米丸

鹿児島県姶良市にある火口跡(マール) ウィキペディアから

米丸

米丸(よねまる)は、鹿児島県姶良市にある直径約1kmの円形盆地を構成する火口跡(マール)である。

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米丸(1974年撮影)。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成
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米丸火山と住吉池火山の地形図
両火山の間の高まりが青敷火山

8000年前から8100年前[1]に起きたマグマ水蒸気爆発によって米丸マールは形成された。爆発当時は縄文海進の時期にあたり、この地域は海岸だったために水蒸気爆発につながった。爆発後、噴出物などによって周囲は急速に陸化し、火口跡にも川などから土砂が流入して平坦な盆地になった。2003年平成15年)、約3km東にある住吉池マールとともにランクCの活火山に指定された。火口内には米丸温泉がある。なお、両マールの間に青敷火山があり、この活動年代は 約10万年前。

古くから稲作が行われていたが、泥が深く牛馬が入れない不便な水田であった。1902年明治35年)に排水管が設置されて牛馬が入れるようになり、さらに1984年昭和59年)から大規模な区画整理が行われ整然とした水田になった。

脚注

外部リンク

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