池田町 (北海道)
北海道中川郡の町 ウィキペディアから
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池田町(いけだちょう)は、北海道十勝総合振興局管内の中川郡にある町。町営でブドウ栽培・ワイン醸造を行っており、「ワインの町」として知られている。
いけだちょう 池田町 | |||||
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国 | 日本 | ||||
地方 | 北海道地方 | ||||
都道府県 | 北海道(十勝総合振興局) | ||||
郡 | 中川郡 | ||||
市町村コード | 01644-6 | ||||
法人番号 | 1000020016446 | ||||
面積 |
371.79km2 | ||||
総人口 |
5,937人 [編集] (住民基本台帳人口、2024年9月30日) | ||||
人口密度 | 16人/km2 | ||||
隣接自治体 |
中川郡幕別町、豊頃町、本別町、 十勝郡浦幌町、河東郡士幌町、音更町 | ||||
町の木 |
サクラ カシワ | ||||
町の花 | ツツジ | ||||
開町記念日 | 10月1日 | ||||
池田町役場 | |||||
町長 | 安井美裕 | ||||
所在地 |
〒083-8650 北海道中川郡池田町字西1条7丁目11番地 北緯42度55分44秒 東経143度26分54秒 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
ウィキプロジェクト |
十勝総合振興局管内東部に位置。十勝平野の東縁にあたり、平坦な土地が多く目立った山はない。南西の幕別町との境界を十勝川が流れ、その支流である利別川が町域中央を南北に貫流する。十勝川の河道が切り替えられるまでは池田町の中心市街付近で利別川と合流しており、明治時代には河港として栄えていた。
ケッペンの気候区分によると、池田町は湿潤大陸性気候に属する。寒暖の差が大きく気温の年較差、日較差が大きい顕著な大陸性気候である。降雪量が多く、豪雪地帯に指定されている。冬季は-25℃前後の気温が観測されることが珍しくなく、寒さが厳しい。
池田(1991年 - 2020年)の気候 | |||||||||||||
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月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
最高気温記録 °C (°F) | 6.6 (43.9) |
13.1 (55.6) |
17.7 (63.9) |
31.2 (88.2) |
38.8 (101.8) |
35.7 (96.3) |
37.4 (99.3) |
37.1 (98.8) |
34.2 (93.6) |
28.8 (83.8) |
21.6 (70.9) |
14.4 (57.9) |
38.8 (101.8) |
平均最高気温 °C (°F) | −2.0 (28.4) |
−0.7 (30.7) |
4.2 (39.6) |
11.5 (52.7) |
17.2 (63) |
20.3 (68.5) |
23.5 (74.3) |
24.8 (76.6) |
21.9 (71.4) |
15.8 (60.4) |
8.3 (46.9) |
0.6 (33.1) |
12.1 (53.8) |
日平均気温 °C (°F) | −8.2 (17.2) |
−6.9 (19.6) |
−1.3 (29.7) |
4.9 (40.8) |
10.4 (50.7) |
14.2 (57.6) |
18.0 (64.4) |
19.4 (66.9) |
16.0 (60.8) |
9.3 (48.7) |
2.5 (36.5) |
−5.0 (23) |
6.1 (43) |
平均最低気温 °C (°F) | −15.4 (4.3) |
−14.4 (6.1) |
−7.4 (18.7) |
−1.2 (29.8) |
4.3 (39.7) |
9.4 (48.9) |
13.9 (57) |
15.4 (59.7) |
11.2 (52.2) |
3.4 (38.1) |
−2.9 (26.8) |
−11.3 (11.7) |
0.4 (32.7) |
最低気温記録 °C (°F) | −28.4 (−19.1) |
−27.6 (−17.7) |
−23.1 (−9.6) |
−11.0 (12.2) |
−5.3 (22.5) |
−0.7 (30.7) |
5.0 (41) |
4.7 (40.5) |
−0.8 (30.6) |
−6.5 (20.3) |
−15.1 (4.8) |
−23.8 (−10.8) |
−28.4 (−19.1) |
降水量 mm (inch) | 37.7 (1.484) |
26.5 (1.043) |
40.0 (1.575) |
61.0 (2.402) |
87.8 (3.457) |
80.5 (3.169) |
105.4 (4.15) |
135.0 (5.315) |
129.2 (5.087) |
89.4 (3.52) |
49.7 (1.957) |
48.8 (1.921) |
897.0 (35.315) |
平均降水日数 (≥1.0 mm) | 4.8 | 4.2 | 5.4 | 8.2 | 9.2 | 9.0 | 10.2 | 11.3 | 10.1 | 8.3 | 6.8 | 5.7 | 93.2 |
平均月間日照時間 | 181.2 | 188.1 | 221.3 | 193.2 | 190.7 | 160.6 | 131.2 | 133.8 | 147.3 | 172.8 | 167.5 | 165.4 | 2,053.1 |
出典1:Japan Meteorological Agency | |||||||||||||
出典2:気象庁[2] |
池田町と全国の年齢別人口分布(2005年) | 池田町の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 池田町
■緑色 ― 日本全国 | ■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
池田町(に相当する地域)の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より |
もともと現在の池田市街にあたる十勝川と利別川の旧合流点一帯はアイヌ語で「貝殻・の処・の傍」を意味する「セイオㇿサㇺ(sei-or-sam)」と呼ばれており[3]、和人はこれに漢字をあて「凋寒(しぼさむ[注釈 1])」と呼んだ[3][4][5]。
しかし、1904年(明治37年)に現在の根室本線にあたる鉄道が開通した際、池田仲博(徳川慶喜の五男)による「池田農場」の敷地内に駅が設置され、池田駅と命名された[4][5][6]。
その後、村名についても、1913年(大正2年)4月1日に川合村[注釈 2]への改称を経て、1926年(大正15年)7月1日の町制施行時に「池田」を町名とした[6]。
1879年(明治12年)に山梨県出身の武田菊平が入植、その後1896年(明治29年)に開墾が始まり、前述の「池田農場」や高島嘉右衛門による「高島農場」が設置された。
国の機関
道の機関
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