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日本テレビ系列の報道番組 (2002 - ) ウィキペディアから
『真相報道 バンキシャ!』(しんそうほうどう バンキシャ!)は、日本テレビ系列(NNN)で2002年10月6日から毎週日曜18:00 - 18:55(JST)に生放送されているワイドショーである。
この記事の内容の信頼性について検証が求められています。 |
真相報道 バンキシャ! | |
---|---|
ジャンル | ワイドショー |
企画 | 日本テレビ報道局 |
演出 | 藤田賢治(総合デスク) |
出演者 |
桝太一 後呂有紗 ほか |
アナウンサー | 伊藤遼 |
オープニング | 作曲:大島ミチル、コーラス:菊川怜 → 作曲:イケガミキヨシ |
エンディング | 同上 |
製作 | |
プロデューサー | 大倉雅弘/井上幸昌(CP) |
制作 | 日本テレビ(NNN) |
放送 | |
映像形式 | リアルタイム字幕放送 |
音声形式 | モノステレオ放送[注 1] (2011年10月9日より) |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 2002年10月6日 - 現在 |
放送時間 | 日曜 18:00 - 18:55 |
放送枠 | 日本テレビ系列夕方ニュース枠 |
放送分 | 55分 |
回数 | 943 |
公式サイト | |
特記事項: 放送回数は2022年5月15日現在。 |
この節に雑多な内容が羅列されています。 |
特に表記されていない人物は、日本テレビアナウンサー。
いずれも不定期出演で、各回1、2名が出演。福澤が司会だった時代は「ご意見バン!」という呼称があったが現在は廃止されている。この「コメンテーター」が存在する点が、TBS「報道特集」との最大の違い。
大雨など重大な気象事案発生時は、気象解説などで木原実など、気象予報士が出演する場合がある。
期間 | 総合司会 | ニュースキャスター1 | ||
---|---|---|---|---|
男性 | 女性 | |||
2002年10月 | 6日2003年 | 9月28日福澤朗2 | 菊川怜 | 小栗泉 |
2003年10月 | 5日2005年 | 3月27日近野宏明 | ||
2005年 | 4月 3日2007年 | 9月30日丸岡いずみ4・5 | ||
2007年10月 | 7日2009年 | 9月27日小林史4 | ||
2009年10月 | 4日2011年 | 6月26日鈴江奈々3 | ||
2011年 | 7月 3日2013年 | 3月30日原聡子 | ||
2013年 | 4月 6日2014年 | 5月25日夏目三久2・7 | ||
2014年 | 6月 1日2015年12月27日 | 上田まりえ | ||
2016年 | 1月10日2016年 | 3月27日豊田順子6 山下美穂子6 畑下由佳6 | ||
2016年 | 4月 3日2016年 | 5月29日右松健太 | ||
2016年 | 6月 5日2021年 | 3月28日安藤翔 | ||
2021年 | 4月 4日2021年 | 9月26日桝太一2・8 | ||
2021年10月 | 3日2022年 | 9月25日後呂有紗3 | 川畑一志 | |
2022年10月 | 2日現在 | 伊藤遼 | ||
放送対象地域 | 放送局 | 系列 | 放送日時 | ネット状況 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
関東広域圏 | 日本テレビ(NTV) | 日本テレビ系列 | 日曜 18:00 - 18:55 | 【制作局】 | |
北海道 | 札幌テレビ(STV) | × | |||
青森県 | 青森放送(RAB) | ||||
岩手県 | テレビ岩手(TVI) | ○ | |||
宮城県 | ミヤギテレビ(MMT) | × | |||
秋田県 | 秋田放送(ABS) | ○ | |||
山形県 | 山形放送(YBC) | × | |||
福島県 | 福島中央テレビ(FCT) | ||||
山梨県 | 山梨放送(YBS) | ○ | |||
新潟県 | テレビ新潟(TeNY) | × | |||
長野県 | テレビ信州(TSB) | ||||
静岡県 | 静岡第一テレビ(SDT) | ||||
富山県 | 北日本放送(KNB) | ||||
石川県 | テレビ金沢(KTK) | ||||
福井県 | 福井放送(FBC)[注 9] | ||||
中京広域圏 | 中京テレビ(CTV) | ||||
近畿広域圏 | 読売テレビ(ytv) | ||||
鳥取県・島根県 | 日本海テレビ(NKT) | ||||
広島県 | 広島テレビ(HTV) | ||||
山口県 | 山口放送(KRY) | ||||
徳島県 | 四国放送(JRT) | ||||
香川県・岡山県 | 西日本放送(RNC) | ○ | |||
愛媛県 | 南海放送(RNB) | × | |||
高知県 | 高知放送(RKC) | ||||
福岡県 | 福岡放送(FBS) | ||||
長崎県 | 長崎国際テレビ(NIB) | ||||
熊本県 | くまもと県民テレビ(KKT) | ||||
鹿児島県 | 鹿児島読売テレビ(KYT) |
数ある提供スポンサーの一つ、大鵬薬品工業は2011年3月末まで『NNN日曜夕刊』時代から30年以上にわたりこの枠での提供を行っていた[注 11]。
2005年からプロ野球の読売ジャイアンツ主催試合のナイターシーズンの開始時間が一部の日曜日で17時開始に変更されたため、17:30 - 18:25に放送時間が30分繰り上げられる場合がある(同年に『真相報道バンキシャ!&ナイター』のタイトルで放送されたのがその例で、番組中には随時野球中継が挿入される)。
2002年・2003年の年末最終放送は放送時間を大幅に拡大し、当時月 - 土曜日夕方に放送されていた報道番組『NNNニュースプラス1』と合体した特別番組『超合体!特大生放送!!バンキシャ!プラス1』として放送。日本テレビ本社(当時の麹町社屋)Gスタジオに当番組と『プラス1』のスタジオセットをミックスしたセットを組んで生放送され、司会は福澤・菊川と当時の『プラス1』平日メインキャスター、笛吹雅子(日本テレビ報道局記者)・藤井貴彦(日本テレビアナウンサー)が務めた。また、オープニング曲も『バンキシャ!』『プラス1』双方のそれをミックスさせたものが使われた。
また、これとは別にプロ野球中継や毎年8月下旬の『24時間テレビ 「愛は地球を救う」』放送日[注 12]もしくは年末年始にあたる12月25日から1月4日までの期間と重なる場合は番組自体が休止され、代替として『NNN news』または『NNN NEWS&SPORTS』を放送する[注 13]。その場合、年末年始の番組休止時の代替ニュースが25分以上の枠で放送される場合には当番組のネットスポンサーがそちらへ振替提供されるが、それ以外のケースでは当番組のスポンサーが別番組に振替提供されることは無い[注 14]。
上述以外の特番などによる放送の休止・内容・時間変更は以下の通り。
COVID-19パンデミックに関する報道では、その動向を先取りする放送を重ねた。横浜港に停泊中のダイアモンド・プリンセス号内でクラスターが発生していた2020年2月16日の放送では、SARSアウトブレークでWHOフィリピン封じ込めチームを指揮した感染対策の専門家をゲストに呼び(主に松本哲哉がスタジオやリモートで出演)、COVID-19はいわゆる3密状態でスーパースプレッダーが発生すること。放送時点でCOVID-19の特効薬やワクチンがない以上、その収束には1-2年を要すること。同年7-8月に東京オリンピック・パラリンピック開催を強行すると、「世界中に感染を広げる大舞台になる」と警告した。3月29日の放送からは、webを使って専門家やご意見番の一部がリモート出演する形とし、スタジオ内のメインキャスターらも2m以上離れて立つよう演出した。3密回避やソーシャルディスタンスを意識する重要性が強く視聴者に伝わり、この手法は翌日から国内外のTV番組でも取り入れられた[13]。
2008年11月23日の放送で、建設業者の男が出演し、岐阜県の土木事務所が架空工事による裏金を捻出していたと証言。これについて、岐阜県が調査したところ、証言内容が虚偽だったと判断。2009年2月27日に日テレ関係者が岐阜県に対し謝罪し、2009年3月1日の放送で訂正・謝罪放送を行った[17](この訂正放送自体も内容が不十分だったとして後に放送倫理・番組向上機構(BPO)から勧告を受けている[17])。その後、岐阜県は証言した男を岐阜県警に偽計業務妨害で告訴し、男は2009年3月9日に逮捕された(逮捕された容疑者は「謝礼金が欲しくてやった」と供述している。後に起訴され、懲役5年の求刑に対して懲役3年、執行猶予5年の判決が出ている)。さらに、責任をとる形で3月16日付で久保伸太郎社長が辞任[18]し、3月22日の放送で社長辞任を報告した上で改めて謝罪放送を行った[19]。また、関係者の処分については、報道局長の役職罷免と番組関係者4人対して出勤停止の処分を下した。7月10日にBPOより勧告を受けた[20]。この事件の検証番組は8月24日未明0:50 - 1:30(8月23日深夜)に放送された。これに先立ち、8月23日の本番組でこの事件の検証特集が放送され、当時の社長・チーフプロデューサー・報道局長がVTRで謝罪したほか、番組の終わりに福澤をはじめとするバンキシャ関係者一同が謝罪した。
2010年8月1日、埼玉県秩父市の山中でバンキシャ!の放送の取材のために訪れた日本テレビの記者とカメラマンが遭難し死亡した[21]。2名のスタッフは7月25日に発生した防災ヘリコプターの「あらかわ1」墜落事故の取材に訪れていた。発見されたときスタッフはTシャツにジャージーのズボンの軽装で下半身が水に漬かった状態で発見された。2人が軽装であったため同行のガイドは危険であるとして一度は3人で下山をしたが2人はガイドを残して再度入山を試みて遭難した。ガイドによると、2人はバンキシャ!の名前をあげ「土曜(31日)に行かないと駄目だ」と話し、急いでいる様子だったという[22]。2人が戻らないため午後5時すぎにドライバーが日本テレビに連絡をしたが、日本テレビから救助要請が秩父警察署に出されたのは午後11時15分であった。翌朝午前9時過ぎに2人は心肺停止状態で発見され死亡が確認された。「あらかわ1」墜落現場周辺は厳しい山岳地帯であるとして、地元の埼玉県警は報道各社に対して取材自粛要請を出していた[23]。同行ガイドがバンキシャ!の取材であったと明言したにもかかわらず、バンキシャの放送内ではその事実にふれることはなかった。
2010年12月26日の放送で、2011年3月に東京で開催予定の世界フィギュアスケート選手権に向けて練習するキム・ヨナ選手の練習風景を隠し撮りしたものを放送した。その後、キム・ヨナ選手のマネジメント会社から日本テレビに抗議があった[24]。しかし、日本テレビ側は「パブリックスペースでの撮影なので問題はない。先方にも理解してもらっている」とコメントした[25]。さらに2011年1月6日に日本テレビ側が隠し撮りを認め、キム・ヨナ選手のマネジメント会社に「深く陳謝します」という謝罪文を送ったとマネジメント会社が発表した。日本テレビ側は、再発防止の努力を約束した[26]。
2013年2月17日、2日前に起きた2013年チェリャビンスク州の隕石落下を伝えるニュースの中で、コメンテーターとしてゲスト出演した宋文洲が「尖閣に落ちて島がなくなれば、領土問題がなくなる」といった趣旨の発言をし、約20分後に鈴江が「スタジオで不適切な発言がありました」と謝罪した[27]。
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