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日本の女性歌手、ドラマー、女優、モデル (1985-) ウィキペディアから
シシド・カフカは、日本の歌手、ドラマー、女優、モデル。本名は宍戸 佑名(ししど ゆうな)。身長175cm。血液型O型。
立教女学院小学校[2]、立教女学院中学校[2]、玉川学園高等部[3]、東京工芸大学芸術学部写真学科[4]卒業。
avex trax所属。デビュー時の所属レーベルは、テイチクエンタテインメントJ-POPレーベルであるインペリアルレコード。
メキシコで生まれ、幼稚園の年中時代まで過ごす。
5歳からピアノやヴァイオリンを習うが、いずれも長くは続かなかった[5]。
12歳の時、父の仕事の関係でアルゼンチンに移住し、中学時代を過ごす。しかし言葉がまったく理解できず、学校では辛い思いを経験した[6]。
14歳の時に、両親からサイレントドラムをプレゼントされたことがきっかけでドラムを始める[7]。両親がドラムのトレーナーとして呼んだのは、バンドネオン奏者アストル・ピアソラの孫であり、自身も人気ジャズ・バンドのプロドラマーであるダニエル・ピピ・ピアソラだった。週に1回、ピアソラがドラムを教えに来てくれるようになり、スティックの握り方を始め一から伝授された。アルゼンチン人らしく、最初に教えられたのはタンゴだった[8]。
アルゼンチンからは2年で帰国。
高校時代からバンド活動を始め、大学時代には最高8バンドを掛け持ちしていた時期もある[9]。
19歳の時にTHE NEWSに3代目ドラマーとして加入し[10]、プロドラマーとして活動を開始する。THE NEWSでは4年間ドラマーとして活動した。その後、青木裕子[11]、パンタ、ダイアモンド☆ユカイなどのサポートドラマーを経験する[12]。同時に、生まれ持った長身と抜群のルックスを活かしてモデル活動も開始する。
20歳(2005年)の時に大島賢治(ドラマー)、平出悟(音楽プロデューサー)と出会い、「一緒に音楽をやらないか」と誘われる[9]。きっかけは、2人の開いたロック・ボーカリストのオーディションに、友達の付き添いで来ていた本人が勢いで参加したことであった[13]。2人のプロデュースの下、ドラマーではなくボーカリストとして、デビューを目指して精力的にライブを行うようになった。しかし、なかなかデビューは決まらず、飲食店[注 1]でアルバイトをしながらデビューを目指す生活を5年間ほど続けた[14]。当初は、ドラムを叩かずにハンドマイクで歌っていた。
2011年、「ドラムを叩きながら歌ってみれば?」というアドバイスを受け、実際に試したところしっくりきたため、「これで私は大丈夫だ。いける」と実感し、現在の歌いながらドラムを叩くスタイルとなった。このスタイルが評判を呼び、業界の目に留まりデビューが決まった[15]。
ドラマーを目指したきっかけは、小学校4年生の時に姉と一緒に見ていた音楽番組で、ドラマーだけが一度も映らなかったことにある。派手なアクションをしてもあまり目立たず、見る人しか見ておらず、ライトも当たらず、テレビでは映りもしない陰の存在なのに音楽の基盤を作っているドラマーという存在に惚れ込んだ[5]。ゆえに、自分の持っていた「主役になり切れなくても本当は目立ちたい」という願望を叶えてくれそうに思い、ドラマーになろうと決意したという[22]。
ところが、実際にプロになると、それまでのように引っ込んでばかりいるわけにはいかなくなった。加入したThe Newsのベース・ボーカルの竹山奈穂子に、「縁の下の力持ちもいいが、もっと前に出てアピールするように」と諭されたこともあるという。
現在では、ドラマーを志望した当初に感じていたドラマーの「美学」というものへのこだわりは、まったくないと発言している[8]。
ドラム・スタイルに一番影響を受けたのは、レッド・ツェッペリンのジョン・ボーナムである。彼のファンだったThe Newsのメンバーのすすめによる。当時は自身が好きかどうかには関係なく、ドラマーの考え方として面白いという観点から、色々なことを吸収した[8]。
また、本人がパーソナリティを務めたラジオ番組『シシド・カフカのオールナイトニッポン0(ZERO)』において、来日した「スティーヴ・ガッド」のライヴを観に行った際、その繊細かつパワフルでメロディアスなプレイに感銘を受けたと語っている。
きちんと歌詞を聴くようになったきっかけは、越路吹雪の曲をカバーしたことである。歌詞をしっかり読んでみたところ、歌謡曲も面白いと感じ、歌謡曲について追究するようになったという[8]。
山口百恵の大ファンであると公言している[23]。越路吹雪がきっかけで歌謡曲を追究する内に、山口百恵に熱中するようになった[8]。「絶体絶命」や「ロックンロール・ウィドウ」のカバーを残している。また『新・堂本兄弟』では、「秋桜」をセッション(#556、2013年4月28日放送)した[24]。これについて、山口百恵が好きで知った「秋桜」の作者であるさだまさしとセッションできたのが至福の時間だったと後述している。
TAMA Drumsからシグネチャースティック、シシド・カフカモデルが発売されている。
発売日 | タイトル | 規格品番 | 収録曲 | 備考 | |
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1st | 2012年9月19日 | 愛する覚悟 | TECI-280 (初回限定盤) TECI-281 (通常盤) |
全2+3曲
通常盤
初回限定盤
DVD
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初回限定盤DVDに『愛する覚悟』『デイドリームライダー』のMV収録 オリコン最高59位、登場回数3回 |
2nd | 2013年2月20日 | music | TECI-293 (初回限定盤) TECI-294 (通常盤) |
全3+1曲
通常盤
初回限定盤
DVD
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初回限定盤DVDに『music』MV、2012年9月のデビュー記念ライブから『愛する覚悟』のダイジェストムービー、『プリッツ』テレビCMのメイキングムービー収録 通常版は、『music』のデモバージョンがボーナストラックとして収録 オリコン最高87位、登場回数3回 |
3rd | 2013年5月22日 | キケンなふたり | TECI-308 (初回限定盤) TECI-309 (通常盤) |
全4+1曲
通常盤
初回限定盤
DVD
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初回限定盤DVDに『キケンなふたり』MV収録 通常版は、『キケンなふたり』の別バージョンがボーナストラックとして収録 オリコン最高63位、登場回数3回 |
4th | 2014年1月29日 | 我が儘/Miss.ミスミー | TECI-333 (初回限定盤) TECI-334 (通常盤) |
全2+1曲
通常盤
初回限定盤
DVD
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初回限定盤DVDに『我が儘』『Miss.ミスミー』のMV、2013年9月のワンマンライブ 、SHIBUYA CLUB QUATTROライブ映像収録 初回限定盤のジャケットは全5000種類 取り外し可能なポラロイド写真がジャケットの上に貼られた一点物となっている 通常版のみ『焼肉プリンセス』を収録 オリコン最高52位 |
発売日 | タイトル | 規格品番 | 収録曲 | 備考 | |
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1st | 2013年9月4日 | 『カフカナイズ』 | TECI-1368 (初回限定盤) TECI-1369 (通常盤) |
全16曲
CD
DVD
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初回限定盤DVDに『ラヴコリーダ』のMVとロングインタビュー収録 オリコン最高31位、登場回数6回 |
2015年7月22日 | 『カフカナイズ -デラックス・エディション-』 | TECI-1462 / アルバムCD+DVD | 全19曲
CD
DVD
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1stアルバム『カフカナイズ』に未収録シングル「我が儘」「Miss.ミスミー」「ダメかしら?」の3曲、さらに特典DVDにミュージック・ビデオ7曲を収録した再リリース盤
2021年2月17日には「インペリアルレコード ガールズPOPセレクション」としてリリースされた。[25](規格品番:TECI-1728) | |
2nd | 2016年4月27日 | 『トリドリ』 | AVCD-93430/B (CD+Blu-ray 初回限定生産) AVCD-93431/B (CD+DVD) AVCD-93432B (CD ONLY) |
全13曲
CD
Blu-ray収録内容
DVD収録内容
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初回限定盤Blu-ray・DVDにミディアム・レア at Zepp Tokyo 2015.09.05収録 |
3rd | 2018年7月25日 | 『DOUBLE TONE』 | AVCD-93948〜9/B 2CD+DVD(初回デジパック仕様) AVCD-93950〜1 2CD Only AVC1-93952〜3 2CD+Tシャツ(BOX仕様) |
全10曲
CD Disc1:セッション盤
CD Disc2:オリジナル盤
DVD
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発売日 | タイトル | 規格品番 | 収録曲 | 備考 | |
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1st[26] | 2015年6月17日 | 『K5(Kの累乗)』 | AVCD-93151/B (初回限定盤) AVCD-93152 (通常盤) |
初回限定盤DVDには、「Don't be love feat.斉藤和義」、「バネのうた - feat.甲本ヒロト(ザ・クロマニヨンズ)」のVideo Clipを収録。通常盤には、ボーナストラック「Don’t be love(Piano Ver.)」- arranged by 大橋トリオを収録。
6月3日 - 16日までの期間限定でiTunes Storeから予約すると「Don't be love(Piano Ver.)」が特典としてプレゼントされる[27]。 | |
2nd | 2017年2月22日 | 『DO_S』 | AVCD-93577/B (初回限定盤) AVCD-93578 (通常盤) |
全6曲
CD
DVD
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LIVEツアー「Theatre Kavka『DO_S』」でも披露され話題になった「タチアガレ」を含む新曲全6曲を収録。初回限定盤 紙ジャケット仕様、DVD付 |
発売日 | タイトル | 規格品番 | 収録曲 | 備考 |
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2014年7月23日 | 『LINDBERG TRIBUTE 〜みんなのリンドバーグ〜』 | TECI-1410(初回限定盤) TECI-1411(通常盤) |
全13曲
CD
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トラック4『Over The Top』 iTunes、レコチョク配信 |
2016年4月27日 | 『Kiss & Makeup 〜地獄のメイクアップ』 | AVCD-93411 | 全16曲
CD
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トラック15『Calling Dr. Love』 iTunes配信 |
2016年5月11日 | TOKU 『Dear Mr. SINATRA Special Edition』 | SICX-44 | 全14曲
CD
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トラック14『Time Is Blue』 iTunes配信 日本で唯一のヴォーカル&フリューゲルホーンプレイヤー、TOKUのアルバム |
2016年6月8日 | and ROSEs - 紅のプロローグ | WPZL-31185/6 (初回限定盤 +DVD) WPCL-12367 (通常版) |
全2曲
CD
DVD
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夏木マリ、斉藤ノヴが立ち上げた「One of Loveプロジェクト」華原朋美、シシド・カフカ、土屋アンナ、夏木マリ、LiLiCoによるWOMAN'S CHORUS UNIT「and ROSEs」 |
2017年6月7日 | TOKU 『Shake』 | SICX-81 〜 SICX-82 | 全12曲
CD
DVD
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SUGIZO、Yasei Collective、AISHA、ZEEBRA、DABO、シシド・カフカ、ゴスペラーズ、多和田えみ、大黒摩季、NAOTOら豪華ゲスト陣が参加。 |
2017年10月25日 | Thank You Disney | AVCD-93755 | 全16曲
CD
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日本のアーティスト16組が、大胆にアレンジされたディズニー作品名曲の数々を個性豊かに歌い上げた、カヴァーアルバム。 |
2018年3月14日 | リメンバー・ミー オリジナル・サウンドトラック | AVCW-63263 | 全21曲
CD
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映画『リメンバー・ミー』日本語吹替版でトラック11『リメンバー・ミー(エンドソング)』が流れた。 |
ディレクター | 曲名 |
今井"Lucy"淳也 | 「DAY DREAM RIDER」「愛する覚悟」「Miss.ミスミー 〜 我が儘」 |
ムラカミタツヤ | 「music」 |
中村哲平 | 「キケンなふたり」 |
藤田 ポポロ 宏治 | 「ラヴコリーダ」「ダメかしら?」 |
番場秀一 | 「Don't be love feat.斉藤和義」「バネのうた feat.甲本ヒロト」 |
斎藤渉 | 「朝までsugar me」「Get up!」 |
田中のぞみ | 「タチアガレ」 |
twotwotwo | 「新宿サノバガン(SON OF A GUN)」 |
企業・会社 | 製品 (年) | 楽曲 | 備考 |
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江崎グリコ | プリッツ「ハラペコにプリッツ」篇(2013年) | Hunger×Anger | 本人出演 |
ソニー | ウォークマン Sシリーズ「LOVE MUSIC」篇(2013年) | 本人出演 | |
ソニー | ヘッドフォン MDR-10シリーズ「Life with Headphones」編(2013年) | 本人出演 | |
Fablic | フリマアプリ 「Fril」クローゼットランウェイ 編(2014年) | 本人出演 | |
リーバイス | Levis®のグローバルキャンペーン「Live In Levis®」に登場(2015年) | 本人出演 | |
ヴィダルサスーン | マジックシャインスチームストレートアイロンVSS-9500(2015年) | 本人出演 | |
オハヨー乳業 | ロイデリヨーグルト(2017年) | 本人出演 | |
アサヒ飲料 | ウィルキンソン タンサン「With Food」編(2018年) | 本人出演 |
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