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埼玉県上尾市の町丁 ウィキペディアから
弁財(べんざい)は、埼玉県上尾市の町名。人口統計などでは大石地区で分類されている。
埼玉県の中央地域(県央地域)で、上尾市中央部の大宮台地上に位置する。町域の南側から東側にかけて柏座に隣接し、北側を春日や浅間台に隣接する。 中央部を東西にはなみずき通りが通り、町域の西境となる小泉や今泉の境を鴨川が流れ、新弁財橋が架けられている。 全域が市街化区域で主に第一種低層住居専用地域(主な通り沿いは第二種住居地域や第二種低層住居専用地域)[7]に指定され、全体的に住宅地が広がっている。弁財通り沿いに「弁財商栄会」と記された街灯が設置され、商店街の名残がみられる。
住宅地の地価は、2017年(平成29年)の公示地価によれば、弁財二丁目7−12の地点で12万1000円/m2となっている[8]。
もとは江戸期より存在した武蔵国足立郡大谷領に属する弁財村であった[9]。古くは近世初頭頃は中妻村と同様に上村(のちの沖之上村)の一部で、のちに分村したものと思われる[10]。弁財村は「弁才村」や旧字で「辨才村」とも記されていた。村高は正保年間の『武蔵田園簿』では296石余(田83石余、畑206石余、他山高6石)[11]、『元禄郷帳』および『天保郷帳』によると165石余であった。化政期の戸数は10軒余で、村の規模は東西2町、南北3町余であった[12]。地名は昌福寺の鎮守弁財天社に因む[9][13][12]。飛び地が沖ノ上・中妻両村の間や、沖ノ上・小泉・柏座・宮下村のうちに領していた。昌福寺の寺領(10石)が弁財村のうちにあった[14]。 1875年(明治8年)の農業産物高は『武蔵国郡村誌』によると米45石、大麦75.6石、小麦21.5石、大豆21石、小豆1.2石、甘藷2000貫であった[15]。
地区内に鉄道は敷設されていない。JR東日本高崎線上尾駅が最寄り駅であるが、弁財二丁目7番地12号からおよそ1.5 km[8]離れている。
地区内に国道や主要地方道・一般県道は通っていない。
前述のバス通りに西上尾第一団地方面への路線バスが多数運行されている。
かつては鎮守の弁財天社のほか雷電社や稲荷社などがあったが[9]、地内に神社は存在しない。旧大石村で村内にある神社の合祀が1907年(明治40年)に行われたためである[43]。合祀先は小泉の氷川神社で、合祀後は八合神社に改称された。また、地内に街区公園や指定緊急避難場所は存在しない[44]。
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