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ミヤコーバス古川営業所(ミヤコーバスふるかわえいぎょうしょ)は、宮城県大崎市古川駅東一丁目7-1にあるミヤコーバスの営業所。統合前は宮交大崎バス本社営業所であった。
宮城県仙台市と大崎市古川を結ぶ。運行回数は平日1日13往復、土休日1日7往復。古川から仙台へはもともと宮城交通とJRバス東北が共同運行で国道4号経由の急行便として運行していた。まずJRバスが先に高速道経由の仙台 - 古川線を開設。追って宮城交通の地域子会社であった宮交大崎バスが2005年7月1日より運行を開始した。
運行当初は古川に拠点をもつ宮交大崎バスのみの運行であったが、後に仙台側の共同運行事業者として宮交バスシステムが参入し、仙台発初便・仙台着最終便等を受け持つことになった。2007年1月1日よりミヤコーグループの再編に伴い両社を含むバス子会社全てが当時の宮交気仙沼バスへ事業譲渡したため、ミヤコーバスに一本化となっている。
JRバスは仙台宮城ICを経由するのに対し、ミヤコーバスは大崎市から泉区内(泉警察署前[5]、八乙女駅)など仙台市内への通勤・通学輸送等を考慮し、泉IC→県道仙台泉線を経由して差別化を図っている。また、大崎市内の経路もJRバスとは多少異なり、JRバスが停車しない三本木PA内の高速三本木にも停車する(仙台行・古川行共に乗降可能)。
運賃もJRバス(1,270円→2019年10月1日から1,020円→2024年6月1日から1,120円)に対しミヤコーバスは900円(2024年6月1日から1,000円)と割安に設定しているが、JR、ミヤコーバス両社ともに1枚あたり800円(かつては750円)の回数券を発売していた。
JRバスは回数券の発売を既に終了しているが、Suica等の交通系ICカード(icscaは使用不可)利用により大人片道運賃を890円(2024年6月1日から980円)に割り引いている[6]。一方、ミヤコーバスは通勤・通学定期(1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月)を導入しているが、JRバスは導入していない。
宮城県仙台市と大崎市鳴子温泉を結ぶ。2009年夏頃から、9種類の泉質が集まる鳴子温泉を巡りながら快適に走るバス、との理由で鳴子湯めぐり特九(とっきゅう)の愛称が付けられている[22]。運行回数は1日1往復(平日・土休日とも)。
鳴子温泉郷観光協会では、2009年4月1日より1年間、当路線利用者を対象とした「特別宿泊プラン」を実施していた[23]。
少なくとも1980年代一杯まで仙台駅前 - 七北田 - 国道4号吉岡志田町 - 国道457号四竃・中新田・岩出山 - 国道47号川渡(旧道)経由の鳴子温泉直通の急行・快速バスが存在した。
宮城県仙台市と宮城県加美郡加美町を結ぶ。運行回数は平日1日5往復、土休日1日2往復。
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色麻線を除く各路線は、地元自治体(大崎市、加美町、栗原市)が事業主体となっており、ミヤコーバスは運行業務を受託している[注釈 4]。
大崎市のコミュニティバス「大崎市民バス」の以下の路線を担当する。
※小野田線・宮崎線の中新田西町から先の区間は、加美町住民バスにて代替運行。
涌谷町のコミュニティバス「涌谷町民バス」の運行を受託してきたが、2010年3月31日をもって受託終了。翌日より仙北富士交通に受託事業者が変更された。
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