田中 直樹(たなか なおき、1971年〈昭和46年〉4月26日 - )は、日本のお笑いタレント、司会者、俳優。お笑いコンビ・ココリコのリーダーでボケ担当。相方は遠藤章造。大阪府豊中市庄内出身。吉本興業所属。
概要 田中(たなか) 直樹(なおき), 本名 ...
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お笑いデビューまで
豊中市立豊島小学校、豊中市立第四中学校卒業。小学生の頃から野球を始め、中学では後に相方となる遠藤と同じ準硬式野球部に所属し、副主将を務めた。ポジションはキャッチャー。
その後、大阪府立桜塚高等学校に入学し、ハンドボール部に所属。高校卒業後は大阪デザイナー専門学校に進学。卒業後に、サラリーマンを退職し覚悟を決めた遠藤に誘われオーディションへ。結果は合格し、「ココリコボンバーズ」を結成。大阪出身だが、吉本興業東京本社からデビューした。
- 遠藤とは小学一年生のときに初めて知り合い、中学校で同じクラスになりそこから仲良くなった。
- 長身痩躯な体型としゃくれた顎が特徴。髪の毛は徐々に薄毛になりつつある。また、かなり体毛が濃いとのこと。特に腕の毛の濃さを指摘されることが多く、食べ物系の企画があると「その毛が不潔」「毛のせいで食欲を無くす」などとガキの使いメンバー(特に松本)から指摘されることが多くなっている。
- 好きなウィンナーは「シャウエッセン」と公言している。
- 趣味は北京語、動物、天体、NBA、映画観賞。
- ダイビングライセンスを持つ[3]。
- 『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』のレギュラーメンバーの中では、月亭方正と仲が良い。2人がまだ貧乏だった若手時代、方正がゲームを売って得た60円で1つのコロッケを分け合った。方正は無言で小さい方のコロッケを手にし、大きい方を田中に食べさせてくれたという[4]。
- 他に仲の良い芸人は加藤浩次(極楽とんぼ)、田村亮(ロンドンブーツ1号2号)、藤井隆などで、いずれも若手時代から付き合いが長い。加藤と亮とは加藤のグループである「オフィス加藤」の一員である。特に加藤とは映画好きという共通の趣味があり、雑誌コーナーで「ココらくビデオ」というコーナーを持っていた。同じ誕生日という事もあり、お互いの誕生日を祝い合う間柄。
- 人見知りを自称する堂本剛であるが田中とは馬が合い、プライベートでも遊ぶ程仲が良いという。
- 2019年7月11日、ZIP!公式YouTubeチャンネルで配信された動画では、共演していた日本テレビアナウンサーの徳島えりかから、「理想の旦那さん、理想のパパ第1位です」と褒められたが、田中は「バツついてますけど」と切り返し、その場を笑いに包んだ。そして、その後も「やさしくて面白くていろんな人を目にかけてくれて」と徳島からの賞賛は続いた。
- 映画監督の三谷幸喜とも作品出演を機に交友があるが、以前三谷がフィギュアのコレクションを見せると約束しながら、自宅を訪れた田中を玄関の外で応対し結局は中に招き入れなかった一方で、2012年にガキの使いの企画で番組での自分の扱いに不満を持った田中が、荒れた私生活を送るさまをドキュメントタッチで見せる企画『破天荒田中(我が田中)』では、パチンコ屋に停めてあった自転車を蹴る、「おれめっちゃエロいで。現に3Pめっちゃ好きやし」という発言や、霊柩車で移動するなどの行為を街中で人目も顧みずに行うという普段の繊細な田中のイメージからかけ離れた役を演じた。放送後には、三谷から「素晴らしかった」と電話で連絡が入ったという[5]。
- 動物好きである。過去に出演していた『飛び出せ!科学くん』で動物特集の回はいつにもまして饒舌になっていた。その一面を買われて『ナショナルジオグラフィックチャンネル』公式サイトにおいてコラム“ココリコ田中の生きものこれ知ってた?”を連載(全6回)。
- 自身はバスケットボール経験者ではないが、NBAのファンの1人である。お気に入りの選手はケビン・ガーネット[6]。
- ますだおかだの岡田圭右からは「直樹さん」と呼ばれていたり、西川貴教、堂本剛、YOUからは「たなやん」と呼ばれている。
- 朝5時起床。子供が起きるまでココリコのYouTubeチャンネル「ココリコチャンネル」のネタを考えている[7]。
- 24歳の頃には月々の収入の差が激しく、2日くらい何も食べられない時があった。田中の2年先輩にあたる前田登(はりけ~んず)に電話したところ、「何か食わしてやるから、こっちまで来い」と言ってくれご飯を食べさせてくれた事がある[8]。
- 芸能界イチの動物マニアであり、特にサメが大好き。2015年には、書籍「図解 生き物が見ている世界(学研)」を発売。
- 極度のビビりで、リアクションが大きい。しかし、2019年に放送した絶対に笑ってはいけない青春ハイスクール24時!でのタイキック時のリアクションや、30回転した後に真っ直ぐ進む際には、なぜか逆方向に目が回ったり、冷たいシチューを熱々に食べる演技を上手くこなすことから、「本当はリアクションを演技でやっているのではないか」と、ガキの使いのメンバーから疑われ、最終的には過去に行われた驚いてはいけないの時の仰け反る驚き方も演技していると言われていた。
- 2024年、誰に聞いても「エピソードが薄い」という田中とのエピソードを競い合う「田中-1GP」が放送された。松下由樹は田中について「打ち上げで田中さんが何を飲み何を食べ何を話したのか本当に思い出せない。」「無味無臭」と印象を語り、ZIP!で共演していた10年以上の付き合いの川島海荷は田中について「感情があるようなないような」「「田中さんは、信頼できるしやさしい。田中さんがスタジオの人達を笑わせて、収録楽しかったなと思って家に帰って田中さんが言ってたこと振り返るけど、何が面白かったかよくわからない。」と話し、収録後に田中とツーショット写真を撮った際には「田中さんとのツーショット探したら無くって。(撮ってくれて)ありがとうございます」と田中に話した。八嶋智人は田中について「アーティストだしそこはものすごい尊敬してるけど、飲みの席で田中派か遠藤派かという話で盛り上がっていたところ何にも田中くんしゃべんないなと思ってパって見たら(田中が)「うあああ、ああああ」「もうやめてくれ・・・もう聞きたくない!」と店を出て行った。」という。またこの収録で田中は全身白スーツに黒の靴をあしらって登場したが、これは田中の間違いで田中は用意されていた白の靴を履き忘れて収録を続けていた。この事実を知らされた浜田雅功は「怖っ!!!」とつぶやいた。優勝したのは松下由樹だった[9][10]。
単独での出演のみ。
テレビ番組
スペシャル番組
*MCもしくはメインキャスト
現在
過去
- ミュージック×ドラマスペシャルMの司会者(2006年10月13日、フジテレビ)※主演・小机進 役
- 内村・田中の知られざるハウツー世界正しい空の飛び方(2009年10月9日、フジテレビ)
- ココリコ田中直樹の尾道フォト散歩(2009年9月19日、広島テレビ)
- 井上ひさしとてんぷくトリオのコント(2012年7月8日、NHK BSプレミアム)
- コントの劇場 〜The Actors' Comedy〜(2013年1月26日・5月31日・8月30日・11月29日、NHK BSプレミアム)
- 娯楽百分百(2013年2月18日、八大電視)
- 小さなセカイの大きなチカラ ミクロワールド大冒険 (2013年7月20日、MBS)[15]
- メ~テレ開局55周年記念番組「メ~テレトップ会談」(2017年2月25日、メーテレ)[16]
- 生命38億年スペシャル 人間とは何だ(2017年8月14日、TBS) - リポーター
- キングオブコント2017(2017年10月1日、TBS)- スペシャルナビゲーター[17]
- 歌のゴールデンヒット(2017年10月2日、TBS)- MC
- 自給自足ってどうですか?〜幸せのヒントを探ってみた〜(2020年11月21日・2021年5月29日、BS-TBS)
- あなたの街から1.5℃の約束 (2022年11月12日、BSよしもと)- MC[18]
- 恐竜超世界2(2023年3月21日 - 26日、NHK)
- 生きものさんいらっしゃい! (2023年3月31日、NHK Eテレ)- MC[19]
- しあわせリストコノサキのコトコノサキのキッチンを心地よく整える (2023年7月7日、NHK Eテレ)- MC
DVD
- 「ペルソネル活動」 - 2005年10月26日より、田中個人名義でのコントDVDを3か月ごと1巻、全5巻で発売
機内ビデオ番組
- JALオリジナル機内番組「よしもとJALTV」第一弾(2009年12月 - 2010年1月、日本航空機内で上映)
婦人公論 2006年2月7日号・60円のコロッケ半分に涙した下積み生活
“キャスト&スタッフ”. 映画『バイオレンス・ボイジャー』公式サイト. 2019年3月27日閲覧。
siburadi (2018年10月27日). “新番組のご案内”. Twitter. 2019年4月14日閲覧。