北海道中央バス白石営業所(ほっかいどうちゅうおうバスしろいしえいぎょうしょ)は、北海道中央バス(中央バス)が北海道札幌市白石区川北2254-7に設置する、バス事業部(旧・札幌事業部)に属する営業所である。乗車券発売は定期乗車券の予約取次のみ行う。
敷地内に整備部札幌整備工場に属する白石整備場を併設する[1][2]。
- 1960年(昭和35年)12月3日 - 札幌市交通局白石営業所として、札幌市白石町本通16丁目南(現在JICA札幌国際センターなどがある位置)に開設。
- 1977年(昭和52年)11月 - 東営業所の開設に伴い、東区内の路線を移譲。
- 1986年(昭和61年) - 厚別支所開設。
- 1993年(平成5年)12月20日 - 現在地に移転。
- 2001年(平成13年)4月1日 - 札幌市営バスよりに営業所移譲。同日厚別支所(バス停名は「厚別東5条1」に変更)廃止。
- 2008年(平成20年)
- 6月17日 - 同年12月に白石営業所管轄の北郷線、川下線、本郷線、米里線、山本線、厚別通線、小野幌線、白石本線、北郷本線を廃止すると届出[3](白石本線・北郷本線以外は札幌市営バス移管路線)。
- 9月4日 - 上記路線廃止届を撤回。
白石区・厚別区方面が中心[4][5]。下記の他、他営業所が主担当の路線を運行する場合や、下記路線を他営業所が運行する場合がある。
札幌市交通局(札幌市営地下鉄)との連絡運輸(乗継割引)は、太字(乗継指定)停留所・駅からバス乗車方向関わらず全区間で適用。札幌駅前発着路線は非適用となる[6]。乗継割引に関する概要は、北海道中央バス#運賃形態、札幌市営地下鉄#乗継割引を参照。
2023年(令和5年)12月1日現在。
札幌駅前発着
北郷本線(札幌駅前発着)
- 57:札幌駅前 - (55と同経路) - 北郷3条4丁目 - 北郷4条9丁目 - 川下5条1丁目 - 白石高校 - 白石営業所
地下鉄白石駅発着
川下線
- 白22:地下鉄白石駅 - 中央3条4丁目 - 北郷3条3丁目 - 北郷2条8丁目 - 北都小学校 - 川下5条1丁目 - 白石高校 - 白石営業所
- 1993年(平成5年)12月20日、営業所移転に伴い、(白22)北郷2条線(地下鉄白石駅前 - 中央1条3 - 北郷2条9 - (旧)白石営業所前)の終点を(現)白石営業所に、路線名を(白24)川下線(地下鉄白石駅 - 中央1条3 - 北郷2条7 - 北郷4条9 - 川北1条2 - 白石高校 - (現)白石営業所)に系統変更。
- 1996年(平成8年)4月1日、番号を(白22)に、経由を川北1条2から北郷2条13に変更。
- 2022年(令和4年)4月1日、日祝ダイヤが運休となる。
- 白24:地下鉄白石駅 - 白石本通4丁目 - JR白石駅 - 北郷2条7丁目 - 川下会館 - 八幡宮 - 川下公園・白石高校経由/川下共栄・北川下経由 - 白石営業所(→東米里→白陵高校)
- 川下公園・白石高校経由の一部便は白陵高校まで運行。
北郷線
- 白23:地下鉄白石駅 - 白石小学校 - JR白石駅北口 - 北白石中学校 - 北郷公園 - 白石高校正門 - 白石営業所(→東米里→白陵高校)
- 白23:地下鉄白石駅 - (同経路) - 白石高校正門 - 川下公園 - 川下共栄 - 北川下 - 白石開拓記念碑 - 白石営業所
- 白石営業所発白石開拓記念碑経由の一部便はJR白石駅北口を経由しない「北郷通直通便」。
- 2003年(平成15年)12月1日、白石開拓記念碑経由便の経路を、「地下鉄白石駅 - 瑞穂中央 - 白石開拓記念碑 - 白石営業所」から「地下鉄白石駅 - 川下公園 - 北川下 - 白石開拓記念碑 - 白石営業所」の大回り経路に変更。
- 2008年(平成20年)12月17日、JR白石駅北口への乗り入れを開始。南口への乗り入れは前日で終了。同時に、JR白石駅に乗り入れない「北郷通直通便」を新設[7]。
- 2009年(平成21年)12月1日、急行便(地下鉄白石駅←(環状通)←北郷公園←白石営業所)を廃止、北郷通直通便に振り替え。
北郷本線(地下鉄白石駅発着)
- 白57:地下鉄白石駅 - 中央3条4丁目 - 北郷3条4丁目 - 北郷4条9丁目 - 川下5条1丁目 - 白石高校 - 白石営業所
白石平岸線
- 白30:地下鉄白石駅 - 栄通1丁目 - 美園駅 - 豊平区役所 - 平岸3条9丁目 - 平岸駅
- 2000年(平成12年)4月1日、札幌市営バスから北海道中央バス(平岡営業所)に移譲。
- 2001年(平成13年)4月1日、白石営業所に転籍。
新さっぽろ駅発着
「新さっぽろ駅」は新札幌バスターミナルに発着する(厚別ふれあい循環バスを除く)。
もみじ台団地線
- 白28:厚別東5条1丁目 - 新さっぽろ駅 - もみじ台団地入口 - もみじ台北3丁目 - もみじ台南2丁目経由/テクノパーク入口経由 - もみじ台団地
- 白29:新さっぽろ駅 - 青葉町中央 - 青葉通橋 - もみじ台南3丁目 - もみじ台団地
- 厚別東5条1丁目 - もみじ台団地はもみじ台南2丁目経由。新さっぽろ駅 - もみじ台団地はいずれかを経由。
- 札幌市営バス当時は厚別支所管轄。
- 1998年(平成10年)4月1日、(白37)厚別東通線(新さっぽろ駅 - 厚別東3条1 - 厚別支所前(現在の厚別東5条1丁目)の廃止に伴い、白28の一部便を厚別支所前まで延長。[9]
- 2022年(令和4年)4月1日、白28テクノパーク入口経由便・白29の日祝ダイヤが運休となる
小野幌線
- 白35:新さっぽろ駅 - 厚別東3条1丁目 - 小野幌小学校 - 厚別中学校 - 小野幌神社 - 厚別北3条4丁目 - タウン中通 - 森林公園駅
- 札幌市営バス当時は厚別支所管轄。
- 2005年(平成17年)7月1日、森林公園パークタウンに乗り入れ開始。
- 2018年(平成30年)12月1日、新さっぽろ駅 - 厚別中学校間、南郷通(もみじ台団地入口・もみじ台北3丁目)経由から原始林通経由の現経路に変更[10]。
北都線
- 白25:南郷7丁目駅 - 北郷2条8丁目 - 北都小学校 - 東川下 - 厚別西2条3丁目 - 厚別中央5条5丁目 - 東商業高校 - 新さっぽろ駅
- 札幌市営バス当時は厚別支所管轄。
- 2000年(平成12年)4月1日、札幌市営バスから北海道中央バス(平岡営業所)に移譲。
- 2001年(平成13年)4月1日、白石営業所に転籍。
厚別通線
- 白38:新さっぽろ駅 - 小野幌小学校 - 厚別中学校 - 小野幌神社 - 厚別北小学校 - 厚別高校 - 川下5条1丁目 - 白石高校 - 白石営業所( - 東米里 - 白陵高校)
- 一部便は白陵高校発着で運行。
- 札幌市営バス当時は厚別支所管轄。
山本線
- 白27:新さっぽろ駅 - 青葉町1丁目 - ひばりが丘駅 - 旭町 - 花き卸売市場 - 山本稲荷 - 厚別高校 - 山本中央 - 山本四区(→白陵高校)
- 一部便は白陵高校まで運行。2001年12月1日新設(厚別高校止まりの便を延長)。
- 札幌市営バス当時は厚別支所管轄。
厚別ふれあい循環バス
- 厚別駅→厚別中央まちづくりセンター→旭町→ひばりが丘駅→青葉町1丁目→新さっぽろ駅→東商業高校→厚別中央5条5丁目→厚別駅
- 連続で循環運転。始発便運行開始と最終便運行終了は厚別駅。
- 2003年(平成15年)4月1日、定期運行開始。
- 2023年(令和5年)4月1日、土曜日運行終了。このバスは、元々日祝運休だったため土日祝運休となる。
新さっぽろ線
- 新93・循環新93:新さっぽろ駅 - 青葉町1丁目 - 厚別南4丁目 - 太洋団地入口 - 東栄通中央 - 東栄通 - ライブヒルズ南 - 緑ヶ丘団地/緑ヶ丘団地東
- 新93の往路は緑ヶ丘団地東経由緑ヶ丘団地終着、復路は緑ヶ丘団地東始発緑ヶ丘団地経由。
- 2019年(平成31年)4月1日、大曲営業所から移管。緑ヶ丘団地で打ち切らず新さっぽろへ戻る循環新93新設[11]。
新さっぽろ平岡線
(ジェイ・アール北海道バス(厚別営業所)と相互乗り入れ)
- 循環新111:新さっぽろ駅 - 青葉町1丁目 - 厚別南4丁目 - 雇用促進住宅入口(→平岡公園東2丁目→平岡4条3丁目→上野幌2条1丁目→雇用促進住宅入口)
- 1999年(平成11年)4月1日開設。新さっぽろから雇用促進住宅入口を経て、カッコ内を循環し、雇用促進住宅入口から新さっぽろへ戻る循環線。
- 2019年(平成31年)4月1日、平岡営業所から移管。系統番号を新111から変更[11]。
- 本郷線
- 白34:地下鉄白石駅 - 白石区役所 - 白石本通8 - (白石本通) - 北柏山
- 白34:地下鉄白石駅 - 白石区役所 - 白石本通8 - (平和通) - 大谷地駅(大谷地バスターミナル)
- 1993年(平成5年)12月20日、札幌市交通局白石営業所移転に伴い以下の4路線を統合し、上記2系統を新設。
- (白34)本郷線(地下鉄白石駅 - 白石区役所前 - 白石本通8 - (旧)白石営業所前)
- (白33)白石本通線(地下鉄白石駅 - 白石中央 - 白石本通8 - (旧)白石営業所前)
- (白26)柏山線(南郷7丁目駅 - 白石本通8 - 北柏山)
- (白29)平和通線(地下鉄白石駅 - 平和通3 - (平和通) - 大谷地駅)
- 2010年(平成22年)4月1日、大谷地駅発着系統を廃止[12]。
- 2016年(平成28年)12月1日、廃止。72 南郷線をJR平和駅前(旧 北柏山)まで延伸し代替[13]。
- 米里線
- 白7:地下鉄白石駅 - 環状通・米里通 - 白陵高校
- 創成川・白石線
- 創75:札幌駅北口 - 札幌ターミナル→南3条橋(往路)/北海道四季劇場←南3条東2丁目(復路) - 豊平橋 - 豊平3条8丁目 - 美園3条2丁目 - 豊平郵便局 - 月寒東2条1丁目 - 月寒中学校 - アサヒビール園 - 白石本通4丁目 - JR白石駅
- 1998年(平成10年)12月1日、南郷営業所の廃止に伴い平岡営業所に移管。
- 2001年(平成13年)12月1日、白石営業所へ移管。
- 2011年(平成23年)12月1日、起点を札幌駅前から札幌駅北口に、都心と月寒の経路を変更し、75 白石線から創75 創成川・白石線に変更[14]。同時に、創成川公園線(札幌駅前 - 創成川通 - 福住駅、同年5月23日運行開始、大曲営業所管轄)を廃止。
- 2019年(平成31年)4月1日、廃止[15]。
- 南郷線
- 72:札幌駅前 - 北1条 - 南4条(往路)/南3条(復路) - 豊平橋 - 豊平3条8丁目 - 東札幌2条3丁目 - 日章中学校 - 地下鉄白石駅 - アサヒビール園 - 南郷7丁目駅 - 南郷通9丁目 - 本郷通13丁目 - 白石神社 - 平和通17丁目 - 平和駅
- 地下鉄乗継割引は地下鉄白石駅 - 南郷7丁目駅 - 平和駅間で適用。
- 1998年(平成10年)12月1日、南郷営業所の廃止に伴い平岡営業所に移管。
- 2011年(平成23年)12月1日、白石営業所に移管。
- 2016年(平成28年)12月1日、白34の廃止に伴い本郷通13丁目からJR平和駅前まで延伸[13]。
- 2023年(令和5年)12月1日、廃止[16]。
“組織図”. 北海道中央バス. 2018年11月22日閲覧。
“札幌市営交通ご利用ガイド” (PDF). 札幌市交通事業振興公社. pp. 27 - 28. 2018年10月11日閲覧。
“時刻表調査室”. www5e.biglobe.ne.jp. 2021年1月31日閲覧。[出典無効]