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『ドッキリ!ハッキリ!三代澤康司です』(ドッキリ!ハッキリ!みよさわやすしです)は、朝日放送ラジオ(ABCラジオ)で毎週月曜日から木曜日までの午前中に放送されている生ワイド番組。三代澤康司(朝日放送テレビアナウンサー→フリーアナウンサー)の冠番組で、現在の放送時間は9:00 - 12:00である。
ドッキリ!ハッキリ!三代澤康司です | |
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ジャンル | ワイド番組 |
放送方式 | 生放送 |
放送期間 | 2004年10月2日 - |
放送時間 |
土曜日 6:30 - 9:50(2004年10月 - 2007年3月) 土曜日 6:30 - 10:00(2007年4月 - 2009年7月4日) 月~金 9:00 - 13:20(2009年7月6日 - 2010年4月2日) 月~金 9:00 - 12:00(2010年4月5日 - 2019年3月29日) 月~木 9:00 - 12:00(2019年4月1日 - ) |
放送局 | 朝日放送ラジオ |
パーソナリティ |
三代澤康司 (朝日放送テレビ→フリーアナウンサー) |
出演 |
中野涼子(月) 山田雅人(火) 近藤夏子(水) 桂南天(木) |
テーマ曲 | 見砂直照と東京キューバンボーイズ「パパはマンボがお好き」(Papa Loves Mambo) |
プロデューサー | 湯目博史 |
公式サイト | 公式サイト |
通称は『ドキハキ』。2004年10月2日の第1回から2009年7月4日までは毎週土曜日の午前中のみ、2009年7月10日から2019年3月29日までは、月 - 金曜日の午前中に放送されていた。
三代澤は、2004年9月まで10年間にわたって、テレビで『ワイドABCDE〜す』シリーズの司会を担当。同シリーズの終了を機に、先輩アナウンサー・道上洋三(『おはようパーソナリティ道上洋三です』パーソナリティ)の次の世代を担うラジオパーソナリティの1人として、2004年10月2日から当番組を担当している。
当初は毎週土曜日の6:30 - 9:50に生放送(以下「土曜版」と略記、後に10:00まで延長)。3時間を越える生放送を、三代澤が1人で取り仕切っていた。しかし朝日放送ラジオでは、2009年7月に異例の大型改編を実施。同月6日からは、その改編の一環として、平日の帯番組(以下「平日版」と略記)に改められている。
平日版への移行後は、三代澤に加えて、幅広い年齢層のパートナーが日替わりで1名ずつ出演。後述の事情で2013年4月3日から桂南天を水曜日のパートナーに起用するまでは、パートナーが全員女性だった。ただし三代澤は、土曜版に続いて、平日版でも提供クレジットの読み上げ・メッセージの受付告知などを一手に担っている。その一方で、生放送を終えると、リスナーとの交流などを目的に近畿各地の商店街やイベント会場をたびたび訪問。翌日(金曜日の場合には翌週月曜日)の放送のオープニングトークで、訪問の一部始終を話すことも多い。
また、平日版では、三代澤の後輩アナウンサーで経済記者でもある島田大が不定期で経済関連のニュースを解説。同じく後輩の堀江政生が政治記者として朝日新聞東京本社政治グループに出向していた時期(2010年7月まで)には、堀江による電話リポートを随時放送していた。その一方で、三代澤・番組と縁の深い著名人(河内家菊水丸・山田雅人・馬場俊英など[注釈 1])やヘビーリスナーを続々と「ドキハキファミリー」に認定するとともに、Twitterを積極的に活用。Twitter経由で投稿されたメッセージを、放送中に取り上げることも多い。2012年6月11日からは、Facebook上にも公式アカウントを開設している。
2017年10月からのプロデューサーは、今澤圭輔(朝日放送グループホールディングスの子会社であるエー・ビー・シーメディアコム所属、放送上の愛称は「ざわわ」)。放送上は、番組スタッフ(構成作家の「ジュリー澤田」こと澤田征士など)を「ドキハキ頭脳集団」と総称している。
2015年2月27日(金曜日)には、「声で朝の元気を届けてくれるラジオパーソナリティに密着」というテーマで、『クロワッサン』(マガジンハウスが全国向けに隔週で発行している生活情報誌)のスタッフが三代澤の出勤から当番組の本番終了まで密着取材[1]。取材の模様は、同誌4月25日号「軽やかにはじめる、朝時間のつくり方。」の52 - 53ページに写真入りで紹介された[2]。2016年7月5日(火曜日)放送分で、土曜版からの通算放送回数が2,000回に到達[3]。
2017年10月2日(月曜日)放送分からは、「下町の純喫茶」というコンセプトでリニューアルを実施。山田・おちあやこ・熊谷奈美(おち・熊谷は『おはよう朝日です』リポーター)を新たなパートナーに迎えたほか、南天と桂紗綾(平日版の開始当初からパートナーを務めていた三代澤の後輩アナウンサー)の出演曜日を変更した。
2018年の4月改編で桂が降板(『俺達かまいたち』の後継番組『土曜いそべ堂』へ異動)したため、平日版開始当初からのパートナーが、当番組から全員姿を消した。桂が2017年10月改編から務めていた金曜パートナーには、長らく『おはよう朝日です』のアシスタントを務めていた先輩アナウンサーの喜多ゆかりを起用したが、2019年の4月改編から当番組の放送曜日を月 - 木曜日に変更。金曜日の放送枠には、喜多と西森洋一(モンスターエンジン)がパーソナリティを務める生ワイド番組『喜多・西森のゆかいな金曜日!』を新たに編成していた。2020年10月 - 2022年9月は『横山太一のピカイチ☆ブランチ!』、2022年9月末以降は『きっちり!まったり!桂吉弥です』が金曜分の後継番組として放送されている。
なお、三代澤は2021年3月31日(水曜日)に朝日放送テレビを定年で退職したが、翌4月1日(木曜日)以降もフリーアナウンサーとして当番組のパーソナリティを続けている。その一方で、同年の10月改編でリニューアルを予定していたことに伴って、おちと熊谷が改編前週(9月第4週)の放送分で卒業。『感度良好!中野涼子です』(土曜日午後の生ワイド番組)のパーソナリティでもある中野涼子をおちの後任、この改編で終了した『よなよな…』(月 - 木曜日夜間の生放送番組)で水曜日のパーソナリティを一貫して務めてきた近藤夏子を熊谷の後任に充てた。
2012年には、プラネットバルン(大阪市内で当時書籍・ムックなどの出版事業を展開していた出版社)から「ドキハキ!手帳2013」を発売[4]。同年以降は、京阪電気鉄道・びっくりドンキー・かっぱ寿司とのコラボレーション企画(後述)を毎年実施している。美木良介考案の「ロングブレスダイエット」が話題になってからは、美木をゲストに招いたり、「ロングブレスダイエット」にちなんだ体操を放送中やイベントでリスナーに促したりすることもある。
「タスタスweek」と称した2014年6月第1週の放送(2日 - 6日)では、朝日放送ラジオが提唱する「+Radio」(プラス・ラジオ[注釈 2])というコンセプトと連動したラジオ向けのスポットCMを、「ドキハキ頭脳集団」が数パターン制作[5]。朝日放送ラジオでは、同月中旬から、曜日・時間帯を問わずこのCMを放送している[6]。
2016年3月19日正午に本放送を開始したFM補完放送(ワイドFM)を記念した特別番組『ほんまもんのワイドFMをハッキリ愛して』が在阪3局同時放送され、当番組からも三代澤が出演した。
2019年には、新語・流行語大賞に選ばれるほどの言葉を当番組から流行らせるべく、朝日放送テレビ所属[注釈 3]の現役アナウンサーでもある三代澤に番組オリジナルのギャグを連呼させることを計画。1月9日(水曜日)放送分で三代澤のギャグが「ホンマ・ミーア!」(大阪弁で「本当」を意味する「ホンマ」とイタリア語で驚きを表現する「マンマミーア!」を組み合わせた造語)に決まる[7] と、三代澤以外の出演者も放送中にたびたび使用しているほか、朝日放送のラジオ番組では初めてのLINE向け公式スタンプの制作・販売[8] や、「ホンマ・ミーアカレー」と称するレトルトカレーの商品化・販売(詳細後述)にまで発展している。同年6月2日(日曜日)の20:00 - 21:00には、『友近・山田・三代澤のホンマ・ミーアの嘘八百!』(三代澤・山田雅人に友近を加えた3人による事前収録の特別番組)がABCラジオで放送された。
関西以外の地方で放送されているラジオ番組を三代澤がradikoプレミアムを通じてプライベートでよく聴取していることや、タイタン (芸能プロダクション) に所属する太田光(爆笑問題)が当番組を認知していることなどを背景に、当番組と同じ時間帯の生ワイド番組(『大沢悠里のゆうゆうワイド』→『伊集院光とらじおと』)、『爆笑問題カーボーイ』、かつて部下(旧朝日放送のアナウンサー)だった赤江珠緒がパーソナリティ陣に名を連ねる『たまむすび』など、TBSラジオの制作でABCラジオでは未ネットの番組を話題にすることが多い。また、桂枝曾丸(和歌山放送で『しそまるの全開!金曜日』を担当)、横山雄二(中国放送アナウンサー)、沢田幸二(九州朝日放送アナウンサー)といった他局で人気のラジオパーソナリティとも盛んに交流。太田自身も、2020年1月3日にNHK総合テレビで放送された『新春生放送!東西笑いの殿堂2020』では、オープニング恒例の客席飛び込みの際に「あでー」「ホンマ・ミーア!」「横山この野郎!」と発していた。2021年6月の「ABCラジオ リスナー大感謝まつり」(三代澤がフリーアナウンサーとして初めて臨んだ聴取率調査週間)中には、事前収録による三代澤から赤江へのインタビューの模様を7日(月曜日)と9日(水曜日)に放送したほか、10日(木曜日)放送分のゲストに桂枝曾丸と森たけし(読売テレビ出身のフリーアナウンサー)を迎えている。2022年4月29日(当番組の放送がない金曜日で、昭和の日)には、文化放送『おとなりさん』で同曜日9時台に設定されているコーナー「教えて!全国☆ラジオスター」に三代澤がゲスト出演している(リモート)[注釈 4][9]。
その一方で、2024年2月1日(木曜日)からは「ジテシラProject」に全面協力。生放送に使用している朝日放送ラジオ本社の第3スタジオを、同日から「ジテシラProjectスタジオ」と称している。「ジテシラProject」は、大阪府内における自転車保険への加入率・自転車乗車時のヘルメット着用率の向上を目的に「大阪府自転車安全利用推進委員会」(朝日放送ラジオが大阪府・オージーケーカブト・au損害保険・あさひと共同で2024年2月1日に発足)が同日から2026年7月まで展開しているプロジェクトで、三代澤自身も同委員会から2024年2月1日付で「あんしん自転車大使」に任命。木曜日では任命の初日から、このプロジェクトと連動したコーナー(「みよちゃんの自転車でGO!」)が10:20頃に放送されている。ちなみに、「ジテシラ」とは「自転車ルールの『知らんけど』を無くそう」というニュアンスを込めた略称で、プロジェクトの正式名称には「世界一多い」とされる458文字(539語)が使われている[10]。
全国高等学校野球選手権大会全国大会の期間中には、朝日放送ラジオが全試合を中継する関係で当番組を休止。三代澤も休暇を取るため、平日の午前中(開催2週目)に中継予定の試合が中止になったり休養日に該当した場合には、三代澤以外の朝日放送アナウンサーと当該曜日のパートナー(後述)の出演による「スペシャルバージョン」を放送することがある。2022年8月17日(水曜日)は、3回戦と準々決勝の間の休養日が当初の予定通り組まれたことから、柴田博と平野康太郎(同年度入社のアナウンサー)によるコンビで放送した。
2014年には、三代澤が体調不良で出演を見合わせた4月17日・6月26日(いずれも木曜日)・6月27日(金曜日)放送分で、島田がパーソナリティ代理を担当していた。さらに、6月27日の放送では、三代澤が髄膜炎の治療を目的に2週間程度入院と静養に充てることを公表。同月30日(月曜日)から7月15日(火曜日)までの放送では、番組タイトル・パートナー・コーナー構成を変更せずに、三代澤が復帰するまで以下の後輩アナウンサーが日替わりでパーソナリティ代理を務めた[16]。
2015年には、三代澤が朝日放送での勤続30年に伴う特別休暇を取得する関係で、3月23日(月曜日) - 27日(金曜日)の放送を休演。休演期間中は以下のコンビで放送した(●は当該曜日のレギュラーパートナー)。
2016年には、三代澤がインフルエンザへの罹患によって朝日放送ラジオから出勤停止措置を講じられたため、12月19日(月曜日) - 22日(木曜日)の放送を休演。休演期間中は、以下のアナウンサーが日替わりでパーソナリティ代理を務めた。
2020年には、木曜パートナーの南天が持病の手術と療養[17] を理由に、6月18日から7月9日まで4週間にわたって休演。休演期間中は、当番組と縁の深い以下の人物を、週替わりでパートナー代理に迎えていた。
また、三代澤が11月第2週に休暇を取得したことに伴って、当該週(16日 - 19日)の放送では後輩アナウンサーの横山太一がパーソナリティ代理を担当。担当終了の翌日(20日)には、本来のレギュラー番組である『横山太一のピカイチ☆ブランチ!』(『喜多・西森のゆかいな金曜日!』の後番組として10月9日から放送)のパーソナリティも務めた。
2024年には、三代澤が「『ホンマミーヤ・カレー』(詳細後述)の今後の展開に向けた模索」との名目で、5月の第3週に休暇を取得。この期間中の放送では、過去にパーソナリティを代行した朝日放送テレビのアナウンサーから、以下の人物を代役に立てていた。
土曜版では、三代澤にアシスタントを付けなかったこともあって、九官鳥の「きゅーちゃん」とともに放送。「『九官鳥』がいるという設定で効果音を相槌代わりに使う」という演出ではなく、本物の九官鳥をスタジオに入れていた。2005年11月の「ABCラジオまつり」(毎年秋に万博記念公園で開催される無料公開イベント)では、三代澤の紹介で「きゅーちゃん」の実物が一般客に披露された。
当番組を聴いていた制作畑出身の西村嘉郎(当時の朝日放送社長)の意向などから、「きゅーちゃん」は、三代澤が自宅で飼育。放送のたびに、自宅から連れて来ていた[15]。2005年末に自宅の鳥かごから逃げてしまってからは、代わりの九官鳥を手配せず、平日版への移行後は日替わりで人間のパートナーを付けている。
公式サイト内の「コーナー紹介」 に記載されている内容を参照。時刻は目安。
日替わりパートナーが中心の企画が中心。◎は平日版の開始当初から放送。
リスナー参加のじゃんけんコーナー。リスナーに電話をつなぎ、電話越しにじゃんけんをする。リスナーが勝てば1万円がもらえる。あいこの場合は再度じゃんけん。またリスナーがうっかり先出ししても番組側が手を変えることはしない。
コーナーのオープニングでは、スーパー戦隊シリーズの主題歌調のメロディーに乗せて、三代澤がテーマソングを歌うことが特徴[注釈 22]。当番組の携帯サイトでは、「着うた」用に編集した音声ファイルのダウンロードが可能になっている。三代澤の休演期間中にもパーソナリティの代理者が進行するため、同僚のアナウンサー(特に堀江)が代演する場合には、テーマソングの歌声も聞きどころになっている。
当初は「じゃんけんQちゃん」の名称で、九官鳥「Qちゃん」の音声とじゃんけんをしていた。しかしQちゃんが行方不明になった(後述)ことに伴い、じゃんけんKINGに変更された。
じゃんけんKINGでは「じゃんけんキング」というキャラクターを登場させ、応募したリスナー参加者を電話でつないで、じゃんけんをしていた。「じゃんけんキング」は正体を一切公表せず、番組に寄せるメッセージの片隅に「じゃんけんキングの正体はこの人ではないか」とメッセージ等で答え正解したリスナーにだけ、ラジオを通して「正解~!」と三代澤が伝えていた。リスナーにとっても、その「謎」の正体を明かすことが一つの楽しみとなっていた。
しかし、当時の後枠番組であった『征平・吉弥の土曜も全開!!』(現在も放送中)のパーソナリティ・桂吉弥が、そんな事情を知らないまま、同番組内で正体を暴露してしまった。このため「じゃんけんキング」はお蔵入りとなり、後継キャラクター「じゃんけんレンジャー」となった。
土曜日時代は9時台にリスナーと電話をつないでいた。平日帯番組への変更当初は、1日1回、放送時間中に不定期に挿入する形となった。出演希望のリスナーは時間帯を指定して申し込み、希望時間帯ごとに抽選を実施する。開始時間はその後、午前10時50分頃からに固定された。 2020年の10月改編では番組自体の大幅なリニューアルは無かったものの、じゃんけんレンジャーの時間帯がこれまでの10時25分頃から、11時台の交通情報の後(11時40分〜11時45分頃)に移動した。
平日放送の初期は、「じゃんけんレンジャー」が勝った場合、翌日へ賞金を持ち越すことはなかったが、朝日放送の聴取率週間「14(ジューシー)デイズ」で賞金持ち越しを実施したところ、好評だったため、2009年12月21日放送分より、持ち越し制度を正式に導入した。
2011年には、東日本大震災の影響で、発生直後(3月14日)の放送から当コーナーを休止。10月から再開した。再開後は持ち越し制度がなくなり、挑戦者(リスナー)が敗れた場合も翌日の賞金は1万円となっている。
挑戦者はコーナー開始からの2〜3分間はパーソナリティの三代澤(と曜日別パートナー)とお喋りができる。お喋りの内容はテーマソングの歌詞にあるように、仕事や家族の話、近況報告、時事的な話題やスポーツの話題など自由である。挑戦者が自営業の場合はお店の宣伝を兼ねて挑戦するリスナーもいる。また挑戦者がエリア外のリスナーの場合は、現地の様子や番組との出会いを聞かれることもある。
なお、ABCテレビの制作で2022年1月から3ヶ月間放送されていた『錦鯉の泳いでいくゼ!』(前年のM-1グランプリでチャンピオンに輝いた錦鯉にとって初めての冠レギュラー番組)では、メンバーの長谷川雅紀・渡辺隆がABCラジオ本社スタジオでの収録へ臨んだ際に、当番組と『サニー・フランシスのマサララジオ』を宣伝するラジオCMを収録する企画を実施。この企画に臨むまで当番組の存在を知らなかった2人が当番組と「じゃんけんレンジャー」を紹介するCMが、2022年の1月下旬から3月までABCラジオのスポットCM枠で頻繁に流れていた。このCMには、通常版のCMにおける三代澤と同様に、長谷川が「じゃんけんレンジャー」のテーマソングの一節を歌った音源も組み込まれている。
2024年4月11日(木曜日)放送分の当コーナーには、「和歌山県上富田町に住む女性」と称して、同町出身の坂本冬美(三代澤と親交が深く当番組のスタジオにも「ゲスト」として数回招かれている演歌歌手)が東京から仮名で電話出演。三代澤が3日後の4月14日(日曜日)に64歳の誕生日を迎えることへの「前祝い」を兼ねたサプライズ出演で、坂本がじゃんけんで勝利した場合には、他の挑戦者と同じ賞金(実際には1万円分のQUOカード)を坂本へ贈ることを予定していた。坂本は正体を明かした後に1回の勝負だけで敗れたものの、三代澤に対して「『ほろ酔い満月』(同月2月21日リリースの楽曲)のPRを兼ねて製作したQUOカードをリスナーへのプレゼント用に提供したい」と申し出たため、三代澤はこの申し出を快諾。また、坂本が敗れたことに伴う賞金の持ち越し措置は、翌週(4月16日=月曜日以降)の挑戦者に適用されている。
当番組への出演を希望するリスナーが三代澤のために作った朝食を、生放送中のスタジオに届けるとともに、三代澤とフリートークを展開するコーナー。土曜版でのメインコーナーの一つであった。ただし、放送週によっては、道上洋三(2006年9月30日)、清水次郎・山崎美和夫妻(2007年1月6日)、吉元規子・中島和恵(日本道路交通情報センターアナウンサー、2007年4月21日)、桂雀々(2007年5月19日)、コング桑田(2007年6月30日)、河島あみる(2007年12月8日)、桂吉弥(2007年12月15日)、姿月あさと(2008年5月17日)、秋吉英美(2008年10月11日)、高田郁(時代小説作家、2009年6月13日)などの著名人やアナウンサーが出演。平日版でパートナーとなる足立も、初回と最終回に登場している。
平日版へ移行後は、レギュラーコーナーとして放送していない。しかし、土曜版からの流れで、三代澤が放送中にリスナー(主にパン・和洋菓子などの飲食店関係者)から差し入れをもらうことがある。その場合には、エンディング5分前あたりに、『出前モーニングサービス』として当コーナーを復活させる。『じゃんけんレンジャー』に出場したリスナーや、メッセージを紹介されたリスナーが、お礼として差し入れを提供することも多い。
コーナージングルは『くまのプーさん』の挿入歌「はらぺこおなか」の最初と最後をつなぎ合わせて、最後に「みよちゃん食べて」という年配女性の声を付け加えたもの(2017年8月30日放送分の「カップヌードル、どん兵衛、U.F.O.を水で調理しても美味しいか?」という企画で久しぶりに流れた)。
2009年7月から2010年3月までは、『全力投球!!妹尾和夫です』に続いて、中継リポートのコーナーも設定。ただし、コーナーの名称を特に決めていなかった。
リポーターについては、『全力投球!!妹尾和夫です』時代からの堀友理子(火曜日担当、出演当時は朝日放送アナウンサー)・乾麻梨子(水曜日担当、同局アナウンサー)に加えて、「アステラス製薬 健やかライフ」でもアシスタントを務める桜井が月曜日を担当。放送直前に番組から出された課題について、放送中に調査・リポートを実施していた。
『全力投球!!妹尾和夫です』時代から唐川満知子の出演で、金曜日の11時台に放送された大阪ガス1社提供の生中継コーナー。関西地区各地の住宅展示場から、唐川がリポートを入れていた。2012年3月で終了した後は、スタジオから前述の「ドキハキ くらしの大事典」を放送している。
2011年4月から同年9月まで放送された電話によるリスナー参加企画。参加するリスナーは、電話を通じて三代澤と自由にやり取りした後で、「上か下か」を答える「ハイ&ロー」のクイズに挑戦。(リスナーが)正解した場合には、「ドキハキロイヤルボックス」が進呈されることになっていた。「ロイヤルボックス」については、当初中身を伏せられていたが、2011年4月15日の放送でアクシデントから中身が分かった。
コーナー開始初日は、リスナーからの応募が無かったので、朝日放送の番組と縁の深い芸能人(桂ざこばや松村邦洋)が挑戦。また、参加したリスナーには、不正解の場合でも記念品が贈られた。
以前のエンディング曲は、南こうせつの「LOVE & PEACE」[注釈 23]。
元々この曲は、三代澤が当時司会をしていた朝日放送テレビ夕方の生活情報番組『わいど!ABC』(2004年4月~2004年9月まで放送)のテーマミュージックだった。その後『わいど!-』が終了した後、『ドッキリ!ハッキリ!-』がスタートし、エンディング曲となった。三代澤は学生時代からこうせつの追っかけをしていくらいのファンで、以前から交流があった。[注釈 24]2014年4月9日の放送では、こうせつが大規模野外ライブ『サマーピクニック』(大阪万博記念公園 東の広場にて同年9月27日開催)の開催発表をしに、オープニングと「今日のスペッシャル」にゲスト出演した。
三代澤が2010年4月14日に50歳を迎えるのに合わせ、2010年4月12日から4月16日までの一週間、番組内のコーナー『リラックスタイム』枠で50歳にまつわるお便りを紹介していた特別企画。リスナーからの50歳の思い出や50歳になる自分に宛てたメッセージが番組内で紹介された。
朝日放送テレビの番組『ごきげん!ブランニュ』の企画で、2010年6月27日に北海道で開催された『サロマ湖100kmウルトラマラソン』に、同番組準レギュラーでもある三代澤が挑戦した。これに合わせて『ドキハキ』でも、同年5月31日-6月25日まで『がんばれ!みよちゃん・サロマ湖100kmウルトラマラソン応援月間』を実施。三代澤自筆の『人生最大の挑戦』タオルプレゼントやタイムあてクイズなどをおこなった。また、開催翌日の6月28日は三代澤が北海道北見市の『コンフォートホテル北見』から前日の様子を含めて放送した(当日パートナーの桂紗綾は大阪のスタジオから放送)。
ザ・シンフォニーホール(2013年末まで朝日放送が運営していたアリーナ型クラシックコンサート専用ホール)とのコラボレーション公演として、平日版へ移行した2009年から年に1~2回のペースで同ホールで開催。当番組が放送されない土曜日に開かれるため、三代澤が司会として出演する。
公演のサブタイトルに「大人のための~入門」(~は著名な作曲家か名曲のタイトル)が付くことが特徴で、大阪交響楽団(第1回の「大人のためのチャイコフスキー入門」のみ大阪シンフォニカー交響楽団)が管弦楽を演奏。2012年9月15日開催の「大人のための“第九”入門」では、在阪他局が毎年12月に大阪で開催する同種のコンサートと同じ形式で、番組で募集・抽選したリスナー50名と三代澤による「ドキハキ特別合唱団」が練習を重ねた末に“第九”の合唱を披露した。
前述の「ABCラジオまつり」におけるステージ企画として、2011年から不定期で開催。1年間の放送内容やイベントを振り返りながら、「株主」(リスナー)から当番組に寄せられた意見や提案を可能な限り紹介する。
2012年11月18日の「ABCラジオまつり」では、当初出演を予定していた牧野が前日に急逝したため、企画の一部を変更。同局では、会場内の3ヶ所に牧野の写真や花を置いたり、イベント出演者がお悔やみの言葉を述べたりすることで弔意を示した。
2019年2月10日(日曜日)に開催された『第117回上方落語をきく会』(ABCラジオでも大半の演目を生中継)は、昼の部を「『ドッキリ!ハッキリ!三代澤康司です』プロデュース」[注釈 25]というコンセプトで放送。昼の部では、元パートナーの桂紗綾が高座で「開口一番」(オフエア扱いの前座)、木曜パートナーの南天が「中トリ」を務めた。昼の部と夜の部の幕間で放送された「上方落語若手噺家図鑑」では、水曜パートナーの熊谷が、笑福亭鉄瓶[注釈 26](昼の部本編トップバッター)と共に進行役を担当した。
三代澤と山田は、前述した縁から、山田のレギュラーパートナー起用を機に漫才コンビ「こうせつ市場」を結成。ABCラジオのイベントや火曜日の放送内でたびたび漫才を披露したことをきっかけに、2019年7月30日からトークイベントを定期的に開催している。開催場所は朝日放送本社リバーデッキ内のイベントスペースで、同月30日の第1回を皮切りに、9月から月1回のペースで使用。漫才やトークに加えて、山田の十八番である「ひとり語り」も披露される。
開催の動機やイベントタイトルの「背水の陣~TITAN(タイタン)への道~」は、タイタン(普段からラジオを通して親交のある爆笑問題の所属事務所)への所属を目指していること、三代澤自身が朝日放送テレビの定年(2020年)を控えて「後がない(背水の)」状態であること、イベント会場が堂島川を"背"にしたリバーデッキであることなどに由来している[22]。
なお、2019年11月には三代澤の作詞・山田の作曲で「青春がとまらない」という楽曲を制作。同月17日(日曜日)開催の「ABCラジオまつり」で初めて披露されると、2日後(19日=火曜日)には当番組で初めて流された。上記のイベントでも、同月開催分の第4回から歌唱している。
ABCラジオでは、新型コロナウイルスへの感染が拡大している2020年に、『コロナとラジオ ~今こそ、”いつも”を守るために~』(三代澤の進行による事前収録のドキュメンタリー)を6月13日(土曜日)の18:00 - 19:00に放送。同局における年頭から半年間の動きを、この期間に当番組で紹介したリスナーからのメッセージの再読、この期間に当番組で放送していた特別企画の収録音源、以下の生ワイド番組のメインパーソナリティ(いずれも放送時点)へのインタビュー、三代澤自身が番組のテーマソングに選んだ『オリジナルスマイル』(SMAP)の放送などを交えながら紹介した[23]。
ちなみに当番組でも、新型コロナウイルス感染拡大への防止策として、4月下旬から1ヶ月ほどパートナーが自宅からスカイプ経由で全編に出演。この期間には、三代澤が1人でスタジオから進行していた。
『三代澤・山田の背水の陣~TITANへの道~ 』からの派生イベントとして、2020年9月22日(火曜日・秋分の日)の当番組本番終了後(15:00)から大阪城ホールで開催。新型コロナウイルスへの感染拡大の影響で(『TITANへの道』をはじめ)エンタテイメント関連のイベントが軒並み中止・延期に追い込まれている状況で、「ラジオ発で何かできないか?」との思いに至った三代澤と山田が、大ファンの南こうせつに番組主催イベントへの出演を打診したことをきっかけに、全席指定の有料コンサートが実現した[24]。
また、「(前述した)こんな状況だからこそ(好きなアーティストの)ライブを生(ホール)で聴きたい!」という三代澤の呼び掛けに賛同した馬場、イルカ、森山良子、杉山清貴、押尾コータローも参加。イルカは、ゲストとして当番組へ電話で出演した際に三代澤から参加をいきなり打診されたところ、すぐに快諾した[25]。
ちなみに、三代澤と山田は「こうせつ市場」名義でMCを担当。コンサートのタイトルにも入っている『青春が止まらない』を大阪城ホールで初めて歌ったほか、コンビ結成当初からの悲願である「南の前で新作の漫才を(2本)披露する」というステージ企画にも挑んだ。三代澤が大阪・山田が東京を拠点に活動している関係で、「こうせつ市場」としての稽古(ネタ合わせ)の機会が限られていることから、当番組ではコンサートの開催を前に「公開ネタ会議」を実施。twitterの番組公式アカウントを通じて、漫才に盛り込めそうな「ボケ」をリスナーから募集したうえで、その一部を新作の漫才へ盛り込んだ。さらに、本番の当日には、三代澤曰く「日常生活で本当に使える物」(マスクや折り畳み式のエコバッグなど)をコンサートグッズとして同ホールで販売[25]。当番組自体も、非公開ながら大阪城ホールから全編生放送を実施したほか、コンサートの模様を収録した音源の一部を翌23日(水曜日)、「こうせつ市場」が披露した2本の漫才のノーカット音源を29日(火曜日)に流している。
2022年1月1日の14:00 - 15:55に事前収録形式で放送した特番。同番組では三代澤とそのパートナー4人の5人が、前年秋のメンバー交代以来初めて一堂に会して、彼らの未来像を語り合うほか、同志社女子大学教授・影山貴彦(毎日放送出身で、同大学出身の桂紗綾も授業を受けたことがある)にも、ラジオの未来像についてのインタビューを行った[26]。
2023年元日も事前収録特番「ドッキリ!ハッキリ!三代澤康司です~うさぎも聞き耳立てる? 話のおせち豪華五段重~」を10:00 - 12:00に放送した。
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『三代澤康司のドッキリ!ハッキリ!クラシックです♪PRESENTS 大人のためのクラシック入門書』(2013年2月20日初版刊行、プラネットバルン、ISBN 978-4990584559)
前述「大人のための“第九”入門」への完全密着取材を中心に、「ドッキリ!ハッキリ!クラシックです」の全公演(7公演)の模様や、三代澤と佐渡裕(指揮者)による対談などを所収。「大人のための“第九”入門」の本番音源を収めたCDを、付録として封入している。
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