小梨駅

小梨駅（こなしえき）は、岩手県一関市千厩町清田字田畑（たばたけ）^[1]にある、東日本旅客鉄道（JR東日本）大船渡線の駅である^[2]。

小梨駅
駅舎（2023年10月）
こなし Konashi
◄千厩 (3.6 km) (4.2 km) 矢越►
所在地	岩手県一関市千厩町清田字田畑28[1] 北緯38度55分57.78秒 東経141度23分3.98秒
所属事業者	東日本旅客鉄道（JR東日本）
所属路線	■大船渡線
キロ程	43.4 km（一ノ関起点）
電報略号	ナシ
駅構造	地上駅
ホーム	1面1線[2]
乗車人員 -統計年度-	170人/日（降車客含まず） -1974年-
開業年月日	1928年（昭和3年）9月2日[1][3]
備考	無人駅[1][2]

歴史

• 1928年（昭和3年）9月2日：開業^[3]。
• 1962年（昭和37年）3月1日：貨物の取り扱いを廃止^[3]。
• 1972年（昭和47年）11月1日：荷物の扱いを廃止^[3][4]。無人化^[5]（農協による簡易委託化）^[6][7]。
• 1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化により、JR東日本の駅となる^[3]。
• 2005年（平成17年）7月：簡易委託を解除し、完全無人化^[7]。
• 2006年（平成18年）10月：駅舎を改築^[7]。
• 2024年（令和6年）10月1日：えきねっとQチケのサービスを開始^[1][8]。

• 
  改築前の駅舎（2005年6月）

駅構造

単式ホーム1面1線を有する地上駅である^[2]。気仙沼駅管理の無人駅である^[2]。

以前は現ホームを挟んだ反対側のホームが使用されており、列車交換が可能な相対式ホームを有する駅であった。しかし、ホームの使用停止と共に線路は剥がされ、1面1線のみとなった。

• 
  待合室（2023年10月）
• 
  ホーム（2019年3月）

利用状況

1960年度（昭和35年度）以降の推移は以下のとおりである。

乗車人員推移
年度	1日平均 乗車人員	出典
1960年（昭和35年）	209	[9]
1968年（昭和43年）	336	[10]
1969年（昭和44年）	312
1970年（昭和45年）	291
1971年（昭和46年）	246
1972年（昭和47年）	227
1973年（昭和48年）	191
1974年（昭和49年）	170

駅周辺

• 国道284号
• 一関市立清田小学校（廃校）

隣の駅

東日本旅客鉄道（JR東日本）

■大船渡線

千厩駅 - 小梨駅 - 矢越駅

脚注

[脚注の使い方]

1. “駅の情報（小梨駅）：JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2024年8月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年8月31日閲覧。
2. 『週刊 JR全駅・全車両基地』 56号 新庄駅・気仙沼駅・鳴子温泉駅ほか80駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年9月15日、25頁。
3. 石野哲（編）『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』（初版）JTB、1998年10月1日、485頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
4. “日本国有鉄道公示第296号”. 官報. (1972年11月9日)
5. 「通報 ●小梨駅ほか2駅の駅員無配置について（旅客局）」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1972年11月9日、1面。
6. 「農協、無人駅の経営も」『読売新聞』読売新聞社、1974年6月8日、夕刊、2面。
7. 「シリーズ駅大船渡線「Local Station」vol.4」『I-style』第157巻、岩手県一関市、2012年4月1日、2面。オリジナルの2012年11月2日時点におけるアーカイブ。2021年11月3日閲覧。
8. 『Suicaエリア外もチケットレスで! 東北エリアから「えきねっとQチケ」がはじまります』（PDF）（プレスリリース）東日本旅客鉄道、2024年7月11日。オリジナルの2024年7月11日時点におけるアーカイブ。https://web.archive.org/web/20240711051550/https://www.jreast.co.jp/press/2024/20240711_ho02.pdf。2024年8月11日閲覧。
9. 千厩町史編纂委員会 編『千厩町史 第5巻 現代編』千厩町、2005年9月12日、507頁。
10. 千厩町総務課 編『せんまや 1975』千厩町、1975年10月20日、21頁。

関連項目

• 日本の鉄道駅一覧

外部リンク

• 駅の情報（小梨駅）：JR東日本