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大分県大分市にある国立大学 ウィキペディアから
大分大学(おおいただいがく、英語: Oita University)は、大分県大分市大字旦野原700番地に本部を置く日本の国立大学。1921年創立、1949年大学設置。大学の略称は分大(ぶんだい)。
大分大学は旧大分医科大学と合併したことにより発足した総合大学であり、現在は教育学部、経済学部、医学部、理工学部、福祉健康科学部の5学部を有する。
同学校には、『大分大学の基本理念』、『教育の目標』、『研究の目標』、『社会貢献の目標』、『運営の方針』を掲げている。[1]
Oita Universityの頭文字「OU」をモチーフに、2つの円でデザインされている。旧大分大学と旧大分医科大学の統合を機に一般公募され、2007年に新しく制定された。
大分大学には約80の大学公認サークル・同好会が存在する。運動系公認サークルの総括本部として体育会、文化系公認サークルの総括本部として文化会が組織されている。その他に準公認・非公認のサークルが多数存在する。
例年6月頃、文化会によって交歓祭が開催される。一般向けにイベントホールで文化系サークルの演奏会・展示会が実施される。
大学祭としては蒼稜祭と医学部祭の2つがある。
例年10月末頃に旦野原キャンパスで開催される。一般にも開放されミスコンなどのステージイベントや展示、模擬店などが行われる。旧大分大学の「開学祭」(5月)の流れを汲む行事で、旧大分医科大学との統合により2004年に現在の開催時期となり名称も「聡明祭」に変更された。2012年に経済学部90周年、工学部40周年、東日本大震災、九州北部豪雨を受けて現在の「蒼稜祭」に改称された。
例年10月頃に挾間キャンパスで開催される。一般にも開放され医学部ならではの医療展やステージイベント、模擬店などが行われる。旧大分医科大学の「医大祭」の流れを汲む行事で、旧大分大学との統合により2003年に現在の「医学部祭」に改称された。
エフエム大分にて『BUNDAI Radio ACADEMY』が2011年11月3日に放送開始[13]。当初は毎週木曜日の『SCHOOL OF LOCK!』放送時間内の5分の教養ミニ番組であったが、後に独立して木曜21:30〜21:55の放送となり、2013年3月まで放送された[14]。
2018年4月からは、OBSラジオにて『BUNDAIラジオ』が放送開始した。毎週日曜日の16時から16時30分までの30分番組である。出演者は、大分大学卒業生のOBSアナウンサーと、大分大学放送部の学生パーソナリティ3名である。ゲストとして北野学長や大分大学OB・OG、現役大分大学生を迎えている。2019年10月の放送からパーソナリティ陣が代替わりした。
医学部の40歳代の男性准教授が、2010年4月から9月にかけ、自分の研究室に所属する学生のレポートを学内に掲示し「このような内容では駄目だ」と中傷したり、実習着姿の学生を「コスプレか」と揶揄したりしたため、この准教授の授業を受けていた学生が多数授業の出席を拒否するようになった上、同年9月に大学側に苦情を申し立てた。大学側は2011年11月17日にこの准教授を戒告の懲戒処分とした[22][23]。
2015年2月に起きた経済学部の学生の自殺について、第三者委員会は2016年12月に、所属していたゼミ担当の元講師(37歳)によるアカデミックハラスメントが自殺の原因であるとする報告書を発表した。元講師は2014年7月からLINEを使ってこの学生を何度も叱責していた。検討委員会はまた、別のゼミ生が元講師の指導に問題があることを、指導する立場にある准教授に相談していたにもかかわらず、大学が十分な調査を行っておらず、大学側に学生の安全に配慮する注意義務違反があったと指摘した[24][25][26]。2017年1月30日、大学は安全配慮義務を尽くさなかったとして元講師の上司にあたる男性准教授(30代)と前経済学部長(50代)を文書訓告の懲戒処分とした[27]。
2018年11月19日 - 医学部看護学科の女性教授(50代)が、2016年度から2017年度にかけて,当該学科所属の女性助教2人と女性助手1人に対し、演習を助教に押しつけたり、意に反する学会参加を要求したりした。このほか食事の席で、服装や髪形をからかうような、セクハラと捉えられる発言もした。また専門学校を卒業後、放送大学で学位を取得した助教に対して、他の教員がいる会議で「四年制大学を出ていないから(物事を)分かっていない」などと学歴を侮辱する発言もした。女性教授から同様の被害を受けた11名の学生が大学に苦情を申し立てたことによって発覚した。大学は2018年11月19日付で女性教授を戒告の懲戒処分とした[28][29][30]。
福祉健康科学部の学部長の男性教授(52歳)が、2013年度~2018年度に架空請求による目的外使用、故意による旅費の二重請求及び実態を伴わない旅費の請求架空請求を行い、公的研究費を不正に受給した。不正に支出された研究費は総額102万1,670円(運営費交付金:432,610円、科学研究費助成事業(科研費):546,710円、受託事業費:42,350円)。2018年12月に不正が発覚。男性教授は学部長職を辞任した。大学は2019年3月20日付で男性教授を停職(10ヵ月)の懲戒処分とした。また、この事案に関し、学長、関係理事及び監事が給与の一部(学長10%1か月、関係理事及び監事5%1か月)を自主返納した[31][32][33]。
2017年1月8日午前3時ごろ、経済学部4年の男子学生が大分市内の居酒屋で店員の従業員女性(19)に対し、トイレ内で体を触るなどのわいせつな行為をし、「強制わいせつ」の疑いで大分中央署に逮捕された。被害女性が飲食店を通じて被害届を出したことで発覚した。服の中に手を入れて体を触り、その様子をスマートフォンで撮影した疑い。学生は、友人ら(大分大生を含む。)と居酒屋を訪れていたという[34][35]。
2019年の経済学部学部長選において、学長は経済学部教授会が事前に推薦した人物ではなく、別の人物を同年10月1日付で任命した。大分大は2014年まで各学部の教授会が選挙で学部長を決めていたが、2015年に規定を変更。学長を任命権者とし「学部長の変更に当たっては学部などの意見を聴く」とした。一方、経済学部教授会は独自に「選挙で学部長候補者を決める」と教授会要項に規定していた。教員OBなどの反発を受けた大学は調査・検証委員会を設置した[36]。同年11月25日には、「学生有志一同」と名乗る文書が新学長のもとに届いた。「学長は意見も聞かず任命し、民主主義のルールを破った」「学部長を辞任して混乱を収拾し、信頼を取り戻してください」などと書かれていたという。翌日26日、新学長は「手続きにのっとり適正に学部長に就任した」「自主的、主体的に実名で主張を展開していただくよう『学者』『教育者』として付言させていただく」という趣旨のメールを全学部生約1200人に送信した。教授会はこれを問題視し、新学長は12月3日に学生向け説明会を開き、謝罪した。[37]
2021年9月22日、教育学部の50代男性教授が2015年5月から2018年6月までの3年間にわたり架空の出張旅費5件を申請したほか、出張内容とは異なる虚偽の報告書を提出し、国から約24万円の補助金を不正に受給していたことが発覚。[38]
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