大谷地バスターミナル
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大谷地バスターミナル(おおやちバスターミナル)は、北海道札幌市厚別区大谷地東3丁目2-1にある、自動車ターミナル法による一般バスターミナルの名称[1]。札幌市独自の分類では乗継バスターミナルとされる[2]。
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概要
1982年(昭和57年)3月21日供用開始。札幌市により設置され、管理運営も札幌市が行っていたが(#設置主体も参照)[2]、民間移譲を検討した結果、2010年(平成22年)4月1日より管理者が西新サービス(建築物管理業、日立ビルシステムの子会社)に変更されている[3][4]。2021年(令和3年)12月の平日1日あたり、スクールバス等の非公示便を除く発着便数は553便(感染症流行による一時運休便を含む)[5]。
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東側出入り口が唯一の地上出入り口となる。地下通路で地下鉄東西線大谷地駅と直結しているほか、キャポ大谷地へも直結している。地下通路とは、バスターミナル方面への上りエスカレーターのみ設置されており、地下通路への下りエスカレーターは、設置場所だけが確保されており、2025年現在も、下りエスカレーターは設置されてない。エレベーターは2018年ごろから設置構想が持ちあがり、2023年の供用開始を目指す[6]としていたが、2025年1月現在、地下通路と大谷地駅までのエレベーターの建設が進んでいるだけで、地下通路とバスターミナルまでのエレベーターはまだ着工していない。よって大谷地駅へ車椅子で向かう場合、地上出入口から2番出口まで向かう必要がある。
のりばは1 - 10番まで設置されており、バスの到着を感知する自動ドアで仕切られている。降車場は設置されていないため、各のりばで行う。
施設内にはシュリーの店(傘・靴などの修理)、北海道中央バス大谷地総合案内所が設置されている。かつては立ち食いそば・うどん店、喫茶店、キヨスクも入居していたが、現在は閉店している。また、北都交通案内所は2009年8月20日に廃止された。
代表的な路線は新千歳空港連絡バスであり、北海道中央バスと北都交通が交互に運行している。
設置主体
当バスターミナルは札幌市が直接設置しており、財源は札幌市の一般会計となる(札幌市交通局の会計ではない)。札幌市の地下鉄駅に設置されているバスターミナル施設のうち、札幌市が直接設置している施設は他には発寒南バス発着場のみであった。2015年(平成27年)10月1日現在、発寒南バス発着場は設置・管理とも札幌市交通局へ変更されているほか、大通バスターミナル(バスセンター)などが札幌市による設置・管理に変更されている[3]。
札幌市の直接運営であることは札幌市財政統計にある使用料改定[7]に大谷地バスターミナルの名称があることで確認できる。
沿革
※各路線バスの歴史等はそれぞれの路線記事、または事業者記事を参照。
発着路線
要約
視点
路線は2023年(令和5年)10月1日現在[11][12]。
路線詳細は北海道中央バス、ジェイ・アール北海道バスは営業所記事または路線記事を、その他は事業者記事を参照。
1番のりば
2番のりば
3番のりば
- 北海道中央バス平岡営業所
- 大66・大67 平岡ニュータウン線 イオンモール札幌平岡行(平岡高校経由)、平岡営業所行(平岡高校・イオンモール札幌平岡経由)
- 大70 平岡シュヴァービング線 平岡シュヴァービング行
4番のりば
- 北海道中央バス大曲営業所
- 大69 大谷地・柏葉台線 柏葉台団地行(平岡5条2丁目経由)
- 大87 有明線 真栄高校前行・有明小学校行(真栄団地経由)
- 大88 真栄団地線 三井アウトレットパーク行(真栄団地経由)
5番のりば
6番のりば
7番のりば
8番のりば
乗り入れ路線なし
9番のりば
- ジェイ・アール北海道バス 日勝線
- ジェイ・アール北海道バス
- スクールバス 立命館慶祥中学校・高校行[17]
10番のりば
- 北海道中央バス大曲営業所
- 大92 上野幌線 緑ヶ丘団地行(上野幌ベニータウン経由)
脚注
関連項目
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