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1997年放送のアメリカ・カナダのテレビアニメ(トランスフォーマーシリーズ) ウィキペディアから
『ビーストウォーズメタルス 超生命体トランスフォーマー』(ビーストウォーズメタルス ちょうせいめいたいトランスフォーマー)は、アメリカ・カナダ製作のテレビアニメ作品。『ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー』の続編。1999年(平成11年)10月から2000年(平成12年)3月までテレビ東京系列で放送。全26話。
ビーストウォーズメタルス 超生命体トランスフォーマー | |
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ジャンル | ロボットアニメ、SFアニメ、ユーモア、ファミリー・一般向けアニメ |
アニメ | |
監督 | 岩浪美和(日本語版監督) |
シリーズ構成 | ボブ・フォワード、ラリー・ディティリオ |
音楽 | ロバート・バックリー |
アニメーション制作 | メインフレーム・エンターテイメント |
製作 | テレビ東京、イオン、タカラ |
放送局 | テレビ東京系 |
放送期間 | 1997年10月26日 - 1999年3月7日 1999年10月6日 - 2000年3月29日 |
話数 | 全26話 |
漫画 | |
作者 | 今木商事 |
出版社 | 講談社 |
掲載誌 | コミックボンボン |
発表期間 | 1999年11月号 - 2000年4月号 |
話数 | 全6話 |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | アニメ |
ポータル | アニメ |
カナダのメインフレーム社で制作された「BEAST WARS: TRANSFORMERS」第2および第3シーズンの日本語吹き替え版でCG版シリーズの第2弾かつ日本版ビーストウォーズシリーズの第4弾に当たる。米国では1998年度デイタイム・エミー賞・アニメーション技能賞受賞。2014年11月20日、DHX Mediaが「BEAST WARS: TRANSFORMERS」シリーズの販売権を取得した[1]
日本では『ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー』の続編でありながら、同作・本作品・『超生命体トランスフォーマー ビーストウォーズリターンズ』の後の時代に当たる『ビーストウォーズII 超生命体トランスフォーマー』と『ビーストウォーズネオ 超生命体トランスフォーマー』を挟んだ後に放送された。トランスフォーマーシリーズ第1作『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』との物語的な接点が前作以上に強調されており、その設定が巧みに織り込まれている。米国ではシンジケーション番組として1997年から放送され、1998年から1999年まではカートゥーン ネットワークで放送された。日本語版ではポップ色の強い演出だった前作とは違い、児童層への配慮を強めた演出が目立っており、前作の決めゼリフだった「ストップ・ザ・ウォー!」は最終回と劇場版第2作目のみの使用となった。
前作の最終回で爆発したエイリアン・マシンからクォンタムサージというエネルギー波が発生し、それを浴びたビースト戦士はトランスメタルスへと進化し、殉職したコンボイもスパークを新たなボディに移し替えられたことで復活を果たした。
戦いの最中、惑星エネルゴアは太古の地球であったことが判明。メガトロンの真の目的は歴史の改変であった。
先祖たちの眠る太古の地球を舞台としたサイバトロンとデストロンのビーストウォーズはより加速していく。
日本漫画版は別記。前作から登場したキャラクターの全長・重量は前作の記事を参照のこと。
なお各キャラクターが劇中で「メタルス◯◯」と呼称されたことはなく、アイキャッチやEDでのテロップにも「メタルス」の文字はない。
「メタルス」という呼称は主に玩具やゲーム、雑誌、キャラクターブックなどでトランスメタル化する前と区別するために使われた。なおトランスメタル化する前の状態(玩具)がなく、区別する必要がないキャラクターにも「メタルス」が使われていることから正確にはトランスメタル化したキャラクター全員に共通して付けられたものである。
各話リストで話数における括弧内は海外版話数。
話数 | サブタイトル | 原題 | 演出 | 脚本 | 放送日(米) | 放送日(日) | 収録VHS |
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1 | 帰ってきたぜ! | Aftermath | コリン・デイビーズ | ラリー・ディティリオ | 1997年 10月26日 | 1999年 10月6日 | 第1巻 帰ってきたぜ! |
2 | 新戦士登場!ギッチョンチョンですっ! | Coming of the Fuzors (Part 1) | スティーブ・サックス | ボブ・フォワード | 11月2日 | 10月13日 | |
3 | よみがえれコンボイ | Coming of the Fuzors (Part 2) | カル・シュミアッチャー | 11月9日 | 10月20日 | 第2巻 よみがえれコンボイ | |
4 | かっとびタランス | Tangled Web | クレイグ・マクユーエン | レン・ウィーン | 11月16日 | 10月27日 | |
5 | やめます! | Maximal, No More | トレントン・カールソン | パトリック・バリー | 11月23日 | 11月3日 | 第3巻 やめます! |
6 | え?お花が? | Other Visits (Part 1) | ジョン・ポーザー | ラリー・ディティリオ | 1998年 2月8日 | 11月10日 | |
7 | え?かおが? | Other Visits (Part 2) | コリン・デイビーズ | 2月15日 | 11月17日 | 第4巻 え?かおが? | |
-(8) | - | Bad Spark | ? | ? | 2月22日 | - | |
8(9) | あばよッ! | Code of Hero | ボブ・フォワード | イアン・ウェア | 3月9日 | 11月24日 | 第4巻 え?かおが? |
9(10) | カニじゃい! | Transmutate | J・ファルコナー シーン・オズボーン ジョージ・サミルスキ | クリスティー・マークス | 3月10日 | 12月1日 | 第5巻 カニじゃい! |
10(11) | たいほだにゃ | The Agenda (Part 1) | カル・シュミアッチャー | ボブ・フォワード | 3月11日 | 12月8日 | |
11(12) | すきですっ! | The Agenda (Part 2) | オーウェン・ハーリー | 3月12日 | 12月15日 | 第6巻 すきですっ! | |
12(13) | むか〜しむかし | The Agenda (Part 3) | アサフ・フィスキー コーリン・ディビーズ | 3月13日 | 12月22日 | ||
13(14) | 大きくな〜れ | Optimal Situation | スティーブ・サックス | 10月25日 | 12月29日 | 第7巻 大きくな〜れ | |
14 | リミックス・バナナはどこ? | - | 2000年 1月5日 | ||||
15 | えーいっ! | Deep Metal | オーウェン・ハーリー | ラリー・ディティリオ | 11月1日 | 1月12日 | 第8巻 えーいっ! |
16 | ぶくぶくっ | Changing of the Guard | スティーブ・サックス | イヴァン・サマーズ | 11月8日 | 1月19日 | |
-(17) | - | Cutting Edge | ? | ? | 11月15日 | - | |
17(18) | ふっかつダー! | Feral Scream Part 1 | ジョン・ポーザー | グレッグ・ジョンソン | 1999年 1月24日 | 1月26日 | 第9巻 ふっかつダー! |
18(19) | たつんだ!チータス | Feral Scream Part 2 | スティーブ・サックス | ジュールズ・デニス | 1月31日 | 2月2日 | |
19(20) | ラブタイフーン | Proving Grounds | ウイリアム・ラウ | アーサー・セラーズ | 2月7日 | 2月9日 | 第10巻 ラブタイフーン |
20(21) | びりびりー!しびればびれぶー | Go with the Flow | カル・シュミアッチャー | ボブ・フォワード | 2月18日 | 2月16日 | |
21(22) | ぴかぴかーしゃ! | Crossing the Rubicon | トレントン・カールソン | ドロシー・フォンタナ | 2月21日 | 2月23日 | 第11巻 ぴかぴかーしゃ! |
22(23) | もえてドラゴン | Master Blaster | スティーブ・サックス | エリック・トーリン | 2月28日 | 3月1日 | |
23(24) | ただいまでござる | Other Victories | ウィリアム・ラウ | ラリー・ディティリオ | 3月5日 | 3月8日 | 第12巻 ただいまでござる |
24(25) | ドッカーン | Nemesis Part 1 | イズィキエル・ノートン | ボブ・フォワード | 3月6日 | 3月15日 | |
25(26) | ハッピー?これでいいのだ | Nemesis Part 2 | カル・シュミアッチャー スティーブ・サックス | サイモン・ファーマン | 3月7日 | 3月22日 | 第13巻 ハッピー?これでいいのだ |
26 | ファイナルリミックス・バナナをわすれた! | - | 3月29日 |
この節の加筆が望まれています。 |
いずれも販売元はパイオニアLDC。
配給は東映。劇場版として制作されたものではなく、北米でテレビシリーズの一本として放送されたものを、アニメの放送に先駆けて先行公開した。それに合わせ、オープニングテーマをバックに「なぜコンボイたちがメタルスになったか」について簡単な説明が入れられている。
日本でのテレビシリーズが放送された際、この2話は放送されず、代わりに編集版「リミックス」が放送され、第1作は「お年玉・ビーストウォーズスペシャル」と呼ばれる正月特別番組枠で放送。権利問題でDVD-BOXには未収録となっている。東映のオープニングのいわゆる「荒磯に波」にもアドリブが入った。
1998年12月19日、『映画版 ビーストウォーズスペシャル 超生命体トランスフォーマー』内で上映された。ランページ初登場のエピソードである北米版第2シーズン第8話(通算第34話)「Bad Spark」をベースにしている。また、本編と比べると新キャラクター勢の性格や口癖が若干異なる。なお、当初はコンボイがメタルス化するまでの過程(本編第1話〜第3話のダイジェスト)を上映する予定だったが都合により叶わなかった。そのため、メタルスになる過程などはオープニングのみで語られている。
予告ナレーションはコンボイ役の子安武人とラットル役の山口勝平が担当[注釈 17]。
いずれも発売元はパイオニアLDC。
1999年7月31日上映(同時上映は『小さな巨人ミクロマン 大激戦! ミクロマンVS最強ゴルゴン』『スーパードール★リカちゃん リカちゃん絶体絶命!ドールナイツの奇跡』)。北米版第3シーズン第4話(通算第43話)「Cutting Edge」をベースにしていて、メタルスになった説明に加え、コンボイがパワードコンボイになった過程も説明されており、北米版第3シーズン第1話(通算第40話)「Optimal Situation(日本版:大きくな〜れ)」が編集されて使われている。また、ブラックウィドーは「わけあってサイバトロンにいる」とされ、初代コンボイの名は伏せられ「サイバトロンの伝説の勇者」となっている。このほか、次のエピソード(メタルスダイノボット)に繋がる伏線のシーンもカットされている。
なお、タイトルの割には、コンボイの活躍するシーンは前半のパワードコンボイ(映画公開時は日本版名が決定しておらず『メタルス新コンボイ』の名称が使われた)初登場のエピソードがほとんどで、本編ではタランスの新兵器にやられたり、音痴な歌(前作の主題歌「WAR WAR! STOP IT」)を披露したりとコメディ的な出番が多い。
予告ナレーションは、前作に引き続きコンボイ役の子安武人とラットル役の山口勝平が担当。
『コミックボンボン』にて1999年11月号から2000年4月号まで連載。作者は今木商事。全6話。出版不況のため、単行本化されなかったが[16]、2014年に『ヒーローX』から電子書籍で発売されることが決定し、その翌年の2015年から発売開始した。また復刊ドットコムより書籍版が2016年7月16日に発売された。
アニメ本編がシリアスな展開ながらもアドリブによるコミカルさを交えていたのに対し、漫画版はシリアス重視の展開となり、サイバトロンとデストロン、両軍共に全員が揃うことはなかった。第三勢力であるエイリアンの存在にも一切触れられず、アニメ以上にサイバトロンとデストロンの戦いに焦点が置かれた。また、前作『ビーストウォーズ』は漫画化されておらず、繋がりがない。
登場レギュラーキャラクターは仕様をアニメ版に近付けた改修が行われ1999年9月より日本公式発売、12月よりパワードコンボイ以下トランスメタルス2が発売された。また劇場公開時にも海外版が劇場で販売されたり、イトーヨーカドー・トイザらスやキャンペーンなどでシルバーボルト、ランページなども手に入れられた。
パッケージでは各キャラクターの名前の左上に小さく「メタルス」と表記されている。キャラクターカードでは同じサイズで「メタルス◯◯」と表記されている上、英語表記は「METALS」を省略されたキャラクター名だけが表記されている。海外版で体に描かれた各キャラの名前は国内版では「CYBETRON」「DESTRON」に変えられている。
「D-49」「D-50」は欠番となっている。
対決セットの組み合わせは必ずどちらかがアニメに登場するキャラになっているため、サイズ、価格帯、登場時期、カテゴリーの違う(フューザーズ同士の対決セットではなく、メタルスvsフューザーズとなっている)キャラ同士の組み合わせも存在する。
いずれもタカラ(現:タカラトミー)から発売。
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