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富山県の川 ウィキペディアから
富山県南砺市の南部、石川県との県境にある大門山(1,572m)に源を発し北上。南砺市から小矢部市、高岡市を経て高岡市と射水市の境界から富山湾に注ぐ。流域はほぼ全域が富山県内だが、上流の刀利ダム付近でわずかに石川県内の流域を有する。
富山県の七大河川(黒部川、片貝川、早月川、常願寺川、神通川、庄川、小矢部川)の一つ。名前は上流にあった小矢部村に由来し[1]、小矢部市の市名はこの川から由来する[2]。
古代には庄川が砺波平野の中心を流れて現在の小矢部市付近で小矢部川と合流しており、そこから下流は射水川(いみずがわ)と呼ばれ、ほぼ現在の小矢部川の流路を流れており、『万葉集』に収められる大伴家持の歌にも登場していた[1]。さらに庄川は別の流路を流れるようになり、江戸時代には現在の高岡市街で合流するようになった。江戸時代に庄川は中田川につけ変えられ、河口付近で合流するようになった。明治20年代に県予算の約半分を費やした七大河川の改修工事により庄川の流路を変えられ、ここではじめて流路が河口まで庄川と分けられて、小矢部川が独立の水系となった。
1952年7月、1953年8月、翌9月には、大水害が発生。上流部に農林省による刀利ダム(多目的ダム)などの整備がすすめられる契機となった[3]。
市町村名は流域の自治体
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