西村 朋紘(にしむら ともひろ、1961年2月2日[3] - )は、日本の声優、俳優、シンガーソングライター、演出家、音響監督である。北海道旭川市出身[3]。本名・旧芸名は西村 智博(読み同じ)[2][1]。フリー。
概要 にしむら ともひろ西村 朋紘, プロフィール ...
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大学の受験に失敗して、歌がやりたくて「じゃあミュージシャンをやろう」ということで北海道から東京に上京[2][4]。トルバドール音楽事務所の前身を結成し、シンガーソングライターとして、主に関東でのライブ活動を行っていた[4]。生活のため声優としての活動を行い、『うる星やつら』のチビ役でデビューするが、当時声優として未熟であったため、同役は二又一成に変更される。番組自体にはその後もレギュラーとして参加し、コタツネコ役を得る。コタツネコは台詞がなく、「こんなおいしい仕事ですみませんね」と笑っていたものの、自分の感性で演じなくてはならないため、逆に難しかったと語る[4]。この時に知り合った千葉繁を師匠として、長いつきあいが始まる[4]。TARAKOとはトルバドール時代から仲が良く、本人曰く「何でも話せる男友達のような感じ」[4]。
ラジオパーソナリティとしても主にラジオたんぱを中心に活躍、林原めぐみや小森まなみとの番組では「OMO(おも)」の愛称で、OMO(おも)の意味は、「面白い」の「おも」ではなく、小さい時からの本人のあだ名である。幼児の時自分の名前、智ちゃん(智博)をうまく言えず、ともちゃんをおもちゃんと言っていたのが元。後にラジオに出る機会は減少している。
以前はトルバドール音楽事務所、81プロデュース[5]に所属していた。
『それいけ!アンパンマン』では、富山敬が1995年に死去してからSLマン役を引き継ぎ、現在も担当している。
2003年より「有限会社OMO」の代表として、ゲームやOVA、CDドラマの音響監督を務めるなど多彩な活動を行っている。
少しかすれたような声とイキな感じのしゃべりが魅力的[6]。
役柄としては三枚目的な役柄が多く、番組中で歌う役も多い[6]。
太字はメインキャラクター。
テレビアニメ
- 1981年
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- 1982年
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- 1983年
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- 1984年
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- 1985年
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- 1986年
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- 1987年
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- 1988年
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- 1989年
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- 1990年
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- 1991年
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- 1992年
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- カリメロ(マイク、悪い宇宙人)
- 南国少年パプワくん(1992年 - 1993年、タンノくん〈2代目〉)
- 内田春菊の呪いのワンピース(富樫)
- 1993年
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- 1994年
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- 1995年
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- 1996年
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- 1997年
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- 1998年
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- 1999年
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- 2000年
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- 2001年
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- 2002年
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- 2003年
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- 2004年
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- 2005年
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- 2006年
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- 2007年
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- 2008年
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- 2009年
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- 2011年
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- 2013年
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- 2016年
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- 2017年
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劇場アニメ
- 1984年
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- 名探偵ホームズ 青い紅玉の巻/海底の財宝の巻(船員)
- 1986年
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- 1987年
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- 1988年
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- 1989年
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- 1991年
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- 1992年
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- 1994年
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- 1995年
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- 1997年
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- 1998年
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- 1999年
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- 2000年
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- 2003年
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- 2004年
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- 2005年
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- 2006年
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- 2007年
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- 2008年
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- 2009年
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- 2010年
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- 2014年
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- 2017年
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OVA
- 1985年
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- 1986年
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- 1987年
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- 1988年
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- 1989年
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- 1990年
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- 1991年
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- 1993年
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- 1994年
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- 1995年
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- 精霊使い(飛沫)
- 覇王大系リューナイト アデュー・レジェンドII(1995年 - 1996年、カゼマル)
- Lesson XX(東尾純平)
- 1996年
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- 1997年
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- 1999年
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- 2000年
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- 2001年
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- 2002年
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- 2003年
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- 2004年
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- 2005年
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- 2008年
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- 2009年
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ゲーム
- 1993年
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- 1994年
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- 1995年
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- 1996年
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- 1997年
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- 1998年
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- 1999年
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- 2000年
-
- サンライズ英雄譚R(秀麗黄 / 金剛のシュウ)
- マクロスプラス Game Edition(ヤン・ノイマン)
- 2001年
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- 2002年
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- 2003年
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- 2004年
-
- シャドウハーツII(ヨアヒム・ヴァレンティーナ)
- ベルセルク 千年帝国の鷹篇 聖魔戦記の章(コルカス)
- 2005年
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- 2006年
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- 2007年
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- 2008年
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- 2009年
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- 2010年
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- 2011年
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- 2015年
-
- 憂世ノ志士(大久保利通)
- 憂世ノ浪士(大久保利通)
- 2019年
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- 2023年
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CD(vocal&making)
- 西村智博ファースト・アルバム【Vo.全作詞作曲】(キング)
- 西村智博セカンド・アルバム【Vo.全作詞作曲】(キング)
- 西村智博サード・アルバム【Vo.全作詞作曲】(キング)(ロサンゼルス録音)
- 西村智博ライヴ盤アルバム【Vo.全作詞作曲】(キング)
- TARAKOサードアルバム(1曲)【作詞作曲】(キャニオン)
- シングル「翼」(ビデオ、TokyoCityメルヘン主題歌)【Vo.作詞作曲】(キング)
- アニメサムライトルーパーシリーズ多数【Vo.作詞作曲】(キング)
- N.G.FIVE「First&Final」【Vo.全作曲】(キング)
- 「オラトリオスケープI」アルバムプロデュース【Vo.作曲】(キング)
- 「オラトリオスケープII」アルバムプロデュース 【Vo.作曲】(キング)
- シングル「MEGUMI」【Vo.作曲】(アニックス)
- アニメビデオ「ビデオたまて箱」シリーズ主題歌 【作曲】(主婦の友社)
- CDドラマ「レッスン」挿入歌 【Vo.作詞作曲】
- 「大都会にほえろ」【Vo.作詞作曲】(シックスティ)
- 「VAL・Project」【Vo.作詞・全作曲】
- 「MY Dream」【Vo. 作詞作曲】(ポニーキャニオン)
- ゲーム3×3EYES主題歌【作曲】(日本クリエイト)
- 「強者語り」【Vo.作曲】(キング)
- 「僕の心の天使たち'98」山田智明プロデュース:新宿スペース107(作・演出・出演)
- 「天使候補生物語'96」橘たまき事務所:新宿スペース107(作・演出・出演)
- 「僕の心の天使たち」劇団スタミナ倶楽部:新宿スペース107(作・演出・出演)
- 「眠れる星の街の輪舞-哀しみのインセントバンパイア-」(脚本・月足都望※当時のチラシには月之原愛と表記)
- 劇団スタミナ倶楽部:銀座みゆき館劇場(演出・出演)
- 「天使候補生物語 -背中越しからメモリーズ-」劇団バーストマン:銀座みゆき館劇場(作・演出・出演)
- 「裏町に流れた赤い花」 築地本願寺ブディストホール(演出・出演)
- ミュージカル「POWER For the PEACE」
- 八王子いちょうホール(演出)・曳舟文化センター(演出)・品川区きゅりあん大ホール(演出)・江戸川文化センター(演出)・岩手県一関文化センター(演出)
- 「地下室のクリスマス」劇団ワンナイトパラダイス公演(作・演出:月足都望)(スカイバード・スーパースター)
シリーズ一覧
第1作(1996年)、第2作『J to X』(1998年)
第1期(1999年)、第2期『だいすき! ぶぶチャチャ』(2001年)
第1期(2004年)、第2期『Max Heart』(2005年)
出典
『日本タレント名鑑(1997年版)』VIPタイムズ社、1997年、302頁。
鈴木倫太郎(編)「ジ・インタビュー 西村智博」『月刊OUT』1990年4月号、みのり書房、1990年4月1日、30-31頁、雑誌01587-4。 倉田幸雄(編)「今さら友だちのWA!!(西村智博→?)」『アニメV』1993年11月号、学習研究社、1993年11月1日、42頁、雑誌01591-11。 “Cast”. TVアニメ「十二大戦」公式サイト. 2017年6月12日閲覧。 『電撃PlayStationG2』メディアワークス、1996年5月10日、139頁。