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火山の一覧(かざんのいちらん)は、日本にある主な第四紀火山のリストである。太字は活火山で、活動ランクを(A)(B)(C)(N/A) = ランク外で記載してある。
[1]北方領土(国後、択捉のみ。ランク外)11山を含む111山。 但し、気象庁では「今後の噴火の可能性や社会的な影響が考慮されていない」としてABCのランク分けを利用していない。
ランクA、B、C の火山などの47火山は、常時観測火山に指定され、気象庁などの機関により常時観測態勢が整備されている。
年月日 | 所在地 | 火山 | 死者数 | 主死因原因 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
1721年 (享保6年) 6月22日 | 群馬・長野県境 | 浅間山 | 15名 | 噴石 | |
1741年 (寛保元年) 8月29日 | 北海道 | 渡島大島 | 1467名 | 岩屑なだれによる津波 | →詳細は「寛保津波」を参照 |
1764年 (明和元年) 7月 | 北海道 | 恵山 | 多数 | 噴気 | |
1779年 (安永8年) 11月8日 | 鹿児島県 | 桜島 | 150余名 | 噴石 | →詳細は「安永大噴火」を参照 |
1781年 (天明元年) 4月11日 | 鹿児島県 | 桜島 | 8名 | 海底噴火による津波 | 行方不明7名 |
1783年 (天明3年) 8月5日 | 群馬・長野県境 | 浅間山 | 1151名 | 火砕流、ラハール、吾妻川・利根川の洪水 | →詳細は「天明大噴火」を参照 |
1785年 (天明5年) 4月18日 | 伊豆諸島 | 青ヶ島 | 130~140名 | 降下火砕物 | 当時327人の居住者のうち130~140名が死亡と推定され、残りは八丈島に避難 |
1792年 (寛政4年) 5月21日 | 長崎県 | 雲仙岳 | 約15000名 | 地震及び眉山の山体崩壊による岩屑なだれ及び津波 | →詳細は「島原大変肥後迷惑」を参照 |
1822年 (文政5年) 3月23日 | 北海道 | 有珠山 | 103名 | 火砕流(Block and ash flow) | |
1841年 (天保12年) 5月23日 | 鹿児島県 | 口永良部島 | 多数 | 降下火砕物による村落焼亡 | |
1856年 (安政3年) 9月25日 | 北海道 | 北海道駒ヶ岳 | 19~27名 | 噴石、火砕流 | |
1888年 (明治21年) 7月15日 | 福島県 | 磐梯山 | (477名とも) | 461名岩屑なだれによる村落埋没 | →詳細は「1888年の磐梯山噴火」を参照 |
1900年 (明治33年) 7月17日 | 福島県 | 安達太良山 | 72名 | 火口の硫黄採掘所全壊 | |
1902年 (明治35年) 8月上旬 (7日~9日頃) | 伊豆諸島 | 伊豆鳥島 | 125名 | 水蒸気噴火及びマール形成 | 島民125人全員死亡。 |
1914年 (大正3年) 1月12日 | 鹿児島県 | 桜島 | 58~59名 | 降下火砕物・火砕流・地震 | →詳細は「大正大噴火」を参照 |
1926年 (大正15年) 5月24日 | 北海道 | 十勝岳 | (不明を含む) | 144名融雪型火山泥流(ラハール) | →詳細は「1926年の十勝岳噴火」を参照 |
1940年 (昭和15年) 7月12日 | 伊豆諸島 | 三宅島 | 11名 | 火山弾など | |
1952年 (昭和27年) 9月24日 | 伊豆諸島 | ベヨネース列岩 | 31名 | 海底噴火(明神礁)。海上保安庁観測船「第五海洋丸」が遭難し搭乗者全員殉職[注釈 1]。 | |
1958年 (昭和33年) 6月24日 | 熊本県 | 阿蘇山 | 12名 | 噴石 | |
1991年 (平成3年) 6月3日 | 長崎県 | 雲仙普賢岳 | (不明を含む) | 43名火砕流(Block and ash flow) | 警戒区域内の報道陣と消防団員、警察官、火山学者らが被災。詳細は雲仙岳#1991年6月3日の火砕流参照。 |
2014年 (平成26年) 9月27日 | 長野・岐阜県境 | 御嶽山 | 63名(不明を含む) | 噴石 | 紅葉シーズン+休日+晴天+昼食時+一般客の登山という悪条件での爆発。詳細は2014年の御嶽山噴火参照。 |
火山名 | 所在地 | 噴火年 | 噴出量 | |
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体積 | 重量 | |||
西之島新島 | 小笠原諸島 | 2014年-2015年 | 1.6億m3 | 4億トン |
新燃岳 | 霧島鹿児島県 | 2011年 | 0.17億m3 | 0.43億トン |
雲仙普賢岳 | 長崎県 | 1990年-1995年 | 2.40億m3 | 6.0億トン |
伊豆大島 | 伊豆諸島 | 1986年 | 0.29億m3 | 0.73億トン |
三宅島 | 伊豆諸島 | 1983年 | 0.12億m3 | 0.30億トン |
有珠山 | 北海道 | 1977年 | 0.40億m3 | 1.0億トン |
西之島 | 小笠原諸島 | 1973年-1974年 | 0.17億m3 | 0.43億トン |
三宅島 | 伊豆諸島 | 1962年 | 0.07億m3 | 0.2億トン |
伊豆大島 | 伊豆諸島 | 1950年-1951年 | 0.24億m3 | 0.6億トン |
桜島 | 鹿児島県 | 1946年 | 1.00億m3 | 2.5億トン |
薩摩硫黄島 | 鹿児島県 | 1934年-1935年 | 2.60億m3 | 6.5億トン |
北海道駒ケ岳 | 北海道 | 1929年 | 1.40億m3 | 3.5億トン |
出典:西之島周辺の海底調査データの解析結果について 平成27年10月20日海上保安庁 |
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