囲碁・将棋チャンネル(いご・しょうぎチャンネル)は、囲碁と将棋に特化したBSおよびCSのチャンネル、株式会社囲碁将棋チャンネルが運営する衛星基幹放送事業者。
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概要 囲碁・将棋チャンネル 囲碁・将棋チャンネルHD, 基本情報 ...
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日本国内ではスカパー!(東経110度CS放送)、スカパー!プレミアムサービス、J:COM、全国ケーブルテレビ、NTT配信サービスなどに番組を配信している。国外では、中国、香港、台湾、韓国、東南アジアや欧州諸国へ番組販売も行っている。
囲碁・将棋とも、対局生中継やオリジナル番組など放送。竜星戦、銀河戦、新竜星戦、新銀河戦の放送・配信も行っている。
イベント事業、番組制作事業、インバウンド事業、EC事業、アプリ開発事業、インターネット配信事業、ゲーム事業も展開している。
- 1990年8月2日 - 日建学院を運営する建築資料研究社によりサテライトカルチャージャパン株式会社設立。竜星戦など囲碁の番組を放送する囲碁チャンネルとしてスタートした。
- 1991年10月 - ケーブルテレビ向け番組配信開始。同年、将棋銀河戦を開始し、将棋番組も放送する「囲碁将棋チャンネル」となる。
- JSAT(現・スカパーJSAT)のJCSAT-2を用いたCS放送第16チャンネル「ニッケンサテライト」として、「工務店チャンネル」(日建学院・工務店関係者向け専門チャンネル)と供用する形で、毎日6:00 - 8:00、18:00 - 24:00に配信していた(8:00-18:00は工務店チャンネル)。ケーブルテレビ局では空き時間となる8:00 - 18:00をケーブルテレビ局で独自収録した再放送や「キッズステーション」等に振り替えて編成していた。
- 1996年9月 - パーフェクTV!(現・スカパー!プレミアムサービス(標準画質))放送開始に伴い衛星番組配信を終了し、放送へ移行する。放送開始当時の放送時間は、6:00 - 24:00。
- 1999年4月 - ディレクTVで放送開始(2000年9月終了)。
- 2002年10月 - 東経110度CS放送のプラット・ワンで放送開始(2004年3月終了)。
- 2004年11月 - 東経110度CS放送のWOWOWデジタルプラスで放送開始(2005年9月終了)。
- 2009年12月 - 東北新社がサテライトカルチャージャパン株式の80.1%を建築資料研究社から取得、連結子会社とする。
- 2010年
- 2012年
- 2月10日 - 総務省から東経110度CS放送の衛星基幹放送業務が認定される[1]。
- 10月1日
- 囲碁将棋チャンネルが衛星基幹放送事業者となり、スカパー!(東経110度CS放送)で放送を開始した(Ch.363)。CS2-ND4ch / 3.2スロット。東経110度CS放送において7年ぶりに放送を再開し、画角情報は16:9フルサイズのSD放送(標準画質)。また、「スカパー!基本パック」→「スカパー!新基本パック」→「スカパー!基本プラン(2018年10月10日-)」の構成チャンネルとなっている。
- スカパー!プレミアムサービス・スカパー!プレミアムサービス光に於いてハイビジョン放送「囲碁・将棋チャンネルHD」を開始。スカパー!、プレミアムサービス共に字幕放送を開始。字幕放送開始に伴いウォーターマークを右上に移動。
- これまで午前2-6時に設けていた定時での放送休止を不定期に変更し、24時間放送に移行。
- 2013年
- 5月1日 - 日本デジタル配信にてハイビジョン放送を開始。
- 6月30日 - スカパー!プレミアムサービス(標準画質)・スカパー!プレミアムサービス光(標準画質)にてSD放送を終了し、HD放送に完全移行。
- 10月1日 - スカパー!プレミアムサービスにて、「プレミアムパック」「プレミアム15」へ参画
- 2014年
- 2015年
- 2016年
- 2017年
- 5月1日 - 第3回 日中竜星戦 in東京 開催。
- 12月10日 - 第1回「将棋プレミアム・フェス・イン名古屋(藤井聡太四段)」イベント主催及び開催。
- 2018年
- 1月30日 - dTVチャンネルにて「囲碁プラス」「将棋プラス」24時間IP専用チャンネル配信開始。
- 3月1日 - 韓国にて囲碁将棋チャンネル主催 テレビ棋戦「韓国竜星戦」開始。
- 4月6日 - 総務省から東経110度CS放送に係る衛星基幹放送に認定される[注 2]。これにともない、同年8月28日に3.2スロットから6スロットへ拡大。画質は標準画質のまま[注 3]。
- 5月1日 - 第4回 日中竜星戦 in北京 開催
- 6月1日 - 囲碁と将棋に特化した専門チャンネル 「囲碁プラス-α」と「将棋プラス-α」が動画配信サービス「Amazon Prime Video チャンネル」に登場。
- 9月7日 - 公益社団法人日本将棋連盟より「第25回大山康晴賞」団体分野にて授賞。
- 12月9日 - 第2回「将棋プレミアム・フェス・イン名古屋(藤井聡太七段)」イベント主催及び開催
- 2019年
- 4月11日 - 日本と中国、韓国でそれぞれ行われた早碁棋戦・竜星戦の優勝者のあいだで競う「第1回日中韓竜星戦」in東京 開催
- 9月1日 - 第1回「囲碁・将棋チャンネル杯麻雀王決定戦」開催。公益財団法人日本棋院所属プロ棋士代表4名、公益社団法人日本将棋連盟所属プロ棋士代表4名(計8名)が参加
- 12月8日 - 第3回「将棋プレミアム・フェス・イン名古屋(藤井聡太七段)」イベント主催及び開催
- 2020年
- 2月1日 - この日放送分の囲碁公式戦「竜星戦」より、形勢判断・候補手を画面上に表示するオリジナルAI「ISC囲碁ai判断」を表示開始。
- 10月1日 - 「ISC囲碁ai判断」を将棋公式戦「銀河戦」にて表示開始。
- 11月1日 - 第2回「囲碁・将棋チャンネル杯麻雀王決定戦」開催。公益財団法人日本棋院所属プロ棋士代表4名、公益社団法人日本将棋連盟所属プロ棋士代表4名(計8名)が参加
- 12月1日 - 動画配信サービスの 囲碁プレミアムがリニューアルされ、ニコニコチャンネルに移転[2]。同時に将棋プレミアムのリニューアルされたが、こちらはニコニコチャンネルではなく独自のサイトでの配信を継続[3]。
- 2021年
- 3月12日 - 親会社の東北新社の放送法違反問題に関連し、囲碁将棋チャンネルへの影響はないという声明文を発表[4]。
- 5月19日- 新棋戦開始。新竜星戦を発表、本棋戦は非公式戦、32名によるトーナメント戦決勝戦は三番勝負。フィッシャー方式(持時間1分1手打つごとに5秒加算)による対局。出場棋士は、前期竜星戦決勝トーナメント進出者、過去の竜星戦優勝者、女流タイトル戦優勝者及び準優勝者、過去の女流棋聖戦優勝者、囲碁将棋チャンネル特別推薦者の32名。
- 10月1日 - 動画配信サービス「将棋プレミアム」「囲碁プレミアム」が合体し「囲碁将棋プレミアム」としてリニューアルされ、囲碁・将棋・麻雀・チェス・ボードゲーム・アニメ・映画・ドラマ・バラエティ等様々な囲碁将棋に関わる番組を配信。月額利用料金2,000円から900円へ値下げ。
- 2022年
- 2月25日 - 新棋戦開始。「新銀河戦」32名の棋士による超早指しトーナメント戦、「囲碁将棋プレミアム」で配信開始。「新銀河戦」出場棋士は、前期銀河戦の決勝トーナメント進出者、過去の銀河戦優勝者や女流タイトル戦優勝者および挑戦者など32名の選抜棋士。持ち時間各1分、1手指すごとに10秒加算のフィッシャー方式、選抜棋士32名によるトーナメント戦、決勝戦は三番勝負。
- 3月1日 - 第3回「囲碁・将棋チャンネル杯麻雀王決定戦」開催。公益財団法人日本棋院所属プロ棋士代表8名、公益社団法人日本将棋連盟所属プロ棋士代表8名(計16名)が参加
- 12月1日 - 新たなインターネット会員サービス「囲碁将棋プラス(月額390円)」をスタート。
- 2023年
- 2月 - 第4回「囲碁・将棋チャンネル杯麻雀王決定戦」開催。公益財団法人日本棋院所属プロ棋士代表8名、公益社団法人日本将棋連盟所属プロ棋士代表8名(計16名)が参加
- 9月30日 - 「囲碁将棋プレミアム」サービス終了
- 9月 - 第5回「囲碁・将棋チャンネル杯麻雀王決定戦」開催。公益財団法人日本棋院所属プロ棋士代表8名、公益社団法人日本将棋連盟所属プロ棋士代表8名(計16名)が参加
囲碁と将棋の番組が、1日4時間毎にて放送される。時刻はいずれも日本時間。午前6時基点
情報番組
2019年7月現在、囲碁・将棋とも月1回で更新される情報番組「囲碁まるナビ」「将棋まるナビ」が放送されている。
情報番組(過去)
以下の番組はどちらも2012年3月期まで放送されていたものである。
- 週刊囲碁パラダイス - 月曜午後6時 - 6時50分(再放送:水曜午前6時 - 6時50分、土曜午後1時 - 1時48分)
- キャスター:佐野真、相川智華、永田磨梨奈(相川と永田は隔週で登場)
- その週内に行われた主な棋戦の結果、囲碁界のニュース、特集コーナーなどからなる。
- 週刊!将棋ステーション - 火曜午後8時 - 8時50分(再放送:水曜深夜(木曜午前)0時 - 0時50分、木曜午前10時20分 - 11時10分、日曜午後0時 - 0時50分)
- キャスター:山田史生、恩田菜穂
- その週内に行われた主な棋戦の結果、将棋界のニュース、ゲスト棋士とのトークコーナーなどからなる。
将棋についてはこれらとは別に、「めざせプロ棋士」という番組(後述)もある。
テレビ棋戦
いずれも週2回放送される。共に進行役に女流棋士(竜星戦は女性インストラクターの場合もある)、解説役に棋士の2名が出演し、NHK杯同様に大盤解説を行いながら進行する[注 4]。終局後は竜星戦では局後の検討[注 5]、銀河戦では感想戦が放送される(共に対局が長引くなど時間の都合でカットされることもある)。
2011年度までは、両棋戦とも2局目の初回放送の数日後に、その週に放映された2つの対局のダイジェスト解説番組が放映されていた。出演していたのは、どちらも進行役の観戦記者と解説役のプロ棋士の2名ずつ。
また、将棋の女流棋戦「霧島酒造杯女流王将戦」、囲碁の女流棋戦「ドコモ杯女流棋聖戦」(前者は囲碁・将棋チャンネルが主催。後者は日本棋院が主催)が、それぞれ銀河戦・竜星戦と同様のスタイル[注 4]で放送されている。
将棋の王将戦についても、第65期より本チャンネルが後援に入った関係で、挑戦者決定リーグ及び七番勝負の全対局を独占中継している(「囲碁将棋プラス」による完全生中継のほか、スカパー!でも一部をダイジェスト放送している)。
棋譜解説番組
- 囲碁・将棋とも、複数の棋譜解説番組が存在する。
囲碁
- 国内・海外の過去のタイトル戦棋譜解説[注 7]
- 「名局の解説」では、過去の名棋士の対局や名勝負の棋譜解説を行う[注 8]。2024年段階で「名局の解説」は放送されていない(Twitter上の「名局の解説」の最後のポストが2014年分)。「記憶の一局」ではその月のゲスト棋士に記憶に残る対局4~5局を挙げてもらい、毎回1局ずつ大盤解説をしながら、その対局にまつわるエピソードなどを聞く。2024年段階で「記憶の一局」は新作は作られておらず再放送のみ。
- 上記各番組での聞き手は女流棋士またはインストラクター。まれに女性観戦記者など。解説役は棋士。
将棋
- 過去のタイトル戦、最新対局の棋譜解説[注 7]。
- 日本将棋連盟がテーマ(特定戦法、玉の囲い方など)ごとに選んだ注目対局の棋譜解説。
- 女流棋士同士の対局を取り上げ、棋譜解説を行う番組。途中に次の一手問題を数題出すのが特徴。
- 特定の棋戦について注目対局の棋譜解説を行う。2013年から2014年にかけては王将戦が取り上げられている。
- 上記各番組での聞き手は女流棋士[注 9]、解説役は棋士。
- 新作は作られておらず、再放送のみ。過去の名棋士の将棋を解説する。2024年段階では再放送も放送されなくなっている。
その他
囲碁
- 進行役は中島美絵子[5]。
- アマチュア挑戦者4人が、半年間毎週1名ずつ目標となる段級位を設定し、インストラクター役の棋士(主に女流アマ高段者またはプロ棋士)との指導対局(毎回対局前に講師による手合割の設定がある)を受けながら棋力の向上を図る。
- 進行役(番組内では「委員長」を名乗る)は稲葉禄子、講師は黄孟正・小松英樹。
将棋
- 各種講座番組[注 10]
- 『月刊!順位戦』(毎月最終水曜夜更新、現在は終了)
- 将棋のタイトル戦のうち、名人戦やそれに付随する順位戦各グループの情報や注目対局の棋譜解説などを、進行役の女流棋士(主に伊藤明日香や矢内理絵子など)がゲスト棋士や解説役の観戦記者を交えて伝える番組。他に、ゲスト棋士へのインタビュー、更にゲスト棋士の順位戦などでの対局から、勝敗を分けた一手についての解説を棋譜解説を交えて行うコーナーもある[注 15]。
- 奨励会所属棋士の対局の中から、奨励会三段リーグの対局及び二段以下の棋士の(主に一方の昇段・昇級がかかった)対局の計1局ずつを紹介する番組。この他、奨励会情報なども伝える。回によっては、新四段となった棋士や女流棋士となった女性棋士を招いて、昇級昇段のきっかけとなった対局などの模様を解説役の棋士と共に自戦解説するケースもある。
- 2014年2月現在の進行役は女流棋士(現在は山口恵梨子、安食総子、飯野愛[注 16]。過去には上田初美など)で、解説役には主に奨励会幹事を務める棋士が出演する。OP/EDテーマ曲は棋士の西尾明が提供しており、西尾自身も解説役として出演していたことがある。
- 過去分も再放送されている(日曜及び月曜深夜、火曜早朝。それぞれ放送回は異なる)。
- 『駒桜通信』(毎週土曜夜更新。2014年3月終了)
- 女流棋士ファンクラブ「駒桜」の番組。女流棋士を毎回1名(引退棋士も含むが、LPSA所属棋士は取り上げられない)取り上げ、インタビューしつつ紹介をする番組。最後に出演棋士による揮毫が披露される。ミニ番組である。2014年3月に終了した。なお、全回とも囲碁・将棋チャンネルのホームページで視聴可能。
- 進行役は室谷由紀[6]。
以上は主なもの。この他、不定期で特別番組が制作・放送される[注 17]。詳しくは公式サイトを参照の事。
現在は、全日オリジナル番組で構成されているが、以前はテレビ東京、読売テレビ、TOKYO MXの囲碁・将棋関連番組(「ヒカルの碁」「ミニ碁一番勝負」など)を、地上波での初回放送から数か月ないし数年遅れで放送していたほか、韓国パドック(囲碁)TVで放送された囲碁番組を、日本語通訳を付加して放送していた。また、近年でもNHK杯トーナメント選(囲碁将棋とも)、中国竜星戦(囲碁、中国天元囲碁チャンネル(貴州電視台天元囲棋頻道)制作)、韓国竜星戦(囲碁、韓国パドックTV制作)などが放送される。
また一時期、早朝と深夜に一般のテレビショッピングが放送されていた事もある。
2012年9月までの放送時間は、前述のように6:00~26:00(午前2:00)で、放送開始前5分間と放送終了後5分間にオープニング/エンディング映像が流されていた。
同社が運営する動画配信サービス。囲碁将棋チャンネルで放送されている囲碁・将棋番組のほか、オリジナルの番組配信も行なわれている。2020年12月からニコニコチャンネルでの配信[2]。2021年10月1日「将棋プレミアム」「囲碁プレミアム」が合体し「囲碁将棋プレミアム」となる。2022年12月からは新たに格安プランの「囲碁将棋プラス」が開設された。なお囲碁将棋プレミアムは2023年9月で終了。その代わりに囲碁将棋プレミアムとほぼ同じのゴールドプラスを同年12月から導入。また24年8月20日でプラス会員を廃止し、ゴールド会員に一本化
配信番組(オリジナル番組)
- 新竜星戦
- 新銀河戦
- 各棋戦生中継
- タイムトラベル竜星戦AIガイド - 過去の竜星戦を囲碁AIで分析[7]。
- 星合志保のHossy's Channel - トーク番組。
- AI囲碁最前線
- 水間俊文『すいすい上達コース』
- いったん盤はおいといて♪
- タイムトラベル銀河戦AIガイド
注釈
当初はカラー表示だったが、2010年8月3日からは白抜き表示に変更された。
2012年9月まで行われていた銀河戦第20期、竜星戦第21期までは棋譜の読み上げは行われなかったが、2012年10月から行われている銀河戦第21期、竜星戦第22期からはNHK杯に倣い棋譜読み上げ係も対局場に同席し、棋譜読み上げを行うようになっている。更に、2013年後半からの銀河戦第21期、竜星戦第22期のそれぞれ終盤戦からは手番表示も行われるようになっており、これらは共に将棋の女流王将戦、囲碁の女流棋聖戦でも採用されているほか、お好み対局番組でも採用されている。
2012年1月頃からしばらくは、専用のスタジオが工事中につき日本棋院を利用していたため、他の対局と音声等がかぶる関係から、局後の検討ではなくその対局のポイント解説を放送していた。工事完成後は元通り両対局者を交えた局後の検討を放送している。
対局の手数が多くなり放送時間内に収まらない場合には、解説なしで盤面の映像だけ流して対応することがある。
囲碁・将棋ともリーグ戦、トーナメント戦、番勝負問わず。将棋については別番組のある名人戦及び順位戦なども含む。また将棋の「タイトル戦徹底解説」では、解説役として出演する棋士による自戦解説を行う場合がある。
特に囲碁「名局の解説」の場合、そこで取り上げられる棋士が比較的近世の棋士である場合、その棋士に縁のある棋士やその棋士に詳しい棋士が解説役として登場する。
新作旧作織り交ぜて頻繁に放送される。内容は、囲碁・将棋共に入門講座から特定の戦法・戦術・局面に於ける打ち回し/指し回しなどまで多岐にわたる。1番組およそ5~30分程度で、30分から1時間にまとめて2~4回連続で放送されることもある。1講座につき全13回または全26回で構成される。出演者は、囲碁は講師役の棋士と聞き手の女性棋士やインストラクターなどの2人1組で、将棋は講師役の棋士のみで担当する場合がほとんどだが、囲碁が講師役のみ、将棋にアシスタントがつく場合(特に入門講座系の番組など)もある。
囲碁の講座番組に生徒役でオスマン・サンコン、相撲の稲川親方(元普天王)や将棋の女流棋士・鈴木環那が出演したことがある。また、夫婦・兄弟姉妹棋士が何例か存在する囲碁では、その組合せで講座を行うことがあり、夫婦棋士では三村智保・芳織夫妻や中根直行・金賢貞夫妻などが、姉妹棋士では万波姉妹(佳奈・奈穂)や向井姉妹(芳織・梢恵・千瑛)などが講師を務めた例がある。また、囲碁ではかつて、一般生徒向けの囲碁教室にインストラクター2名が出向き、その教室の一般人生徒に教えるスタイルでの講座番組が収録・放送されたこともあった。
毎週(囲碁が日曜日、将棋が土曜日)更新。囲碁・将棋とも基本的に次の一手問題(囲碁は局面の死活から全局面的な問題まで、将棋は過去のプロ棋戦を題材とする全局面的な問題)であり、毎回の出題数は囲碁が2問、将棋が1問。10週連続で応募し、囲碁は1問5点、将棋は1問10点で採点され、その結果、一定の点数以上で囲碁は5級から五段の、将棋は3級から三段の各範囲内で段級位の認定が受けられる。また、特定段位以上では免状申請も可能(有料)な場合がある。
出演者は両対局者と記録係・棋譜読み上げ係(2012年10月以降)、それに進行役の女流棋士(囲碁では女性インストラクターなども)と解説役の棋士。囲碁は置き碁、将棋は駒落ちのハンデがそれぞれつく。但し、将棋はごくまれに平手での対局が組まれる場合もある。なお、2013年10月以降の対局分からは、同チャンネルで放送されるテレビ棋戦同様に先後の手番を表示するようにもなっている。
1番組およそ5~15分程度のミニ番組。囲碁は1回につき最大3問(段級位別に出題されることがある)出題され進行兼解説役の女性棋士またはインストラクターが出演し解答紹介時に解説を行う。これに対して将棋は、3手詰・5手詰・7手詰の各番組で1回につき1問出題されるが進行兼解説役は出演しないため解説はない。なお、定時番組扱いで放送される場合と時間調整扱いで放送される場合がある。
一手解説のコーナーでは、通常の大盤ではなくパソコンの棋譜再生ソフトを用いる。
2014年1月7日に初回放送された第711回で、前年10月に女流棋士になったばかりの飯野の当番組進行役への就任が発表され、同年2月18日初回放送の第717回から飯野も進行役に加わった。なお、飯野の実父で師匠の飯野健二七段も当番組の解説役を担当していたことがあり、親子二代にわたる出演となった。
主として毎週、囲碁は金曜の、将棋は土曜の20時からの2時間枠で、それら新作特別番組が放送されることが多い。
地方大会の模様は、該当地域のJ:COM配信局で放送。
- 囲碁・将棋チャンネル
- 囲碁将棋プレミアム
- 囲碁将棋プラス
- 囲碁プレミアム
囲碁将棋 VODチャンネル