこで二人は元に戻るまで、それぞれ本人のフリをしようとするが、二人ともハプニングの連続で中々うまくいかない。そんなある日、修学旅行に行くと聞いたみかんは一番の親友・しみちゃんに訳を話すとしみちゃんは少しも疑わずその話を聞き入れ、みかんと母を修学旅行に連れて行くことにした。みかんと母は修学旅行先で鳩と入れ替わった男性・田中と出会う。田中を立花家に迎え入れ、彼らはなんとか元に戻るよう計画を立てる。
映画第2弾で3D映画として『劇場版3D あたしンち 情熱のちょ〜超能力♪ 母大暴走!』(げきじょうばんすりーでぃーあたしんちじょうねつのちょーちょうのうりょくははだいぼうそう)が2010年11月13日に公開された。上映時間は43分。シンエイ動画初の3D映画。監督は長編映画初監督作品となる高橋渉。脚本は大野木寛。主題歌は矢沢洋子が担当。なお、前作及びテレビシリーズにて監督を担当したやすみ哲夫は監修を担当する。
キャッチコピーは「発表します!母が、超能力を使えるようになりました!!」。
母がいつものように買い物へ出かけていると突如雷が母に直撃した。しかし変化なく焦げた姿のまま家に帰ると雷が直撃したせいで超能力が使えるようになった。母は超能力を家族や友人に見せ合い、時にはコスプレをして人々助けるということに超能力を使い放題していた。しかし、母の帰りが遅くなることが気になるみかんが遂に怒り、父、ユズにも違和感を感じる。母はみかんの態度に頭に来たのか、超能力でみかんを吹き飛ばしてしまう。母は、ショックを受け、超能力で家をめちゃくちゃにし、さらにはマンションまでも倒壊する間近になってしまった。
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