市川 好郎(いちかわ よしろう[1]、1948年[2][3]1月20日[1][3][注 1] - 1993年6月25日)は、日本の俳優、歌手。別名義及び本名は、市川 好朗[2]。
概要 いちわか よしろう 市川 好郎, 本名 ...
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東京都出身[1][2][3]。日本大学芸術学部演劇科中退[2][3]。アイジョージプロに所属していた[2]。
劇団ひまわり出身[2]の名子役として、1962年映画『キューポラのある街』、1963年『煙の王様』などに出演。テレビドラマでは『現代っ子』シリーズなどに出演した。
成人後は、1977年『日本の首領 野望篇』など東映の実録路線作品に出演。以降は刑事ドラマや時代劇のチンピラや凶悪犯などの悪役で出演した。
1993年6月25日、クモ膜下出血のため死去。45歳没。
映画
- 一本杉はなにを見た(1961年、日活) - 佐藤芳造
- キューポラのある街(1962年、日活) - タカユキ
- 目をつぶって突走れ(1962年、日活) - 高橋
- 若いふたり(1962年、日活) - 幸次
- いつでも夢を(1963年、日活) - 木村和平
- 七人の刑事(1963年、松竹) - 信一
- 二人だけの砦(1963年、松竹) - 少年
- 若い樹々(1963年、大映) - 立花克平
- 煙の王様(1963年、日活) - 百々山三明
- 現代っ子(1963年、日活) - 市村好夫
- 銀座の次郎長 天下の一大事(1963年、日活) - 渋川良夫
- 学園広場(1963年、日活) - 早川
- 美しい十代(1964年、日活) - 三島保
- 若い港(1964年、日活) - 黒津
- 拳銃野郎(1965年、日活) - 川瀬
- おゝい、雲!(1965年、東映) - 友竹泰助
- 私、違っているかしら(1966年、日活) - ゴロ
- シンガポールの夜は更けて(1967年、松竹) - 浅井ヨシオ
- 爽春(1967年、東映) - タケシ
- 網走番外地 悪への挑戦(1967年、東映) - 新坊
- 血斗(1967年、日活) - 山岡勘吉
- 河内遊侠伝(1967年、東映) - 俊一
- 爽春(1968年、松竹) - 木川竜男
- 陸軍諜報33(1968年、東映) - 冴村
- 新宿酔いどれ番地 人斬り鉄(1977年、東映) - 西部通彦
- トラック野郎シリーズ(東映)
- 日本の首領シリーズ(東映)
- 犬笛(1978年、東宝) - 警官
- 沖縄10年戦争(1978年、東映) - 亀谷吉信
- 野性の証明(1978年、角川映画) - 白木
- 総長の首(1979年、東映) - 坂井茂男
- 真田幸村の謀略(1979年、東映) - 重助
- 太陽を盗んだ男(1979年、東宝 / キティ・フィルム) - 里見刑事
- 二百三高地(1980年、東映) - 志水実
- さらば、わが友 実録大物死刑囚たち(1980年、東映) - 野田
- 青春の門(1981年、東映) - 趙隆夫
- モア・セクシー 獣のようにもう一度(1981年、にっかつ) - 境
- アゲインスト むかい風(1981年、綜芸) - トラックの運転手
- 誘拐報道 (1982年、東映 / NTV)
- 人生劇場(1983年、東映) - 熊吉
- 序の舞(1984年、東映) - 高浜の漁師
- 修羅の群れ(1984年、東映) - 朱
- 瀬降り物語(1984年、東映) - 今助
- 夢千代日記(1985年、東映) - 運転手
- 玄海つれづれ節 (1986年、東映) - 長谷川
- 極道の妻たち シリーズ(東映)
- 姐御(1988年、東映) - 田崎
- 激動の1750日(1990年、東映) - 久保田吉春(八矢会久保田組組長)
- 極道戦争 武闘派(1991年、東映)
- 兄貴を呼ぶ丘(B面:レモンスカッシュの恋)ローヤルレコード RQ-620 (1966年4月)
- 傷だらけの恋(B面:一人ぼっちの夜)テイチクレコード A-20 ※市川好朗名義
- 淋しくないかい(B面:忘れさせて)テイチクレコード A-27 ※
- 東京なんかにゃ負けないよ(B面:人生の片隅で)テイチクレコード A-43 ※
- 気まぐれはたち(B面:男町小唄)東芝レコード TP-2382 ※
出典
『日本映画俳優全集 男優篇』 キネマ旬報社、1979年}