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ボンズやバンダイなどが中心となって展開するメディアミックスプロジェクト ウィキペディアから
『エウレカセブン』は、ボンズやバンダイなどが中心となって展開するメディアミックスプロジェクト。展開しているメディアはアニメ、ゲーム、漫画、小説など多岐にわたる。全てを統括する場合に用いられる名称は「Project EUREKA」である。
※以下の記述は基本的に『交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい』以前の作品についてのもの。
プロジェクトの根幹を成す作品はボンズ制作のSFロボットアニメ『交響詩篇エウレカセブン』とPlayStation 2用のゲームソフト『エウレカセブン TR1:NEW WAVE』の2作品で、この2作品の世界を元にした100種類以上の関連商品[1]を様々なメディアに展開している。関連商品には漫画、小説、DVD、サウンドトラック、プラモデルなどのほか、スニーカーやTシャツなどの衣類もあり、北米を中心に海外でのプロジェクト展開も行われた。バンダイでロボットへの乗り降りをリアルタイムで行うゲームが企画されていたところに、ボンズからオリジナルのロボットアニメを作りたいというオファーがあり、それがプロジェクト発足の切っ掛けとなった[2]。バンダイには既存のメディアミックスプロジェクトとして.hackがあり、これをモデルケースとしてプロジェクトは形成された[1][2]。
プロジェクトの作品は基本的に同じ世界を共有しており、ストーリーの付随する作品は同じ世界の異なる人物、あるいは異なる時間に焦点を当てた物語が描かれている。作品の原作はバンダイの企画したゲームのシステムを生かす形でBONES(ボンズ)が作った[3]。
作品の舞台となるのは「スカブ・コーラル(スカブ)」と呼ばれる珊瑚状の岩石に覆われた惑星で、スカブから発生する粒子「トラパー」の対流が起こす波に乗って滑空する空中のサーフィン「リフ」が普及している世界である。
物語では、LFOやKLFと呼ばれる人型ロボットが登場し、それらのロボットがリフによって空中をサーフィンしながら戦うのが大きな特徴である。また、音楽シーンやコンピュータ用語に関連する名称・用語からの引用が多く見られることも特徴のひとつで、例えばLFOは低周波発信装置を意味する音楽用語である[4]。なおロボットのデザインを担当した河森正治には当初『車が変形してロボットになる』というコンセプトで依頼が行われたが、河森は当たり前すぎると感じたため、『ロボットがサーフィンをする』というアイディアを提示したという[5]。
プロジェクトに参加する企業は、バンダイが幹事会社となって作る製作委員会[6]に参加する企業と、スポンサーとして参加する「EUREKA Partners」と呼ばれる企業[6][7]に分けられる。前者にはバンダイグループの3社(バンダイ、バンダイビジュアル、北米のBANDAI ENTERTAINMENT INC.)、ボンズ、博報堂DYメディアパートナーズ、毎日放送が、後者にはソニー・ミュージックエンタテインメント、角川書店、アニプレックス、バンダイチャンネル、有線ブロードネットワークス(現USEN)が参加している。
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