概要
「イージーヴァイオリン」と銘打った、ヴァイオリンに似た形の電子玩具で、弓を動かすことで疑似演奏ができる。ヴァイオリンの弦にあたる部分に赤外線方式の光学センサーを搭載し、スリットを印刷して反射板を兼ねた弓を通過させることでセンサーが反応する。通過スピードを動かした距離に応じて音の強弱や長短を調節できる。また、フレット上部にある「ビブラートキー」を押すことで、音を震わせる演奏効果を足すことができる。ただし、あくまで疑似演奏であり、任意の音階を演奏することはできず、弓が反応した際には本体や外部専用メディアに収録された曲のメロディーが演奏されるのみである[2][3][4][5][6]。
電源は単三電池が4本必要[6]。別売りのACアダプタもあるが、本機と同じくXaviXテクノロジーを採用している他の電子玩具のものを流用することができる。
テレビにRCA端子で接続してガイドなどの映像が出力される電子玩具だが、本体にスピーカーや3.5mmヘッドフォンジャックが内蔵されており、単体でも演奏が楽しむことができる。テレビに接続した際に選べる演奏モードは、タイミングよく演奏してレベルの評価がされる音楽ゲームとなっているものが中心である[2][4][6]。本体には6曲が内蔵されているほか、10曲ずつ収録されている別売りのevioメディアを装着すれば別の曲も演奏でき[2][7]、中にはゲーム性を強めたものも発売されている[8]。
2003年11月には、2台で協奏曲を演奏するためのコンチェルト通信ケーブルと、協奏曲を収録したevioメディアを発売した[9]。また、本機の別バージョン・廉価版として、テレビ出力機能やヘッドフォン端子をカットして、evioメディアも非対応にした代わりに内蔵曲を50曲に増やし、マイク入力を追加した「エヴィオジュニア」(evio.Jr)が2004年5月に発売されている[8][10]。こちらはサイズが小さく、単三電池3本で動く。なお、本機は当初、トミーが展開する電子楽器シリーズ「Simple Concert」の第1弾として発表された製品だったが[2]、本機以外に同シリーズの製品は発売されなかった。
テレビCMなどのイメージキャラクターには高嶋ちさ子が起用され[2]、のちに「高嶋ちさ子セレクション」のevioメディアも発売された。高嶋は本機について、「とにかく『この値段(税別7,000円)で本当に儲けがあるんですか?』と言いたくなるほど、よくできている」と評価し[5]、「ヴァイオリンを弾くうえでの、弓の動かし方や構え方の練習にもなる[4]」「絶対音感を養うのには最適[5]」「簡単にヴァイオリンの醍醐味が味わえるevioで、子供たちにヴァイオリンにもっと興味を持って欲しい[2]」と期待を寄せている一方、本体の重量が本物よりも重く、サイズは本物より小さめである点を指摘している[5]。
収録曲
evio本体
evioメディア
この節の加筆が望まれています。 |
各ソフトの発売時期は、判明しているもので以下の通り。
ジュニア本体
この節の加筆が望まれています。 |
脚注
外部リンク
Wikiwand in your browser!
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.