天満屋ストア
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株式会社天満屋ストア(てんまやストア、Tenmaya Store Co., Ltd.)は、岡山県岡山市北区に本部を置き、岡山県、広島県、鳥取県に総合スーパー(GMS)の「天満屋ハピータウン」、食品スーパーマーケットの「天満屋ハピーズ」「ハピーマート」を展開する企業。
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種類 | 株式会社 |
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市場情報 |
大証2部(廃止) 9846
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本社所在地 |
日本 〒700-8502[1] 岡山県岡山市北区岡町13番16号[1] |
設立 | 1969年(昭和44年)4月1日[1] |
業種 | 小売業 |
法人番号 | 5260001004556 |
事業内容 | 食料品、生活用品、衣料品の小売業 |
代表者 | 代表取締役社長 野口重明 |
資本金 | 36億9750万円 |
売上高 |
連結:694億57百万円 単体:644億67百万円 (2021年2月期) |
営業利益 |
連結:22億95百万円 単体:20億79百万円 (2021年2月期) |
純利益 |
連結:7億98百万円 単体:7億03百万円 (2021年2月期) |
純資産 |
連結:216億80百万円 単体:203億47百万円 (2021年2月期) |
総資産 |
連結:457億54百万円 単体:444億75百万円 (2021年2月期) |
従業員数 | 連結:2,223人(2021年2月・パートタイマー等含む ) |
決算期 | 2月末[広報 1] |
主要株主 |
丸田産業 23.95% イトーヨーカ堂 20.0% 天満屋 12.77% 天満屋ストア共栄会 8.17% 中国銀行 3.26%(2021年2月)[広報 2] |
主要子会社 |
三好野本店 でりかエッセン でりか菜 ポムアン ハピーバラエティ |
外部リンク | http://www.tenmaya-store.co.jp/ |
地場最大手百貨店の「天満屋」をはじめ不動産業、建設業、運輸事業、ICT事業、旅行事業、警備事業などを展開している天満屋グループの一員である[2][3]。
概要
グループの中核会社である株式会社天満屋は非上場企業であるのに対し、東京証券取引所スタンダード市場に株式を上場。 なお、天満屋ストアの筆頭株主は、天満屋と同じく伊原木家が関係し、同グループの不動産賃貸を行っている丸田産業株式会社であり、天満屋ではない[1]。
2016年(平成28年)3月1日に100%子会社の天満屋ハピーマートを吸収合併した[4][広報 1]。天満屋ストアと天満屋ハピーマートは、合併をにらんで2014年秋から一部の食品で共同仕入れを開始したり、2015年春から共通の折り込みチラシの作成、店長クラスの人事交流を進めたりするなど、統合に向けた動きがあった[5]。
プライベートブランドとして、2018年よりセブン&アイ・ホールディングスのセブンプレミアムを取り扱っている。それ以前はオール日本スーパーマーケット協会のくらし良好を扱っていた[6]。
ドムドムハンバーガーの中国地方四国地方においての出店は2024年01月13日現在、岡山県内の天満屋ハピータウン3店舗(原尾島店・岡南店・児島店)のみである[7]。
沿革
要約
視点
1969年(昭和44年)4月1日に会社設立[1]。1972年(昭和47年)には天満屋ハピータウン1号店を岡山県玉野市に開業し、1996年(平成8年)には天満屋ハピーズ1号店を岡山県井原市に開業[広報 3]。
年表
- 1969年(昭和44年)
- 1971年(昭和46年)4月 - 本部を岡山市(現・中区)国富に移転。
- 1972年(昭和47年)7月 - 天満屋ハピータウン玉野店(天満屋ハピータウン1号店)を開業。
- 1974年(昭和49年)4月 - 本部を岡山市(現・北区)岡町に移転。
- 1975年(昭和50年)11月 - 天満屋ハピータウン東福山店を開業(広島県1号店)。
- 1984年(昭和59年)9月 - 株式会社ポムアンを設立し、婦人服の専門店を開始。
- 1988年(昭和63年)
- 2月 - 天満屋ハピータウン児島店を開業。
- 2月 - ハピーカード(自社カード)を発行し、カード事業を開始。
- 1989年(平成元年)10月 - 大阪証券取引所市場第二部に株式を上場。
- 1990年(平成2年)11月 - 広島証券取引所に株式を上場。
- 1992年(平成4年)3月 - 株式会社府中天満屋を吸収合併[1]。
- 1996年(平成8年)
- 3月 - 天満屋ハピータウン善通寺店を開業(香川県1号店)。
- 11月 - 天満屋ハピーズ1号店として井原店を開業。
- 1997年(平成9年)12月 - テンマヤストア岡輝店を天満屋ハピーズに建て替え。
- 1999年(平成11年)4月 - 天満屋ハピータウンポートプラザ店(大型テナントとの複合SC1号店)を開業(イトーヨーカドー福山店(のちのゆめタウン福山)と同時に開業)。
- 2000年(平成12年)3月 - 広島証券取引所が東京証券取引所に吸収されたことに伴い、広証単独上場銘柄の取扱規程により市場第二部に承継。
- 2002年(平成14年)- 業績悪化のため、天満屋ハピータウン備前店(アルファビゼン)を閉店。
- 2006年(平成18年)7月 - シネマタウン岡南(シネマタウン1号店)を開業。
- 2011年(平成23年)
- 11月 - 天満屋ハピータウン円山店を天満屋ハピーズに建て替え。
- 11月 - Edy付きハピーカードの発行開始。
- 2014年(平成26年)
- 1月 - セブン&アイ・ホールディングスと資本業務提携。同社の持分法適用会社となる。
- 10月23日 - セブン銀行の現金自動預け払い機(ATM)を一部店舗より設置・運用開始[9]。
- 11月21日 - イトーヨーカドーのプライベートブランド(PB)の衣料品と野菜の販売を一部店舗より開始[10]。
- 2015年(平成27年)
- 2016年(平成28年)
- 2017年(平成29年)
- 3月1日 - 天満屋ハピータウン・メルカを全館改装オープン、玉野市立図書館・中央公民館が導入される。
- 8月 - 電子マネー「nanaco」の全店導入開始。
- 2018年(平成30年)6月 - セブン&アイ・ホールディングスのPB「セブンプレミアム」の全店導入開始。
- 2019年(平成31年/令和元年)
- 2020年(令和2年)
- 2022年(令和4年)7月29日 - 三好野本店を完全子会社化[17]。
- 2024年(令和6年)4月25日 - 賛同企業として「中四国物流研究会」に参加。
- 2025年(令和7年)
店舗展開
要約
視点
天満屋ハピータウン
- 岡山市
- 北区 : 岡北店
- 南区 : 岡南店
- 中区 : 原尾島店
- 倉敷市 : 児島店
- 総社市 : リブ総社店
- 玉野市 : 玉野店
- 浅口市 : 鴨方店
- 高梁市 : 天満屋ハピータウン 高梁店
- 福山市 : ポートプラザ店
- 府中市 : 府中天満屋、びんご府中[19]
天満屋ハピーズ
ハピーマート
- 倉敷市 : 田の口店
- 笠岡市 : 笠岡吉田店
- 赤磐市 : 吉井店
- 久米南町 : 弓削店[19]
かつて存在した店舗
別店舗形態に変更した店舗も含む。
天満屋ハピータウン
岡山県
- 総社店→総社駅前店 - 総社市駅前1-7-10、1973年(昭和48年)12月開店 ー 1996年(平成8年)2月閉店[20]。天満屋ハピータウンリブ総社店開業と共に総社駅前店に改称。1984年8月、リブ店との差別化、平日商圏のシェアアップを図る為のリノベーションを推進、併設する総社国際ホテルを拡充する事となり、4階をブライダルフロアに改装オープン[21]。ホテルは、2006年(平成18年)6月に閉館。
- 東岡山店 - 岡山県岡山市下455-1[22]、1983年12月16日開店[22]、売場面積2991㎡[22]、1997年末頃に閉店、建物は解体され、現在はマルハン東岡山店が出店。
- 円山店 - 岡山県岡山市円山115-1[22]、閉店後改築され「天満屋ハピーズ円山店」として再開業。
- 久世店 - 真庭市久世2418[23]、1996年4月26日開店[23]-2009年2月28日閉店[24]。ダイエー久世店の跡に入居していた。現在は解体され、マルイアルティ店として営業している。
- 備前店 - 備前市西片上1226[23]、1984年10月26日開店[23]-2002年2月24日閉店[25]。再開発ビル「アルファビゼン」に入居していた。
- 西大寺店 - 岡山市東区西大寺南1-2-5、2024年9月1日一旦閉店[26]。閉店後改築し、2025年秋にハピーズに業態転換する形で、ハピーズを核としたショッピングモールとしてリニューアル予定。
- 東福山店(1975年(昭和50年)11月開店[1]-2014年(平成26年)4月20日閉店[要出典]、
香川県
テンマヤストア
天満屋ハピーマート
「テンマヤハピーマート」と名乗っていたときの店舗、天満屋ストアに吸収合併されたのち天満屋ストアの展開する屋号の一つとしての「ハピーマート」の店舗も含む。
岡山県
- 岡山市
- 北区 : 大安寺店、京山店、足守店、吉備津店、西古松店
- 中区 : 江崎店
- 東区 : 平島店
- 南区 : 中畦店、浜野店
- 倉敷市 : 茶屋町店、福島店、西阿知店、中庄店、玉島中央店、倉敷西坂店、大高店、老松店
- 総社市 : 総社溝口店
- 笠岡市 : 吉田店
- 赤磐市 : 赤坂店
- 瀬戸内市 : 邑久店
- 和気郡和気町 : 和気店
- 久米郡美咲町 : 亀甲店
広島県
- 福山市 : 新市店、千田店、御門店、蔵王店、三吉店、駅家店、府中店(現在営業している府中天満屋とは別の店舗)、サファ福山店、幕山店
鳥取県
- 八頭郡八頭町 : 郡家店
キップス (Kipps)
岡山県
ハピッシュ
岡山県
- 岡山市
- 北区 : 金川店、下中野店
- 中区 : 国府市場店
- 津山市 : 志戸部店、高野店、小田中店
- 赤磐市:山陽店[37]
ハピーズミニ
出店を断念した店舗
- 天満屋ハピータウン津山平福店 - 1996年2月に出店を表明。1998年9月1日開店予定で、3階建てで売場面積12,500㎡を予定していた。[40]
ハピーカード
同社が提供する、楽天Edy機能が付帯するポイントカード。年会費は無料。200円(税抜)につき1ポイントが加算されるほか、楽天Edyを用いて支払う際にも同様にポイントが付与される[広報 5]。また天満屋カードサービスが発行する『天満屋カード』との相互利用も行っており、ポイントの相互付与、ポイント券の相互利用も行っている[広報 6]。
- ポイントデー
- 「毎月8のつく日はハピーDAY」- 天満屋ハピータウン・天満屋ハピーズ・天満屋ハピーマートの食料品・日用品のセルフ売り場で、現金払い・クレジット払いともハピーカード買物ポイント8倍[広報 5]。
映画ロケやテレビ番組での使用
- 2006年(平成18年)公開された織田裕二・柴咲コウ主演の映画『県庁の星』は、岡山県高梁市の「ポルカ天満屋ハピータウン」がメインのロケ地として使用され(作中の会社名は「満天堂」)、営業時間終了後に店舗を借り切って撮影が行われた。なお、公開時期とDVD発売時期には撮影に使われたセットや写真の展示が行われていた。
グループ企業
要約
視点
かつて存在したグループ企業
天満屋ハピーマート
天満屋ハピーマート(てんまやハピーマート)は、かつて存在した天満屋ストアグループのスーパーマーケットチェーンを運営する企業。岡山県岡山市に本社を置いていた。100%親会社の天満屋ストアに吸収合併された。
- 沿革
- 1985年(昭和60年)8月10日 - 資本金1000万円で株式会社天満屋ハピーマートを設立[1]。
- 1986年(昭和61年)12月12日 - ハピーマート1号店開店[41]。
- 1990年(平成2年) - 広島県に進出[23]。
- 1993年(平成5年)
- 1994年(平成6年)6月1日 - ロイヤルマートが運営するハピーマートFCの4店舗の営業権を引き受け、直轄化[43]。
- 2003年(平成15年)12月 - 株式会社アイム天満屋が、株式会社天満屋ハピーマートの全株式を取得。
- 2004年(平成16年)3月 - 株式会社アイム天満屋と株式会社天満屋ハピーマートが合併し、株式会社ハピーマートへ商号変更。
- 2009年(平成21年)9月 - 株式会社天満屋ハピーマートへ社名変更[44]。
- 2016年(平成28年)3月 - 親会社の株式会社天満屋ストアに吸収合併[広報 8]。
アイム天満屋
アイム天満屋(アイムてんまや)は、かつて存在した天満屋ストアグループのスーパーマーケットチェーンを運営する企業。岡山県津山市に本社を置いていた。1992年の商号変更前についてはマルシンストアを参照。
沿革
脚注
参考文献
関連項目
外部リンク
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