小矢部市
富山県の市 ウィキペディアから
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小矢部市(おやべし)は、富山県西部にある市。1962年(昭和37年)市制施行。
おやべし 小矢部市 | |||||
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倶利伽羅峠の戦いの地 | |||||
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国 | 日本 | ||||
地方 | 中部地方(北陸地方) | ||||
都道府県 | 富山県 | ||||
市町村コード | 16209-4 | ||||
法人番号 | 7000020162094 | ||||
面積 |
134.07km2 | ||||
総人口 |
27,424人 [編集] (推計人口、2024年8月1日) | ||||
人口密度 | 205人/km2 | ||||
隣接自治体 |
高岡市、砺波市、南砺市 石川県:金沢市、河北郡津幡町 | ||||
市の木 | 宮島杉 | ||||
市の花 | ハナショウブ | ||||
市の花木 | 紅梅 | ||||
小矢部市役所 | |||||
市長 | 桜井森夫 | ||||
所在地 |
〒932-8611 富山県小矢部市本町1番1号 北緯36度40分32秒 東経136度52分07秒 小矢部市役所 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
ウィキプロジェクト |
令制国としては越中国礪波郡に属した。西端にある倶利伽羅峠で加賀国に接し、古来から北陸道の要衝であった。
江戸時代は加賀藩領。加賀藩やその支藩の城下町などであった現在の富山市や高岡市、石川県金沢市に近く、北陸街道の宿場町として栄えた。現在は通勤時間が30分圏内の隣接する高岡市や金沢市への通勤・通学率が高く、高岡市や県境を跨いで金沢市のベッドタウンを形成している。あいの風とやま鉄道と3つの高速道路(能越自動車道、東海北陸自動車道、北陸自動車道)が通る交通の便が良い地域として工業化が進み、市内にはLIXIL、伊藤ハム等の企業の工場がある。市内の中心部には小矢部川が流れている。市内には主にヨーロッパの有名建築を模した保育所、小学校、中学校が立ち並び、「メルヘンの街」として有名である。
北部・北西部から南西部にかけては山地または中山間地。東部から南部にかけては砺波平野の一角を成し、石動・津沢の両市街地を除いて全般に散居村ののどかな景観が広がる。
小矢部市と全国の年齢別人口分布(2005年) | 小矢部市の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 小矢部市
■緑色 ― 日本全国 | ■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
小矢部市(に相当する地域)の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より |
特記なき場合「令和元年度版 小矢部市統計書」による[2]。
この節には独自研究が含まれているおそれがあります。 |
北陸新幹線は市内を通るが、駅は設けられていない。
1972年までは加越能鉄道加越線も市内を通っており、石動駅を起点として南砺市方面へ向かっていた。
1972年から1986年にかけて市長を務めた松本正雄(一級建築士でもあった)は、「公共施設に文化的価値を持たせたい」[6][7]「子供たちに夢を与えたい」と、市内の公共建築をヨーロッパや東京の有名な洋風建築物に模すことを発案。1976年から1992年にかけて、35か所が建設された。これらは「メルヘン建築[注釈 2]」と呼ばれるようになり、現在では市や市観光協会もそう呼んで観光客誘致に活用している[8]。コスプレ撮影の背景として人気がある。
ただし当時から、小矢部との関連の乏しさ、割高な建設費への批判はあり[9]、1~2割増しの建設コストが問題視され1992年にストップがかかった。これらの建築物は市の観光スポットとなっているが、老朽化と利用者数の減少、市の行財政改革により2018年から徐々に解体されることになった[10]。
治承・寿永の乱(いわゆる源平合戦)で、倶利伽羅峠の戦いが行われた。倶利伽羅峠は県定公園になっており、古戦場がある。源義仲(木曾義仲)が使ったと伝承される火牛の計にちなんだ源平火牛まつりが7月下旬に開催される[11]。 源氏ヶ峰城は源平合戦に遡る城跡である。倶利伽羅峠とその周辺にはこのほか埴生護国八幡宮、医王院、倶利伽羅不動寺といった社寺がある。
932-01XX (旧・砺中町域)
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