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北海道札幌市豊平区にある札幌市交通局の駅 ウィキペディアから
福住駅(ふくずみえき)は、北海道札幌市豊平区月寒東1条13丁目にある札幌市営地下鉄東豊線の終点の駅。駅番号はH14。札幌ドームの最寄駅。
1面2線の島式ホームである。北側に両渡り式転轍機、南側に留置線が3本設置されている。終点駅であり、札幌ドームへ向かう利用客や接続するバスへの乗り換え客が多いものの、ホームの幅員は延伸区間の他駅とあまり変わらないため、手狭となっている。
開業当初は栄町駅と同様に一旦南側の留置線へ回送しその後2番ホームへ入線していたが、2004年以降は北側の両渡り式転轍機を利用して転線し、ホームで折り返しが行われるようになった。これは沿線にあるケーズデンキ月寒ドームや札幌ドームで開催されるコンサートやイベント、プロ野球などの観客が大幅に増加したため、一部の客が回送車に誤乗車する例が目立つようになったことやホームの混雑による転落事故を防止するためとされる。東豊線の終点駅で定期的にホーム折り返し運転が行われるのは、延伸前の豊水すすきの駅で行われて以来10年ぶりとなる。
出口は4ヶ所。地上へのエレベーターは当初2番出口にしかなかったが、後に3番出口・バスターミナルへの通路にもエレベーターが設置された[4]。
東豊線の駅では早い段階で南改札口の全ての改札機がカード対応になった。当時はまだカード非対応改札機が混在していた時期であったが、札幌ドームの開業前に更新が実施された。そのため当初改札口のカード専用改札機の上に「カードご利用の方は、この改札をお通り下さい」という案内は「当駅の南改札口は、全てカード対応です」に切り替わった。全駅がカード対応改札機に更新された後も、しばらくは枠のみが残っていた(現在は南改札口側は撤去、北改札口には残っている)。
また、2009年からのICカード「SAPICA」導入に向け、当駅の改札機は北改札口・南改札口ともに全てSAPICA対応に更新された(券売機・精算機は一部非対応)。これは大通駅やさっぽろ駅よりも先である。
札幌市交通局によると、2020年度の1日平均乗車人員は10,208人である。これは東豊線ではさっぽろ駅、大通駅に次いで多い。 また、札幌ドームイベント開催日が特に混雑することが特徴である。
駅開業後の1日平均乗車人員の推移は以下の通りである。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|
1994年(平成 | 6年)9,164 | [5] |
1995年(平成 | 7年)11,680 | [5] |
1996年(平成 | 8年)11,971 | [5] |
1997年(平成 | 9年)11,744 | [5] |
1998年(平成10年) | 11,665 | [5] |
1999年(平成11年) | 11,742 | [5] |
2000年(平成12年) | 11,624 | [5] |
2001年(平成13年) | 13,484 | [5] |
2002年(平成14年) | 13,514 | [5] |
2003年(平成15年) | 13,620 | [6] |
2004年(平成16年) | 14,158 | [6] |
2005年(平成17年) | 14,596 | [6] |
2006年(平成18年) | 15,212 | [6] |
2007年(平成19年) | 15,211 | [6] |
2008年(平成20年) | 15,302 | [6] |
2009年(平成21年) | 15,541 | [6] |
2010年(平成22年) | 15,299 | [6] |
2011年(平成23年) | 15,997 | [7] |
2012年(平成24年) | 16,103 | [7] |
2013年(平成25年) | 16,178 | [7] |
2014年(平成26年) | 16,556 | [7] |
2015年(平成27年) | 17,048 | [7] |
2016年(平成28年) | 17,120 | [7] |
2017年(平成29年) | 16,549 | [8] |
2018年(平成30年) | 16,126 | [9] |
2019年(令和元年) | 16,444 | [9] |
2020年(令和 | 2年)10,208 | [10] |
隣の月寒中央駅より国道36号(月寒通・室蘭街道)の下を通っており、出口もすべて国道36号沿いにある。
周辺は国道36号沿いを中心に商業施設や企業が集積しており、周囲をマンションなど住宅街が取り囲んでいる。
福住駅で接続する北海道中央バスと北都交通のバスは、併設された福住バスターミナルに発着する。行先や乗り場は当該項目を参照。
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