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日本の電機メーカー ウィキペディアから
コニカミノルタ株式会社(英: KONICA MINOLTA, INC.)は、東京都千代田区丸の内に本社を置く、日本の電機メーカーである。日経平均株価の構成銘柄の一つ[3]。
本社が入居するJPタワー | |
種類 | 株式会社 |
---|---|
機関設計 | 指名委員会等設置会社[1] |
市場情報 |
大証1部(廃止) 4902 1949年6月10日 - 2013年7月15日 |
本社所在地 |
日本 〒100-0005 東京都千代田区丸の内二丁目7番2号 (JPタワー) |
設立 |
1936年(昭和11年)12月22日 (株式会社小西六本店) |
業種 | 電気機器 |
法人番号 | 5010001084367 |
事業内容 |
複合機(MFP)、プリンター、印刷用機器、ヘルスケア用機器、産業用・医用計測機器、産業用インクジェットヘッド、テキスタイルプリンターなどの開発・製造・販売、並びにそれらの関連消耗品、ソリューション・サービスなど 電子材料(TACフィルムなど)、照明光源パネル、機能性フィルム(遮熱フィルムなど)、光学デバイス(レンズユニットなど)の開発・製造・販売など |
代表者 | 大幸利充(取締役兼代表執行役社長兼CEO) |
資本金 | 375億19百万円 |
売上高 |
連結:1兆1,303億97百万円 単独:4,673億28百万円 (2023年3月期) |
経常利益 |
単独:90億百万円 (2023年3月期) |
純利益 |
単独:15億70百万円 (2023年3月期) |
純資産 |
単独:3,195億65百万円 (2023年3月31日現在) |
総資産 |
単独:9,438億51百万円 (2023年3月31日現在) |
従業員数 |
連結:39,775名 単独:4,407名 (2023年3月31日現在) |
決算期 | 3月31日 |
会計監査人 | 有限責任あずさ監査法人 |
主要株主 |
日本マスタートラスト信託銀行(信託口) 9.22% 日本トラスティ・サービス信託銀行(信託口) 6.39% 三菱UFJ銀行 2.81% GOLDMAN SACHS INTERNATIONAL 2.40% SMBC信託銀行 2.39% (2018年9月30日現在[2]) |
主要子会社 | コニカミノルタジャパン 100% |
関係する人物 |
米山高範(元社長) 岩居文雄(元社長) 太田義勝(元社長) 松﨑正年(元社長、取締役会議長) 山名昌衛(元社長、現取締役兼執行役会長) |
外部リンク | https://www.konicaminolta.com/jp-ja/index.html |
特記事項:旧商号はコニカ株式会社。2003年(平成15年)8月5日にコニカミノルタホールディングス株式会社となったのち、2013年(平成25年)4月1日に事業子会社を合併し、商号変更。 |
2003年8月に写真関連商品、および複写機などのオフィス製品などを製造していたコニカ(東京都)とミノルタ(大阪府)の経営統合により発足した持株会社コニカミノルタホールディングス株式会社を前身とするが、2013年4月に事業子会社7社を吸収合併して事業会社に移行し、現在の商号に変更された[5]。
企業ロゴマークは「グローブマーク」といい、ソール・バスがデザインした旧ミノルタ時代のロゴマークを継続して用いている[注 1]。地球をイメージしたデザインに「光学」「化学」「電気」「機械」「ソフトウェア」の画像情報の分野における技術力の総結集をイメージした5本のラインと、楕円形はユーザーに対する信頼と安心を提供し、また技術力の結集と調和を表すシンボルとしている。また、シンボルカラーは独創的な発想を促す「イノベーションブルー」である。コミュニケーションメッセージ(スローガン)は「Giving Shape to Ideas(ギヴィング・シェイプ・トゥ・アイディアズ)」で、顧客と共に新しい価値の創造を目指す企業姿勢を表現している。なお、経営統合時から2011年9月まで使われていたコミュニケーションメッセージは「The essentials of imaging(ジ・エッセンシャルズ・オブ・イメージング)」で、これも旧ミノルタのコミュニケーションメッセージを継承したものであった。
かつては子会社のコニカミノルタフォトイメージングを通じて、カメラやデジタルカメラ、フィルムなど写真関連用品も扱っていたが、2006年3月限りで撤退した。カメラは、旧コニカ、旧ミノルタの歴史を引き継いでいたが、ソニーへ事業譲渡された。
写真関連事業から撤退して以降、オフィス向けの複合機を主力としていたが、2010年代以降のオフィスにおける「ペーパーレス化」の波により、2019年度以降は赤字が続いている[6]。事業ポートフォリオの見直しのため、2017年にプレシジョンメディシン事業に参入したが、減損により2023年度に1031億円の赤字を計上するなど、さらに赤字が膨らんだ。そのため、2024年には拡大路線を改め「等身大の経営」を掲げ、ペーパーレス化で複合機の販売が減っても利益を生み出せる体制を構築するべく、人員削減のほか、ライバルである富士フイルムビジネスイノベーションと提携し、複合機部品の調達機能を統合した合弁会社を設立する動きがある[7][8]。
西本町インテスには、事業会社や販売会社など多数のコニカミノルタグループ関連企業も入居している。
再編当初の本社は旧コニカ本社のあった東京都新宿区西新宿に、関西支社は旧ミノルタ本社のあった大阪市中央区安土町の大阪国際ビルディングに所在していた。
コニカミノルタでは、事業所のことをサイトという名称で統一している。
コニカミノルタでは自社のスポーツチームを始めとしたスポーツ支援を行っている。
今のところ自社のスポーツチームで会社公認の強化指定になっているのは後述する陸上競技部のみである。陸上競技部以外だと創部から一貫して愛知県豊川市をホームにしている同好会扱いのサッカー部であるコニカミノルタ豊川SC(←ミノルタサッカー部←ミノルタカメラサッカー部)が存在していたが、2015年に『リヴィエルタ豊川』の名称でクラブチーム化している。
また、1997年から2023年まで日本女子プロゴルフ選手権大会[注 3]の特別協賛を[59]、2005年から2007年までは、二輪ロードレース世界選手権のJapan Italy Racingチーム(JiR)のスポンサーとして協賛していた[60]。近年では『ニューイヤー駅伝』(TBS)の複数社(30秒×2本)の1社としてのスポンサーを毎年担当している。過去にはフランスのプロサッカーリーグに在籍するASサンテティエンヌのスポンサーも務めていた。
コニカミノルタ陸上競技部は、1970年に小西六(コニカ)の陸上競技部として発足、近年では坪田智夫、太田崇、松宮隆行、松宮祐行、前田和之など有力長距離ランナーを数多く揃える強豪チームとなっている。全日本実業団対抗駅伝大会(ニューイヤー駅伝)では2001年 - 2003年(3連覇)、2005年・2006年(連覇)、2008年、2013年・2014年(連覇)と歴代2位の8回の優勝を誇り、ニューイヤー駅伝の中継などで「21世紀の駅伝王者」と称されていた。なおコニカミノルタホールディングス時代から「コニカミノルタ」名での登録となっている。
かつてはエリック・ワイナイナ(アトランタオリンピック男子マラソン銅メダル、シドニーオリンピック男子マラソン銀メダル)が所属していたことでも知られている。
陸上競技部 のふれあい活動として、2006年度よりランニングプロジェクトを始動。"走る"ことを通じて、多くの人たちに走る楽しさ、夢、感動を提供することをめざしている。
コニカミノルタグループ各社の福利厚生を始めとする総務部門を担うビジネスエキスパート部門(旧コニカミノルタビジネスエキスパート)の所管であり、同社の本社がある東京都八王子市に拠点を置いている。練習会場は秋留台陸上競技場(あきる野市)、上柚木競技場(八王子市)、高尾山、多摩川サイクリングロード等で行っている。また、毎年11月下旬に開催される長距離種目の記録会「八王子ロングディスタンス」の運営協力を行っている。
2001年以降のみ掲載。 走者 は区間賞。
年 | 総合順位 | 1区走者 | 2区走者 | 3区走者 | 4区走者 | 5区走者 | 6区走者 | 7区走者 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2001年 | 優勝 | 磯松大輔 | 松宮隆行 | ザカヨ・ガソ | 迎忠一 | 松宮祐行 | 酒井俊幸 | 坪田智夫 |
2002年 | 優勝 | 磯松大輔 | 松宮隆行 | 小澤希久夫 | 迎忠一 | 坪田智夫 | 松宮祐行 | 酒井俊幸 |
2003年 | 優勝 | 磯松大輔 | 松宮隆行 | ザカヨ・ガソ | 小澤希久夫 | 坪田智夫 | 松宮祐行 | 酒井俊幸 |
2004年 | 準優勝 | 太田崇 | 坪田智夫 | 松宮隆行 | サムエル・ムツリ | 松宮祐行 | 磯松大輔 | 前田和之 |
2005年 | 優勝 | 太田崇 | 松宮隆行 | サムエル・ムツリ | 磯松大輔 | 松宮祐行 | 小澤希久夫 | 前田和之 |
2006年 | 優勝 | 太田崇 | 松宮隆行 | 坪田智夫 | サムエル・ムツリ | 松宮祐行 | 米田尚人 | 磯松大輔 |
2007年 | 4位 | 松宮隆行 | 太田崇 | 松宮祐行 | 磯松大輔 | 坪田智夫 | 米田尚人 | 前田和之 |
2008年 | 優勝 | 太田崇 | 松宮隆行 | サミー・アレックス | 山田紘之 | 坪田智夫 | 池永和樹 | 磯松大輔 |
2009年 | 4位 | 松宮隆行 | ジョセフ・ムワニキ | 太田崇 | 山田紘之 | 黒崎拓克 | 坪田智夫 | 前田和之 |
2010年 | 準優勝 | 松宮祐行 | ジョセフ・ムワニキ | 太田崇 | 黒崎拓克 | 山田紘之 | 松宮隆行 | 坪田智夫 |
2011年 | 9位 | 山本浩之 | ポール・クイラ | 松宮隆行 | 宇賀地強 | 下重正樹 | 米田尚人 | 太田崇 |
2012年 | 準優勝 | 新田良太郎 | ポール・クイラ | 宇賀地強 | 松宮隆行 | 山田紘之 | 松宮祐行 | 下重正樹 |
2013年 | 優勝 | 谷川智浩 | ポール・クイラ | 野口拓也 | 宇賀地強 | 伊藤正樹 | 新田良太郎 | 松宮隆行 |
2014年 | 優勝 | 松宮隆行 | ポール・クイラ | 谷川智浩 | 宇賀地強 | 野口拓也 | 新田良太郎 | 菊地賢人 |
2015年 | 準優勝 | 野口拓也 | ポール・クイラ | 菊地賢人 | 設楽啓太 | 宇賀地強 | 松宮隆行 | 山本浩之 |
2016年 | 準優勝 | 西池和人 | ポール・クイラ | 菊地賢人 | 宇賀地強 | 山本浩之 | 設楽啓太 | 野口拓也 |
2017年 | 5位 | 設楽啓太 | サムエル・ムワンギ | 菊地賢人 | 神野大地 | 山本浩之 | 宇賀地強 | 野口拓也 |
2018年 | 7位 | 宇賀地強 | サムエル・ムワンギ | 蜂須賀源 | 野口拓也 | 谷川智浩 | 山本浩之 | 神野大地 |
2019年 | 5位 | 西池和人 | ドミニク・ランガット | 菊地賢人 | 蜂須賀源 | 山本浩之 | 宇賀地強 | 谷川智浩 |
2020年 | 8位 | 野口拓也 | ドミニク・ランガット | 菊地賢人 | 蜂須賀源 | 山本浩之 | 我那覇和真 | 宇賀地強 |
2021年 | 18位 | 西池和人 | ドミニク・ランガット | 川端千都 | 菊地賢人 | 山本浩之 | 野口拓也 | 大山憲明 |
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