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岩手県大船渡市にある岩手県交通の営業所 ウィキペディアから
岩手県交通大船渡営業所(いわてけんこうつうおおふなとえいぎょうしょ)は、岩手県大船渡市にある岩手県交通の営業所である。
以前は岩手県大船渡市大船渡町堀川36-16にあったが、東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)による津波被害を受けたため現在の場所に移転した。旧営業所敷地は整備工場および待機場・廃車置場としてその後も使用され、乗務員用スタフ(運転時刻表)には「堀川」として表記されていたが、2014年限りで閉鎖されている。
いすゞ車が主に使用されている。震災による津波で被災して廃車になった車両が発生したため、2011年以降に国際興業バスから移籍した車両の割合が高い。震災復興支援として都営バスから移籍した車両や、元東京空港交通のリムジンバス(いずれも日産ディーゼル)も在籍している。
JR東日本から受託。高田支所と共管。
東日本大震災にて高田バスターミナルが被災し全壊したため、その後運行再開した陸前高田市内の路線についても当営業所で管轄している。なお震災後に開設された高田支所はBRT受託に特化した営業所であり、一般路線バスの運行には関与していない。
主要停留所のみ掲載。詳細は大船渡・盛岡線 バス時刻表を参照。
全ての便が大船渡営業所担当である。ただし、2013年3月 - 6月頃の短期間、一部便の運行を矢巾営業所で肩代わりすることとなり、一部車両が同所へ貸出された。
泊まりダイヤ(夜盛岡着 - 松園営業所滞泊 - 翌朝盛岡発)となる運用が存在し、泊まり明けの松園営業所→盛岡駅は「盛岡駅松園線」として運行される。
2枚綴りの回数乗車券設定(大船渡 - 盛岡、遠野 - 盛岡)設定がある。荷沢峠経由を利用する場合には追加料金が必要。盛岡バスセンター - 盛岡駅間における定期券利用は一般定期券のみ利用可能。IGRいわて銀河鉄道が発売している企画乗車券は利用できない。世田米駅前で接続する陸前高田住田線との乗継回数割引乗車券[4]も設定されている。盛岡バスセンター - 大迫バスターミナル間は地域連携ICカードである「Iwate Green Pass」エリア内であるが、大船渡営業所管内は「Iwate Green Pass」エリア外であるため、全区間においてIwate Green Pass、iGUCA(岩手県北自動車)、odeca(気仙沼線・大船渡線BRT)などの交通系ICカードによる利用はできない。
田代屋敷 - 盛駅前間は岩手開発鉄道日頃市線の代替バスとしての機能も有している。
主要停留所のみ記載。
1日1往復。新月パーキングで5分間の休憩を行う。岩手県交通のバスカードは利用できるが、フリー乗車券は利用できない。 一関駅前 - 気仙沼駅前間は地域連携ICカードである「Iwate Green Pass」エリア内であるが、当路線は盛岡大船渡線同様にIwate Green Pass、iGUCA、odecaなどの交通系ICカードによる利用はできない。
急行盛岡大船渡線のうち、荷沢峠回りの便と同じ区間を運行する。こちらも急行盛岡大船渡線同様にサンリアショッピングセンター - 田代屋敷間で岩手開発鉄道日頃市線の代替バスの役割を担っている。2009年10月1日のダイヤ改正時より、川口 - 大股中井間で自由乗降区間が採用されている。県立大船渡病院発着便は平日のみ運行で、土・日・祝日は盛駅前発着。
2020年10月1日ダイヤ改正以前は中井線として住田高校前から先、小股を経て大股中井まで運行していたが、同改正を持って住田高校前から先は廃止され、住田町コミュニティバス(曜日限定運行)に移管された。
平日のみ運行。
この節の加筆が望まれています。 |
夏休み期間中、1往復が須崎 - 道の駅高田松原間を延長し、「海水浴バス」として運行されていた。
かつてはバスカード専用の盛岡 - 大船渡間特急バスも存在した。こちらでは現金精算はできずバスカードしか利用できなかったため、乗車にはあらかじめバスカードを購入する必要があった。
上り便の一部には、碁石海岸発県立大船渡病院行きが設定されていた。
一部、県立大船渡病院ではなく須崎を始発とする便も設定されていた。
北里大学海洋生命科学部三陸キャンパスが東日本大震災による津波で被災したことに伴い運休。
高田バスターミナルと共管。
高田バスターミナルと共管。
主要停留所のみ掲載。
一時は路線廃止が予定されていたが、関係市町村との協議により存続していた。しかし2006年3月31日をもって運行を終了し、廃止された。
釜石営業所との共管。吉浜線(県立大船渡病院 - 吉浜出張所間)を釜石側に延伸して運行、三陸鉄道南リアス線の代行輸送ルートにもなっていた。三陸鉄道南リアス線全線復旧のため2014年4月5日に運行を終了。運賃の上限が1,050円に設定されていた。
上大畑 - 荒川間は釜石まるごとコミュニティバスの一部として運行されるが、荒川-県立大船渡病院間は広域路線バス(通常の路線バス)として運行されていた。越喜来浦浜 - 立根間は三陸沿岸道路を運行する。
2014年10月1日から運行を休止していたが、2015年4月1日から運行を再開。しかし、同年9月30日の運行をもって廃止。全便日祝日運休であった。
2014年10月1日運行開始[12]。土休日運休。現在イオンスーパーセンター陸前高田には陸前高田住田線、小黒山経由生出線が乗り入れる。
2020年3月31日の運行をもって廃止[13]。
運行を再開した際にルート変更が行われ、通岡線と統合された。
2022年12月29日の運行をもって廃止された[14]。
大船渡と盛岡を結ぶ急行盛岡大船渡線と世田米駅前での乗継ぎを考慮したダイヤ・運賃設定となっていた。
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