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各国の政府が所有・運航を行い、政府要人の輸送や自国民の救難などのために使用される航空機 ウィキペディアから
政府専用機(せいふせんようき)は、各国の政府が所有・運航を行い、政府要人の輸送や自国民の救難などのために使用される航空機。
その国々の事情により、保有機数や機種、運用形態は様々である。通常は、ボーイング737やエアバスA310などの小型から中型のジェット旅客機の他、エアバスA340やボーイング747などの大型旅客機を利用することもある。短距離ではビジネスジェットやヘリコプターも使われる。
旅客機を利用する場合、世界中のあらゆる主要都市へ直行できるよう十分な航続距離が求められるため、従来はボーイング747などの大型機が主流であったが、近年は大型機の乗り入れられる空港に制約が出ることや、ETOPSの緩和により、双発エンジンの小型機でも十分な航続距離の出る機体(ボーイング777、737BBJやエアバスA319CJなど)が多数登場したことなどにより、政府専用機の双発化や小型化が進んでいる。
運用は空軍やフラッグ・キャリアなどの支援を得て行なっていることが多い。空軍に所属していることも多いが、その場合あからさまに軍用機として運行すると外交関係が良好でない国に乗り入れる際に不都合が生じる場合がある(日本においては、新型コロナウイルス感染症に伴う武漢市からの邦人救出に政府専用機の活用が検討された際、自衛隊機であることを理由に中国側から難色を示され実現しなかった例がある[1])。このため、機体が民間扱いで登録されていることもある。カラーリングは鮮やかな場合があり、国旗の色をモチーフにしているケース(日本やドイツ、イタリア)や、国営航空会社の塗装に準じているケースなど(サウジアラビアやカタール、ブルネイの一部機材)もある。
カタールやアラブ首長国連邦、イギリスなどの一部の国では国王を含む王族専用機、アメリカ合衆国(米国)やロシア連邦、朝鮮民主主義人民共和国などの一部の国では、大統領などの国家元首専用機を運用していることもある。反対に特定の政府専用機を持たず、フラッグキャリアやそのほかの航空会社の機材をチャーターし政府専用機として使用する国もある。
運航乗務員は空軍のパイロットが機種別の訓練を受けて乗務していることもあり、客室乗務員については空軍の兵士が民間航空会社で訓練を受けて乗務する場合や、民間航空会社の客室乗務員が乗務することもある。
ドイツのように経済大国であっても航空会社から中古機を購入したり、リースしたりする国もある。
運行する際には、万が一の事態を想定して予備機を随行させる米国や日本のような国もある。ドイツの場合、予備機を用意していなかったために、機体トラブルの影響でG20首脳会合に出席する首相が遅刻したケースがある[2]。
政府専用機の多くは、通常の座席は取り払われるなど、機内仕様は大幅に変更されていることが多い。
設備については多くの国では機密扱いのため公開されることはないが、アメリカ合衆国大統領専用機(VC-25・通称「エアフォースワン」)や日本国政府専用機の場合、要人やその家族向けの寝室や執務室、会議室、随行員用の座席、マスコミ向けの一般客室、内蔵タラップ(エアステア)の他、飛行中に政府機関と連絡を取るための通信設備(アメリカや日本など、ボーイング747ベースの機材の場合は2階席に設置する)などがあることが明らかになっており、他国の専用機もほぼ同様の設備を有する。
ほかにも乗務員の休憩用ベッドやシャワー、紋章の付いたリネン類や食器、簡単な調理もできるギャレーや貨物室への階段などの特別設備や、緊急時の物資運搬に対応するため、一部の座席など設備が短時間で撤去できるような仕組みが施されているケースもある。
なお、カタールやアラブ首長国連邦、サウジアラビアなどの政府専用機の一部やアメリカの大統領専用機には、赤外線画像追尾式ミサイルによる攻撃対策として、これらのミサイルを撹乱する装置が装着されているケースもある。
1910年7月15日、ブルガリア王フェルディナントがベルギーに航空機で訪れたのが首脳が航空機を使用した最初の例である[3]。
1919年のパリ講和会議では、イギリス首相らが爆撃機を輸送機に再設計したエアコーDH.4を使用されたのが、政府による航空機利用の最初の例である[4][5]。それからイギリスは1928年に王族移動用として2機のウェストランド・ワピティを導入し、その後多数の機体を所有した飛行隊が結成された(イギリスでの王族・政府高官の航空輸送)。
機種 | 製造番号 | 機体記号 | hexコード | 運用期間 | 備考 | 出典 |
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エアバス A340-211 | 061 | SU-GGG | 010024 | 1995年2月 - | [6] | |
ボーイング747-8 | 1435/37826 | SU-EGY | 010230 | 2011年にルフトハンザドイツ航空向けに製造されたが受領されず、保管されていた機材。 2022年9月よりハンブルグで保管中。 |
[7] |
エアバスA340などを運用。今後、ルフトハンザドイツ航空向けに製造されたが、受領されなかったボーイング747-8を導入する予定。
機種 | 製造番号 | 機体記号 | hexコード | 運用期間 | 備考 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|---|
マクドネル・ダグラス MD-87 | 1945/53041 | 3DC-SWZ | 07A200 | 2012年4月 - | 1991年製の中古機。元日本エアシステム(日本航空)機(JA8372)。 | [8] |
エアバス A340-313 | 406 | 3DC-SDF | 07A201 | 2016年6月 - | 2001年製の中古機。元チャイナエアライン機。 | [9] |
マクドネル・ダグラスMD-87を国王専用機として運用。ちなみに、この機体は2007年まで日本航空で運用されていた機体である。 他にA340も使用している。
機種 | 製造番号 | 機体記号 | hexコード | 運用期間 | 備考 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|---|
Il-62M | 1356234 | C5-RTG | 09A01A | 不明 | [10][11] | |
ボーイング 727-1H2 | 20533 | C5-GOG | 不明 | 不明 | [12] | |
ボーイング 727-95 | 19252 | C5-GAF | 不明 | 不明 | [13] | |
ボンバルディア チャレンジャー 601 | 3043 | C5-AFT | 09A01E | 不明 | [14][15] |
Il-62やボーイング727-100、ボンバルディアCL-601を運用。
機種 | 製造番号 | 機体記号 | hexコード | 運用期間 | 備考 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|---|
フォッカー 70 | 11557 | KAF308 | 04C030 | 1997年12月 - | [16] | |
デ・ハビランド・カナダ DHC-8 | 189 | KAF304 | 不明 | 1989年12月 - | [17][18] |
機種 | 製造番号 | 機体記号 | hexコード | 運用期間 | 備考 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|---|
ガルフストリーム IV | 1019 | TU-VAD | 038084 | [19][20] |
機種 | 製造番号 | 機体記号 | hexコード | 運用期間 | 備考 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|---|
ダッソー ファルコン 7X | 43 | J2-HPV | 098014 | [21][22] | ||
ボーイング727-191 | 23624/144 | J2-KBA | [23] | |||
ボーイング767-216(ER) | 19394/418 | J2-KBE | 退役済 | [24] |
機種 | 製造番号 | 機体記号 | hexコード | 運用期間 | 備考 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|---|
フォッカー 50 | 20231 | 5H-TGF | 08001F | 1992年4月 - | [25] | |
ガルフストリーム G550 | 5030 | 5H-ONE | 08000F | 2004年9月 - | [26] |
ガルフストリーム G500やフォッカー F50を運用。
機種 | 製造番号 | 機体記号 | hexコード | 運用期間 | 備考 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|---|
ダッソー ファルコン 900B | 103 | V5-NAM | 201001 | [27] | ||
ダッソー ファルコン 7X | 127 | V5-GON | 20103F | [28] |
機種 | 製造番号 | 機体記号 | hexコード | 運用期間 | 備考 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|---|
ボーイング727-282 | 22430/1715 | XT-BFA | 09C008 | 2005年4月 - | 1981年製の中古機。 | [29] |
機種 | 製造番号 | 機体記号 | hexコード | 運用期間 | 備考 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|---|
ボンバルディア グローバル・エクスプレス | 9259 | OK1 | 030012 | [30] |
愛称はズールー語でウミワシを意味するInkwazi(インクワジ)。
機種 | 製造番号 | 機体記号 | hexコード | 運用期間 | 備考 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|---|
ボーイング737-7ED BBJ | 32627/826 | ZS-RSA | 00AEC9 | 2001年6月 - | [31] |
リビア航空やアフリキヤ航空のエアバスA340などが使用される。
機種 | 製造番号 | 機体記号 | hexコード | 運用期間 | 備考 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|---|
エアバスA340-213 | 151 | 5A-ONE | 018021 | 2006年10月 - | 2013年9月までアフリキヤ航空所属。同年9月2日より政府に移管。 | [32] |
かつてはガルフストリーム IIを運用していた。
機種 | 製造番号 | 機体記号 | hexコード | 運用期間 | 備考 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|---|
ボーイング737-7BQ BBJ | 30547/423 | 5T-ONE | 05E0BB | 2023年2月 - | 1999年製の中古機。 | [33] |
モロッコ王ムハンマド6世や同国首相のため、ボーイング747-8などがモロッコ空軍により運用されている。
機種 | 製造番号 | 機体記号 | hexコード | 運用期間 | 備考 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|---|
ボーイング737-8KB BBJ2 | 37545/2696 | CN-MVI | 0200CC | 2010年8月 - | [34] | |
ボーイング747-428 | 25629/956 | CN-RGA | 02000F | 2020年4月 - | 元ロイヤル・エア・モロッコ機。 | [35] |
ボーイング747-8Z5 BBJ | 37500/1440 | CN-MBH | 020130 | 2017年10月 - | 2012年製の元プレジデンシャル・フライト (UAE)機。 | [36] |
BAe Avro RJ100 | E3387 | CN-MSM | 020125 | 2016年3月 - | 2002年製。2020年1月に機体記号をCNA-SMから変更。 | [37] |
機種 | 製造番号 | 機体記号 | hexコード | 運用期間 | 備考 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|---|
ボーイング777-200LR | 66536/1635 | 4K-AI001 | 600BE9 | [38][39] | ||
ガルフストリーム G550 | 5277 | 4K-AI06 | 600806 | [40][41] | ||
エアバス A340-642 ACJ | 779 | 4K-AI08 | 600BC0 | [42][43] | ||
ガルフストリーム G650 | 6107 | 4K-AZ88 | 600858 | [44][45] | ||
ガルフストリーム G450 | 4045 | 4K-AZ888 | 600B78 | [46][47] | ||
エアバス A319-115 ACJ | 2487 | 4K-8888 | 600801 | [48][49] |
各首長国がボーイング747-400や777、737(BBJ)、787[50] やエアバスA320、アブロRJなどを運用。なお塗装は各首長国ともに共通である。
機種 | 製造番号 | 機体記号 | hexコード | 運用期間 | 備考 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|---|
エアバス A319-132 ACJ | 913 | 701 | 60003C | 2007年11月 - | 2014年12月までの機体記号はEK-RA01 | [51] |
機種 | 製造番号 | 機体記号 | hexコード | 運用期間 | 備考 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|---|
エアバス A321-231 | 1202 | EP-IGD | 60003C | 2005年11月- | 2000年製造の中古機。2018年6月に機体記号をEP-AGBからEP-IGDに変更。 | [52] |
エアバス A340-313 | 257 | EP-IGA | 7324E1 | 2015年9月- | 1999年製造の中古機。2017年12月に機体記号をEP-AJAからEP-DAAに変更し、その後2018年6月にEP-IGAに変更。 | [53] |
BAe Avro RJ85 | E2323 | EP-IGE | 7324E5 | 2023年3月- | 1998年製造の中古機。 | [54] |
BAe Avro RJ85 | E2325 | EP-IGF | 7324E6 | 2023年3月- | 1998年製造の中古機。 | [55] |
ダッソー ファルコン 900 | 134 | EP-IGC | 7324E3 | [56][57] |
ボーイング737-200や707、エアバスA321、A340-200を運用。
機種 | 製造番号 | 機体記号 | hexコード | 運用期間 | 備考 | 出典 |
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ボーイング777-337(ER) | 36320/1537 | K7066 | 800585 | 2020年9月- | エア・インディアのVT-ALV(2018年製)を改造。 | [58] |
ボーイング777-337(ER) | 36321/1541 | K7067 | 800C3D | 2020年10月- | エア・インディアのVT-ALW(2018年製)を改造。 | [59] |
インド空軍が運航するボーイング777-300ERやボーイング ビジネスジェット(ボーイング737-700)、E145などを使用(コールサインはエアインディアワン)。以前はエア・インディアのボーイング747-400が用いられていた。
機種 | 製造番号 | 機体記号 | hexコード | 運用期間 | 備考 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|---|
ボーイング 737-8U3 BBJ2 | 3902/41706 | A-001 | 8A0002 | 2014年4月- | [60] | |
Boeing 777-3U3(ER) | 1234/29143 | PK-GIG | 8A0452 | 2020年3月- | 専用塗装であるが、ガルーダ・インドネシア航空の定期便にも投入される。 | [61][62] |
BAe Avro RJ85 | E2239 | PK-PJJ | 8A0855 | 1994年1月- | [63] |
ボーイング737-800を運用。以前はガルーダ・インドネシア航空が特別機を運航していた。
機種 | 製造番号 | 機体記号 | hexコード | 運用期間 | 備考 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|---|
ボーイング787-8 | 64435/764 | UK001 | 507C4F | 2018年10月 - | [64] | |
エアバスA320-200 | 8555 | UK002 | 507C53 | 2018年11月 - | [65] | |
エアバスA320-200 | 4528 | UK32000 | 507C3C | 2010年12月 - | [66] |
機種 | 製造番号 | 機体記号 | hexコード | 運用期間 | 備考 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|---|
エアバス A319-133 ACJ | 4992 | A4O-AJ | 70C0BA | 2013年2月 - | [67] | |
エアバス A320-232 | 2566 | A4O-AA | 70C057 | 2005年12月 - | [68] | |
ボーイング747-430 | 32445/1292 | A4O-OMN | 70C04D | 2001年12月 - | [69] | |
ボーイング 747-8H0 BBJ | 39749/1466 | A4O-HMS | 70C0B7 | 2012年12月 - | [70] |
機種 | 製造番号 | 機体記号 | hexコード | 運用期間 | 備考 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|---|
ボーイング757-2M6 | 23454/102 | UP-B5701 | 683037 | 1996年4月 - | [71] | |
ボーイング767-2DX(ER) | 32954/861 | UN-B6701 | 683011 | 2002年2月 - 2011年8月 | 退役後、オランダ領アルバに売却。 | [72] |
エアバス A320-214 ACJ Prestige | 3199 | UP-A2001 | 6830A5 | 2007年8月 - | [73] | |
エアバス A321-211 ACJ | 5538 | UP-A2101 | 68322E | 2014年8月 - | [74] | |
エアバス A330-243 Prestige | 863 | UP-A3001 | 6830ED | 2010年3月 - | [75] | |
ボンバルディア CRJ-200ER | 8049 | UP-C8502 | 683087 | 2013年 - | [76] |
カタール空軍の政府専用機運航部門の「カタールアミリフライト」による運航で、カタール航空塗装、もしくはそれに近い塗装を施したエアバスA340やA319、ガルフストリームなどの機材を運用している。
機種 | 製造番号 | 機体記号 | hexコード | 運用期間 | 備考 | 出典 |
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エアバス A320-214 | 4507 | B-6738 | 7806FD | 2013年1月 - | 元中国南方航空機で、同社所属時代と同じ機体記号を使用。 | [77] |
機種 | 製造番号 | 機体記号 | hexコード | 運用期間 | 備考 | 出典 |
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ツポレフ Tu-154M | 92A945 | EX-00001 | 60100D | [78] |
主にボーイング747-8およびボーイング737-300を利用。以前はボーイング747-400が用いられていた。
クウェート航空塗装のエアバスA310やA320、A340、同社のボーイング747-400の特別機を運用。
ボーイング747-SPやボーイング747-400、マクドネル・ダグラスMD-90やマクドネル・ダグラスMD-11、ガルフストリーム IVなどを運用。
機種 | 製造番号 | 機体記号 | hexコード | 運用期間 | 備考 | 出典 |
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ボンバルディア チャレンジャー 850 | 8046 | 4L-GAA | 51401 | 2007年7月 - | 2011年6月まで4L-GAFとして登録されていた。 | [79] |
機種 | 製造番号 | 機体記号 | hexコード | 運用期間 | 備考 | 出典 |
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エアバス A319-115 (ACJ) | 1908 | HS-TYR | 885332 | 2004年9月 - | 空軍所属。タイ空軍における機体番号: 60202 | [80] |
エアバス A320-214 ACJ Prestige | 6112 | HS-TYT | 885334 | 2014年11月 - | 空軍所属。タイ空軍における機体番号: 60203 | [81] |
エアバス A340-541 | 698 | HS-TYV | 885336 | 2016年9月 - | 空軍所属。2005年製の元タイ国際航空機。タイ空軍における機体番号: 60204 | [82] |
ATR 72-500 | 872 | 60313 | 881B6D | 2009年9月 - | 空軍所属。 | [83][84] |
ATR 72-500 | 881 | 60314 | 881C62 | 2009年9月 - 2012年4月 | 空軍所属。2012年4月にシャージャラル国際空港(ダッカ)で着陸失敗事故を起こして退役した。 | [85][86] |
ATR 72-500 | 887 | 60315 | 881B6E | 2009年10月 - | 空軍所属。 | [87][84] |
ATR 72-500 | 893 | 60316 | 881B6F | 2009年10月 - | 空軍所属。 | [88][84] |
ボーイング737-4Z6 | 27906/2698 | HS-CMV | 880DB6 | 1995年2月 - | 空軍所属だったが、2016年10月にタイ王室(ラーマ10世)へ移管。 | [89] |
ボーイング737-448 | 24866/1867 | HS-HRH | 882248 | 2004年11月 - | 1990年製の中古機(元エアリンガス機)。 | [90] |
ボーイング737-8Z6 | 62445/5609 | HS-HMK | 8821AB | 2016年9月 - | 空軍所属(機体記号:HS-TYU)だったが、2017年2月にラーマ10世へ移管。 | [91] |
ボーイング737-8Z6 | 35478/1955 | HS-MVS | 8836D3 | 2007年4月 - | 空軍所属(機体記号:HS-TYS)だったが、2017年11月にラーマ10世へ移管。 | [92] |
機種 | 製造番号 | 機体記号 | hexコード | 運用期間 | 備考 | 出典 |
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イリューシン Il-62M | 2850236 | P-882 | [93][94] | |||
イリューシン Il-62M | 2546624 | P-618(P-883) | 米朝首脳会談および2018年平昌オリンピックの要人輸送で利用。 | [95][96][97][98] |
同国唯一の航空会社である高麗航空の機体が用いられる。飛行機嫌いで知られた金日成・金正日時代は運用はほとんどなかった[99]。
金正恩が最高指導者になってからは、政府専用機塗装のIl-62M(2機)が運用に充てられており、北朝鮮の国鳥であるオオタカ(チャムメ)にちなんで「チャムメ1号」「チャムメ2号」と呼ばれている[100][101]。少なくとも2014年には金正恩がIl-62Mに搭乗している姿が報道されている[102]。また、An-148を利用している様子も報じられており[99][103]、聯合ニュースはP-671が専用機のような扱いになっていると報じている[104]。
Il-62Mは老朽化によるトラブルの多さも指摘されている。2014年に崔竜海が訪露した際には機材故障で引き返しが発生しているほか[105]、2016年には火災を起こして中国瀋陽の空港に不時着したことがある[106]。
2018年の米朝首脳会談では、金正恩本人は中国国際航空で中国首脳の移動に利用されるボーイング747-400(機体記号:B-2447)に搭乗し、随行する関係者がIl-62Mに搭乗した[107]。
なお、Il-62Mは2機とも政府専用機塗装に改修されてから機体記号が記されていないため、航空機データベースなどでは機体記号を表示していた時代の番号で便宜上取り扱われている[96][98][93][95]。また、米朝首脳会談時にはP-618が利用されたが、航空管制上は高麗航空の通常機である「P-885」として応答している[107][96][98]。
機種 | 製造番号 | 機体記号 | hexコード | 運用期間 | 備考 | 出典 |
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エアバス A318-112 ACJ Elite | 3751 | TC-ANK | 4B85CB | 2018年4月 - | 元ヨルダン政府専用機。 | [108] |
エアバス A319-133 ACJ | 4042 | TC-IST | 4B85CB | 2018年6月 - | 元北京首都航空機。 | [109] |
エアバス A330-243 Prestige | 1240 | TC-TUR | 4BD2B2 | 2011年10月 - | [110] | |
エアバス A330-243 Prestige | 902 | TC-TUR | 4B8C2E | 2016年12月 - | 元チュニジア政府専用機。2017年4月に機体記号をTC-TRKから変更。 | [111] |
ボーイング 747-8ZV BBJ | 42096/1468 | TC-TRK | 4BD24B | 2018年10月 - | 2012年製の中古機。 | [112] |
ガルフストリーム G500 | 5212 | TC-DAP | 2009年3月 - | [113] | ||
ガルフストリーム IV | 5346 | TC-ATA | 2009年3月 - | 同一の機体記号が歴代の要人輸送機に割り当てられており、トルコ語版ウィキペディアには独立した記事が存在する(tr:TC-ATA) | [114][115] |
エアバスA319やガルフストリーム IV、ガルフストリーム G500などを運用。2015年10月7日にエルドアン大統領夫妻が来日した際は2011年から運用開始されたA330-200が飛来した[116]。
機種 | 製造番号 | 機体記号 | hexコード | 運用期間 | 備考 | 出典 |
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ボーイング737-7GL | 37234/2682 | EZ-A007 | 60185A | 2008年7月 - | [117] | |
ボーイング737-72K BBJ | 64802/6760 | EZ-A700 | 601831 | 2018年2月 - | [118] | |
ボーイング777-22K(LR) | 39548/889 | EZ-A700 | 601861 | 2010年8月 - | [119] | |
ボンバルディア チャレンジャー 850 | 10332 | EZ-B024 | 60183E | 2012年4月 - | [120] |
トルクメニスタン航空が運航しており、同社の塗装となっている。また、政府専用機以外の同社機(ボーイング777-200LR)も政府のコールサインであるTUGを用いて政府向けに運航されることがある[121]。
ボーイング777-300ERを2機運用。2019年3月まではボーイング747-400を運用していた。
なお、国内など短距離の要人輸送においてはU-4 多用途支援機が利用され[122]、政府専用機に準じた存在と位置づけられることもある[123][124]。
機種 | 製造番号 | 機体記号 | hexコード | 運用期間 | 備考 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|---|
ガルフストリーム IV SP | 1325 | J-755 | 762AF3 | [125] | ||
ガルフストリーム G450 | 4090 | J-756 | 762BF4 | [126] | ||
エアバス A310-304 | 473 | J-757 | 7602F5 | 2007年2月 - 2013年 | [127] |
エアバスA310やガルフストリーム IVなどを運用。
機種 | 製造番号 | 機体記号 | hexコード | 運用期間 | 備考 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|---|
ボーイング747-4P8 | 33684/1324 | A9C-HMK | 894014 | 2003年2月 - | [128] | |
ボーイング747-4F6 | 28961/1174 | A9C-HAK | 894082 | 2015年10月 - | 元プレジデンシャル・フライト(アブダビ)機。 | [129] |
ボーイング767-4FS(ER) | 34205/965 | A9C-HAK | 894082 | 2015年10月 - | ボーイングによるE-10実証機として製造されたが、同機の計画が中止されたためバーレーンに売却された。 | [130] |
ボーイング767-4FS(ER) | E2306 | A9C-HWR | 894016 | 2004年10月 - | [131] |
バーレーン王室航空(Bahrain Royal Flight)がバーレーン王家のためにボーイング747-400などを運航。かつてはボーイング747SP、ボーイング727-200、エアバスA340を保有していたが、退役している[132]。
長距離飛行可能な機材を持たないヨルダンがチャーターすることもある[133]。
ビーマン・バングラデシュ航空の特別機を仕立てて利用。777またはエアバスA310の利用。
機種 | 製造番号 | 機体記号 | hexコード | 運用期間 | 備考 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|---|
ボーイング767-27G(ER) | 25537/517 | V8-MHB | 8953C7 | 2000年2月 - | [134] | |
ボーイング747-8LQ BBJ | 41060/1459 | V8-BKH | 8953DF | 2016年9月 - | [135] | |
ボーイング787-8 BBJ | 44572/325 | V8-BKH | 8953E3 | 2018年9月 - | [136] |
王族専用機としてボーイング747-8、ボーイング747-400やボーイング767、エアバスA340やガルフストリーム Vなどを運用。
機種 | 製造番号 | 機体記号 | hexコード | 運用期間 | 備考 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|---|
エアバスA319-115 ACJ | 2949 | 9M-NAA | 750156 | 2007年8月- | [137] | |
エアバスA320-214 ACJ Prestige | 4199 | 9M-NAB | 75026D | 2015年3月- | 2010年製の中古機(元コムラックス・マルタ)。 | [138] |
ボンバルディア グローバル・エクスプレス | 9096 | M48-02 | 7500C5 | 2002年9月- | [139][140] |
2018年5月まではボーイング737-700(BBJ)も運航していた[141]。
要人の外国訪問ではベトナム航空の旅客機を利用する。2023年時点ではボーイング787やエアバスA350が利用されている[142][143]。
機種 | 製造番号 | 機体記号 | hexコード | 運用期間 | 備考 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|---|
フォッカー F28 | 11153 | RP-1250 | 758001 | 1979年12月- | [144][145] | |
ガルフストリーム G280 | 2199 | RP-1251 | 758674 | 2020年9月- | [146][147][148] | |
ホーカー 800XP | 258571 | RP-1252 | 2022年5月- | 元RP-C8576 | [149][150] |
大統領の国外訪問ではMIATモンゴル航空の機体が用いられる[151]。
エアバスA340などを運用。
台湾では総統専用機として、空軍のボーイング737-800(機体番号3701)を運用、台北松山基地に所属する。
機種 | 製造番号 | 機体記号 | hexコード | 運用期間 | 備考 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|---|
ボーイング757-200 | 29306/920 | ARG-01 | E200DD | 2023年4月- | 2000年製の中古機。 | [157][158] |
ボーイング737-500 | 26456/2527 | ARG-02 | E01645 | 2014年6月 - | 1993年製の中古機。2023年4月まで機体記号はT-04であった | [159] |
ボーイング747-200、ボーイング757-200、ボーイング737-700などを運用。
機種 | 製造番号 | 機体記号 | hexコード | 運用期間 | 備考 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|---|
エンブラエル EMB 120 | 120089 | 550 | 不明 | 1999年7月 - | 1988年製の中古機。 | [160] |
機種 | 製造番号 | 機体記号 | hexコード | 運用期間 | 備考 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|---|
エンブラエル EMB-135BJ Legacy 600 | 14501082 | FAE-051 | E84035 | 2008年12月 - | [161] | |
ダッソー ファルコン 7X | 185 | FAE-052 | E84834 | [162][163] | ||
ボーイング737-236/Adv | 21798/658 | FAE-630 | 2013年12月 - | [164] |
機種 | 製造番号 | 機体記号 | hexコード | 運用期間 | 備考 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|---|
ボーイング 737-74V BBJ | 29272/323 | FAC0001 | 0AC3A8 | 1997年12月 - | [169] | |
フォッカー F28 | 11992 | FAC0002 | 0AC005 | 1970年6月 - | [170] |
機種 | 製造番号 | 機体記号 | hexコード | 運用期間 | 備考 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|---|
ボーイング737-58N | 28866/2929 | 921 | E80642 | 1997年9月 - | [171] | |
ボーイング737-330(QC) | 23524/1272 | 922 | E80647 | 2001年8月 - | 1986年製の中古機(元ルフトハンザ機)。 | [172] |
ボーイング767-3Y0(ER) | 26205/474 | 985 | E80648 | 2008年8月 - | 1993年製の中古機。 | [173] |
チリ空軍がボーイング737-500などを運用。
機種 | 製造番号 | 機体記号 | hexコード | 運用期間 | 備考 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|---|
エアバス VC-1A (A319-133 ACJ) | 2263 | FAB2101 | E400D9 | 2005年1月 - | [174] | |
エンブラエル VC-2 (ERJ-190AR) | 19000214 | FAB2590 | E483BA | 2009年9月 - | [175] | |
エンブラエル VC-2 (ERJ-190AR) | 19000277 | FAB2591 | E483BB | 2009年11月 - | [176] |
ブラジル空軍による運用。
機種 | 製造番号 | 機体記号 | hexコード | 運用期間 | 備考 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|---|
ボーイング737-200 | 19707/82 | FAP350 | 2005年12月- | [177] | ||
ボーイング737-500 | 27426/2739 | FAP356 | E8C007 | 1995年9月- | 2001年に機体記号をPRP-001から変更。 | [178] |
ダッソー ファルコン 900などを運用。
機種 | 製造番号 | 機体記号 | hexコード | 運用期間 | 備考 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|---|
ダッソー ファルコン 900EX | 209 | FAB-001 | E940FA | サッカークラブのマンチェスター・ユナイテッドFCの専用機として製造されたが、クラブ側のキャンセルでボリビア政府専用機として引き渡された[179]。 | [180] | |
ダッソー ファルコン 50 | 289 | FAB-002 | E940FB | [181] |
2016年2月3日、ボーイング787の飛行試験機6号機「ZA006」を改装した上で受領した[182]。しかしアンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドール(アムロ)大統領は就任後、同機は不要であるとして一切公務に使用せず、売却を決定した[183][184]。
買い手を見つけるために機体をアメリカ・カリフォルニア州に展示したが、購入者が現れなかったため、アムロ大統領などは機体をメキシコに戻し、宝くじの景品として出すことも検討した[185]。その後、2023年4月21日にはタジキスタン政府への売却が発表された[183]。同年5月14日にはタジキスタン政府に引き渡され、2日後の16日からタジキスタン大統領の外遊に利用されている[186]。
機種 | 製造番号 | 機体記号 | hexコード | 運用期間 | 備考 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|---|
ボーイング737-2B7(A) | 23133/1049 | 3520 | 0D01E0 | 2002年7月 - | 1984年製の中古機。 | [187] |
ボーイング737-7ED BBJ | 24095/1737 | 3529 | 0D003F | 1992年1月 - | 1984年製の中古機。 | [188] |
ガルフストリーム G100 | 314 | 3915 | 0D0914 | [189] | ||
ガルフストリーム G550 | 5296 | 3910 | 0D088C | [190][191] | ||
ボーイング787-8 | 40695/6 | XC-MEX | 0D0795 | 2014年10月 - 2023年5月 | [192] |
リアジェット45が要人輸送および急患輸送に利用されている。しかし、老朽化が進んだことから2024年を目処に機材更新が計画されている[193]。
機種 | 製造番号 | 機体記号 | hexコード | 運用期間 | 備考 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|---|
エアバス A319-115 (ACJ) | 1002 | TC-ANA | 4B85C1 | 2020年2月-2023年10月 | トルコ政府からリース。2023年にトルコへ返却。 | [196] |
機種 | 製造番号 | 機体記号 | hexコード | 運用期間 | 備考 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|---|
エアバス A319-100 (ACJ) | 913 | 701 | 60003C | 2007年11月- | 1999年製造の中古機。2014年12月に機体記号をEK-RA01から701に変更。 | [197] |
機種 | 製造番号 | 機体記号 | hexコード | 運用期間 | 備考 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|---|
BAe 146 | E1021 | ZE700 | 43C146 | 1986年2月 - 2022年3月 | 退役し、サウスウェールズ航空博物館に引き渡された。 | [198][199] |
BAe 146 | E1029 | ZE701 | 43C147 | 1986年2月 - 2022年1月 | 退役済。 | [200] |
BAe 146 | E1124 | ZE702 | 不明 | 1986年2月 - 2001年12月 | 2001年に退役済。民間に払い下げられ、インドネシアに売却された。 | [201] |
エアバス A330-200MRTT | 1363 | ZZ336 | 43C6F9 | 2015年9月- | 2020年よりVespinaと称されている。 | [202] |
エアバス A321neo | 10238 | G-GBNI | 407A3F | 2021年3月 - | タイタン エアウェイズが運航。 | [203] |
エアバス A330 MRTTを運用[204]。また、王室専用機として2機のBAe 146が空軍の第32飛行隊に配備されている。
2016年現在、航続距離の関係から欧州各国にむけては政府専用機、欧州域外へ向かう場合には民間航空会社の機体をチャーターする。ブリティッシュエアウェイズやヴァージン・アトランティック航空、タイタン エアウェイズの機材が用いられている[167]。
機種 | 製造番号 | 機体記号 | hexコード | 運用期間 | 備考 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|---|
エアバス A319-115 (ACJ) | 1002 | MM62173 | 不明 | 2000年2月 - 2005年4月 | 2005年にトルコ政府に売却され、トルコの政府専用機として運航開始。 2020年2月よりアルバニア政府専用機として運用中。 |
[205] |
エアバス A319-115 (ACJ) | 1157 | MM62174 | 33FFF9 | 2000年9月 - | [206] | |
エアバス A319-115 (ACJ) | 1157 | MM62174 | 33FFF9 | 2000年9月 - | [207] | |
エアバス A319-115 (ACJ) | 1795 | MM62209 | 33FFC1 | 2003年7月 - | [208] | |
エアバス A340-541 | 2507 | I-TALY | 30064A | 2016年7月 - 2018年6月 | アラブ首長国連邦のエティハド航空からリース。同社から運航に際して支援を受けた。 | [209][210] |
イタリア空軍のエアバスA319やダッソー ファルコン 50、ダッソー ファルコン 900などを運用。
A319は、2000年に導入されたが、航続距離が短い等の問題を抱えていたため、2015年にエアバス・A340機をVVIP(very very important person)機として導入した。なお、イタリア国内ではフラッグキャリアのアリタリア航空ですら運用していない大型の機体であり、アラブ首長国連邦(UAE)のエティハド航空が運行の支援を行った。
機種 | 製造番号 | 機体記号 | hexコード | 運用期間 | 備考 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|---|
エアバス A319-115 ACJ | 3260 | UR-ABA | 50815F | 2008年12月- | [211] |
機種 | 製造番号 | 機体記号 | hexコード | 運用期間 | 備考 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|---|
フォッカー 70 | 11547 | PH-KBX | 4840CE | 1995年3月 - 2017年2月 | 退役後、オーストラリアに売却。 | [213] |
ボーイング 737-700 BBJ | 64970/6845 | PH-GOV | 485920 | 2018年4月 - | [214] |
機種 | 製造番号 | 機体記号 | hexコード | 運用期間 | 備考 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|---|
エンブラエル・レガシー600 | 145484 | CAF-001 | 4C8092 | 2022年9月 - | 元ギリシャ空軍機 | [215] |
機種 | 製造番号 | 機体記号 | hexコード | 運用期間 | 備考 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|---|
エンブラエル ERJ-135LR | 145209 | 145-209 | 4680D1 | 2000年1月 - | [216] | |
ガルフストリーム V | 678 | 678 | 4682A6 | 2022年9月 - | [217][218] | |
ダッソー ファルコン 7X | 273 | 273 | 468111 | [219][220][221] |
機種 | 製造番号 | 機体記号 | hexコード | 運用期間 | 備考 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|---|
ボンバルディア チャレンジャー 604 | 5322 | 9A-CRO | 4680D1 | 1997年 - | [222][223] |
機種 | 製造番号 | 機体記号 | hexコード | 運用期間 | 備考 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|---|
エアバス A310-304 | 550 | T.22-1 | 354555 | 2002年1月 - | 1990年製の中古機。元エールフランス機(F-GEMP)。 | [224] |
エアバス A310-304 | 551 | T.22-2 | 354556 | 2002年5月 - | 1990年製の中古機。元エールフランス機(F-GEMQ)。 | [225] |
ダッソー ファルコン 900 | 38 | T.18-1 | 341390 | [226][227] | ||
ダッソー ファルコン 900 | 90 | T.18-2 | 341391 | [228][229] | ||
ダッソー ファルコン 900 | 77 | T.18-3 | 3542C3 | 2003年5月 - | 元オーストラリア空軍機(A26-077)。 | [230][231] |
ダッソー ファルコン 900 | 74 | T.18-4 | 3542C4 | 2003年6月 - | 元オーストラリア空軍機(A26-074)。 | [232][233] |
ダッソー ファルコン 900 | 73 | T.18-5 | 3542C5 | 2003年7月 - | 元オーストラリア空軍機(A26-073)。 | [234][235] |
機種 | 製造番号 | 機体記号 | hexコード | 運用期間 | 備考 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|---|
TP 102 C(ガルフストリーム IV) | 1274 | 102004 | 4A8199 | [236][237] | ||
TP 102 D(ガルフストリーム G550) | 5200 | 102005 | 4A822A | [236][238] |
スウェーデン空軍がガルフストリーム IVなどを運用。
機種 | 製造番号 | 機体記号 | hexコード | 運用期間 | 備考 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|---|
ボンバルディア チャレンジャー 604 | 5530 | T-751 | 4B7F44 | 2019年 - | 元スイス・エア=レスキューのHB-JRB | [239] |
ボンバルディア チャレンジャー 604 | 5530 | T-752 | 4B7F43 | 2019年 - | 元スイス・エア=レスキューのHB-JRC | [241][240] |
セスナ サイテーション・エクセル | 560-5269 | T-784 | 4B7FD4 | [242] | ||
ダッソー ファルコン 900 | 195 | T-785 | 4B7F4C | [243] | ||
ピラタス PC-24 | 121 | T-786 | 4B7F45 | スイス国産機 | [244][245] |
機種 | 製造番号 | 機体記号 | hexコード | 運用期間 | 備考 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|---|
エアバス A319-115 ACJ | 2550 | OM-BYA | 505C06 | 2016年5月 - | 2005年製の中古機。 | [246] |
エアバス A319-115 ACJ | 1485 | OM-BYK | 505C09 | 2016年12月 - | 2001年製の中古機。 | [247] |
フォッカー 100 | 11403 | OM-BYB | 505C07 | 2016年6月 - | 1992年製の中古機。 | [248] |
フォッカー 100 | 11368 | OM-BYC | 505C08 | 2016年6月 - | 1991年製の中古機。 | [249] |
内務省航空団がツポレフTu-154MおよびヤコブレフYak-40を運用。
機種 | 製造番号 | 機体記号 | hexコード | 運用期間 | 備考 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|---|
ダッソー ファルコン 2000EX | 15 | L1-01 | 506F24 | [250][251] |
機種 | 製造番号 | 機体記号 | hexコード | 運用期間 | 備考 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|---|
エンブラエル ERJ-135BJ Legacy | 14501006 | YU-SRB | 4C4A21 | 2018年10月 - | [252][253] | |
ダッソー ファルコン 50 | 43 | YU-BNA | 4C05A0 | [254][255] |
ダッソー ファルコン 50やリアジェット31などを運用。
機種 | 製造番号 | 機体記号 | hexコード | 運用期間 | 備考 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|---|
エアバス A319-115 ACJ | 2801 | 2801 | 498422 | 2007年1月 - | [256][257] | |
エアバス A319-115 ACJ | 3085 | 3085 | 498421 | 2007年1月 - | [256][258] | |
ボンバルディア チャレンジャー 600 | 5105 | 5105 | 498426 | 不明 | [259][260] |
チェコ空軍が運用。
機種 | 製造番号 | 機体記号 | hexコード | 運用期間 | 備考 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|---|
ボンバルディア チャレンジャー 604 | 5468 | C-168 | 45F424 | [261] | ||
ボンバルディア チャレンジャー 604 | 5515 | C-215 | 45F426 | [262] |
デンマーク空軍が運用。
王室の通常の移動には、スカンジナビア航空の民航便を利用。まれにノルウェー空軍のダッソー ファルコン 20を利用。
機種 | 製造番号 | 機体記号 | hexコード | 運用期間 | 備考 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|---|
ダッソー ファルコン 7X | 76 | 606 | 477FF6 | [263][264] | ||
ダッソー ファルコン 7X | 21 | 607 | 477FF7 | [265][266] | ||
エアバスA319 | 3604 | 604 | 477FF4 | 2018年1月 - | [267] | |
エアバスA319 | 3865 | 605 | 477FF5 | 2018年1月 - | [268] |
ローマ教皇の国外訪問にはアリタリア-イタリア航空のチャーター便がよく用いられており、同社の倒産後はITAエアウェイズが後継となると見られている[269]。
ローマ教皇が搭乗したボーイング777型機にアメリカ人が Shepherd One(シェパードワン) というニックネームを付けたことが由来で広く勘違いされているが[270][271]、正式なコールサインは、Volo Papale の後に教皇が飛行した回数を付けたものである。
バチカン市国内にはヘリの発着場 バチカンシティヘリポートがあり、教皇が保有するアグスタウエストランド AW139が要人輸送ヘリとして使用されている。
フランス空軍においてエアバスA319やエアバスA340、ダッソー ファルコン 50、ダッソー ファルコン 900などを運用。2010年から大統領専用機としてエア・カライベスから中古機購入したエアバス330-200を運用している[272]。
アメリカのように大統領が搭乗する飛行機がエアフォースワンとなるように、大統領搭乗時はコールサインがCotam Unité、もしくはCOTAM 0001が使用される。また、フランス首相が搭乗時には、COTAM 0002もしくは、Cotam Deuxが割り当てられる。
なお、COTAMは 軍用空輸部隊を意味する Commandement du transport aérien militaire の頭字語による略である。
機種 | 製造番号 | 機体記号 | hexコード | 運用期間 | 備考 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|---|
ボーイング737-8EV BBJ2 | 33079/1075 | EW-001PA | 51002B | 2003年12月- | ベラヴィアが運航。 | [274] |
ボーイング767-32K(ER) | 33968/926 | EW-001PB | 51005E | 2012年5月- | 2004年製の中古機(元トルクメニスタン政府専用機)。 | [275] |
ボンバルディア チャレンジャー850 | 8057 | EW-301PJ | 510055 | 2010年10月- | 2007年製の中古機。ベラヴィアが運航。 | [276] |
第15輸送航空隊に要人輸送機としてダッソー ファルコン 900Bを1機、エンブラエル ERJ 145を2機、エンブラエル ERJ 135を2機を保有していたが、コスト削減のために退役させ、外部委託に切り替えた[277][278]。
機種 | 製造番号 | 機体記号 | hexコード | 運用期間 | 備考 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|---|
ガルフストリーム G550 | 5547 | 0001 | 48D960 | [279] | ||
ガルフストリーム G550 | 5554 | 0002 | 48D961 | [280] | ||
ボーイング737-86X | 61358/6370 | 0110 | 48D980 | 2017年11月 - | 元九元航空機。 | [281] |
ボーイング737-8TV BBJ2 | 64927/7152 | 0111 | 48D982 | 2021年10月 - | [282] | |
ボーイング737-8TV BBJ2 | 63990/7297 | 0112 | 48D981 | 2021年10月 - | [283] | |
エンブラエル ERJ-175LR | 17000283 | SP-LIG | 48AD06 | 2010年5月 - | LOTポーランド航空からのリース機 | [284] |
エンブラエル ERJ-175LR | 17000288 | SP-LIH | 48AD07 | 2010年6月 - | LOTポーランド航空からのリース機 | [285] |
TAP ポルトガル航空のエアバスA340などのチャーターのほか、ポルトガル空軍がダッソー ファルコン 50などを運用。
機種 | 製造番号 | 機体記号 | hexコード | 運用期間 | 備考 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|---|
ダッソー ファルコン 50 | 195 | 17401 | 497C71 | [286][287] | ||
ダッソー ファルコン 50 | 198 | 17402 | 497C72 | [288][289] | ||
ダッソー ファルコン 50 | 221 | 17403 | 497C73 | [290][291] | ||
ダッソー ファルコン 900B | 135 | 不明 | 不明 | 元CS-DTP。2021年にブラジルで覚醒剤を密輸していたとして、当時の保有者から押収された機体。2023年に中古で導入。 | [292][293][294] |
機種 | 製造番号 | 機体記号 | hexコード | 運用期間 | 備考 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|---|
ダッソー ファルコン 8X | 435 | 3A-MGA | 4D403F | [295] |
Yak-40などを運用。
Il-96などを運用。
機種 | 製造番号 | 機体記号 | hexコード | 運用期間 | 備考 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|---|
ボーイング 737-7DT BBJ | 30829/738 | A36-001 | 7CF85C | 2002年6月 - | [298] | |
ボーイング 737-7DF BBJ | 30790/613 | A36-002 | 7CF85D | 2002年9月 - | [299] | |
エアバス KC-30A(A330MRTT) | 898 | A39-007 | 7CF9C9 | 2019年5月 - | 元カンタス航空のエアバス A330(VH-EBI)を改修。 | [300] |
ボーイング 737 MAX 8 BBJ | 67959/8532 | A62-001 | 7CFA93 | 2024年6月 - | [301] | |
ボーイング 737 MAX 8 BBJ | 67960/8610 | A62-002 | 2024年現在、発注中 | [302] |
オーストラリア空軍の第34飛行隊がボーイング737(ボーイング ビジネスジェット)やボンバルディア チャレンジャー 604を運用。
機種 | 製造番号 | 機体記号 | hexコード | 運用期間 | 備考 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|---|
ボーイング757-2K2(C) | 26633/519 | NZ7571 | C87F00 | 2003年4月 - | [303] | |
ボーイング757-2K2(C) | 26633/519 | NZ7572 | C87F01 | 2003年6月 - | [304] |
王立ニュージーランド空軍(RNZAF)第40飛行隊(オークランド空軍基地フェヌアパイ飛行場所属)がニュージーランド政府専用機(ボーイング757-200)2機を2003年6月から運用。首相や政府要人の輸送の他、ニュージーランド国王やイギリス王室のメンバーがNZ訪問時には政府専用機として運用される。通常時は空軍輸送機として兵士や物資の輸送を行っている。1980年代から2003年まではボーイング727 2機を政府専用機として運用した。
機種 | 製造番号 | 機体記号 | hexコード | 運用期間 | 備考 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|---|
ダッソー ファルコン 900EX | 218 | P2-ANW | 89804C | ニューギニア航空が運航 | [305][306] |
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