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日本の漫画、メディアミックス作品 ウィキペディアから
『孤独のグルメ』(こどくのグルメ)は、久住昌之の原作を谷口ジローが作画した漫画作品である。
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『月刊PANJA』(扶桑社)誌上で1994年から1996年にかけて連載されたのちに『SPA!』2008年1月15日号に読み切りとして復活し、以後『SPA!』上で2015年まで新作が掲載された。食品会社とコラボレーション企画と称して、商品を食する漫画を掲載することもある[1]。
2012年1月期からテレビ東京系でテレビドラマとしてシリーズ化され、2015年5月期から台湾でウェブドラマとしてシリーズ化されている。
個人で輸入雑貨商を営む井之頭五郎(いのがしら ごろう)が、仕事の合間に飲食店に立ち寄り食事を摂る様を描いたグルメ漫画である。主人公の中年男が独りでひたすらに食事を楽しむシーンに合わせて心理描写を綴り、劇的な展開などは少なく、あたかもドキュメンタリーのごとく淡々と物語が進行する。出先の食事が主題とされ、主人公が訪れる店は7話・19話・特別編で描く出張を除けば大半が東京都内を中心とする首都圏の店で、高級店などはなく大衆食堂のような庶民的な店がほとんどである。
1996年連載終了時までの作品(1話 - 18話)をまとめた単行本が出版されている。当初は3刷で絶版になるなど、けっしてヒット作とは言えなかった[2]。2000年になり文庫版が出版されてから年2回の増刷がかかるようになり、その実績から2008年に新装版が発売されている[2]。2007年の時点で文庫版は21刷、8万8千部とロングセラーで、女性読者が4割を占める[3][4]。
2014年9月10日の読売新聞夕刊誌上にて「待望の漫画第2弾!『孤独のグルメ2』2014年10月発売予定」と掲載されたが、2014年以内に発売されず、以降順延し、2015年9月27日に発売された[5]。
2016年11月時点で、イタリア(Gourmet)、フランス(Le Gourmet solitaire)、スペイン(El Gourmet Solitario)、ブラジル(O Gourmet Solitario)、台湾(孤獨的美食家 五郎的異國食光)、韓国(고독한 미식가)、ドイツ(Von der Kunst allein zu genießen (Der Gourmet))、中国、ポーランド(Samotny smakosz)、デンマークで翻訳版が発売された[2]。谷口は海外で翻訳されることを考慮し、2巻を描く際にセリフが縦にも横にも描けるように吹き出しをほとんど丸に描いた[6]。
台湾版の表題は『孤獨的美食家』と直訳で、これに違和感のあった久住は、テレビドラマが台湾で放送された際に「おいしいものがあれば孤独ではない」の意味で『美食不孤單』と題し、このほうが内容にあっていると語った[2]。
2017年2月に作画を担当した谷口ジローが死去した[7]。久住は本作の今後について「絵を描く人がもう旅立ってしまった」「3巻が出ることはありません」と発言している[8][9]。谷口が描かなかった最後の1話の未発表エピソードが存在する[10]。
久住のデビュー作で、夜汽車で男が独り弁当を食べる漫画である『夜行』を読んでいた『月刊PANJA』の編集者から「絵柄を変えて大人向きの漫画が描けないか」と持ちかけられたことがきっかけである[2]。その頃のグルメブームに辟易していた久住と編集者は、打ち合わせを行い「孤独にグルメを楽しんでいる漫画」の方向性を得てタイトルも決まった[2]。作画を谷口にすることは、編集者の希望だった[2]。
主人公の井之頭五郎を輸入雑貨商にした理由は、「『月刊PANJA』編集者の知り合いに実在していたこと」と、「時間が自由になること」[2]、の2点による。
独身であることは、先行するグルメ漫画『美味しんぼ』『クッキングパパ』との差別化のためである。
下戸であることは主人公に弱点を設ける意味合いもあるが、連載の8ページに収めるために食事と酒を組み合わせる話題を避けるためであると、久住は語っている[2]。
括弧内は劇中で確認できる注文した料理の金額。
各話 | タイトル | 料理 | 解説 |
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第1話 | 東京都台東区山谷のぶた肉いためライス | ぶた肉いため(400円) ライス おしんこ(100円?) 豚汁 | 豚肉入りの野菜炒めではなく、豚肉のみを炒めたものであり、少量のキャベツの千切りと不思議な存在感がある練りからしが添えてある。 豚汁は豆腐と豚肉のみが具として入っており、単品でおかずとして成立するほどに汁も具も量は多い。 ナスのおしんこの漬かり具合は程良く、豚肉が中心となる料理の中では特に爽やかな味わいをもたらす。 |
第2話 | 東京都武蔵野市吉祥寺の廻転寿司 | 回転寿司(1皿130円) | 吉祥寺駅近くの『天國寿司』にて。どの品も130円。 値段の割に味は良く、午後1時半から5時までのタイムサービス中は、大トロが一皿130円となる。 五郎はマグロ、イカ、エビ、ネギトロ、アナゴ、イワシ、大トロ、ウニ、アワビなど全部で11皿の寿司を食べた。 |
第3話 | 東京都台東区浅草の豆かん | 豆かん(400円) | たっぷりの豆と寒天に黒蜜がかかっただけのシンプルな甘味。 豆は粒が大きく、艶がありとても柔らかい。 黒蜜はクセがなくサッパリしており、あまり甘すぎない。 |
第4話 | 東京都北区赤羽の鰻丼 | うな丼(750円) 生ゆば刺し 京都風(400円) いくらのどぶ漬け(600円) 岩のり(250円) | 早朝の納品の後、朝も営業している居酒屋で注文した品。 うな丼にセットで肝吸いとおしんこも付いてくる。いくらは大粒で量も多い。 うなぎは身は小ぶりだが脂が乗っている。 生ゆば刺しは中にあさつきが巻いてあり、ポン酢で食べる。 |
第5話 | 群馬県高崎市の焼きまんじゅう | 焼きまんじゅう(アンなし140円、アン入り150円) | タレをぬって焼いたまんじゅう。アンなしとアン入りがある。 タレは甘いが、アンなしは軽くて素朴な味。一方アン入りの方は、複雑で強烈な甘さとなっている。 本来は看板に書かれてあった焼きそばも食べようと一緒に注文したが、店主に「昔はやっていたが、妻の具合が悪く手が足りないため今はやっていない」と言われて諦めている。 |
第6話 | 東京発新幹線ひかり55号のシュウマイ | ジェットボックスシュウマイ(600円) ごはん(230円) お茶 | 大阪へ出張に行く際、五郎が購入した弁当。 出張前、滝山からシュウマイに米飯とおかずが付いたシウマイ弁当(700円)を「これしかない!」と勧められていたが、他の客がジェットボックスシュウマイを購入するのにつられて購入。 容器の底に石灰が入っており内部の水袋から出た水が発熱しシュウマイを温める。 シュウマイのみで米飯が付いていないため、五郎は隣の店で追加で購入していた。 新幹線の車内でシュウマイを温めるが、水蒸気の煙とシュウマイの匂いが立ち込め、他の客を気にしながら食べている。 |
第7話 | 大阪府大阪市北区中津のたこ焼き | たこ焼き | 大阪での商談を終えた五郎が、ホテルの前の屋台で食べたたこ焼き。 店主曰く「ゴマ入りネギ入りの特製」で12個入り。 |
第8話 | 京浜工業地帯を経て川崎セメント通りの焼肉 | 焼肉、チャプチュ ライス キムチ ウーロン茶 | 川崎セメント通りの焼き肉屋『なんてんかく』で頼んだメニュー。 焼肉はミノ、上カルビ、上ロース他。 チャプチュは春雨と牛ばら肉と野菜(ニラ、ネギ、ニンジン、シイタケ、モヤシ)を炒めたもの。 |
第9話 | 神奈川県藤沢市江ノ島の江ノ島丼 | 江ノ島丼セット(1300円) さざえの壺焼き(850円) | 江ノ島丼に蟹の味噌汁、おしんこが付いたセット。 五郎はこれに加えてさざえの壺焼きも頼んだ。 江ノ島丼は一見親子丼風。卵が甘めで、メインの具はさざえ。 蟹の味噌汁は、蟹の半身が入っていて見た目は派手だが味は薄め。さざえの壺焼きはやや塩味が強い。 |
第10話 | 東京都杉並区西荻窪のおまかせ定食 | おまかせ定食(850円) いわしと大根のカレーライス大盛り | 五郎が訪れた自然食の店のおまかせ定食。 全体的にボリュームは少ないがオカズ数は多く、メニュー内容は玄米、大根の葉と油揚げの味噌汁、ひじきの煮物、大根の糠漬け、ほうれん草のおひたし、いわしの南蛮風あんかけ、高野豆腐と炒り卵、ポテトサラダ。 追加で「いわしと大根のカレーライス」を大盛りで注文した。 |
第11話 | 東京都練馬区石神井公園のカレー丼とおでん | カレー丼(650円) おでん チェリオ・メロン味(100円) | 五郎が石神井公園の休憩所で注文したもの。 肉は鶏肉、グリーンピースが多めで、カレーは黄色味が強い。 |
第12話 | 東京都板橋区大山町のハンバーグ・ランチ | 大山ハンバーグランチ(550円) | 大山町の定食屋で五郎が注文した、店のお勧めメニュー。 鉄板に乗ったハンバーグ(ケチャップベースのソース)、目玉焼き、ポテトフライ、カレー味のスパゲッティに、ライスと味噌汁がセットになっている。 しかし店に入った時から、店主がアジア系外国人労働者と思しき従業員を事あるごとに怒鳴りつけているのに嫌気がさし、半分程度しか食べられなかった。 しまいには店主に「人の食べてる前でそんなに怒鳴らなくてもいいでしょう」と抗議し、食事をする客の心理を訴えるが、話を聞かず「ここは俺の店だ、出ていけ」と居丈高な態度で食ってかかる店主に怒り、古武術の技をかけてしまう。 |
第13話 | 東京都渋谷区神宮球場のウィンナー・カレー | ウィンナーカレー(650円) ペプシコーラ | 甥っ子の太が出場している甲子園の予選を見に行った時に五郎が神宮球場で食べたカレー。 カレーは肉と玉葱が多少入った、いわゆるスタンド風の味。そこにお湯で温めた魚肉ウィンナーが 3本入っている。 ウィンナーなしのカレーよりも50円増。福神漬けはセルフサービス。 |
第14話 | 東京都中央区銀座のハヤシライス(の消滅)とビーフステーキ | ビーフステーキ | 銀座の『エビスヤ』のステーキ。 ライスとサラダらしき料理がセットになっている。 本来は五郎のお気に入りの店である『ブラジリア』のハヤシライスを食べる予定だったが、6年ぶりに訪れると店はなくなっていた。 |
第15話 | 東京都内某所の深夜のコンビニ・フーズ | コンビニ・フーズ | 深夜のコンビニで五郎が購入した夜食。 「うずらと牛肉の中華風」、「おしんこ」、「玉子焼き」、「キンピラゴボウ」、「冷や奴」、「コンビーフ(馬肉入り)」、「ソーセージ」、「野菜の煮物」、「ナメコ汁」、「あきたこまち新米」、「焼プリン」を購入し、金額は1892円。その後に「おでん(タマゴ、ダイコン、シラタキ)」も追加で購入。 |
第16話 | 東京都豊島区池袋のデパート屋上のさぬきうどん | 月見おろしうどん(350円) フランクフルト | 池袋のデパート屋上で食べたさぬきうどん。 生卵がひとつとたっぷりの大根おろしに加え、揚げ玉とネギが入っている。 ツユの色は薄く、あっさりしている。麺は手打ち風で、角が立ってしっかりしている。 |
第17話 | 東京都千代田区秋葉原のカツサンド | 万世橋カツサンド(480円) 缶コーヒー | 『肉の万世橋』で売っているカツサンド。 |
第18話 | 東京都渋谷区渋谷百軒店の大盛り焼きそばと餃子 | 大盛り焼きそば(720円) 餃子(480円) | 焼餃子専門店『太河宛』で、五郎が注文した品。尚、行列で入れなかった店はラーメン屋の『喜楽』。 |
特別編 | 東京都内某病院のカレイの煮つけ(【新装版】収録) | 病院食 | 肋骨を骨折して入院した五郎が病院で食べた食事。 作中では2食登場している。1食目は和風で、白飯、ジャガイモの味噌汁、ネギと一緒に煮つけた カレイ、野沢菜、おでん(大根、きんちゃく)。 翌日の朝食は洋風で、コッペパン(ピーナッツマーガリンつき)、トマト味の野菜スープ、バナナ、牛乳。 |
各話 | タイトル | 料理 | 解説 |
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第1話 | 静岡県静岡市青葉横丁の汁おでん | 汁おでん | 静岡へとやって来た五郎が、名物の静岡おでんを食べようと立ち寄った店。 しかしそこは辛味のある出し汁とともに具材を食すという「汁おでん」の店だった。 最初に注文したのはしらたき、だいこん、ちくわ、こんにゃく。 当初は当てが外れて気落ちしていた五郎だが、出し汁の程よい辛さに食欲を刺激され、次いで焼き海苔黒はんぺん、おでんのおかわりとともに、きぬかつぎ、むかご、網焼きコロッケ、マグロブツとマグロ串焼きを注文し、その味を堪能。 最後には満足した様子で食事を終えた。 |
第2話 | 東京都新宿区信濃町のペルー料理 | フレホーレスセット ロモサルタードセット インカコーラ | 偶然発見したペルー料理店での食事。 フレホーレスセットは金時豆(フレホーレス)・タマネギ・豚肉の煮込み、ロモサルタードセットは豚肉・タマネギ・完熟トマト・ポテトフライのピリ辛炒めがそれぞれガーリックライスにかけられ、付け合せにチョリソ、ヤシの芽、ポテトサラダが盛られ、箸休めのタマネギの酢漬けとオリーブの実が添えられている。 日本人の舌にもよく馴染む、親しみのある味付けが特徴。 |
第3話 | 東京都品川区東大井の冷やし中華とラーメン | 冷やし中華(950円) ラーメン サイダー | 数年ぶりの大井町で[11]、昔行っていたラーメン店に行くことにする。 しかし目的の店は混雑していて諦め、すぐ近くの昭和的雰囲気の残るレトロな中華料理店に入店し冷やし中華を注文。 隣席の客がラーメンを食べているのを見て「温かいスープが恋しい」と結局ラーメンも注文した。 |
第4話 | 東京都三鷹市下連雀のお茶漬けの味 | ハムエッグ あたりめ(600円) | 「お茶漬け」と看板に掲げた居酒屋の前を通りかかった五郎は、小津安二郎監督の映画『お茶漬の味』を観たことを思い出し、入店する。 「いきなりお茶漬けだけを頼むのは変ではないか」と思案した五郎はハムエッグとあたりめを注文し、あたりめの固さに苦戦するなど迷走する。 しかもカウンター席に座っていた三人組のサラリーマンの上司が、酒が飲めない部下に酒を強要しているのを見かねて注意すると、絡んできた上司と口論になって喧嘩へと発展してしまい、結局お茶漬けを食すことなく店を出てしまう。その後、自宅にてパックご飯と瓶詰め塩辛で塩辛茶漬けを自作した。 |
第5話 | 東京都世田谷区下北沢の裏路地のピザ | ピザ コカ・コーラ | 道に迷った五郎は、脇道でピザの店を見つける。 プレーンのピザに自分で具をトッピングする方式で、Lサイズ(28cm)のピザとコカ・コーラを注文。 トッピングはサラミとトマトとピーマンをチョイス、さらにアンチョビを追加し、タバスコをかけて食した。 五郎は「オーソドックスで若々しい」ピザの味に舌鼓を打つも、トッピングの平凡さにやや後悔した様子を見せた。 |
第6話 | 鳥取県鳥取市鳥取市役所のスラーメン | 素ラーメン(250円) 鳥取カレー(500円) | パーティーに出席するため鳥取を訪れた五郎は、鳥取砂丘を観光した後、案内人から紹介された鳥取市役所の食堂を訪れる。 最初に案内人が勧めた素ラーメン(うどんのつゆ(関西風)にラーメンの麺を入れたもの)を注文。 コショウのおかげでラーメンらしい味と食感を楽しんだ五郎だが、「軽すぎて物足りない」と続けて鳥取カレーを追加する。 しかし梨・ラッキョウ・蟹のエキスが入っているという触れ込みに反してごく普通の味のカレーだったため、微妙な寂しさを味わう。 鳥取県鳥取市は作画担当の谷口ジローの出身地である。 |
第7話 | 東京都世田谷区駒沢公園の煮込み定食 | 煮込み(並:600円) 御飯(並:200円) 漬物(100円) 茶漬け | 商談を纏めた五郎は、顧客から勧められた煮込み定食専門店『らっぱ』を訪れる。 煮込み料理の味も五郎が「原寸大にウマイ」と評するほどで、大満足で食事を終えた。 店のメニューにあった茶漬けが気になっていた五郎はその店を再訪するも、茶漬けは市販品のインスタントの茶漬けであった。 |
第8話 | 東京都文京区東京大学の赤門とエコノミー | 赤門(ハーフ:330円) エコノミー(400円) | 東京大学を訪れた五郎が立ち寄った学生食堂で、食堂の構造やメニュー表記の複雑さに辟易しながらも注文した品。 赤門はまろやかな辛さのあんかけ汁無し麺。 エコノミーはいわゆる日替わり定食であり、五郎が注文した時は野菜あんのかかった和風カツライスとサラダとみそ汁の組み合わせだった。 |
第9話 | 東京都千代田区有楽町ガード下の韓国料理 | 韓国冷麺+miniチャーシュー丼(1,000円) | 韓国料理店『まなん』で注文したセットメニュー。 庶民的・家庭的な料理が多い。 前菜としてレンコンのキンピラ、昆布の煮物、キムチが付いてくる。 冷麺の麺は硬すぎず細い。チャーシュー丼は上に生卵をかける方式。 |
第10話 | 東京都渋谷区松濤のブリ照り焼き定食 | ブリ照焼定食(1,000円) 明太子(サービス) | 鮮魚料理店『魚九』で注文した定食。 注文札を取ってから席に着く方式。定食はご飯とシジミのみそ汁がおかわり自由。 五郎は鰤の照焼を注文したが、注文札の裏に書かれた数字が「当たり」だったため、サイドメニューから1品サービスとして明太子を追加した。 ブリの照焼に付け合わせとして小鉢のマグロ、大根おろし、ヒジキ(取り放題)が付いてくる。 五郎はおかずの美味しさにテンションが上がりご飯を3杯たいらげ、「感動的満腹」で店を出た。 |
第11話 | 東京都千代田区大手町のとんこつラーメンライス | とんこつラーメン 半ライス×2 サンマの味噌煮の缶詰、替え玉(100円) | ラーメン屋『太手町ラーメン』で注文した品々。 最初はラーメンとライス(200円)を注文するが、昼は替え玉か半ライスがサービスで付くと言われ、ライスを取りやめてサービスの半ライスに変える。 しかし半ライス一杯で足りず、結局半ライスを追加注文した。 麺の量を少なく感じて替え玉を注文するも、予想以上の替え玉の量に苦戦し、麺を半分残した。 |
第12話 | 東京都荒川区日暮里繊維街のハンバーグステーキ | ハンバーグステーキ(700円) ライス(大盛り300円) ハムエッグ(600円) ソーダ水 | 五郎が繊維街で見つけた洋食屋『ニューカクヤ』で注文した品々。 他の客が食べている卵が乗ったハンバーグを見て、注文した「ハンバーグステーキ」は卵が乗っておらず、卵が乗るのは50円増しで注文できる「ハンバーグステーキインペリアル」の方であった。 どうしても卵が食べたくなった五郎はハムエッグを追加注文し、上に乗っていた卵を半分ハンバーグに乗せて「後付けインペリアル」として食した。 |
第13話 | フランス・パリのアルジェリア料理 | アルジェリア料理 セレクト | 仕事でフランスを訪れた五郎が、かって小雪と訪れたことがあるアルジェリア食堂を再訪し、注文した品々。席に着くと最初に注文とは別にフランスパンが出てくる。 クスクスとケバブを注文したほか、他の客が食べていた料理を英語とジェスチャーを使って注文した。 出てきたのはトリッパの煮込み(ハチノス、ニンジン、ジャガイモ、ズッキーニ、レンズ豆)とハリラスープ(トマト、パセリ、羊肉、短いパスタの具入りスープにレモンを絞って飲むもの)、さらにクスクスの付け合わせとなる野菜スープ。 汁物とトマト系の料理がかぶってしまい若干後悔するも味付けは別系統だったため杞憂に終わり、むしろ「日本人好みの味」に上機嫌となる。 セレクトは食事中に購入したジュースで、五郎は「ひねくれたコーラ味」と評した。 さらにクスクスの歯ごたえに物足りなさを感じた五郎は、追加でサフランライスを注文している。 |
孤独的美食家台湾版 (台湾版『孤独のグルメ』) | |
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ジャンル | ウェブドラマ |
脚本 |
朱璐莎 謝淑芳 |
監督 | 江豊宏 |
出演者 | ウィンストン・チャオ ほか |
オープニング | コアラ・リォ『Oh! Let it be』 |
エンディング | ビクター・ウォン『一個人不一定不快楽』 |
製作 | |
プロデューサー | 黄宥驊 |
制作 |
三匠影視 阿里数娯 北京派睿莱斯文化伝媒公司 Youku Tudou 天猫魔盒 (放送ウェブ) |
放送 | |
放送国・地域 | 台湾 |
放送分 | 30分 |
Youku 公式ウェブサイト | |
Season1 台湾編 | |
放送期間 | 2015年5月28日 - 8月13日 |
放送分 | 30分 |
回数 | 12 |
スマートフォン向け配信アプリケーション「タテアニメ」で2017年11月29日からアニメーションを配信する。2017年10月13日、11月15日、22日に監督インタビューの特番を配信した[14]。内容は原作に沿っているが、一部のシーンがカットされ、料理の詳細な説明が省かれている。
監督は黄瀬和哉、井之頭五郎役の声優は堀内賢雄が担当。プロデューサーは、大塚裕司。劇中音楽は、原作者の久住昌之が、TVシリーズのイメージに合わせて、新たにアレンジ、演奏したオリジナル。
2009年9月26日、キャラアニからドラマCDが発売された[15]。井之頭役は小山力也が演じている。第1話、第4話、第5話、第16話、第3話、第12話(公式通販サイトでの「収録内容」掲載順)に加え、ボーナス・トラックとして小山が自身の当たり役であるジャック・バウアーのノリで第1話を演じる「スペシャル・アレンジ・ヴァージョン」(公式通販サイトより)も収録されている。加えて音楽は原作者である久住がオリジナルの楽曲を製作・演奏し、ジャケットは谷口による描き下ろしである。
2010年3月27日、ドラマCDのvol.2が発売された[16]。井之頭役はvol.1同様小山力也である。第11話、第18話、第10話、第15話、第2話、第8話、第2話スペシャル・アレンジ・ヴァージョン、および久住によるテーマソングと一人芝居が収録されている。
マックスファクトリーから2015年8月にアクションフィギュア「figma 井之頭五郎」が発売された。
通常版の「並盛りver.」と、第1話に出てきた「ぶた肉いため」、「とん汁」、「机」、「パイプいす」といった付属物を追加した豪華版の「大盛りver.」の2種類が同時発売される[18][19]。
2018年6月にドラマ版の松重豊による五郎を元に立体化した「figma 井之頭五郎 松重豊Ver.」も発売されており、表情パーツは実際に松重の顔を撮影して制作されている。スーツ姿で鞄と「メンチカツ」が付属する通常版のほか、グッドスマイルカンパニーオンラインショップ限定の、腕まくりしたワイシャツ姿で「ロースター」や「ご飯」、「焼肉かめや」のペーパークラフトなど一人焼肉用のジオラマキットが付属する「ワイシャツ一人焼肉エディション」、テレ東本舗。WEB限定の、通常版同様のスーツ姿で「携帯電話」や「サングラス」、一人焼肉用のジオラマキットなどが付属する「ハードボイルドGOROエディション」の3種類が同時発売される[20]。
2014年10月にタカラトミーアーツより発売。ドラマ版の五郎(松重)の似顔絵などが描かれたストラップやキーホルダーなど、全6種類[22]。
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